最新作、ご購入、試遊に感謝しております。
不具合などありましたら、ブログにてコメントくださると幸いです。

今作で萩千夏が出ていますが、特にシーンはありませんでした。
というのも、次作品で同じ団地でヒロインを萩千夏にして行う予定だったからです。
ただ、今作の真奈一人は思ったほど良い方法ではないなと思いました。
口での行為をして、性行為を拒むのはともかく、その逆が発生することもあり、どこか変だなと思いまして・・・。
それに複数人描こうが一人描こうが、描く枚数は同じなんですよね・・・。
エンディングに行くパターンが増えると回収作業が増えるだけだなあと思い、次は普通にヒロイン増やします。

01_千夏_立ち絵1



萩 千夏







新体操女子2_1




緒方 のぞみ






水着女子




清水 なぎさ







次のゲームに使うであろうキャラクター・・・。
塗りは自分でしてます。AIに頼むとどうもうまくいかないことが多くて・・・。

今のところピクシブの閲覧数の伸びを見る限り、緒方のぞみが一番でした。
次回作ではエッチなことをされてしまうんでしょうね・・・。

それでは以下、修学旅行の続きとなります。
最終編の展開ですが、販売中の内容とはかなり違ってます。
特に健介の設定が変わってます。
彼は最初、真奈に酷い事したり、他の子にエッチなことしてるkzだったのですが、動かせるのが彼だけになったせいで良い奴設定がつけたされました・・・。同じなのは真奈のことを好きということだけでしょう・・・。
長期の展望を持たずに始めた結果です。
序盤と後半で変だなあと思った方、その感想で正しいです。





 修学旅行を終えた翌週の月曜日、体育館で集会が開かれていた。

 自由行動で広めた見聞をまとめ、班長ごとに発表するのだ。

「僕たちの班は船舶居留地へ行き、昔の船や貿易の様子、取引品を見てきました。当時の幕府との交易はオランダとの……」

 金曜、土曜日に図書館に集まり、それらしい文言を拾い集めて繋ぎ合わせる発表はどれも似たようなものであった。

 徹は発表を終えて戻り、ふうと胸をなでおろす。これまでも班長役になり、皆の前で発表することもなれたもの。隣では班員の愛が「えらいえらい」と頭を撫でてくる。

「よせよ」

 その手を強引に振り払い、前を向くと、彼女は不満そうに口をとがらせる。

「照れちゃって」

「誰が」

「徹」

「んなことないっての」

「あるよーだ」

「ない」

「ある」

「そこ、煩い」

「はーい、すみませんでした」

「もう、徹のせいで怒られちゃったじゃない」

「お前のせいだろうが」

「違うよ。徹が悪いもん」

「あのなあ」

「こら!」

 全く学習しない二人は立たされ、皆にくすくす笑われていた……。

 

**

 

 久しぶりのクラブ活動で、徹はバドミントンのラケットをぶんぶん素振りしていた。

 どこか心ここに非ずというか、ぼうっとしており、シャトルが飛んできても反応が遅く、上手く打ち返せないことが多かった。

 その理由は修学旅行での出来事。

 百合子と暗がりの中で何をしていたのか。

 勃起したチンポが温かく、ぐにゅぐにしていたモノに包まれ、とても気持ちよかった。快感に促され、我慢できずに出した。

 それを射精だということはわかっていたが、どこか否定したい気持ちがあり、別の、たとえば小便だとごまかしていた。けれど、保健の授業を終えればそんな逃避も赦されず、百合子とそういう行為をしてしまった事実が残る。

 その百合子はというと、あの後に何度か顔を合わせたところで特に何もなく、普通に接していた。普段から自分を子ども扱いする百合子が、酷く大人のように感じた。

 愛とキスをしたこともそうだ。ふっと唇を寄せられ、挨拶をするかのように自然にされた。

 わからないまま、舌を入れられ、思わず絡めてしまった。あの後、勃起してしまい、しばらく前のめりを余儀なくされた。

 彼女の自分に寄せる好意はこそばゆさがあって顔を背けたくなる。友達の延長線にある、自然な好意は嫌ではないが、まだ自分が子供であるせいか、変に強がって素直に受け止めることができないでいた。

 そして真奈。

 彼女から香った匂いは、百合子の言うように、本当に性行為の後のものなのだろうか。

 百合子と何かをした後、自分は鼻が詰まったような感じになり、匂いもそれほど覚えていない。少し生臭いような、そんな匂いぐらい。

 もし、真奈が誰かと、あの時居たのは健介だから、健介とそういう行為をしていたのなら、自分はどういう顔をして真奈と接すれば良いのだろう。

 それらが頭の中で渦巻いて、徹はぼんやりしていることが多かった。

「いて……」

 また、頭にシャトルがぶつかった。

 最近は智樹も相手をしてくれないので、練習相手に事欠いてしまう。今日も実力七割という感覚でコートに向かった。

 

++

 

 バスケットボールクラブでは、妙な静けさがあった。

 いつもはわいわい騒ぎながらゲームをしているのだが、夏休みごろからだんだんと活気が減り、修学旅行を終えた今はさらに静かなものだった。

 同じチーム同士なのに声を出さず、無理なドリブルをしてボールを取られてしまう。それが原因で負けるというのに、誰も文句を言わず、ただゲームが終わるまで、バスケットボールをする。

「ほらほら、声出していこー」

 愛がのんきにそう言うが、瞳と芽衣は顔も合わせない。少し前までは一緒になって愛をターゲットにしていたはずが、今は愛がその様子を伺うようになっていた。

「変なの」

 そう思いつつ、自分のチームを見ると、真奈と健介が隣同士に立っているのを見る。

 ――徹のことは良いのかな?

 徹を巡るライバルと思い込んでいる愛にしてみれば、健介とくっついたほうがありがたいわけだが、二人のカップリングは思い浮かべなかった。

 ――意外。っていうか、健介って真奈にエッチなことしてたよね。まさか脅してる? でも、それにしては険悪って感じじゃないし……なんでだろ。まさか付き合う? ありえないよ。でも、その方がいいかな。ライバルは少ないほうがいいしね。

 そう結論付けると、次のゲームにあわせ、ウォーミングアップし始めた。

 

**

 

 バドミントンを終えて、いつものように図書館へとやって来た徹。作文用紙を前に、鉛筆を回していた。

 冬休みまでに卒業文集の記事を書かなければならず、少しずつ進めており、他に卒業制作もあり、受験組以外もそれなりに忙しかった。

「……」

 その間ももくもくと勉強を続ける奈々は、本を借りに来る生徒にも気付かない時があり、昭が代わりに受付をしている。

「なんか根つめてるな」

 本を片手に椅子に戻ると、奈々はようやく気付いたようで「うー」と背伸びをしていた、

「あ、ごめんね、昭君。図書委員なのに仕事ほっぽって」

「いいよ。受付なんて簡単だし、相原さんは勉強忙しいんでしょ? もうすぐ受験でしょ」

「うん。そうなんだ……」

 いろいろ勉強がはかどらないのだろう、彼女はがっくりと肩を落とし、参考書を見ていた。

「大変だな。受験組は」

「うう、本当に大変だよ……」

 修学旅行にも参加せずに必死で勉強をする奈々を見ていると、のんきにお菓子を食べていられる自分は幸せだと思えた。一方で、将来のことを今から考えて、その為の努力ができる彼女をすごいとも思える。

「そういえば徹、他の受験する子ってだれだっけ?」

「他? ええと、確か中川だったか?」

「さつきさんか。最近、あんまり見ないけど、どこに居るんだっけ?」

「ああ、最近なんか保健室登校してなかった? 来ないの?」

「私も井沢先生に勉強見てもらってるけど、中川さんを見るよ」

「そうなんだ。でも、中川って修学旅行に居たよな。余裕なの……か?」

 言いかけて言葉を切る徹。さつきが参加する理由と、奈々が参加しない理由は別だろうと思い至ったから。

「ほら、三組にもいなかった?」

 そんな心配をよそに、昭は首を傾げて必死に思い出そうとしていた。おそらくどうでも良いことなのだが、思い出せないとなぜか気になるということなのだろう。

「三組に頭良い奴なんていたっけ? 吉川とか?」

「吉川君もかな、あともう一人女の子だし」

「女か。つか、意外だな。昭が女の話題出すなんて」

「なんだよ、徹、つっかかるなあ」

「はは、悪い悪い。昭も隅におけないかと思ってさ」

「まったくもう……。ああ、そうだ、澄子さんだ。隅で思い出したよ」

「澄子? そんな奴いたっけ?」

「居たでしょ。ほら、ゲンチと遊んでるとぶすーってしながら見てる子だよ」

「そうだっけ?」

「うん。一緒に遊ぶって聞いても別にいいってさ。覚えてない?」

「う~ん、なんだか思い出せるような、思い出せないような……。それって何時のことだ?」

「ええと、一年の頃かな」

「それじゃあ知らないわ。俺、別のクラスだったし」

「ああ、そっか。そうだね」

 ようやく思い出せて納得できた昭は満足したようで、返却された本を手に、棚へ向かった。

「ふうん、じゃあ澄子さん、ゲンチって子のこと好きだったのかな?」

「え!?」

 参考書を見ていたはずの奈々が急にそんなことを言うので、徹はびっくりしていた。彼女も色恋に興味があっておかしくないが、そういう話題を自分に振って来るとは思わなかった。自分がそういう話で口を軽くするタイプだと見られていたとは思わなかったからか、意外だった。

「ああ、そういえばそうかもな……。そういや、ゲンチから変な相談されたっけ……。あいつも幼馴染とか悩んでたなあ」

「へぇ……。じゃあ、徹君と同じかもね」

「俺が? 俺は別に……」

 無いと言い切れずに言葉を飲み込む徹。言いかけて、相談してきたのが誰かをぼんやりと思い出せず、拓馬か栄一か混乱していた。ただ、どちらであろうと、この手の話題をこちゃこちゃ話すことも苦手なので、奈々が食いつかないのをいいことに、そのまま本に目を落とした。

 

「そういえばさ、今日ってなんか静かだね。どうして?」

 しばらくして本を戻してきた昭が不思議そうに言う。

 焼いてきたお菓子の減りも遅く、時折、本を借りに来た子にも試食させていた。

「ああ、そうだな。まあ、そういう日もあるさ」

 徹は適当に頷き、今良いところなのだと、本を手にして昭に背を向けた。

「それもそうだね……」

 昭も適当に頷き、返却業務を代行していた……。