一鉄工房のブログにおこしいただき、ありがとうございます。
管理人のOIGUMO(老雲)です。

今回から話題を「謎解き」に戻して、茶飲み話を続けさせていただきます。
テーマは「淫魔戦記マリカ」の裏ミッションについてのこぼれ話です。
少し長くなりそうなので、何回に分けてお伝えします。
製品版のネタバレを含みますので、ご注意ください。

関心のある方は、以下の「続きを読む」をクリックされてください。
(続き)
続きを開いてくださり、ありがとうございます。

さて、このゲームをプレイした方ならご存知だと思いますが、このミッションは
他のものと異なり、明確な「スタートの合図」がありません。言い換えると
無視してもゲームを進めることが可能ですが、ミッション6終了時までに
解決しておかなければ不本意なエンディングを迎えてしまう、という仕掛けでした。

かなり意地悪な仕掛けであることは、管理人も自覚していましたので、
不本意なエンディングを迎えた後はゲームオーバーではなく、ミッション6の
途中時点まで戻ってやり直し、というスタイルを採用したわけです。
ゲームを最初からやり直しでは、いろいろな意味で萎えてしまいますので。

ちなみに、「このエンディングを迎えるまでに裏ミッションの存在に気付いた
プレイヤーはどのくらいいるのか?」「この仕掛けを面白いと感じた
プレイヤーはどのくらいいるのか?」管理人はとても興味がありますが、
その割合を調べる術がないのが残念です。

この裏ミッションを振り返る時、考えてみたいポイントはいくつかありますが、
まずは「なぜ、この裏ミッションを作ったのか」というところのこぼれ話から。

この裏ミッションは、ストーリーの都合で作ったという側面もありますが、
ただストーリーをお伝えするためなら、必ずしも不可欠ではありませんでした。
この仕掛けに自動的に気付くように展開させることも可能だったからです。
こんな展開になったのは、管理人の趣味だから、だったりします(笑)。

この「淫魔戦記マリカ」に限らず、どんなゲームでも、プレイヤーの目的や
ゲーム中の世界観について最初に説明があります。この「マリカ」について言えば、
プレイヤーが操作するヒロイン3人は修行中の退魔師で、妖魔(淫魔)を
退治するためにこのエステル島に来て、師匠である「ボス」の指示に従って
ミッションと呼ばれるゲームをクリアしながら目的達成をめざす、という感じです。

ですが、こうしたゲーム冒頭に提示される世界観が、必ずしもゲーム終了まで
続くとは限りません。「味方だと思っていた人が実は敵だった」とか、
「最初の目的は罠だった」とか、ストーリーに起伏のある作品では、
最初の世界観がひっくり返されることが多々あります。

この「ひっくり返される」展開が、管理人の大好物だったりします。

ゲーム冒頭で世界観の解説があり、目的、つまりプレイヤーのすることが
提示され、その通りゲームは進んでいくのだけれど、時折、なにかしらの
違和感(伏線)のあるシーンが挿入される。あるいは、その時点では
プレイヤーには意味が分かりにくいシーンがあったりする。そして物語が
転換点を迎える。プレイヤーは最初に提示された世界観と、その後、ゲームを
進めるうちに出てくる断片的な情報が一本の糸でつながり、本当の
ストーリーが見えてくる・・・。こんな展開が管理人は大好きです。

特に伏線が見事な作品を遊んだときは、物語の急展開を目の当たりにして
「あっちゃ~、やられた~!」と、快感を伴う敗北感(?)を味わいます。

ちなみに、上記の文章は管理人の「理想」であって、「淫魔戦記マリカ」のゲームが
そのように仕上がっていることを保証するものではありません(笑)。

もちろん、プレイヤーの皆様に、そう感じて楽しんでもらえたならば本望ですが。
では、今日はこの辺りで。次回は、この裏ミッションの謎解きを仕込んだ時の
こぼれ話などをさせていただきたいと思います。