血煙銭湯

毎週(あるいは隔週)日曜に更新します

デッドマキシマム13話の裏話 と映画の感想

pixivFANBOXを始めてそろそろ三週間、何やら公式の方からメールがきて
「ファンは特典ではなく、あなたの創作活動が続くことを求めています」
などとぬかし始めたのには正直なところイラっときた。

『私たちはこれまで1年間、一部のクリエイターさんと1対1で協力してFANBOXを運営してきました。そこでファンが増えるために効果的なことは、「FANBOX上にリッチなコンテンツを投稿すること」ではなく、「今までのように作品を創ってpixivやTwitterのように投稿し続けること」だと実際の数値を見て学びました。』

あのさあ…。人気作家だけ集めて一年間運営していたら、
そりゃ普通のコンテンツ投稿してても支援は来るよ。
でもそんな山の頂だけ見てて「これが正道だ」と抜かすのはどうかしている。
普通の投稿ばかりで支援が来るんだったら、
fantiaの上位ランキングは健全な作品で埋まってると思うんですけど…。
緒方てい先生のような元々エロ作家ではない人ですら、
毎週のように有料すけべ絵を投稿してランキング上位になるほど支援受けてるやん。
こっちだってなあ、いつもどおりの投稿して支援をもらえるなら、
いつもどおりえっちな絵をpixivで無料で公開してるんだよおお!

くそう…あいつらは何もわかっちゃいねえ…くそう (´;ω;`)
それでも支援してくれるという石油王みたいな人、いつでも募集しています(コロッ)

~デッドマキシマム13話の裏話
デッドマキシマム13_002


怒りをある程度吐き出したところで、予定通り今日の本題といこう。
デッドマキシマムの13話目は、ようやくもってグリム方面に貼っていた伏線の
大きな部分を回収した重要回である。
序盤からグリムとジャックの激しい攻防シーンがあるが、
本来の予定ではさらにもう少し盛り込むつもりだったものの、
要点を詰め込む理由から、惜しみながらも切り詰めた。

冷気環境下でもジャックは全く動作能力を損なわないという設定は、
実は後付けだが、特に破綻していないと思う。
古いプロット段階だと、ウィンディゴの影響があらゆる分子振動を鈍らせる結果
周辺に冷気を発するとかそんな設定だった気がする…。
が、無駄に凝った設定になりすぎていると察して単純化した。
そのプロット段階では、四騎士同士でも互いの力が影響することになっており、
グリムは腹を減らし、冷気に鈍り、馬に乗ったジャックの機動力に翻弄される
という絶望的な状況も構想されていたが、これは逆を突けば
ペイルライダーの本領が発揮されるとジャックが「死」のパワーであっさり倒されかねない
ということにもなるため、ご破算となった。

その後露わになるジャックの内面については、これも以前から触れているように
実在の連続殺人鬼の精神分析をもとにしている。
すべての殺人鬼がそうではないが、殺害の際に性的絶頂感を覚えてしまう例があり、
にわかに信じられないかもしれないが、これがいかなる性行為よりも凄まじい快感であるという。
一度これを味わってしまうと、もはや他の性行為では満足できなくなり、
結果、連続殺人鬼となる。
アンドレイ・チカチーロやペーター・キュルテンあたりがこれで
勃起不全者であろうとも、この快感を得た際には、
手も触れてないのに射精してしまうのだそうだ。
ここをご覧になっているリョナラーの方々には「わしもそうなのでは…」
と不安になるかもしれないが、リョナ画像で満足して抜けている分には
安心だし、まだ健全であると思う。

ジャックのカウンター鉄山靠のシーンは、ネーム段階では違う技だったのだが
どうにもしっくりこず、以前作っておいたジャックの動作パターンから
思い出して急遽取り入れた。
カランビットを扱うシラットにこういう技があるかは定かではない。
しかしまあ、自分で漫画のネタにしておいてなんだが、
カランビットナイフというのは本当にやっかいな武器で、
ディザームできない、両刃、逆手持ちなので関節技に使える
などと対応の考察に困る。
例えばカランビットを封じようとして、その手首をうかつにつかんだら、
そのまま逆に関節極められて圧倒されちゃうんだからから怖い怖い。
(ちょっと棒状のものを右手で逆手持ちして、その手首を左手でつかんでみよう
右手に持った武器を、つかんだ手の甲におしつけ、手首を曲げれば関節技の完成。
もう左手は屈服するしかない)

ダウンしたグリムの脳裏を去来する過去のシーン。
グリムのオリジンについては、本作をスタートさせた後も右往左往して
いまひとつ決めかねていた(フランクが関係していることだけは決まっていた)。
人から乖離しすぎると裏設定が崩れるし、といって複雑にすると説明も手間がかかる。
まったくの別人二人の合成体、という案が出たのは光明だったと思う。
合体させられたロゼという女性キャラは、
電子書籍版に収録されたプロトタイプが、あのまま話を進めていれば出ていた人物で、
キルシュと同い年なのに長身巨乳、天然ボケというギャグ系統であった。
ここでこうして、再利用の価値が出るとは…。
もちろん本編ではグリムと同程度の年齢、と設定を改められている。
銃砲店のブレアムじいさんの孫娘として出そう、という案も一時あったんだけどね。

病院に収容されたグリムが見ている「スカルキャプテン」は
完全にアドリブで考えたヒーローで、骸骨風味なのはその後の彼女の好みを逆算している。
骸骨のイヤリングや、愛車へのカラーリング、刀の鍔とかはつまり、この影響なわけ。
しかしスカルキャプテンとはどこかで聞いたフレーズだなと首をひねった。
あれだ、フォッカー少佐。

目覚めたグリムが鎌を出す、というのはもちろんバスカーを設定した時から考えていた伏線。
長いようで短い、短いようで長い道のりだった。
マンガハックで「死霊を見る左目以外にも、まだ何かあるにちがいない」
というようなコメントをしてくれた人がいたが、なかなか鋭い読みであった。
ところで死霊を見る左目は全然使ってないじゃないかって?
…………忘れてないですよ(目をそらしながら)

最後のくだり、ジャックがグリムの出方を予想するシーンは、当初もっと理屈っぽかった。
居合抜き(抜刀術)っていうのは、本来互いが刀を抜いていない
非戦状態から不意打ちする技として開発されたもので、相手が武器を抜いた状況で使う技ではない。
だいたい、左から右へ抜くのが分かっているんだから、
この状況だとテレフォンパンチの親戚みたいなもんになってしまう。
……とかなんとか。
ここのジャックの想定シーンなんかは、バトル漫画で定番のシーンだけど
それだけにわかりやすく、うまくできていると思う。
以前ににあった、攻防が分かりづらいとの指摘を受けた反省が生きている。

果たしてこの戦いの行方は、グリム反撃の一手はあるか。
その結論のヒントは最後のページにわずかながら出ている。
作者としては完全にシルエットで隠したかったけど、隠せなかった部分なのだ。
あそこに何か違和感を覚えた人は、なかなか鋭いと思います。
次回は6月12日になる予定。


~今週の映画~
前回は「ガフールの伝説」を見ました。

ご存知の通り、ここのところ三連続でクソ映画をつかまされている。
(自分でつかみにいったようなもんだろ!)
そろそろアタリを引きたい。そんな疲れからか、松田シンは動物映画を選択してしまう。
動物映画にはハズレはないという伝説は果たして本当なのか…。

フクロウたちが高度な社会を築く世界、
ティト森林王国で暮らすメンフクロウのソレールは、
兄や妹共に正義の代行者「ガフールの伝説」を聞かされ育てられていた。
翼が発達しはじめ、そろそろ飛べる時期になったソレールと兄クラッドは、
冒険心が抑えられず、親が不在の間に巣の外で羽ばたく競争をしようとするが
あやまって木の下へ落ちたところを、謎のフクロウ集団にさらわれてしまう。
彼らはガフールの伝説に出てくる悪のフクロウ「純血団」の一員だった。
純血団はソレールらを洗脳して自らの手先にしようとするが、
反抗するソレールは、同じようにさらわれてきたジルフィーらとともに奴隷送りに。
純血団に組しながら、密かに首領メタルビークへの反抗を企んでいた老戦士の犠牲により
どうにか純血団を脱出するソレールとジルフィーはガフールの伝説を頼りに
幼い翼を羽ばたかせて旅立った。

結論から言うとハズレではなかった。
でも当たりとも言い切れない。つまんなくはないけれど。
いわゆるCG動物映画で、誘拐から旅立ち、仲間を得て伝説に触れ、
ついには勇者になるという王道ファンタジーである。
のだが、物語のキーパーソンになる謎の金属の正体が結局分からなかったり、
純血団との決着もついたとは言い難いエンディングになっており
いささか画竜点睛を欠いたすっきりしない終わり方だった。
というのもそのはず、この話は三部作の原作があり、
つまりこれはその第一弾になる予定だったらしい、と今wiki読んで分かった。
しかし、本作には2も3もない。
一本目があまりヒットしなかったので、続編が作られなかったのだ。
なんだこれは…ちゃんと終わってないなんてこのスッキリしない気分をどうしろというのだ。
(原作読めよ)

しかし本作の吹き替えは素晴らしい、なんといっても群を抜いているのが
敵の首領メタルビークの妻ナイラを演じる榊原良子さんである。ハマーン様だ。
吹き替えには大川透さんや永井一郎さんら優れた声優が他にも参加しているけど
それらがかすんでしまう演技力は、聞いているだけで痺れてしまう。
ほんとね…「ER」とかも見直すと、榊原さん演じるエリザベス・コーディだけ
別次元の演技になってるのよ。こわい。すき。

ところで浪川大輔くんもソーレンの兄クラッド役で出てるんだけど、
お約束どおり闇落ちしていた。

…また君かあ。

漫画の設定ミスにまつわる話と映画の感想(いつも通りだ)

午前中に出かけた疲れからかうつらうつらしていて
目が覚めたらなんだか具合が悪くなっていた。
トイレで下から出したら具合の悪さは改善したが
今度は後頭部で頭痛がする。
ちょっと休んでブログ書こうとPCの前で作業を始めたら治って来たので
ヤバイ病気とかではないようだ。
寝不足なのか寝すぎなのか…。
問題なさそうなので前書きはこの辺で。

先日漫画の設定を見直していたら設定上の問題を発見して
あわあわしながら電子書籍を扱ってもらっているマンガハックさんの事務局に連絡すると
今からでも差し替えが間に合うとのことで、ほっと胸を撫でおろしている。
まあ、すでに発売された作品じゃなく、
現在電子書籍化へ向けて編集作業にある部分だったのが幸いした。

具体的にどの部分かというと「デッドマキシマム」12話の22ページ、
怪人ヴクブ・カキシュが「ケツアルカトルうんたらかんたら」と叫ぶシーン。
ヴクブ・カキシュの活躍した時代では、
まだケツアルカトルククルカンと呼ばれていたはずなのだ。
双方同じ神だけれども、マヤ時代はククルカンで、
時代が下ってアステカへ伝わってケツアルカトルになったわけ。
僕がラテンアメリカの古代文明ネタで一番頼りにしていた資料本に表記揺らぎがあったため
こんなことになってしまった。
こういう事故はこの手の神話ネタを扱っている作品ではまれに起こる話だが、
念のため周辺固めをしておくべきだったか…。
このミスは「漫画図書館Z」版では直す予定。
再度公開するか分からない他のサイト版では直さないかもしれない。
(pixivの場合、プレミアムにならないと差し替えできないしね)

実を言うと「DEUCE」でも似たようなミスをやって、後から真っ青になったことがある。
「おう待てい、いまなんっつった?」とこのブログを読んだマンガハック関係者の方々は
色めき立っているかもしれないが、大丈夫、これは旧バージョン──
つまり僕個人でkindle出版していたバージョンのお話。
マンガハックさんを通じて出ているバージョンでは直しておきました。
どこを間違っていたのかというと、ベレヌス(アポロン)の話が出るくだりで、
ケルト神話のルー(ルーグ)とアポロンを同一視しているような部分があったのだ。

うん? ルーグって光の神だしアポロンと同じく戦いにも学術にも優れてるから
別に間違ってなくない? と思われるかもしれないが、
実はルーグはギリシャ神話でいうとヘルメスにあたり、
アポロンはその前のケルト神の王ヌアダに相当するのだ。
この事実、DEUCEを描いた当時知らなかったわけではなく、
当時すでに持っていた資料にちゃんと書いてあって一度読んだはずなのに
完全に頭から抜け落ちていたのである。
僕はたくさんこの手の資料持ってるけど、その全てをきっちり覚えているわけじゃない。
一度読んだ後ぜんぶ忘れてから描いているのだ。
(蒼天航路の荀彧かよ!)

しかし、知名度の高いギリシャ神話に比べるとケルト神話はマイナーなので、
ギリシャ神話でパシリみたいな扱いのヘルメスが、ケルト神話最大の光明神と言われても
「ナンデ?」と頭をひねる人も多いかと思う。
この辺の経緯、民俗学的にはなかなか面白い。

アポロンがギリシャ12神の中でも飛びぬけて有能な神というのは多くの人がご存じだろう。
安彦良和先生の「アリオン」じゃないが、ギリシャ神話の通例だと
ふるい主神をその息子の一人が倒して新たな王座に就くのだが、
この流れで行けば次の王者はアポロンと見なしていいくらい実力人気ともにある神だ。
(実際のところ、ゼウスはギリシャでは人気があるけど新参の神で、
その地位を上げるために古い神々を倒したり、英雄の父親にされたという裏話があるが)

そんなパーフェクトボーイであるはずのアポロンだが、
意外なことに生まれたばかりのヘルメスにまんまと牛を盗まれるなど出し抜かれている。
ヘルメスは言うなれば「ホームアローン」のマコーレー・カルキン君みたいな
イタズラの天才なのだ。
北欧神話でかしこいはずの魔法使いオーディンを毎度出し抜いて
イタズラするロキと通じる片鱗がある。
けれどイタズラの天才はイタズラの天才でしかない。
彼が守護するのは旅人とか盗賊とか、アポロンの扱う知恵とは方向性が異なっていた。
ギリシャ神話で知恵者だけど終始末席みたいな扱いしかされないのはこのためだ。
ただ、中にはアルゴス殺しという英雄じみたエピソードもある。

この状況がちょっと変わるのがギリシャ神話とエジプト神話が交わった際、
エジプト神話の書記官にして魔術師トート神と同一視されるようになったのだ。
この概念をもとに記されたのがヘルメス文書とかエメラルドタブレットで
これがのちに西側世界全体に影響を与える魔術・錬金術の根拠となる。
書いたのはその名もヘルメス・トリスメギストス。
「三重に偉大なヘルメス」という意味。
もちろんヘルメス神その人ではなく、
当時のエジプト魔術界で流行したペンネームだったらしい。
が、これを真に受けたオカルト主義者たちによってヘルメスは魔術の神のように扱われ
ヘルメスのローマ神話でいう「メルクリウス」も、
最初はヘルメスと同じような役割しかなかったのに
いつの間にやら魔術の神扱いされるようになっていった。
(ペルソナ5でモルガナのトリックスター神がメルクリウスなのはこの辺に起因する。
 盗賊で魔法使いだからだ)

ギリシャ神話に起因する魔術の神といえば、もともとはアポロンとその双子アルテミスだった。
が、このヘルメス=トート概念によって、アポロンの魔法使いとしての地位が奪われ、
ヘルメスが魔法とか知恵の大家にとって代わってしまう。
現在伝わる西洋魔法の源流はディアナ(アルテミス)系とヘルメス系と言えば
より分かりやすいかもしれない。

これはガリア宗教においても同じで、地中海から輸入されて人気を得たアポロンの概念は、
一時ケルトの神々の王ヌアダとして祭り上げられたものの、
より新しく光り輝く概念をひっさげて輸入されたヘルメスが、
ケルトの英雄神ルーグとなって、ついにはその地位まで奪い取ったのだ。
(厳密には奪い取ったのではなく、ヌアダがバロールに殺されたんで後釜に座ったんだけど)
ギリシャ神話からの変遷を考えると、なんとまあ深い話に思えてくるよね。
アポロンやアレース、ヘパイトスに比べると微妙な扱いされていたヘルメスが、
今やそれらを押しのけて大きな威光を放つ存在に成長しちゃったんだから。
生まれた時にアポロンを出し抜いたエピソードが、のちの伏線のようにすら思えてくる。
そんなわけでアポロンの分身としてルーグを錯覚してしまうのも
無理からぬことなのだ!(言い訳終了)

この話、漫画のネタにできるくらい面白いネタだけど、
当面使う予定もないのでここに紹介してみた。
あと、ちゃんと資料を調べずうろ覚えの記憶を元に書いているので
間違っている箇所もあるかもしれない。
ご利用の際は自分で裏付けを取ってほしい。

来週はデッドマキシマム13話の裏話をする予定。

~今週の映画~
前回は「ハンティング・パーク」を見た。

ここのところ、ハズレばかり引いている印象があるので、
そろそろアタリを引きたい。ツイッターでオススメしている人がいたり、
予告編が面白そうだったのでこのハンティングパークをチョイスした。

札付きのワル、サソリのジョーは一儲けを企んで相棒とともに銀行強盗を企む。
金は手に入れたが、追跡してきた警察によって相棒は死亡、
それでもどうにか警察をまいたところで、トランクに押し入れていた人質、
地元女性のビビアンを引っ張り出す。
ビビアンに相棒の死体を車からどけるのを手伝わせたジョーは
そのまま国境を目指すが、山道の途中で突然車両のタイヤがパンク。
様子を見に出たジョーはそれが狙撃によるものと察し、
逆上して犯人を挑発するが、あっさり射殺されてしまう。
(狙撃手相手にリボルバーでイキがるっておかしな奴だなあ)
しばらくして狙撃手が現れ、ビビアンは助かったと思うのもつかの間、
狙撃手は彼女を薬で眠らせると、車ごと山中のいずこかへ連れ去ってしまう。
目覚めたビビアンの目に入ったのは、金網やスピーカー。
スピーカーに近づくと、突然サイレンのような音が鳴り響く。
彼女は自分が狙撃手にとっての獲物にされたたことをまだ知らない。

本作は実際にあった事件をモデルとしたらしいが、登場人物は事件と別の名前にされている。
なので検索をかけてもモデルとなった事件は容易に見つからない。
殺人博物館ならどこかにありそうだが、ここは収録事件が膨大すぎて探すのも大変だ。
それはともかく、事件は車両や景色から察して1970年代におこったっぽい。
BGMに載せたタイトルロゴやキャストの表示など
シャレた雰囲気はあるが、わりかし冒頭でおかしな描写がある。
ヒロインのビビアンを眠らせる時、おなじみタオルにしみこませた薬品をかがせるのだが、
これが犯人も顔をビビアンにくっつけすぎて
「そんなにくっついたら、お前も眠っちゃうだろ!」
とつっこまずにはいられなかった。
野獣先輩のやわらかスマホよりひどいシーンだ(この例えもどうなの)。

その辺のツッコミどころは情け深くもスルーしてやろう。
しかしこの犯人、いわゆるシリアルキラーの一種だとは思うのだが、
レクター博士のように知的でも、ジェイソンのように怪力でも、
マイケル・マイヤーズのように不死身でもなきゃ、
HGルイス映画のように残虐シーンのテンションが高いわけでもない。
ハンティングを始めてまもなく狙撃の衝撃で(当たってない)
気絶したヒロインの様子を見に来て簡単に返り討ちにあい、死にかけたりしている。

話も淡々としていて、あまり上り下りもないまま
ビビアンが脱出して終わりというオチになっていた。
おそらくはかなり事実に忠実な表現をしたのだろうが、
もうちょっと脚色してドラマを組み込んだ方がよかったんじゃないかなあ。
ホラーとしてはなんともパンチ力が弱い。

つまり今回もハズレを引いてしまったのです。
NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!

支援サイトに投稿した絵の裏話など

ゴールデンウィークだからとちょっと夜更かししたら
午前中少し気分が悪くてううむ、もう歳だわ(ヨボヨボ)

さて先週からFantiaでの方針を一新し、FANBOXでも活動を始めたのはご存知のとおり。
その縁もあって、当ブログを新たに訪れる人も増えたと思うんだけど、
基本、このブログは週に一回しか確認や更新していない。
平日は毎日漫画を描いたり考えたりしているもんで、
ここを覗いて文を書いたり、お返事を書いたりしている余裕がないのだ。
で、日曜は心身を休めるためにゆっくりしていて、
だいたい書き始めるのは午後4時ごろ。
書き終わるのは5時半から6時くらいが目安。
ツイッター連携しているので、記事を投稿したら自動ツイートされるから
フォローするのも手です(宣伝)。

今後R-18のエロ絵は上記ファンサイトの有料プランに載せることにしたが、
僕は黙っていても支援が集まるような人気も知名度もないのでご容赦願いたい。
ただし、各イラストの公開期間は設定しない方針なので
(ファンティアだと〇月〇日まで入会しないと見れないという期限が切れる)
見たい人は毎月でなくとも、気が向いた時に課金するというスタイルでもいいのよ。
そういう人はクレカじゃなくてコンビニ払いとかが便利です(宣伝)。

とりあえず始めたからには、一応払ってもらえる最低限ネタは提供しないといけないので
ゴールデンウィークの休みをほとんど潰してすけべ絵の製作に費やした。
今日は各イラストの製作裏話とかをしたいと思う。

バニー猫姉さん
ねこ娘001(バニー)_001

鬼太郎第六期面白いね。特にヒロイン枠として猫娘を従来像から大きく変えた
いわば「ねこ姉さん」がTLを大きくにぎわせているじゃないか。
このツンデレぶりとチョロさはいい!
ということで最初に描くターゲットは新ねこ娘にしようと前から決めていた。
それをさらにバニーにしようというプラス要素を考えたのは、
先日バニー絵をTLに放流(前に描いたドラクエのマルティナね)したところ、
バニー好きの絵師さんと
「ワイあんまりバニー描いてないねん」
「もっとバニーを描かないと」
という話になり、じゃあってんでバニーガールの服を着せたのである。
もう猫だかウサギだかわかんねえなこれ。
今回もエアブラシを使用したが、やはりエロさを出すためにはエアブラシと
再度和解する必要性があることを自分の昔の絵を見て痛感した。

ホント、クリスタのエアブラシはどういじっても、イラスタのそれと微妙に違うのだが、
現行のwindows10環境ではイラスタは正常に動かないので駄々をこねても仕方がない。
昔の絵とにらめっこしながら描いたのが今回一連の作品の特徴である。
全公開バージョンでも一目でエロ絵と分かるよう、股間の食い込みを強調した。
強調しすぎてかなりギリギリのような気がする…と思ったのは投稿直前であった。
(遅いよ)
まあエロ目的の絵なのでよかろう(投稿ボタンポチー)。

マリア姐さん
マリア001_001

同時期発売のゴッドオブウォーの陰に隠れてあまり騒がれてないが、
元々ニッチ向けのRPGだから当たり前か…
とにかくメタルマックスゼノのマリア姐さんを二枚目にするところまではあらかじめ決めていた。
織田non先生をメインイラストに起用したもっとも重要な要素ともいうべき
エロ度の高いマリア姐さんだが、残念なことに今回のメタルマックスは
嫁を選べるシナリオになっていない。
犬もいない。
…ナンデ? ねえ何で?
と、個人的な失意はともかく、性器とおっぱいが見えるような
ダイナミック構図にチャレンジした。
差分にはもちろん性器を描いてあるし、精液とちんこも描いてある。
修正にはモザイクではなく、白線を使うことにした。
ファンサイトによっては修正をかけていない人もいるらしいが(確認してないけど)
僕は一応、普通の商業ラインに漫画を売っている身なので、
そんなうかつができないことはご理解いただきたい。
修正はできる限り小さくしているつもりだが、
もしかしたらモザイクの方がよかっただろうか…。
でもモザイクだとどんな感じに描いてあるのかも分からないしなあ。
エロ漫画の単行本基準(ようするに最低限)の修正を、と考えてのことである。

縛られたアヤメさん
アヤメ01_001

三人目は誰にしようか、と悩んでいる最中に放送されたのが
ガンダムビルドダイバーズで出てきた回で早くも捕まって縛られるという
「くのいち義務」を果たしたのがアヤメさんだった。

ああ、これはもう描くしかねえな(確信)。
マリア姐さんと同様に、ちんこと精子の差分もある。
期待している人にしてみれば、犯されている最中のシーンはないのか?
という意見もあるかもしれないが、おっさんのケツとか脛とかは描きたくないの僕は。
「美しいものを描くことになんの後ろめたさがある。
動物は主に雄が美しいが、人間は雌が美しいので僕は描く」
とは、尊敬する山本貴嗣先生のお言葉だが、僕も美しいから描きたいのであって、
できれば汚いものは描きたくない。
おねショタにこだわっているのは、おそらくそうした心理も一因がある。
あ、血しぶきビシャビシャとかは別の話です。
背景をつけたり、クリップスタジオのアニメーション機能を利用した
差分書き出しを試したこともあり(実用したのは次からだが)、
五枚の中では一番手間取った。

風見みずほ先生
風見みずほ001_0000

投稿したコメント欄にも書いたが、僕は女教師モノが好きである。
もちろん「おねティ」もチェックしていたし、DVDも全部買ってしまった。
が、これまでの投稿に一枚も描いたことがなかったのは、
それだけ神聖視していた証と受け取っていただいて差し支えない。
やっぱりこう…大切にしていた作品だけにうかつに手をだせなかったのだ。
でも、いつまでもそのままじゃいけないよね、
いつかは自分の手で形にしないとね。
なので全裸絵にしました。
絵としては、僕は男女の絡みとかより、単純に女の人の裸を描きたいタイプなんだな~
と今更ながら実感したのがこの一枚。
差分も陰毛の有無くらいなもんで、おとなしいもんだ。
おねティは竿役がいまいちなので(桂くんではなあ…)、
絡みをなかなか思い浮かべられないのもあるが、
やはり汚しがたい心境なのが我ながらうかがえる。

おねショタ図像
おねショタ図像01_0010

五枚目はネタが尽きた…というよりちょっと形にしておきたかったので、
プロットだけはできているエロ同人のキャラを起用。
自分のキャラなので罪悪感とか背徳感とかはあまりない。
ネタは、以前TLに流したエロ同人のプロットをさらに煮詰めて
むしろもともとの原型に戻したお話で「奥様は魔王」というタイトルまでできているのだが、
エロ同人の時流としては「魔王様のペットにされた僕」とかの方が今風なのか。
(そういう身も蓋もないタイトルはちょっとなあ…)
デッドマキシマムの展開が佳境で、ちょっと他の漫画作業をやっている
精神状態じゃない現況では、これを描くどころか、
あまぞねす先生もあれからまったく手をつけていないくらいで、
どうなるか分からない。
他の一般向けの漫画案もある。
ま、デッドマキシマムを描きながら考えましょう。

この絵はもともとショタが背後から抱え上げている構図だったのだが、
ショタの腕が短いせいでどう頑張っても体勢的に無理だったため、
やむなく寝かせてしまったという不甲斐ないエピソードがある。
この体格差問題は僕の中でもなかなかうまく消化できず、
いつもどこか微妙に違和感を覚えているのだが、
これは間違いなく、描き慣れていないせいだろう。
頑張らなければ…。
あ、陰毛はいつも頑張って描いてます

今回は、とりあえず「支援いただける最低限のものを用意する」という意図のもと、
ちょっと無理して五本出してみた。差分を作り慣れていないこともあり、
なかなかきつかったが、エアブラシの感覚も戻りはじめたので、
やってよかったと思う。
支援者の方に「枚数が多い時はzipで出してほしい」という要望には驚かされた。
(その要望が一般向けイラストだったこともある)
こんな無名の俺の、それも一般向けイラストでも、コレクションしたい人がいるのか、
という事実は励みにもなったし、建設的なご意見でもあった。
ファンティアは同一投稿でギャラリーとzipを入れれるのだが、
現行のFANBOXではこれができないので、当面枚数の多いイラストは
ギャラリーとzipを分けて投稿していく予定である。

…次はデッドマキシマム14話がひと段落する一か月くらい後の話になっちゃうけど。

~今週の映画~
前回はネットフリックス映画「餓えた侵略者」を見た。
残念ながら動画サイトに予告動画はないです(なんてこったい)

とあるカーレース場で始まった人間がゾンビ化する病気は、
またたく間に周辺一帯へ広がり、住人を恐怖のどん底へ落としていた。
舞台となる田舎町では、主要道路が封鎖され、
生き残った人々は声をひそめ、音を立てないようにしながら、
飢えた侵略者たちをやり過ごし、明日への道を模索する以外なかった…。

あらすじとしてはこれ以上書きようがない。
冒頭、何人かの登場人物それぞれのエピソードが描かれ、
それがしだいに合流して力を合わせていくという流れになっているためだ。
一応主人公は、ハゲで眼鏡でヒゲのおっさんがそうらしい。
登場するゾンビは「28日後」に出てきたような走るタイプで、
ちょっとやそっとじゃ逃げられないうえに、
器用なことに時々、そっと忍び寄って襲ってきたりする。
(劇中、このパターンでやられる人が多すぎる気がする)
以前、ネトフリ映画には「クローバーフィールドパラドックス」のようなクソ映画から
「アナイアレイション」のような傑作まであると評したが、
これは…
クソ映画でした\(^O^)/

序盤はわりとよかったのよ。
キャラクターが移動すると、その奥に隠れていた意味のあるものが現れたり、
振り返るとゾンビがいる、ドキっとさせる演出など
感心させる部分があったんだけど、
登場人物が減り、話が進んでいくにつれてどんどん内容がなくなっていくという…。
たぶんだけどこれ、いい終わらせ方が思いつかなくって、
でも時間が余ってるから、意味のありそうな前衛的演出で誤魔化しちゃったんじゃないかなあ。

ただ、ゾンビ映画のいい終わらせ方ってもう始祖たるロメロがだいたいやっちゃってるんで、
なかなかいいオチを思いつけないという苦悩もわかる。
ウケがよくて作りやすいからと粗製乱造が繰り返されたゾンビ映画のなかで、
ロメロ以外でいいオチがついてるのは28日後、ゾンビランド、ショーンオブザデッド
ブレインデッド、死霊のえじき…
…けっこうあるな!
あー、でもこの作品の場合、テンション自体を低くしたせいかも。
上記でロメロ以外のゾンビ映画は、みんなテンションは高いからね。

でもひとつだけ、特筆すべきことがあるんだこの映画。
序盤から登場する、ゾンビをわざわざ呼び寄せて退治するおばさんがいるんだけど、
この人が無駄に強いんだよ!
中盤、ゾンビの大集団が現れて、これは誰か犠牲になるだろうと思ったら、
誰一人欠けることなく、しかもそのおばさんが大部分を始末したらしき描写になってる。
ラストもこのおばさん一人で大立ち回り!
無双ゲームじゃないんだから(いいぞもっとやれ)
この映画、下手に暗くするよりこのおばさんを主役にした
ハチャメチャゾンビぶっとばし映画にしたら面白かったのでは…。
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