ネタの方向性やターゲットが明確であるためか、ツイッターでの更新が効いているのか、
「ジャイアントまりん」今まで描いた漫画の中ではもっとも好評であります。
ありがたや。
先日第二話のネームもできあがり、明日から執筆していく予定。
第一話の公開が終わるまでに描き進めないと追いつかれちゃう(;^ω^)

そんな中
「怪獣をスーパーリフトから投げ飛ばしてほしい」
「建物を派手に壊してほしい」
「人間を踏みつぶしてほしい」
みたいな意見を寄せてもらっていて、リクエストを受けないという方針を取っている僕だけど、
こういうのはちょっと角度が違うので大丈夫ですよっと。
「リクエストを受けない」のは主にイラストの方で、
これは僕の活動があくまで漫画メインため、
スケジュールを取れない可能性があるから。
実際、10月は漫画作業とその設定づくりやデッドマキシマム最後の電子書籍作業などで
FANBOXなんかに出しているすけべ絵に差分を用意する余裕がなかった。
(他にもこちらの都合を考えず、自分の希望だけを押し付けて粘着する
悪質なイラリク者の出現をあらかじめ封じるためという理由もある)
でも上のような意見は、今描いている漫画が特撮のパロディに近いので
「むしろやらないといけないネタ」でもあるわけだ。
実際、建物を派手にぶちこわすのは僕も特撮番組の醍醐味と思ってるので
最初からぶち壊す気マンマンで描いていくつもりだったのさ!

怪獣をスーパーリフトするのはウルトラシリーズでよくある絵だし、
それを投げた先で建物が壊れるのもひとつのカタルシスだ。
これを「なんというひどいことを…」とならずに笑えるのはギャグの特権だと思う。
人間を踏みつぶす…のはちょっと直接的で残酷なんで表現を考えなければいけないけど
壊した後の街をどうするんだ、という事後処理の問題は第二話でやる予定だし、
実を言うと「そういうところ」にまつわるネタは原案段階では存在した。
確約はできないけど、巨大戦闘の裏のネタとしてはアリ。一考の価値がある。

なので今描いてる漫画の方向性に絡んだリクエストならある程度OK。
ただ、だからといって要望は確約できないことは重々承知してほしい。
物語の展開や人物関係上、無理なことはあるかもしれない。
やれなかったからって変にゴネられてもどうにもならないことはどうにもならないのだ。

えーとほかにすべき話としては、第一話を全部UPしたら
やっぱりpixivの方にも全ページ上げておくことにした。
FANBOXでやっていると紹介しても、見に来てない人もいるかもしれないし。
それと講談社と一迅社が開いているDAYS NEOの方にも上げてみようかなと。
マンガハックの対応に不満があるわけ決してじゃない。
一年ほど通じて電子書籍を売らせていただいたけど、
全体に僕の作品の売り上げはあまり上がってないんだよね。
それはもちろん僕の責任だ。

なぜなら知名度が低いから。

たとえ今の売り上げが10倍になってもそれだけで食べていけるほどの稼ぎにならない。
これは決して欲張ってるわけじゃなく、現実的な問題である。
ではその知名度を上げるにはどうすればいいか。
一番手っ取り早いのは有名な出版社を利用すること。
無論、先日言ったように作品を通してもらえない可能性…というデメリットも大きい。
すぐに商業誌デビューができるというわけでもなかろう。
(マンガハックは好きなように描いて好きなように出せるからね)
ただ今までコンテストに提出して、評価以外の話もろくにできなかった編集の声を
まっとうに聴くだけ聴いてもでもいいんじゃないかと思った。
それでやっぱり合わないようだったり「ジャイアントまりんやめて別の話描け」とか言われたら、
拒絶して今まで通りにやっていけばいいだけのことである。

まあなんでDAYS NEOがいいのかというと「少年ジャンプ+」は
前に僕の漫画出したら「お前の漫画は残酷でエロいからダメ治せ」と言われたし
「あしたのヤングジャンプ」は設立当初の勢いはどこへやら、
今は完全にジャンプ+のツイッターをリツイートするだけの機械と化し、
明らかにやる気が見受けられない。
(さんざん褒めていた作家をスカウトできなかったり、熱心に投稿していた作家も
竹熊健太郎さんのところに行ったりしてる点からもなんだかなあ、という印象)
マンガワンは年に一回しかコンテストしないし、
秋田書店はこういうのやってないしで、必然的にあそこしかありませんわなあ。

とりあえず「ジャイアントまりん」はやめたくないし、やめるつもりもないので読者の方は
安心してくださいとあらかじめ宣言しておきます。

そうそう先週pixivにあげたイラストの話をしてなかった。
レジーナ001

ようつべでたまたまディノクライシスのプレイ動画を発見して
懐かしみながらレジーナの尻を見ていたら、むくむくとハヅキルーペを絡めたネタを思いついて
息抜きじゃないけど描きたくなった。
延々と白黒ばっかり描いていたら色の塗り方を忘れてしまう性分なんで、
少々キツくても定期的にカラーを描いていないとダメなんですわ。
最近は長く愛用していたペン設定が、
アンチエイリアスを完全に外せないようになっていると判明したんで
久々にデフォルトの丸ペンに戻って描いている。
鋭い人はお気づきかもしれないが、デッドマキシマムの頃と線の雰囲気が違うのはそのせい。
線画とベタのレイヤーをコピーして統合し、一番上にもってきてから
ほんの少しガウスぼかしをかけている。
こうしないと線の力が強すぎてカラーから浮いてしまうんだよね。
アンチエイリアスのある線がダメなのは、個人的な描き方の問題。
黒一色の時は問題なかったんだけどね。グレーだとちょっと…。

ハヅキルーペのCMは女の人だとあまりいいイメージを持たないみたいだけど、
僕はあのCMにかけるハヅキルーペ社長の意気込みに漢を感じた。
いいぞもっとやれ。

~今週の映画~
今回は「バーフバリ王の凱旋」の感想

バーフバリは前作「伝説誕生」をWEBレンタルで見ていて、
ネットフリックスでは外伝をドラマシリーズとして配信することが決定された絡みからか、
続編にあたる「王の凱旋」の配信が始まったので、期待をもって視聴に臨んだ。
(でも伝説誕生が配信されてなかったり、吹き替えがないのは何で…)

あらすじ
奴隷戦士カッタッパの口から語られた、マヘンドラ・バーフバリの父の伝説。
アマレンドラ・バーフバリは蛮族から国と民を守る偉業を示し、
国母シヴァガミにより次期国王と定められた。
しかし義兄バラーラデーヴァは策謀によってアマレンドラに母と恋人デーヴァセーナを
秤にかけさせ、王位を捨てさせたのみならず、ついには反逆罪を着せて王宮から追放してしまう。
それでもなお民のために自らの力と知恵をつくすアマレンドラの名声はさめやらず、
自らを省みずに嫉妬し続けるバラーラデーヴァはもはやアマレンドラを殺すほかないと決意した。

バーフバリの大人気はこの「王の凱旋」から火が付いたように記憶しているが、
僕個人としては「伝説誕生」の方が好きだしよくできていたように思う。
その一因は、王の凱旋のオープニング部分で先代バーフバリがいかにして生き
殺されたかが暗示されているため、物語の大筋がだいたいわかってしまったからだ。
伝説誕生のOPをよく覚えてないけど、同じOPだったとしても、
あっちは登場人物も内容もまだ分からない段階なので、
同じように暗示されても想像する楽しみがあった。
王の凱旋は登場人物も出つくして、最終的にはどうなるか(息子バーフバリが仇を取るしかない)
が分かっているぶん、そこに行くまでのくだりがバレちゃうのは
もったいないと思わざるを得ない。
…まあ、こういう表現はお国柄とかもあるんだろうけど。

あと、先代バーフバリが殺されるのは前作を見てわかりきっているのに、
そのくだりをどこまでやるのだろうと長々思っていたら、
本編の三分の二が先代の話だったのは、いくらなんでも長すぎるような…。
そのせいかどうか分からないが息子バーフバリの嫁が完全に空気。

ライバルであるバラーラデーヴァのクライマックスにおける行動も変で、
息子バーフバリを倒せば全部終わりになるんだから、
撃って出てきたらそのまま対決すりゃいいのに、
その母デーヴァセーナにこだわって城に連れ帰るとか、
バーフバリに匹敵する豪勇にしてはちょっと…。
(そのあと戦うんだけどさ)
伝説誕生における序盤の崖登りや、クライマックスの蛮族との戦争がとてもよく出来ていた一方
王の凱旋ではラストの辻褄を合わせるために各人を動かしちゃった感は否めない。

が、それを置いても中盤における
「刎ねるべきは指ではない、首だーーーーーっ!!」
は後世に語り継ぐべき名シーンだし、
攻城戦におけるシールド円陣ジャンプは今川アニメみたいに馬鹿馬鹿しいけど迫力があって面白い。
だからこそ、息子バーフバリとバラーラデーヴァの戦いも死力を尽くした激闘だったけど、
もっともっと神々の戦いみたいな無茶苦茶してよかったのよと思ってしまうのだ。