鬼灯の白い両腿がヒクヒクと動き、片膝立ちになり、さらに秘められた部分が露にされてゆく。
自分がこんな瞬間を見ても良いのだろうかと思いながらも、鬼灯の身体へ向ける視線を止められない。

「んん・・・あの・・・」

え?とつい聞き返しそうになったが、桃太郎は寸でのところで声を押し込める。
鬼灯は悩まし気に首を左右に振り、肩を上げてなにかそわそわと体を動かしている。そのしぐさの愛らしさと凄艶に、桃太郎はくぎ付けになる。

「はぁ、あぁ・・・」

なんだか強請るような仕草だな、と思いながら、桃太郎は今自分がしている行為を鑑みる。

(あ、もっと強く?)

そう言えば、鬼灯自身があまりにも敏感そうなので、ずっと優しい調子で愛撫を繰り返していたのだ。
確かに、雄としてはこの程度の刺激では物足りないだろう。

思いがけない鬼灯のおねだりに、桃太郎の身体が一気に熱くなる。

なんて可愛いんだ、今すぐ抱き着いて、抱きつぶしたい・・・

そんな衝動が桃太郎を襲ったが、今ここで抱き着いてしまえば、また先日のように情けない結果になることは目に見えている。
それならば、と桃太郎は決心すると、鬼灯自身から一瞬手を放して、すぐさま寝巻にしている浴衣の裾を大きく広げ、下着を下ろし、猛りに猛った己自身を取り出した。

そして鬼灯の肉付きの良い両足を掴むと、広げられていた脚を閉じさせ、大腿を密着させる。
そして桃太郎は寝台の上に両膝を乗せて、鬼灯の両足をさらに身体へと向かって傾けたかと思うと、そのぴったりとした隙間に桃太郎は自分の剛直を突き入れ、そのまま激しく出し入れをし始めた。
桃太郎の剛直の真下には鬼灯自身があり、互いに擦れあうようになり、これで鬼灯も快楽を得られることができるようになる。

しかし桃太郎は、鬼灯の身体を使ってなんと贅沢な、と思いながらも、絶妙な肌触りの大腿に挟まれて激しく擦る行為に至極の快感を覚え、夢中になって腰を振り続ける。

「ん、あ、あぁっ!あっ!はぁぁ・・・っ!」

一定のリズムで腰を揺さぶられ、自身を強烈に擦られ、鬼灯の喉からも愉悦の声が上がる。
その色香に満ちた声を聴いて、桃太郎はさらに興奮をたぎらせて、腰を夢中で振り続け、射精まで感覚を追い込んでゆく。
必死に動く桃太郎の額から汗が滴り、鬼灯の白皙の肌へと落下してゆく。
自分の汗が、鬼灯の肌の上を伝っている。絶世ともいえる白皙の美肌の上を、自分の落とした汗が伝う様を見るのは、桃太郎にとっては欲情の炎に油を注ぐ最高の材料だった。
そして、絶え間なく聞こえる鬼灯の熱い吐息の声と、愉悦を訴える呻き声。

「んあ、ああ、あぁぁ・・・っ!」

今、鬼灯にこの声を上げさせているのは自分だと再び優越感が襲い、桃太郎の快感を際限なく高めてゆく。

(うっ・・・!出る・・・!)

桃太郎が思った瞬間、鬼灯の口からも快楽を叫ぶ声が上がった。

「ああっ!で、出ますっ・・・!イク・・・!」

鬼灯の「イク」という声で一気に身体の熱があがり、桃太郎はとうとう凄悦に到達し、鬼灯の下腹の上へ盛大に射精絶頂をした。

「んんんんっ!」

桃太郎が絶頂する直前、鬼灯の方が先に絶頂し、太ももが鬼灯の意思で強く締め付けられ、その強烈な挟み込みも相まって、桃太郎は眩暈を起こすほどの快楽を貪った。

桃太郎はふうふうと息を吐き、額から汗を流す。滴る汗が、自分の放った鬼灯の下腹にある精液と合流して、白い肌の上を流れる。
ほぼ同時に射精絶頂を迎えた鬼灯の脱力した様子を見て、桃太郎は満たされた気分になり、しげしげとイキ終わった鬼灯を眺める。

(淫らだなあ・・・)

鬼灯を汚した自分が言う事ではないが、露出した雄の部分に精液が絡みつき、二人分の精液を下腹と胸に受けた姿は、被虐の美しさに満ちていた。
一度射精した後だから冷静に見れているが、これを日頃の自分が見たとあれば、興奮で身体が固まってしまっていただろう。

鬼灯の両足を開いてその間に座っている桃太郎からは、鬼灯のほとんど全てが丸見えだ。
月光の薄明かりに照らされた桜色の胸の突起も、芸術的な筋肉の隆起も、前半身に塗された精液も、射精したばかりで力を失った鬼灯自身も、全てを見通すことができる。
ただ、目隠しされた向こうの表情だけはうかがい知ることができなかった。

(顔、みたいなあ・・・)

しかし目隠しを取ってしまったら桃太郎の正体がバレてしまう。
だが、あのドSの鬼灯が両手を縛られて、目隠しをされている姿など貴重すぎる。
これはこれで大いに興奮する。話しかけられればもっと意地悪なことを言って羞恥を煽れるかもしれないが、後がめちゃくちゃ怖いし、第一、桃太郎は声を出せない。

「・・・・・」

そのかわり、桃太郎は鬼灯の身体を堪能するつもりだ。
射精が終わって次の快感を欲しがり始めて、身体をよじり始めた鬼灯の身体を見下ろし、萎えた鬼灯自身に手をかけ、再びゆるゆると撫でまわし始める。