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管理人のOIGUMO(老雲)です。

さて、今回からの「茶飲み話」ですが、
「淫魔戦記マリカ」のストーリーをネタに進めてみたいと思います。

この作品については、これまでも茶飲み話「謎解きあれこれ」で各ミッションを
振り返ってみたり、「ストーリーあれこれ」の最初の方で、物語を組み立てていく
過程をご紹介しましたが、ここでは少し視点を変えて、登場キャラクターに
焦点を当て、「キャラクター余録」と題して進めてまいります。

この作品は、制作期間が長かった(約2年半)ことや、長編だったこともあり、
各キャラクターの個性やエピソードを、時間をかけて温めることができました。
そのせいか、管理人の頭の中では、登場キャラクターが今でも元気よく
暴れて漫才を繰り広げております(笑)。すごく愛着を感じています。

ただ、これから次以降の作品構想をまとめる過程で、たぶん、その記憶も
薄れていくと思います。そこで、各キャラクターへの管理人の歪んだ愛情(?)と
ともに、その物語の中での役割や、紹介しきれなかったエピソードなど、
雑多に、そして思い残すことなく詰め込んでみようと思います。

まあ、ここに書いた理屈ほど、内容はご大層なものでもございませんが、
関心のある方は、以下の「続きを読む」をクリックされてみてください。
なお、ゲームのネタバレを含みますのでご注意ください。
(続き)
続きを開いてくださり、ありがとうございます。

では、トップバッターは主人公のマリカから。

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とにかく動かしやすいキャラでした。
基本的には明るくて、元気で、思ったことを
すぐに口に、そして態度に出します。
それでいて、どんなシリアスシーンからも
しっかりボケてくれるのが魅力です。


個人的には、オープニングやミッション6終了後の、指輪についての会話シーンや、
エンディング1のラスボス戦後、三枚目扱いされて怒ったマリカがレンに助けを
求めるシーンなどがお気に入りです。

あと、緊張してパニックになると「うっぎゃあああ」と叫んで逃げ出すのも、
個人的に気に入っています。ララの格好つけた登場シーンを台無しにしてみたり、
レンに必死でしがみついてみたり、恋のチャンスを棒に振ってみたり、
とにかく、要所要所で笑いを振りまいてくれました。物語がシリアス寄りでも
暗くならなかったのは、ひとえに彼女のおかげです(笑)。

オトナになろうと背伸びをしてみたり、ちょっぴり見栄を張ってみたり、
それでいて、本番に弱くて逃げ出したりと、ある意味素直なキャラクターです。
でも一方で、友人を出し抜いたり、優劣を競い合うという発想に欠けて
いるので、あまり陰湿さや、いやらしさは感じさせません。

ところで、このマリカの性格ですが、基本的には「魔法剣士アリサ」の主人公と
方向性は同じです。まあ、CG素材も同じなので、管理人の頭の中では実は2人は
ほぼ同一人物。ただ、アリサは少しおとなしかったので、感情を表現する
ストレートさや、ボケの程度を、マリカでは発展させたような感じです。

さて、そんなマリカですが、ゲーム中盤でバックストーリーが明かされ、
故郷で周囲となじめず、結婚話から逃げ出してきた経緯が明らかになります。
そして偶然の機会を経て、それまで存在も知らなかった
「退魔師」としての修行生活に入ります。

優しい雇い主(ボス)と、初めてできた友人(レンとファム)との共同生活。
初めて信頼できる外の世界を知ったマリカは、急速に心の健康を回復させ、
また、成長していきます。そして、自分の意思をはっきりと表に出すようになり、
レンとファムを引っ張っていく存在へと変化していったわけです。

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ちなみにマリカは、よくボスに楯突いて
いますが、仲が悪いというわけではありません。
どちらかというと、自分のワガママがどこまで
通るのか、ボスに「甘えて」ぶつかっている、
そんなイメージです。


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ゲームの序盤では、マリカのハイテンションぶりが
目立ちますが、それも、こうした幸福を実感できる
楽しい日々があればこそです。この時のマリカは、
いい意味でも、またちょっぴり悪い意味でも
「調子に乗った」状態です。


そして、マリカの「調子に乗った」状態が、
実はストーリー進行の上で重要な意味を持ってくるのです。

では、長くなりましたので続きは次回に。
今日はこの辺りで失礼します。