人気の無い体育倉庫体育倉庫で先輩と二人きり!
ドキドキのシチュエーションだけど、扉の鍵が閉まって大変なことになったぞぉ!

忍び寄る……尿意!!

目次

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 翌日のマラソンの練習。
 星那はいつにも増して練習に気合が入っているようだった。
 そんな星那の日焼けした横顔を眺めていると、ついつい昨夜のことを思いだしてしまい、桃恵は頬を赤く染めてしまう。

(夢、じゃないんだよね。星那先輩と寝ちゃったんだ……。しかも裸で……きゃっ)

 しかも今朝は星那の寝顔を存分に堪能することができた。
 それだけでも眼福というものだ。

(やだ。濡れてきてる)

 ジュワリ、
 クロッチの裏側に広がる、生温かい感触。
 ネコさんのフロントプリント柄のしましま女児ショーツは、少女の淫靡な汁に濡れていく。
 夕方になるころには、きっとぐしょぐしょになっていることだろう。

        ☆

 桃恵はタイムを測ったり、ハチミツレモンを仕込んだりしているうちに、あっという間に夕方になっていた。
 練習している女子はもちろんだけど、マネージャーとしての仕事もなかなかハードだ。

「ふう、あとは……練習で使った道具、片付けておしまいっと」

 カラーコーンや、ゴールテープ、それに給水するための電子ジャーみたいに大きな水筒、それに長机。
 マラソンの練習をするだけでも、色々と使うのだ。

「えーっと、あとはカラーコーンを片付ければお終い、だね」

 桃恵が一番年下なので、自然と雑務も多くなってくる。
 ただでさえ要領の悪い桃恵は、いつも最後までグラウンドに残ることになってしまう。
 それでもグラウンドに散らばるように置かれているカラーコーンを集めに行こうとすると、

「よう、精が出るな」
「星那先輩? まだ残ってたんですか?」

 振り返ると、そこには夕日を背負った星那が立っていた。てっきりみんな宿舎に帰ってしまったと思っていたのに。
 星那は、いたずらっぽい笑みを浮かべると言うのだった。

「悪い子がイタズラをしないように、見張っててやらないとな」
「い、イタズラって……! あ、あれは、出来心というか、魔が差したというか……っ」
「なんだ、おかずはオレじゃなくてもよかったのか?」
「星那先輩じゃないとダメです! ……ってなに恥ずかしいこと言わせるんですか!」
「やれやれ、こいつはしっかり見張っておいてやらないと、パンツにイタズラされかねないな」
「そ、そんな……もう、しないんですから」
「もうしないのか? オレのパンツ盗んで穿くとか」
「は、穿く…………? グッドアイディアです、先輩」
「お、おう。……とにかくさっさと片付けるぞ。オレはそっちのほうからコーン回収していくから、桃恵はあっちからやってくれ」
「星那先輩が手伝ってくれるんですか!?」
「言っただろ? しっかり見張ってやるって」

 イタズラっぽい笑みを浮かべて、星那はさっさとコーンを回収しに行ってしまった。
 アップ気味に結い上げられた銀髪が、馬の尻尾のように跳ね上がっている。

「先輩、格好いいなぁ……」

 ジュワリ……。
 ついつい夕べのことを思いだしてしまって、桃恵は秘筋を熱く濡らしてしまう。
 もうクロッチの裏側は、おもらししたみたいにヌルヌルに濡れそぼっていた。
 もしも星那のショーツを穿くことができたら?
 そのことを考えただけでドキドキしてきてしまう。

(ダメダメッ。そんなエッチなことしたら先輩に嫌われちゃうよ! 絶対ダメなんだからっ)

 こみ上げてくる邪念を振り払うかのように首を横に振ると、桃恵はカラーコーンを集めに走り出した。

        ☆

「よし、これで全部だな」
「はい。ありがとうございます、先輩」
「なーに、このくらいチョロいぜ。……どっこらしょっと」

 グラウンドの隅っこにある、薄暗い体育倉庫。
 そこに集めてきたカラーコーンを重ねていく。一つ一つは軽くても、全部となると結構な重さになった。
 それを星那は軽々と持ち上げて倉庫の奥へと片付けてくれた。

「よし、あとは飯と風呂だな。早くひとっ風呂浴びてサッパリしたいぜ」
「私もお供させていただきますっ」
「ははっ。お手柔らかに、な」

 お風呂イベントに桃恵のテンションも上がっていたが……、
 だが、そんなときだった。
 一陣の山風が吹き下ろしてくると、

 ガターンッ!
 ……ガチャッ。
 けたたましい音とともに、体育倉庫唯一の鉄扉が閉じたのだ。
 しかも折悪しく、かんぬきが落ちる音も聞こえてしまう。

「えっ、これってもしかして……」

 桃恵が嫌な予感を覚えつつ鉄扉を開けようとするも、押せども引けどもびくともしてくれない。
 外からかんぬきを上げなければ、開けることはできないだろう。

「ど、どうしましょう、先輩……」
「どうするって、誰か気づくか、それとも自分で脱出するか……。一応、天窓はあるのか」

 薄暗い天井を見上げれば、そこには天窓が設けられている。
 ちょっと高い位置にあるけど、なにか踏み台さえあれば手が届きそうだ。
 幸いなことにここにはたくさんの用具が置かれている。

「跳び箱を重ねたら届きそうですね。ちょっと怖いですけど、問題なさそうです」
「いや、それが大問題があってだなぁ……っ」
「えっ?」

 普段は凜としている星那だけど、その顔が苦しそうに歪む。
 そして急にへっぴり腰になると、切なげに内股を擦り合わせだしたではないか。

「先輩、もしかして」
「おう。お、おしっこ、してぇ……」
「ちょっとだけの我慢ですっ、先輩っ」
「だ、だが……、できないと分かると、なぜか急に苦しくなって……ううー!」

 星那のお尻が、クイッとセクシーに引かれる。
 ブルマを穿いているから、お尻の輪郭がクッキリと浮き上がっていた。

「やばい、猛烈にマズい、ぞ……ッ。この状態で天窓を登れる自信が、今のオレにはねえ!」
「ファイトですっ」
「無理だ! うーっ、大声出したら……!」

 ついに星那は、両手を股間で抑え始めてしまう。
 前抑え――。
 それは少女が尿意に屈しようとしている、あまにりも屈辱的なポーズだった。

「ヤバ、ちょっと……出た、かも……ッ」

 女の子の尿道は、太くてみじかい。
 チンチンなんてものはついていないのだ。
 尿道は小指よりも短いし、しかも膀胱から真下に伸びている。
 それはどんなに男勝りな星那も同じことだった。
 身体は女なのだ。

「や、やば……っ、これは本格的にマズい……ッ」

 星那の顔が苦しげに歪む。
 どうやら決壊のときは近いようだ。
 しかしグラウンドの隅っこにある体育倉庫に、トイレなどという文明の利器があるはずもなくて。

(どうしようっ。このままだと先輩がおしっこ漏らしちゃう! 私のお手伝いをしたばかりにおもらしなんて……っ)

 星那の表情から察するに、跳び箱を積んで天窓へとよじ登ることはできそうにない。

 どうあがいても、おもらし――。
 そんな悲劇が、急速に現実味を帯びてくる。

(星那先輩がおもらしなんて……い、いいかも……? って、そうじゃなくて、私が巻き込んじゃったのにっ。あうう、どうすれば、どうすればいいの!?)

 ここから無事に脱出するためには、星那の尿意を解放してあげなければならない。
 だけど星那のおもらしなどという屈辱は味わわせたくはない。
 せめて、ここにトイレが来てくれたら……。

「はっ!?」

 そのとき、桃恵に電流が走る。
 そうだ。
 ここにトイレが来ればいいのだ。
 それはつまり。

「私が、先輩のおトイレになります!」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

星那に向かってひざまずく桃恵。
刻一刻とブルマから滲みだしてくるおしっこ。
ふたりの運命やいかに。

百合香る夏合宿5につづく!

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