MountBattenのBlog

18禁二次元趣味の管理人が自身の手描きアニメ作品のメンテをしつつ、その反響によってムフフするブログです。

アヴィ・裏話:第2回「どうしてこういうジャンルを作ろうと思ったか」

ご要望のあったアヴィの裏話、第2回目です。

7月向けの台本がほぼ完成したので、息抜きに執筆させて頂きます。

...まず、アヴィを作ろうと思った最大の動機は、
作者自身が「対等で優しい射精管理ゲームが欲しかったから」になります。

続いて、この動機を説明するに当たり
アダルトボイス作品制作工房「qpStudio」様のゲームを紹介させて頂きます。
http://www.dlsite.com/maniax/circle/profile/=/maker_id/RG16419.html

こちらのサークル様は作者の知る限り、イキそうなことを伝えるときちんと寸止めしてくれる最古の作品を世に送り出してくれたサークル様であり
「興奮を射精ギリギリまで何度も高めつつ、簡単にはイかないようにする」ことを楽しみたい全てのドМな人にとって、至高の作品を発表し続けている老舗のサークル様です。

...言うまでもなく、作者自身、長年お世話になっているサークル様なのですが
ドМではなくSM両方いける口だった作者はいくつかの悩みを抱えることになりました。
この悩みが件の動機を生み出した直接のきっかけになります。

①休憩させてくれるのは良いが、そのタイミングによってリアクションに変化を付けて欲しい。
 男性にとって射精を我慢することは自然の摂理に逆らう大変な行為です。
 それを長く続けるためには、「もっと頑張ろう」と思わせてくれる仕掛けが数多く必要になります。
 従って、タイミングが早ければ「え~っ、もう?」とか、遅ければ「無駄な抵抗しちゃって」とか
 イキそうになるタイミングに合わせて台詞に変化を付けてもらえると大変捗ります。

 ただ、この欲求については、qpStudio様の作品がもともと差分が多いことで有名なサークル様:
 (弄られるポイントや射精管理日数を自ら選べる)ということもあり、
 差分過多に拍車をかける機能の追加は難しいだろうなというのが正直な感想でした。

 ※恐らく、この欲求は、作者が罵倒や嘲笑などのドМ要素にそれほど魅力を感じていないために、
  ゲーム要素の方に張り合いを求めた結果なのかなと今更ながら思います。
  次の②についても、作者の中途半端な性癖が新たな悩みを生み出します。


②非対称な関係ではなく対等な苦楽を共にする関係の方が良い?
 射精管理はヒロインに責めてもらう都合上、男性が強制されるか、自ら隷属するかのどちらかに落ち 着きがちで、どうしても対等な関係にはなりません。
 良くてペット扱いされるか、悪いと畜生以下の扱いを受けます。

 すると、(少なくとも作者は)その理不尽な責めを耐え抜いて、
 長い快感と一時的な達成感が得られる一方、イチャラブ系の作品と違って
 思い出し笑いが出来るような内容でもないので、満足感(充実感?)は少なめという結果になります。

 これについては「ドМ向けだから仕方がない」と長いこと諦めていたのですが
 実はそれだけではないことが、次の③で明らかになります。


③ピロートークが欲しい
 ②の満足感について、自分が他ジャンルでもナーバスな気分に陥っている事に気が付いた辺りから
 実はSM関係なく、多くのジャンルに共通する悩みなのではと捉え直すようになりました。

 そもそも、空腹を満たすと満腹感が訪れる「食欲」と違い、男性の「性欲」は射精をピークに快感
 が消失して、疲労感と喪失感だけが余韻として残るという性質があります。

 ...ここに満足感が低下する要因が隠れているのではないか?
 この時に、アフターケアを実施すれば事後の満足感をより一層高められるのでは?
 そう直感するに至り、遂に作者はこの問題に本格的に取り組むようになります。

 そして、ドМ向けに疲れた作者の嗜好は、実感の伴わない上から目線の貶し言葉ではなく
 快感を共有した上での和気藹々としたプラス思考のピロートークを求めていました。

 その結果、射精管理系のゲームにもかかわらず
 対等で優しい、一緒に快感を共有してくれるヒロイン(ゲーム)が生まれたわけです。
 

こうして振り返ってみると、アヴィはある意味で(作者が)「射精管理」というジャンルを
「思い出し笑いや幸せな溜め息を出せる」ジャンルにしたいがために
生み出したゲームと言えそうです。

※プロトタイプをテストした時に、事後の気分が驚くほどプラスに傾いている事に気付き、
 「これはっ?!」と驚いたことが今でも記憶に新しいです。


...というわけで、長々と解説してきましたが
「こういうジャンルを作ろうと思った理由」については以上になります。


なお、次回のお題は『ゲーム製作の過程と苦労話』で
投稿時期は6月以降を予定しています。


気がついたら1500文字を超えてしまいました。
「長い」「この話題ならこういう切り口でまとめて」等、コメントもお待ちしています。

アヴィ・アップデートver.1.4.0と作品レビューについて

お世話になっております。

MountBattenです。

ミニアップデートの内容と作品レビューについてです。

■ミニアップデート(ver.1.4.0)
本日14時半より最新版のダウンロードが可能になりました。
ver.1.3.0からの変更点は次の通りです。
-------------------------------------------------------------
・20秒休憩の差文追加(3種類×3段階)
・2日目専用の休憩台詞を追加(9個)
・ゲーム起動方法の見直し
・ゲーム画面の起動位置を中央に変更

※要約:起動方法が変わっただけでストーリーにはあまり変化なし
-------------------------------------------------------------

例のごとく過去verとセーブデータの互換性がありませんが
これ以降はデータが引き継げるようになる見通しですので
お手数をおかけしますが再ダウンロードをお願い致します。


■作品レビュー
遅くなりましたが、名無しのゲーマー様、キューカン様、レビュー投稿ありがとうございます。
お二人ともアヴィを気に入って頂けたようで何よりです。

>こまめにバージョンアップ
ミニアップデートについては、あと1~2回で一旦終了とさせていただき
以降は「3日目以降」の製作に注力させて頂きます。

>Hシーンの体位はひとつだけ
作者としても改善の余地ありと認識しております。
7月上旬に発売予定の「3日目以降」に間に合うかはわかりませんが
今後、色々と盛り込んでいきたいと考えておりますので
しばらくお時間を頂ければ幸いです。

以上になります。

引き続き、製作作業を進めてまいりますので
今後ともアヴィをよろしくお願い致します。

アヴィ・裏話:第1回「世界観と作者が好むジャンル」

お題の詳細:
『魔法使いや精霊の設定、言葉遣い、物語の背景に参考にしたような世界観など、作者の好みのジャンルについて』

ご要望のあったアヴィの裏話、第1回目です。

まず、アヴィの世界観は製作開始時にカチッとつくられたものではなく
ゲームが形になるにつれてちょっとずつ要素を継ぎ足していった結果、完成した世界観になります。

順番としては、リアルタイム射精我慢のアイディアがまずあり、それを気持ち良く楽しむために逐次設定を追加していった形です。

例えば、アヴィが魔法使いなのは
過去作の「動くグ〇ム童話」に魔女が登場しなかったので、それを使いたかったのと
ただの女の子ではなく、魔女であればエッチ中に射精を我慢させる口実をうまく作れるのではないかと考えたためです。

ただ、よくある射精すると寿命が縮む系や主従・隷属関係にはしたくなかったので
何か良いアイディアはないかと考えながら、とりあえず本番部分の作画とシステム作りだけ進めていました。

突破口なったのは制限時間の表示に砂時計を取り入れた時で
「これ、砂じゃなくて魔力の素が溜まることにすれば、対等な協力者としてイチャラブできるのでは?」
と思いつき、精霊の設定やアヴィの身の上が確定しました。

精霊の設定は、漫画「ベルセルク」に登場する魔法使いのシールケが元ネタです。
彼女は若くして巨大な魔術を行使できるのですが、土地の精霊の力を借りるために長い詠唱時間を必要とします。
なので「事前に魔力を溜める方法があれば便利なのに」と常々思っており
それが「精霊集めの儀式」や「精霊の雫」のアイディアとして本作に活かされています。

また、アヴィの身の上はアニメ「魔女の宅急便」の主人公・キキが元ネタです。
彼女は魔女のしきたりに従い、13歳にして独り立ちの旅に出ます。
初めは自信満々の彼女も世間の荒波に揉まれて消沈し、ギリギリのところをパン屋の女将さんに拾われます。
もし、そんな健気(?)な少女が自分の前に現れて、一夜限りの関係を求めてきたら...(自主規制)

最後に、忘れてはならないのが世界観の肉づけの部分(言葉づかいや背景)です。
これには作者の洋画趣味が大いに役立っていると思います。
外国人がサムライやニンジャの登場する映画を楽しむように、作者も西洋の歴史を題材にした映画をよく観賞しています。
ブレイブハート、ジャンヌ・ダルク、ロビンフッド、キングダム・オブ・ヘブン、マクベス、ドラゴンハート(?)等。
気に入った作品であれば、その背景を知りたくなるのが自然な流れで
いずれの映画も題材となっている歴史や時代背景について調べ、関連書籍で本棚の一角が埋まっています。

東京大学出版会「西洋中世史料集(ヨーロッパ中世史研究会)」「中世ヨーロッパを生きる」
白水社「中世ヨーロッパシリーズ」「中世のパン」「お風呂の歴史」「中世の迷信」
八坂書房「中世ヨーロッパ万華鏡シリーズ」
社会思想社「ファブリオの笑いシリーズ」
岩波書店「ヨーロッパの中世シリーズ」「輪切り図鑑-ヨーロッパの城」「キャッスル」「中世の城日誌-少年トビアス、小姓になる」
原書房「ヨーロッパ中世文化史百科」「絵解き中世のヨーロッパ」「図説夜の中世史」
渓水社「中世ヨーロッパにおける男と女」
藤原書店「中世の身体」「快楽の中世史」「中世のエロティシズム」「笑いの中世史」「中世の祝祭 伝説・神話・起源」
筑摩書房「パンとぶどう酒の中世 十五世紀パリの生活」「森と文明の物語-環境考古学は語る」
東京書籍「ケルトの木の知恵-神秘、魔法、癒し」「フランス中世の社会」
日本エディタースクール出版部「甦る中世ヨーロッパ」
新潮社「十字軍物語シリーズ」
出版ニュース社「中世ヨーロッパの書物 修道院出版の九〇〇年」
山川出版「中世ヨーロッパの都市生活」
悠書館「排出する都市パリ」
講談社「色で読む中世ヨーロッパ」
国書刊行会「西洋貨幣史・中」
平凡社「羊蹄記」
etc...


なのでアヴィの世界観に奥行きが出ているとすれば、この辺りの蓄積にポイントがあるのだろうと思います。

というわけで、アヴィの世界観や作者の好みのジャンルについては以上になります。

実際にやってみてわかったのですが
お話を作るのと違い、自分の嗜好や記憶を文章にするのは中々ハードなので
あまり反響がないようなら次回以降の裏話は取りやめて
アプデ作業に注力させて頂きたいと思います。

なお、次回のお題は『どうしてこういうジャンルを作ろうと思ったか』で
投稿時期は5月中旬くらいを予定しています。

コメントお待ちしています。
作品一覧
サークルプロフィール
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
  • RSS
  • Dlsite blog