JCJKのエロ同人

カテゴリ:官能小説 > 小学生の集団ぎょう虫検査

 小学六年生の秋山澪は、ぎょう虫検査が嫌いだった。女子なら誰でも嫌いだが、彼女の場合、一週間前から寝付きが悪くなるくらいに嫌いだった。
 なにしろ、彼女の通っている小学校では、保健室の一角にひとりずつ呼ばれて、先生にお尻の穴を披露しなければならないのだ。スカートとパンツを下ろし、丸椅子に手を突いて、尻を後ろに突き出す格好を取らされ、担任の先生に尻を広げられ、保健室の先生に検査シールを肛門に貼られるのである。
 本来なら、生徒が各自で検査をして、学校ではシールを提出するだけだった。しかし一年前、恥ずかしかったのか面倒だったのか、腕にシールを貼ってそれを提出した女子生徒が居た。彼女は当然 再提出となったが、問題はそれだけでは収まらなかった。
 こうしたことが二度と起こらぬよう、今後のぎょう虫検査は学校で行うべし!
 スパルタ管理教育で鳴らしているこの学校は、そのような結論を下したのだった。

 登校して自分の教室に鞄を置くと、秋山澪は溜息を吐いた。いよいよ今日かぁ。憂鬱な気分は、時が近付くにつれ重くなる。
 母親に「今日は休みたい」と何度 言おうと思ったか分からない。けれど、引っ込み思案の彼女は、そうした思い切った行動に出ることができず、ずるずるとこの時を迎えてしまったのだった。
 それに、と秋山澪は思う。休んでも、ぎょう虫検査そのものがなくなるわけじゃないし。きっと、あとで自分だけやらされるに決まってる。考えようによっては、その方が恥ずかしいかもしれない。

「なーに暗い顔してんのさー?」
 唯一の友達と言ってもいいクラスメイトの田井中律が、明るい調子で声を掛けてきた。
 いつもと変わらない様子の彼女に、秋山澪は目を丸くした。
「律ちゃん、今日のあれ、嫌じゃないの?」
「ああ、ぎょう虫検査のこと?」
 田井中律は、少しだけ考えてから言った。
「そんなの、すぐ終わるって。すぐすぐ」
「えー……」
 秋山澪はとても同意できなかった。周りの女子を見ても、みんな愚痴り合っている。一週間前から不眠症になるほど悩んでいる子はそう居ないにしても、憂鬱であることに変わりはないのだ。
 田井中律の能天気さを秋山澪は羨ましく思った。
「律ちゃんはいいなぁ」
「なーにそれ」
 田井中律は楽しそうに笑った。
 彼女と話をしていると、秋山澪も、嫌なことを一時的に忘れることができた。

 朝のホームルームが終わると、クラスの女子15人は、体操服に着替えて保健室に入った。養護教諭の指示に従い、床に体操座りをして、自分の番を待つ。
 出席番号順なので、秋山澪が最初に呼ばれることになった。
「は、はい」
 震える声で返事をして、保健室の隅に行く。
 そこは、カーテンで仕切られているため、他の女子から見られる心配はなかった。しかし、担任の先生と保健室の先生が、当然のような顔をして待っていた。
 保健室の先生は、まだいい。中年の女性で、物腰の柔らかい人だから、秋山澪としても、彼女に文句はない。
 問題は、担任の男性教師の方だった。30歳になったばかりの彼は、生徒に対して常に命令口調で、高圧的な態度が目立った。しかも、何か気に入らないことがあれば、相手が子供であろうとも、感情に任せて怒鳴り散らす。普段から声が大きいものだから、その怒鳴り声は、本能的な恐怖心を呼び起こすのに充分な迫力があった。秋山澪がもっとも苦手とするタイプの教師である。
 男性教師は言った。
「はやくしなさい」
 怒鳴っているわけではないが、有無を言わせぬ口調だった。
 もし恥ずかしがって彼に余計な手間を掛けさせたらどうなるか、想像するだけで秋山澪は恐ろしくなった。
 仕方ない。やるしかない。泣きたい気持ちを必死に抑えながら、ブルマをパンツの端を掴む。
 どのような手順でぎょう虫検査をするのかは、先程 女子全員に説明があったので、理解できている。けれど、手がなかなか思うように動かなかった。
 女性の養護教諭が、気遣うように言う。
「大丈夫ですよ。先生たちは検査をするだけです。何も恥ずかしいことはありません。さあ、早く済ませてしまいましょう」
「あ、はい……」
 空返事だった。秋山澪は小さく震えていることしかできなかった。
 養護教諭は丸椅子に腰掛けている。自分がブルマとパンツを下ろせば、目の前にお尻を晒すことになる。相手は同姓とはいえ、恥ずかしいことには変わりない。
 なにより、男性教師がすぐ横に立っているのだ。正面からではないにしろ、お尻を見られることになるし、股間だって見えてしまうだろう。
 しかも、それで終わりというわけじゃない。次の段階がある。そのことを考えたら、気が変になってしまうそうだ。

「いい加減にしろ!」
 ついに男性教諭が大声を上げた。
「いつまで待たせる気だ! お前のせいで時間がなくなる! 迷惑を掛けるな!」
「う、ううう」
 秋山澪は涙を堪えきれなくなった。泣き声はカーテン越しにクラスメイトにも聞こえてしまっているだろう。それが恥ずかしくて、情けなくて、余計に泣けてくる。
「はやくやれ!」
 男性教諭にもう一度 叱責され、秋山澪は泣きながらブルマとパンツを下ろした。足首から抜いて、床に置く。
 股間を手で隠してモジモジしていると、再び男性教師が声を荒げる。
「さっさと準備せんか! いちいち言わせんな!」
「あ、あう」
 秋山澪は、観念して足を大きく開いた。事前の指示では、肩幅の二倍開く、と言われていたが、果たしてこれくらいでいいのだろうか。確信は持てなかったが、早く終わって欲しい一心で、とりあえずこのまま進めることにして、上半身を倒し、左右の足首を掴む。
 馬跳びの土台のような格好になったわけだが、尻は丸出しで、真後ろには養護教諭が居るこの状況下、恥ずかしさのせいで膝が曲がってしまう。
「そうじゃないだろ! もっと尻を上げろ!」
「ううっ……うっ……」
 嗚咽が止まらず、しゃっくりのように大きく息を吸い込むたびに、肩が上下に動き、身体全体が揺れる。もちろん、突き上げている尻も揺れている。
 秋山澪はそのことを自覚しており、余計に羞恥心を刺激されていた。
 それでも、この恥辱を終わらせるべく、気力を振り絞って膝を伸ばして尻を上げたのだが、待っていたのは更なる羞恥だった。

 秋山澪は息を呑んだ。
 恥ずかしさを堪えてブルマとパンツを脱ぎ捨て、足首を握って尻を突き上げたところ、男性教師に尻たぶを掴まれたのである。
 最初からこうなることは分かっていたが、実際にやれると、戸惑わざるを得ない。
 女子小学生からすれば、男性教師の手は、恐ろしいまでに大きく感じた。がっしりと掴まれているようで、尻たぶ全体から、無骨な掌の感触がした。

 男性教師は、何の前置きもなく秋山澪の尻を割り開いた。
 秋山澪は全身を硬直させた。ショックのあまり、啜り泣きも止まる。
 尻の谷間に空気が流れてくるのが分かった。そのせいで、尻を開かれているのだという実感が込み上げてくる。
 背後の養護教諭は丸椅子に座っているから、剥き出しの肛門は顔の間近にあるはず……。そう思うと、嫌でも身体に力が入ってしまう。
 肛門がキュッと締まるのを秋山澪は自覚した。それは長く続かず、すぐに緩んだ。しかしまた勝手に窄まる。それもまた継続せず、弛緩する。
 まるで、肛門の収縮運動を自ら養護教諭に披露しているかのようだった。
 止めようとしてしても上手くいかなかった。むしろ、意識したせいか、窄まり方が、より大袈裟になってしまった。
 担任の男性教師も横から覗き込んでいるのだと思うと、大声で泣き叫びたくなった。

「息を吸ってー」
 秋山澪の心情をどこまで見抜いているのか、養護教諭は、素知らぬ顔でぎょう虫検査を進めようとしていた。
 それを有り難く感じた秋山澪は、素直に息を吸った。それと共に、尻の穴が口を閉じていく。
「吐いてー」
 これもまた言う通りにすると、今度は逆に肛門が広がった。
 そのタイミングで、ぎょう虫検査シールが貼られる。非常に力の入った貼り方で、養護教諭の人差し指が尻穴にわずかながら沈むほどだった。
 反射的に、肛門がこれまでになく勢い良く引き締まる。
 ごく浅いところまでしか侵入されていなかったおかげで、人差し指を明確に食い締めるという結果にはならなかったが、尻穴の収縮運動を養護教諭は指先で感じ取ったことだろう。
 今回もまたすぐに弛緩が始まった。すると養護教諭は一気にシールを剥がした。
 刺すような痛みが一瞬だけして、再び肛門が締まりを強めた。

「はい、終わりましたよ」
 養護教諭の言葉に、秋山澪はゆっくりと身体を起こした。
 短い言えば、短い出来事ではあった。普段 味わうことのない感触に目を白黒させていたら、いつの間にか検査は終わっていた。
 けれど、床に置いてあるブルマとパンツを取り、足を通しているうちに、恥辱が胸を突き上げてきて、また泣けてきた。
 なんとか、声を漏らすのだけは我慢する。泣き声をクラスメイトに聞かれたくないというのもあったが、それよりも、隣で不機嫌そうにしている担任が恐ろしいという理由の方が大きかった。

 秋山澪は、懸命に奥歯を噛み締め、口元を手で押さえながら、カーテンをくぐって女子の列に戻った。
 肛門には違和感が残っていた。立っている間は気付かなかったが、床に体操座りをすると、それがよく分かった。ヒリヒリとした痛みも、少しだがある。検査シール越しとはいえ、肛門に触れられたという事実を突き付けられているかのようだった。相手が同じ女性だったからといって、救われるようなことではない。
 秋山澪は、膝に額を押し当てて顔を隠し、静かに啜り泣いた。

 半分くらいの女子が検査を終える頃になると、秋山澪はだいぶ落ち着きを取り戻していた。もう泣いてはいない。尻穴の違和感も、気付いたら消えていた。

 他の女子たちは、多かれ少なかれ嫌そうな態度を取っており、終わった後は一様に顔を真っ赤にしていたが、しかしカーテンの向こうでは、おおよそ、素直にお尻を差し出しているようだった。
 見たわけではないが、カーテン越しに聞こえてくる遣り取りから、秋山澪はそう判断した。
 ただ、男性教師が声を荒げたことも、これまでに何回かあった。
 言葉の内容はほぼ同じである。「はやくしろ!」や「尻を上げろ!」などで、つまりは、恥ずかしくてなかなか従えない子は自分の他にも居るということであり、その点で秋山澪は少し気が楽になった。嫌で嫌でどうしようもないのは、自分だけじゃないんだな、と思った。
 カーテンの仕切りから泣きながら出てくる子を見た時は、同情で胸がいっぱいになったりもした。他人のことを気に掛けられる程度には心に余裕ができたのである。

 尻を出せずにグズグズしている子は、秋山澪と同じように、大人しい子が多かった。
 しかし例外もあった。女子の中で一番 先生を手間取らせたのは、意外にも田井中律だった。
 ブルマとパンツを脱ぐのに時間が掛かり、足首を掴むのにも時間が掛かり、さらには尻を上げるのにも時間が掛かった。最後などは、男性教師に怒鳴られながら、尻に平手打ちを食らう有様である。
 カーテン越しに漏れ聞こえてくる嗚咽に、女子たちはざわめいた。
 中でも最も驚いていたのは、秋山澪だった。しかし、納得の余地はあった。律ちゃんは明るくて、何にでも積極的で、男子にも物怖じしなくて、クラスのまとめ役だけど、確かに繊細なところもあった気がする。そう思ったのである。
 律ちゃんも、本当は恥ずかしかったんだね……。
 秋山澪は、田井中律に対してこれまで以上に親近感を抱いた。

 集団ぎょう虫検査は、この一回限りで廃止となった。保護者会から抗議を受けたためである。
 昭和の時代ならともかく、人権意識の高まった平成の世において、尻を突き出させた上に肛門を検査するという蛮行がいつまでも罷り通るはずはなかった。
 しかし、一度でも行われてしまった以上、記憶には残り続ける。
 中学生になった秋山澪は、ある日、他区出身の男子から、集団ぎょう虫検査のことを尋ねられた。
 その時 彼女は、顔を真っ赤にして俯いたのだが、同時に、興味津々でそんなことを質問してくるその男子に失望していた。
 それまでは、彼に対して密かに恋心を抱いていたのだが、その想いは、一瞬にして苦い思い出に変わってしまったのだった。

このページのトップヘ