アイドル編の投稿済みの部分編集しました。

特に重要な変更点としてはヒロインが一人減りました。桃果を削りました。あと、まぁいろいろマイナーチェンジしています。


これは諸事情により絵師さんが変わったため、絵師さんの負担を減らすための措置です。これについての詳細はそのうちまた書かせていただきます。

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[岩亀征夫]


 さらに二週間ほどして、彼女たちのメジャーデビューの日。確かに未だに全国レベルで知名度が高いとはいえず、できたばかりのプロダクションでいきなり全国的な知名度を作り上げることもできなかった。とはいえ、ローカルCMを増やし交流イベントを増やしたおかげで市内では世代を問わず知られている自信があるし、県内でも人気はある方だ。もはやローカルベースの地下アイドルの枠組みを脱しようとしていると私は見ている。


 そして今日彼女たちのCDの全国発売の日。事前の予約状況は悪くなく、県内の今週のCD売上ランクに食い込むことが予想されている。これも彼女たちの笑顔と努力のおかげだ。今日はCDの売上を押し上げるために握手会を企画した。ファンたちと直接交流し、彼女たちの良さを知ってもらいそれをSNSを通じて拡散してもらう戦略だ。


「岩亀プロデューサーさん、よろしくお願いしまっす!」


 元気よくみかんちゃんが挨拶してくる。彼女がお礼を言ってくれたのでますます私は頑張ろうと思える。


「あんたもしっかりマネジメントしなよ、アタシも頑張るからさ」


 そういつものツンデレな感じでいちごちゃんが上から目線でプレッシャーをかけてくる。こういった気軽な関係は本当にいいものだ。彼女たちのために頑張らなければと思える。


 デビュー・ソングの『ドキドキ 恋のABC』を背景に赤と青のチェックの制服っぽい衣装の三人がメイクを受けていく。すでにだいぶなれているのかリラックスしているように見える彼女たちの今後が楽しみだ。すでに待機列が長すぎてさばくためにスタッフを増員しなければいけないと告げられる。その瞬間私は彼女たちの成功を確信した。


 やがて会場の時間が来る。何事もなく和気あいあいとした雰囲気で握手会が進んでいく。


 ハプニングが起きたのはちょうどイベントも半ばに差し掛かったあたりだった。みかんちゃんの握手列に並んでいた痩せ気味の男が握手しようと手を差し出したように見せかけて、次の瞬間、みかんちゃんの胸部に手を当てたのだ「やめてください!」というみかんちゃん。すぐに待機していた警備員が男の手を掴んで引き剥がす。男の側は「オレン色のエッチな下着を着ているみかんちゃ〜ん、これくらいいいよねぇ」などと気持ち悪いことを言っている。多少のハプニングは想定していたものの、肩を震わせているみかんちゃんを見た感じ明らかに想定を超えるショックを受けている。


 私は一度会場を閉じて休憩にする。 


 「大丈夫、みかんちゃん?」


 そう聞いた私にみかんちゃんが肩を微かに震わせながら涙目でこちらを見る。普段活発な彼女からは想像できないよう気落ちした感じだ。もちろん、こういったことは想定されているものだし、彼女たちも頭ではわかっているはずだ。しかし、実際に彼女たちを性的な目であからさまに見てくる男にあったことで衝撃を受けたのだろう。


 「これ、たべて元気をだそうか?」


 そういって終わった後でお祝いに渡そうと思っていたゴディバのチョコレートを差し出す。きちんと包装されてジュエリーのようにラッピングされているやつだ。


「すみません、でも食欲なくて…」

 
 そういって拒絶しようとするみかん。それでも私は勧める。そして、ただ彼女の肩を抱く。ピュアな一人のアイドルの心が、今心無い男の行動によって傷つけられているのだ。掘っておけるわけがない。

 その夜、いつもの時間、いつものスパムメールが届く。添付されている写真にはどことなく見覚えのある衣装の半裸の少女たちの下半身が映し出されていた。太ももにマジックで描かれた言葉はご丁寧にモザイクで読めないように潰されている。けれどもそれが淫らでインモラルな内容だということは容易に想像できる。


 その赤と白の衣装は、CDのジャケット撮影に使ったものだろうか。今日の握手会の彼女たちのうれしそうな顔が思い出される。そして目の前の淫らな写真。


 彼女たちからはあのあときちんと帰宅連絡があったからこんな写真は合成でしかない。それにもかかわらず私は何か胸騒ぎのようなものを感じた。おそらくそれはスパムメールのタイトルの『私をオマンコアイドルにシてください!』の『アイドル』という言葉に反応したのだろうが、どうにも気分が悪くて私はパソコンの横においてあった缶コーヒーを一気飲みした。まるで苦い思いをさらに苦い味で上書きして忘れようとでもするように。


 ちょうどそこにあのクソ兄貴から電話が来る。突然重要な話があるからプロダクションに来るとか計画性のない話だ。私はイライラしながら了承する。確かに営業としてはいろいろな案件をとってくるが『ふるーつじゅーす』のイメージを壊しかねない危うい案件が少なくないし。そもそもアイドルたちのスケジューリングに全く注意を払っていない自己中っぷりだ。


 すでに夜更けすぎで気が進まないが私はその剣に関してせっかくの機会だからクソ兄貴に説教することにした。

[凪沙みかん]
<<?????>>

[塩豚太]


 蝶野からアイドルたちの調教が十分なところまで来たと連絡があった。俺は計画を最後のフェイズに推し進めるために征夫のところを訪れることにする。あのムカつく弟と顔を合わせるのは嫌だが、もうすぐ絶望に歪む姿が見れると思えば多少は我慢できる。


 さっきまで遊んでいた女子に車を運転させる。最近街で見つけた新入社員のオンナだ。都合よく処女だったので適当に催眠にかけて格安で俺の秘書にした。もともとはトップ企業のエリートだが、今では最低時給で俺のチンポのマネジメントと運転手代わりに使ってやっている。ま、飽きたら適当なジョーカーの支援企業ににでもねじ込むさ。


 車が征夫のプロダクションの前のビルに止まる。けれども車が止まる直前、ビルの路地裏に人が立っているのを俺は見逃さなかった。目深に被った帽子で顔を隠し、コートの襟を立てている。夏前だというのにあまりにも不自然で、何より重要なのはコートでかくれているものの、その体のラインは明らかに女性だということだ。車をもう一度発進させて、路地裏に回り込ませる。その人物は逃げようとするが、俺が声をかける。


「誰だ、お前。征夫のプロダクションの関係者か」


「いややや、あのぉ、そのぉ、関係者といいますか」


 目が泳ぎ明らかに戸惑っていることがわかる。埒が明かないと思い、俺は即座に指輪型の洗脳装置を起動させる。


 いつものように目の前でその女の目が光を失い、両腕がだらんと力を失って垂れる。俺は無造作に帽子を剥がす。パラリとショートカットの黒髪が帽子の下からあらわれる。目は光を失っているが、その釣り目がちな形やいかにも鼻っ柱の強そうな表情は俺の好みだ。こういう顔の女を屈服させるのは心が躍る。そして身長は俺より少し高いくらい。服の上から揉みしだいてみた感じでは胸はCカップよりちょい大きいぐらいだろうか。パンツスーツに季節外れのコートを着て変装だとでも思っているのだろうか。


「お前は誰だ。なぜここにいる」


 俺が尋問する。都合の良いことにここは路地裏だ。尋問しながら女のベルトをカチャカチャと外していく。


「・・・私は皐月空 咲希(さつきぞら さき)。…明朝新聞の芸能記者…です・・・」


 パンツスーツの下からベージュ色の味気のない下着が除く。


「へー、なんでここにいたんだ」


「…今日このプロダクションからデビューしたアイドルが…スポンサーと変なことになっているっ…ていうタレコミがあったから…新人の私が張り込んでいました・・・」


 早速情報が外部に漏れているとか油断も好きもあったもんじゃないね。まっ、俺が見つけちゃったからいいんだけどね。遠慮なくパンツスーツのズボンを引き下ろし、あらわになったシンプルなデザインのショーツを下ろす。手入れされていない下の毛が覗くく。


「処女?彼氏いる?ウヒッ」


「…いません。…処女です…」


全くためらわずに応える。なかなか若いのにこんなに即答できる女いないよね。折角のいい女が台無しだよ。じゃぁ、この女記者は征夫と一緒におもちゃにしよう、そうしよう。せっかくだから仕事するついでに女も上げてあげよう。


「じゃぁさ、せっかくだから俺がとくダネ取るのを手伝ってあげるよ、ウヒヒ。そのままついてきてね。スースーしても気にしないで。グヘヘへっ!」


 下着とパンツスーツのズボンを取り上げる。前面丸出しで皐月空がついてくる。流石に怪しすぎるのでトラブルが起きないようにコート出前を隠すように指示する。ビルの入り口で警備員に征夫に連絡するように言う。