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管理人のOIGUMO(老雲)です。

9月も2週目になりましたね。でも暑い。
早く秋になってほしいと思う今日この頃です。

さて、今日は「淫魔戦記マリカ」ミッション5のこぼれ話です。
製品版のネタバレを含みます。ご注意ください。

関心のある方は、以下の「続きを読む」をクリックされてください。
(続き)
続きを開いてくださり、ありがとうございます。

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ミッション5の前半「食べ物の国」
突拍子もない設定に唖然とされたプレイヤーも
多かったのではないかと。コミカルなBGMに、
シリアスなはずが、どこか間の抜けた展開、
そんな雰囲気が管理人のお気に入りです。


この部分の発想の元ネタは、子どもの頃に読んだマンガだったりします。
あさりよしとお氏の「宇宙家族カールビンソン」というSFコメディ作品です。

内容を簡単に紹介すると、辺境宇宙で旅芸人をしている宇宙人(?)一行の船と、
人間の親子が乗る船が衝突事故を起こし、人間の両親が亡くなります。
一行は残された女の子の赤ちゃんを育てることを決め、ある惑星に定住します。
小さな女の子に成長した主人公「コロナ」を中心に、物語は進んでいきます。
時事ネタやほかの作品のパロディ要素のある、いろいろな騒動が楽しい作品です。

そしてストーリーの一つに、お昼ごはん用に準備したホットケーキの素が
突然自我を持ち、スライムのように動き出す、というお話がありまして。
力んで格好つけるわりには、明らかに間の抜けたキャラのホットケーキ。
あくまで食べようとするお母さんと、食べられたくないホットケーキが
当然ケンカとなり、険悪な雰囲気の中、次のような会話が交わされます。

ホットケーキ:「知らないのか?『食べ物の恨みは恐ろしい』んだぞ」
お母さん:「(その言葉は)知ってるけど、意味が違うよ」

管理人の拙い文章では、この場面の雰囲気を十分にお伝えできないのですが、
このやりとりが、どうも自分の「笑いのツボ」に合致したようで、初めて読んだとき、
お腹を抱えながら、呼吸が苦しくなるくらい笑い転げた記憶があります。
なんで子どもの頃って、あんなに笑えたんでしょう?

あと「マップ上の食べ物のアイコンが動き出したら面白そうかな」という発想が
昔の記憶と結びついて、ひとつのネタになった、という感じです。
ちなみに前述のホットケーキとお母さんの会話は、プレイヤーが
「食べ物の国」を脱出する際に、少しアレンジした形でゲーム中に登場します。

それからこの前半部分では、ダンジョンの難易度が予想外に高くなりました。
あまり複雑ではない形状のダンジョンにと設計したのですが、食べ物のアイコンに
追いかけられながらの探索で、少し余裕のないものになりました。特に2つめの
迷宮では、設計者の管理人も迷ってしまいます(笑)。

続いて後半、「リオの追撃戦」です。
こちらもかなり楽しんで作成した記憶があります。
ですが実は、最初の発想と完成品が大きく異なった部分でもあります。

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ここでは三姉妹のリオが、わざとヒロインたちを
逃がし、余裕たっぷりに追いかけてくる展開です。
リオとの距離や、リオの怒りゲージ(追撃速度)という
バロメーターがあり、距離がゼロになるとミッション失敗。
道中にあるアイテムを駆使して距離を稼ぎます。


この追撃戦で活用できるアイテムは、前半の「食べ物の国」のアイテム屋で
説明を受けたものだけ、という少し意地悪なシステムでした。

ただ、最初は違うシステムになる予定だったんです。
最初は、マップ上にあるさまざまなアイテムをその場で確認しながら
リオに対するトラップを仕掛けつつ逃げていく・・・はずだったんです。

例えば、マップ上にロープを配置して、それを調べると「足元に張って
リオを転倒させよう」というメッセージ表示とともにトラップを仕掛けるか
どうかの選択肢を表示・・・という感じを想定していたのですが。
マップチップ(マップ上に配置できるアイテム)を眺めつつ、十分なネタが
出てこなかったんですね。そこで少しやり方を変えて現在の形になりました。

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選択したアイテムにより、リオが様々な反応を
するのですが、この制作が楽しかったです。
かわいい服を見ると戦いそっちのけで
着替えてるリオの素の表情が管理人のお気に入り。
そういえばリオは一番コスプレ率の高いキャラでしたね。

それから、実はこの後半部分には元ネタのゲームがあって、ここで
ご紹介しようと思っていたのですが、説明するために改めて調べてみると
公開終了になっていました。まあ、最初に予定していたものと別モノに
なった時点で、すでに元ネタとは言えなくなっていましたが。

最後のご紹介ができなかったのは残念ですが、ミッション5のお話はこんなところです。

それでは今日はこの辺りで失礼します。