血煙銭湯

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ジャイアントまりん電書版に関するお話とか

やあ松田です。
先週来訪者向けに相談したことは、結局ひとつも返信がなかったので
予定どおりweb版はほぼそのままkindleインディーズに投稿しますよ?
納得いかなかった部分はちょっと直したバージョンになってるけど。

そうなると今度はkindle.jpがどういう反応をするかが多少不安。
いやあ、前もって「インディーズにはweb公開しているものを投稿し
他のストアではバージョン違いやオマケをつけたものを販売するのはいいの?」
kindlejp「ええで」
というやりとりはあって、その時のメールも保管してあるんだけど、
マンガハックを通じた販売をどうとらえるかねえ…という。
出版委託になるけど一応商業出版みたいなもんやし。

一方で僕が個人で編集して販売するbooth版の準備は整った。
いうほど大したことをしたわけじゃないが、
少し前と違って今はPDFつけるのが当たり前になってるから、その編集で云々。
昔使ってたPDF編集閲覧アプリが使いづらくって、ずっとそういう先入観あるのよね。
で今回、画像をPDF化できるアプリを改めていろいろ試してみたんだけど、
有料版もある企業製は変に重かったり多機能すぎたり(そんなに機能いらんちゅうねん)
無料アプリはスリムすぎて融通がきかなかったり。
結局たどり着いたのがChainLPというアプリ。
自炊スジでは結構有名なアプリだったらしい。
シンプルなインターフェイスもさることながら、各パラメータへマウスカーソルを合わせると
自動的にヘルプが出るなど分かりやすく、仕上がり具合も確認できる。
有料PDF化アプリとシンプルな無料アプリのいいとこどり。
これが無料だってんだから、情弱貧乏な僕にはありがたい限り。

ちなみみbooth版には一応単なる画像ファイルもつけるが、
これはpngデータになっている。
画像データに詳しい人ならご存知だろうが、白黒やグレーの画像は
jpgにすると異様にデータがデカくなってしまうからだ(一枚2メガぐらいになる)。
…逆にカラーで作った表紙画像はpngだとデカくなっちゃう(5メガぐらいある)のだが、
この辺はどっちかを取るしかないので仕方がない。
表紙だけjpgにすると、統一感が無くなるし…。難しいところだねえ。
いや表紙だけjpgはアリなのかなあ。
とりあえずbooth版はこの画像ファイルとPDFファイルの両方をつけて
マンガハックPerryから発売される電子書籍版と同時になる(と思う)
3月27日から販売する予定。
…だよね? 来月ではないと思うんだけど。
kindleインディーズはまだ投稿してないので仕組みがよく分からない。
いちおう同日に投稿する予定だけど、普通のkindleと同じように審査の仕組みがあれば
実際に入手できるようになるには投稿から2~3日かかるだろう。
乳首は修正しないと成人向けに指定されちゃうのかなあ…。
そこのところもよくわからない
(僕の「DEUCE」は一般向けとして販売されていて、
アプリ配信はともかく電書版では乳首修正されてないと思うんだけど、
自分の漫画をわざわざ買って確かめるのもなあ)
今日の業務連絡は以上になります。

えーとあと他の話ですか?
ジャイアントまりんは5話から6話導入部まで公開したわけですが、
さすがに山場のくだりということもあって反応が上々で胸を撫でおろしている。
6話はやるべきこととやりたいことがギュウギュウに詰まっていて、
ほとんど無駄なシーンが無いのが自慢であり、また苦しかったところ。
(いくつか削らざるを得なかったネタもある)
デルガードがメットをかぶるだけで蒸着するネタは、
ケロロ軍曹でやってたという指摘があって、あれ、そうだっけと首をひねってる。
いやコゴローというギャバンパロディは覚えてるんだけど、他のことはぜんぜん覚えてない。
横着して変身してるから「横着」だってのがデルガードの持ちネタとして考えたのよね。
まあしばらくはデルガードを転がすネタが続く。
6話は丸ごと巨大戦闘だとか言ってたのにすまない。
でも面白いからあ、ユルシテ。

それ以外の話題だとやっぱりスーパーロボット大戦Tですかね。
去年のXは結局買わなかったんだけど、今回はGガンとダンバインとボトムズとハーロックが
出るとあらば買わねばなるまい、というか買った。
でも撮影制限がかかっているらしく、いくつか面白いシーンはPS4の機能ではシェアできなかった。
ラバーン(ダンバイン外伝)の終了メッセージとかメタネタで笑えたのに~。
ルートが知りたかったので攻略情報をチラっと見たんだけど、
中盤でダンバイン側とボトムズ側に分かれてるのが苦しい…(予想してはいたが)。
レイアースも出るらしいしとりあえずダンバイン側かなあ。
それとライブラリ「原作アニメシーン」という項目があって、
何ぞやと思っていたら本当に原作から取り込んだバンクシーンを見れる項目なんだね。
この十数作くらい原作バンクの再現がなくて寂しいと思ってたんでこれは嬉しい。
ゲームスタッフ側が作った従来のバンクより、著作権的にいろいろ大変でしょうに。
(バンダイビジュアル作品ならそうでもないか)
そんなわけで4月中はスパロボ三昧です。

~今週の映画~
今回は「ポーラー・狙われた暗殺者」の感想。

あらすじ
暗殺組織ダモクレスで「ブラックカイザー」と恐れられた一流の暗殺者ダンカンは、
二週間後に定年を控えていた。ダモクレスでは「仕事の失敗」を防ぐために50歳で引退する
という習わしになっているのだ。
しかしダモクレスの経営者ブルートは資金難にあえいでおり
(どう見てもこの男の放蕩が原因である)、引退した暗殺者たちに莫大な年金を払うのが惜しい。
そこで暗殺者を雇う契約の際に「50歳を迎える前に死亡すると年金はダモクレスのものとなる」
という契約を交わしており、これまでも子飼いの部下たちを使って引退間際の暗殺者たちを
処分してきたのだ。
しかしダンカンは用心深く、組織にも自分の正確な住所を教えていなかった。
雪深い北部の小さな町でひっそりと過ごすダンカンは、
湖の向こうに居を構える女性カミーユと親しくなっていく。
そんな折、ダンカンの元へベラルーシでの仕事が舞い込む。
それこそはブルートが彼をおびき寄せて処分するために用意した罠であった。

米独合作の暗殺者映画で、主演はメタルギアの小島監督が「ヨーロッパの至宝」とほめちぎる
マッツ・ミケルセンが務めた。原作はダークホースコミックスから出版された
アメリカンコミックス(相変わらずダークホースは渋いマンガ出すなあ)。
配信はネットフリックス限定である。映画ジャンルはwikiではスリラーになってるけど、
いろんな要素が入っていてどう分けたらいいのか困る内容だ。

あらすじや予告を見た限りでは、比較的渋い映画なのかな…
と思いきや冒頭、ブルートの手下たちによる能天気なガバガバ暗殺から始まりあっけにとられる。
あの予告はいったい…。
ぶっちゃけてしまうと、渋いのは渋いのだがそれは主人公ダンカンとヒロイン・カミーユだけで、
そのほかの部分、特にダモクレス側は徹底してアホであり、
ミケルセンを用いた本作の渋い宣伝写真に反して、身構えず気楽に楽しめる映画になっている。

原作は読んだことないんだけど、原作もこんなんなのかねえ。
ダンカンが一生懸命シリアスなことしてる一方で、他の暗殺者がいい加減な仕事してたり、
ダンカンが偽の住居として登録してるところには変な奴しか住んでないとか
明確な笑いをとりにいってるギャップが楽しいと言えば楽しい。
…いうてダンカンのベラルーシでの仕事の仕方もそうとう無茶苦茶な気はするが(^^;)
またミケルセンが腰を使う結構本気の濡れ場シーンもあり、これはドイツ合作の影響かな。
最近はあちこちでスケベ要素どうこう言われること多いけど、
ネトフリけっこうおっぱい丸出し見れるよね。

約二時間の映画で、これが渋いだけなら途中退屈してたかもしれないが、
ダモクレスの刺客たちによるアホっぷりはギャップのみならず、いいスパイスにもなっていて
まったく退屈しないし、展開も比較的早い。
もちろんダンカンがブラックカイザーと呼ばれるにふさわしい痺れるような活躍シーンもあり、
そして最後にきっちり伏線を張っていた意外な真実…と非常に完成度が高くて楽しい映画。
途中拷問による軽いグロもあるけど、その程度ならイケるという人なら見て損はないよ。

ジャイアントまりん第五話の裏話など

ここを訪れる読者諸氏に相談があるのだが、とりあえずちょっと以下の漫画を見てほしい。
念のため、未完成品なのでいくつか数字が間違ってたり図版が抜けているが、説明自体に問題はない。実際に発売されるのは3月末だと思う。
電子書籍宣伝_001

電子書籍宣伝_002

電子書籍宣伝_003

ということで近いうちに電子書籍が出るのだが、
kindle版はwebで無料公開しているのとほぼ同じものを
インディーズを通じて無料配布しようと考えている。
kindleがどれだけ他の電子書籍に比べて印税が安いボッタクリをかましてるかというと
マンガハックと同じ電子書籍代行業をしているナンバーナインが
「kindleの印税は35%そのまま著者に還元します」と言っている点からも想像できよう。
出版社を通じないと出せない電子書籍ストアではブックウォーカー(カドカワ)が
50%と言っているし、先日話題にもした某ストアも50%と言っていた。
DlsiteやDMMもだいたい似たようなものだ。
つまりkindleは専売にしないと元が取れないと言えるが、
専売にして「儲かりますよ」なーんて言ってるのは一部の成功した人たちだけ。
ほとんどはあちこちで売らないとお話にならない。

しかも、これを描いたあとにちょっと調べたら、海外から日本のkindle書籍を買うと
5冊目以降はブロックがかかって普通の手段では買えなくなるという仕打ち付き!
(買う方法はあるらしいが、なかなかめんどくさいし普通の人は知らない)
これは国ごとの税制問題らしいのだが、e-bookjapanとかbookliveでは
キャッシュカードで何の制限もなく買えるというからますます意味が分からない。
ほぼ全世界に売ることができる最大手というkindleブランドは
実は日本じゃほとんど価値がないのと同じことだ。

そこまでこきおろしておいてkindleのインディーズに頼るのかオメーはと呆れるだろうが、
ようするに僕の漫画はそれに頼った方がまだ収益が上がるかもしれない
というくらい売れても読まれてもいないのだ。
だがしかし、である。
上記の漫画を完成前にここで公開したのは、これを決定する前に本ブログを読みに来てくれる
熱心な読者に一度相談してみようと思ったから。
もし読者の中で「kindleをずっと使っていて、シンさんのマンガもここで買った。
ジャイアントまりんもkindleで買おうと思っている。だから有料版もkindleで出してほしい」
という人がいたら、ツイッターのリプでもDMでも、ブログへのコメントでも
pixivのメール機能でもいいからその声を届けてほしい。
その場合はインディーズへの投稿を見合わせ、僕が独力でkindleに出版申請をしよう。
なあにインディーズへ投稿したって賞金がもらえるとは限らないんだ。
お金を払ってくれる読者の利便性の方が大事。
でもその時は逆にwebで無料公開している話のうち、2~4話までを公開停止にする。
どちらかを取ればどちらかが消えざるを得ないことは覚えておいてほしい。
ということでそろそろ今日の本題へ移ろう。

ジャイアントまりん第五話の裏話
本シリーズでは1~4話まで話の基本パターンを踏襲しつつ、
主要なキャラクターを登場させるという手法をとってきた。
このパターンを崩していく最初の話になるのが第五話だった。
また本来、構想段階では7話に重要なイベントを起こす予定だったが、
話の内容からもそれは6話に前倒しした方がよいという判断もあり、
この双方が重なった結果、前後編という少し長めの話になった経緯である。

ジャイアントまりんというあほな話を今後もあほな話として続けていくためには、
まりんとナムの関係をより良いものにしなければならない。
二人をもっと仲良しにするにはどうすればいいか。
デートでもさせる? 
違う
孫子の兵法にいわく
奪わんと欲すればまずは与えるべし、縮めんと欲すればまずは伸ばすべし
つまり仲良しにするためには、まずは仲を断つべし。
そのための喧嘩であり、デルガードというキャラクターだった。
五話がいつになく湿っぽいのはそのせいなので許して。

さて冒頭部分で「これ助手じゃねえよな」と気づくのは、
つねづね描いてた僕自身も「これ助手じゃなくてメイドだよな」と思っていたからだが、
読者諸兄らは、意外とそういう風に感じてなかったような気がする。
日本のメイド文化おそるべし。
前々から思っていたそのツッコミを、3ページ目でようやく果たせてスッキリした。
そんなまりんに助手らしいことをやらせようとして失敗させるのが、
彼女をメイドとしてとどめおきたいナムの意地悪な思惑。
でも凡人の作者としては、この時の実験内容をどうしようか結構悩んでいる。
実際にネームを描く段階で「クリスタライズしてスペクトル焦点を合わせて」
などとすらすら出て来たのは我ながら上出来と言うほかない。
しかもこれが6話の伏線にもなっている(お楽しみに)。
またこのシーンでは当初まりんがスタジオカラーに電話して
「そちらにスペクトルマンのモノマネが得意な庵野という監督がおられると聞いたんですが」
というネタをかますつもりだったのだが、
あまりにもネタが局所的(アベノ橋魔法商店街を見た人しか分からない)だったのでボツに。
この後スペクトルマンとシャンゼリオンからネタを引っ張ってこようとして
やはり権利的にヤバイと考え、特撮業界でも着ぐるみ製作で有名なレインボー造型に至った。
シャンゼリオンの特徴的な着ぐるみ作ったし…というつながりである。
まあそのつながりが分からなくても特撮マニアがニヤリとしてくれる名前だからいいねと。

ナムの好物がたい焼きなのは第一話から描いてた部分。
でもその理由付けはあまり考えていなかった。
第五話がその恰好の舞台になると気づいたのは、ジャイアントまりんを始めて結構経ってから。
この点は少し後の「ナムが帝国科学院に監禁される経緯」も同じ。
ただ過去掘りとか裏付けなんかは、やりすぎるとがんじがらめになって動きづらくなりやすい。
だからこれ以上はあまりやる予定はないが、ナムの気持ちや身上もはっきりした点において
今回はやってよかったように思う。
その分湿っぽい話になっちゃったけどね。
このくだりに関して、というか第五話中盤以降唯一の
コメディリリーフになってくれたのがニャンボ。
こいつが醤油をもってきたり、葉巻をふかしながらナムに迎えに行けと言ったり
してくれなかったらコメディ漫画としてのゆるさを保てなかった気がする。
ニャンボは本当はあるネタ用に考え出して、未だにそのネタを(ヤバイこともあって)
使えてないんだけど、今回うまく働いてくれたので出しておいてよかった。

ダルカット・デルガードは僕が久々に出した美形青年キャラ。
美形青年って描くのが難儀なんで、あんまり好きじゃないんだ(^^;)
シリアスな漫画なら大層な強敵ってポジションではあるのだが…
まあ彼の本領に関しては第六話からが本番なので、第五話の時点ではあまり言うことができない。
彼自身が巨大化せずに、カプセル怪獣を出して戦うのも当初からの予定。
構想段階ではモロにウルトラセブンのカプセルにしようと思ってた。
いやさすがにそれは怒られそうなので、ポケモンのモンスターボールにしようと思ったが、
よく考えたらそっちはもっと危ない(任天堂なので)ので、
モンスターボールを円筒状にしたカプセルへとデザインを変更した。
危ないところだった…(それ以前の問題だろ!)
登場した鎧王怪獣ジュデッカは、これも6話以降が主な活躍の場だが、
これまで登場した怪獣とは全く次元の異なる強敵の設定。
それもあって真剣みを帯びたなかなか良いデザインになったと思う。

ナムがまりんのピンチを察してから、実際に助けに来るまでたったの2ページという速さに
驚いた人もいるかもしれない。でもそこはこういう漫画だから。
シリアスだったらまりんがエッチな洗脳を受けて云々もアリだが、
これはコメディだし、ここまですでに湿っぽい話してるのに、
なお鬱つながりかねない要素は必要ないとの判断。
ちなみに助けにきたナムがかぶっているヘルメットは数あるスタートレック商品の中でも
最大の珍品といわれる公式ヘルメットが元ネタ。
スタートレック本編ではもちろんカークもスポックもこんなヘルメットかぶらないのだが、
当時の適当なアメリカオモチャ商戦ではこの手のめちゃくちゃな商品がたくさんあった。
その一例と言えるだろう。
まあ分かる人だけ分かってください。

このあとナムが真剣に謝って自らの心情を語り、またまりんも謝って仲直り。
短い喧嘩だったけど、もともと馬の合わない二人じゃないし、
ナムもまりんも自分を見つめ直すいい機会だったと思う。
続く6話が全面バトルという都合もあるけれど。
ということで、明日から始まる第六話はいつものパロディ・ギャグ要素も入ってのバトル展開。
待っていたぞという方はどうぞお楽しみに。

~今週の映画~
今回は新感覚ホラーの担い手となった一本「クワイエット・プレイス」の感想。

昨年話題を集めた当作。ドントブリーズに続く「音を出すな」系列の新感覚ホラー映画ということもあり、ホラー好きの私としちゃあ久々にお金払ってレンタルしました(いつもはネトフリとかで配信されるのを待つの)。

あらすじ
2020年、隕石とともに宇宙からやってきた怪物によって人類文明は壊滅。怪物は盲目であったが数が多く、俊敏な肉体と頑強な装甲、鉄をも切り裂く刃物、さらに鋭い聴覚を備えており、とても太刀打ちできる相手ではなかったのだ。運よく生き残ったアボット一家は、郊外の農家に居を構え、音を立てないように用心しながらひっそりと地下で生活し続けていた。
一年がたち、母親イヴリンは新たな命をその身に宿していた。父親リーはもし自分が殺された時のために息子マーカスにサバイバル技術を教えようと川へ連れ出す。一方自らの失態で末の弟ビューが死んだと思い込んでいる難聴の長女リーガンは、家に残って母親を見ていてくれとの父の言いつけを聞かず、弟の墓を見舞いに出てしまう。そんな折、家事を終えたイヴリンは階段の釘が出ているのに気づかずうっかり踏みつけてしまい、悲鳴は抑えたものの持っていた写真立てを落としてしまう。
砕け散るガラス音を聞きつけ、怪物が家を襲撃する。そのうえイヴリンの体はにわかに産気づいて…。

なかなかストレスのたまる映画だ。
あらすじにも書いてあるが、本作のピンチの約8割が長女リーガンによって
作られているのがその原因である。
実際のところ弟ビューが死んだのも、序盤でゲームの最中うっかりランプを倒したり、産気づいた母親がピンチになったりするのも、だいたいこの長女がやらかしてるせい。しかも可愛くない。
なんもかんも美少女である必要はないと言われそうだが、ことホラーに関しては美少女(美女)じゃないと絵にならないのは事実なんだからしょうがない。楳図かずお先生の漫画かて、いつもひどい目にあうのは美少女でしょ?
リーガンが最終的に役に立つのは序盤からだいたい予想できるんだけど、ちょっとヘイトを稼ぎすぎだと思う。父親のリーがめっちゃ頑張ってるだけに、娘テメーこんな状況下でグレてんじゃねーよと。

もう一方の主役であるモンスターもちょっと魅力があるデザインとは言い難いかなあ。全体的につるんとしていて、集音する時に装甲をカパッと開くんだけど、エイリアンやプレデターに並び立つほどの美醜や個性はない。音に鋭敏なわりに普段装甲で閉じてたら聞こえないやろとか、その厚みの装甲じゃ12.7ミリ弾は防げそうにないとか、リアルなツッコミを無視しても。あと続編の噂があるんだけど、ラストで明確な弱点が露呈したので続編がつまらなくなる可能性は高い(ネタの割れた手品ほどつまらないものはないってやつね)。やっぱりエイリアン2とかプレデター2はよくできた続編だよなー。ちなみに本作のラストが恐怖でなく戦闘的に終わるのは、プロデューサーがマイケル・ベイだったからなんだろうか…。

「オメー文句ばっかりだな、つまんねーのかこの映画」と聞かれれば実はそういうわけでもない。音を出してはいけないシチュエーションでのお産とか、音に鋭敏なモンスターに関する考察や備え、次から次へと発生するトラブルなど、ホラー映画としてツボは見事に抑えてあって面白い。何といっても父親の頑張りぶりが涙を誘う。ドントブリーズ、バードボックス、クワイエットプレイスと視覚や聴覚に訴えるこの三つの映画は今のところどれもよくできていて、見て損はないと思うよ。

ブログ更新お休みのお知らせ

毎週一度の更新の日ですが、親類に不幸があったため時間がとれなくなってしまいました。
更新は来週、おそらく当日ジャイアントまりん第五話の最終ページ更新日になるので
その裏話をしたいと思います。
<(_ _)>
Twitter プロフィール
たぶん漫画家だと思います🐯。作品は「DEUCE」「デッドマキシマム」など、電子書籍になってます。放流してるイラストはだいたいbotですよ。ブログは18http://b.dlsite.net/RG31950/f 現在連載中の漫画「ジャイアントまりん」はここ→https://t.co/W9xjhAjMFZ
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