またこの辺でちょっとインターバル入ります。私が絵を描きながら最近聴いている曲を、出典元のゲームの情報等も含めて動画でご紹介していきたいと思います。

これらは科学アドベンチャーシリーズと総称されており、一つ一つは全く毛色が異なる作品ながら、実は世界観が全て地続きになっているという趣向が凝らされています。各曲の作詞作曲は志倉千代丸という方で、この人は何とゲーム出してる会社の社長でもあります。もともと音楽畑から成長した会社らしいのですが・・。

『Fetishism Ark』 いとうかなこ
CHAOS;HEAD NOAH PSP OP
「痛ましい景色は 口元を歪めて その目だれの目? を手招く」

PCで発売された『CHAOS;HEAD(カオスヘッド)』のシナリオ追加完全版である『CHAOS;HEAD NOAH(カオスヘッドノア)』のPSP版及びiPhone版のOP曲。
どうやらギャルゲっぽいけど、何だか妙に暗くて不穏な感じがする・・・と思われた方、その感覚は正しいです。分類上ギャルゲではありますが、主人公が女の子と乳繰りあってちゅっちゅするという類のお話ではありません
確かにギャルゲの文法に従い、主人公は無闇やたらに女の子とご縁があったりしますが、そこでリア充爆発しろなどと言っていると本当に爆裂飛散しかねないのがこの作品の恐ろしいところです。
ストーリーの焦点ともなる不気味なフレーズ"その目だれの目?"とは一体何か?この曲の二番歌詞では、その正体にさらに踏み込んだ言及がされています。
ちなみに物語の舞台は東京の渋谷で、実在の地名や場所の絵が登場します。
最新のPS3版のOPではこの作品の内包する狂気の片鱗が良い感じに垣間見られます。本編はこんなものでは済まされないので、これで無理と思った方はプレイをお避け頂いた方が無難ですが、この独特のクレイジーでスタイリッシュなセンスに何か感じるものがあった方にはきっと、思い出に残る作品の一つになると思います。


『スカイクラッドの観測者』 いとうかなこ
Windows版「シュタインズ・ゲート(STEINS;GATE)」OP
「"0"が過去で "1"が未来  "今"は何処にもない」

ADVの傑作との呼び声も高く、漫画やアニメをはじめメディアミックスでも大成功を収め、明日発売のスピンオフソフト『STEINS;GATE 8bit』(これについては後述)や、現在製作中の劇場版の公開予定も控えてまだまだ絶好調な『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』を代表するOP曲。劇中でこれが流れるとテンションが上がります。
PS3版のOPも良いですね!
カオスヘッドの時は科学成分が微妙に薄かったですが、シュタゲからはぐっとその割合が増してきます。特に、タイムトラベル11の理論(The 11 Theoretical Gates)について延々と講釈が続く場面では、ここまでやるのかと驚いた人も多かったのではないでしょうか。
ちなみに物語の舞台は魔都・秋葉原で、実在の地名や場所の絵が登場します。のみならず、実在の店舗・装置・人名等までもが丸ごとそのまま登場したりして、あたかも「仮想世界」が「現実世界」に侵食されているかのような奇妙な趣きがあります。
ところでこの作品の登場ヒロインの一人"椎名まゆり"は、シュタゲキャラの中で一番オナラが臭いそうです。唐揚げやおでん缶が好物の上、見かけによらず大食らいという公式設定があるので、それを元にあくまで勝手に考察されているだけの話ではありますが・・・。

STEINS;GATE 8bit』は2011年10月28日(金)発売のPC用ゲームソフトで、本編のシュタゲとは別物のシナリオのようです。一応続編扱いになるのでしょうか?
公式サイトのSPECIALのページで体験版のダウンロードができます。
できますが・・・・・・・・
誰にでもサクサクゲームクリアできるとの保証まではしていない
つまり・・・・
我々がその気になれば
自力クリアできるのは10年後 20年後ということも可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・・!
「シュタインズゲート8bit」が冗談にしては笑えないレベル(ニュー速VIPブログさん)
大昔の、元祖ファミコンかそれ以前の頃の8bitのADVゲームに馴染みのある人にとってはきっとすごく懐かしくて面白いんだと思います。私には、鼻血を噴く程面倒過ぎて自力クリアは無理でしゅた。シュタゲは好きなのですが・・・・。ふぅ・・・攻略サイトが無かったら即死だった。(注:冗談ではなく主人公が本当に即死します。)


スピンオフといえば、これら科学アドベンチャーシリーズは、後から特殊なスピンオフ作品を出す事でも知られています。どう特殊かというと、ともすれば鬱ゲ・グロゲとも取られかねない陰惨な側面を持つ本編とは徹底して対照的な、「○○たんとちゅっちゅしたいよぉ~」の姿勢を貫く能天気なものばかり出してくるのです。
以下の各曲を聴けばきっと、その凄みの片鱗を味わって頂けることと思います。
なおこれらの作詞作曲も同じく志倉千代丸社長です。本当に芸の幅広いなぁ・・。


『フラグ立てようよ』 nao
PSP(R) 妄想爆裂ADV CHAOS;HEAD らぶChu☆chu! OPムービー
「ありきたりのギャルゲ展開 …だが断る!

何でもありありのファンディスクのように見せかけた、事実上のカオスヘッドの正統な続編。
しかし前作とはうって変わって、これは主人公が女の子と乳繰りあってちゅっちゅするという類のお話です
というよりほとんどギャグに見えるほどその要素しか存在しなくなっています。
思えば前作では悲惨としか言えないようなむちゃくちゃな目にあわされていたキャラも多かったので、ある意味これはそのリバウンドなのかも知れません。
シナリオライターはカオスヘッドやシュタゲのと同じ方なのですが、すごい方向にロケットで突き抜けて行ってます。


『La*La*Laラボリューション』 アフィリア・サーガ・イースト
『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』オープニングムービー
「そして みんなで手を繋ぐ 約束の明日へ」

前作とはまた別の世界線で起こる、もしもの数々を描いた作品。ちゅっちゅ要素はやや控えめでギャグ要素が多め。陰鬱な展開や凝ったどんでん返し等はほぼ無しで、純粋に各キャラとのちょっとドタバタな日常を追っかけるストーリー。
こちらも前作で扱いの悪かったキャラにも光を当てて、もしもああいう道を辿っていなかったなら本来はどんな人だったのかというのを掘り下げて描いているのが良いと思います。 仲良き事は美しき哉。
ただ前作とはシナリオライターの中の人が異なる為か、各キャラの言動に微妙な違和感があったりはします。
飛e・・・・オカリンはそんなこと言わない。
それより、例の恐ろしいドSょぅι゛ょ様に監禁拘束されてシゴかれる√は無しですか。そうですか。いけずー。


さて、いかがでしたでしょうか。
ちゅっちゅシリーズ(?)も含めて、名曲揃いでしたね。異論は認めますん。
科学アドベンチャーシリーズの次回作ですが、今度はさらに科学色を強めて、キーワードは宇宙、ロボット、拡張現実だそうです。
その名も『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』
ROBOTICS;NOTESティザームービー
来年春頃発売だそうで、待ち遠しい限りです。
以前記事にした「ミーム」もちらっと出てきたりしないかな・・・・。