廊下にはたくさんの女子たちが漏らしてしまった水たまりが残されている。

なんとかトイレに間に合った美春は――


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 個室のドアを閉めると、フッと一息。
 ここまでくれば、もう安心だ。
 だけどまだ油断するわけにはいかない。

 もわ……っ

 洋式の前に、大きな水たまりができあがっていて、個室内はツーンとしたアンモニア臭に満ちあふれていた。
 その水たまりの大きさは、一人や二人の量ではない。
 きっと、何人もの女子が、トイレを前にして気が抜けて力尽きてしまったのだろう。

 ジョボボ――ッ!

「あっ、まだ、ダメ……っ」

 レモネードの香りに包まれて、美春の尿道も今にもほぐれそうになってしまう。
 クロッチの裏側に、生温かく恥ずかしい感触が染みこんでいった。

「ぱんつ、ちゃんと降ろさないと……っ」

 黒タイツとショーツを降ろそうとするけど……、
 だけど、美春はふと思いだしてしまうのだ。

(きのうのおもらし、気持ちよかった……)

 と。
 公園の茂みでショーツを穿いたままおしっこをして、あんなにもドキドキしてしまったのだ。
 学校でおもらしをしたら、もっとドキドキして気持ちいいんじゃないかな、と。

(みんなおしっこ漏らしちゃってるし……、トイレの前で力尽きちゃったって言うことにすれば……)

 まさか美春が自分の意思でおもらしをしただなんて、誰も考えもしないことだろう。
 それなら――。

「しちゃう……。わたし、学校でわざとおもらししちゃうんだ……こんなことしちゃ、いけないって分かってるのに……」

 美春は、洋式の便座にちょこんと座る。
 ……ショーツと黒タイツを穿いたままで。
 そして少しずつおまたから力を抜いていくも……、

「ううっ、なんか緊張して上手く出てきてくれないよ」

 お腹の変なところに力が入ってしまって、上手くおしっこを漏らすことができなかった。
 それでもゆっくりと深呼吸して力を抜いていき――、

 じゅわり。

「あっ!」

 クロッチの裏側生温かくなり、おまたをくすぐられるような感触。
 美春は、自らの意志でおもらしを始めたのだ。

「あっ」「あっ」「あっ!」
「ああぁぁ……」

 クロッチからお尻のほうへと、取り返しのつかない温もりが広がっていく。
 学校でこんなことしたらいけない……、いや、学校以前に、わざとおもらしをするなんて、絶対におかしいことなのに、美春はその禁忌を犯してしまっている。

「ああっ、あぁ……」

 背徳的な温もりがお尻へと広がっていき、生温かい手にお尻を撫で回される。
 ショーツと黒タイツはおしっこでビタビタになり、吸収しきれないおしっこは、洋式トイレの水面へと落ちていった。

 しょわわわわわわわわ……。

「ああ……、おしっこ、気持ちいーよぉ……。おまたも、お尻も温かくなって……なでなでされてるみたいで……はっ、はふう……、いいのぉ……」

 美春はお行儀よく膝を揃えて座り、人知れずに快楽に身体を震わせる――。

        ☆

「気持ちいーよぉ……むにゃむにゃ……」

 みんなが廊下でおもらしをしているなか、トイレに間に合って尿意を放っている美春だけど……、しかし、現実というのは残酷にできているものらしい。

 実際には、美春はベッドに身体を横たえて、安らかな寝息を立てていたのだ。
 美春は、温かくなってきた春の季節は、寝るときは楽な姿で眠ることにしていた。
 たった一人、自室で寝ている美春は、Tシャツにノーブラ、それに愛用のしましまショーツを穿いているだけという、無防備な姿で寝息を立てていた。
 そんな美春の口元が小さく動く。

「おトイレに間に合ったの……でも……んっんにゅう……」

 安らかな寝息を立てていた美春の眉目が、かすかに歪む。
 その直後のことだった。

 じゅわぁ……。

 縦筋が食い込んでいるクロッチに、暗い染みが広がっていくと、

 しょわわわわわわ……。

 くぐもった水音とともに、レモン水が滲み出してきたではないか。
 この年にもなってのおねしょ――。
 きっと、美春の意識があったら恥ずかしくて顔を真っ赤にさせていたに違いなかった。
 それでも夢の中ではトイレで尿意を放っている美春は、なんの躊躇いもなくおねしょを続けていく。

「はにゃあ……、気持ちいーのぉ……んっ、んぅ……っ」

 しゅいいいいい……。

 ショーツでは収まりきらなくなったおしっこが滲み出してくると、シーツへと暗い染みとなって染みこんでいく。
 ツーンとしたアンモニア臭が、静まりかえった夜の空気に漂っていった。

「おまたも……お尻も、温かいの……んんっ、はふぅ……」

 しょおおおおおぉぉぉぉぉ。

 至福のため息をつきながら、美春は尿意を放っていく。
 夢の中ではトイレに間に合って、自らの意志で尿道の緊張をほどいているのだ。
 おねしょの勢いに、なんの躊躇いもなかった。

「おもらし……きもちいー……んっ、んにゅっ」

 しゅおおおおぉぉぉぉ。

 美春のお尻を中心としておしっこの暗い染みができあがる。
 シーツには立派な世界地図が描かれて、なおも大きく広がっていった。
 なんの躊躇いもないおねしょ――、
 だけど、どんなに盛大なおねしょでも、終わりはある。

☆ここにイラスト☆

「んっ、んっ、ふぅ……ッ!」

 ブルルッ!
  ――プシュッ! ジョボボッ!

 大きな痙攣と、最後の飛沫を上げて、美春のおねしょは唐突に終わった。
 クロッチからやや白みがかった体液が滲み出してきて、ヌルリとしたその体液は、シーツへと溜まっていく。
 クロッチは美春の縦筋に食い込んでいて、ヒクッ、ヒクク……ッ! 美春のクレヴァスが痙攣していた。

「すう~……、すう~……、すう~……」

 まさかおねしょをしているとは知らない美春は安らかな寝息を立て続け……、しかしクロッチが食い込んでいる秘筋には、コリッとしたクリトリスの輪郭が浮き上がっている。

 しましまショーツのクロッチは、ヌルリとした官能的な体液に濡れそぼり……、
 美春は泥沼のように深い眠りへと沈んでいく。 


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間に合ったと見せかけてのおねしょのターンでした。
ブログ引っ越してかなり過疎化が進んでいますね。
拍手ボタンを置きたいけど、なぜか置けないのでなにかリアクションをもらえる仕組みがあればいいんですけど……。


大洪水!7につづく!


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