『 SBDどーんとレス 』 @SM部M男課おならフェチ係  ※ときどきおっぱい窒息フェチ

記事等にアダルトな内容を含みますので、18歳未満の方は申し訳ありませんが閲覧をお控え下さいませ。 当ブログはリンクフリーです。素材も一部はフリーです。

π窒息2

パイ窒息2
逃げられないのです。

π窒息1

パイ窒息
呼吸とか無理なのです。

「乳忍・成海 弐之巻」

乳忍・成海 壱之巻→http://b.dlsite.net/RG15520/archives/52330801.html



 弐之巻



なるみは、暗がりに身を隠しつつ、チャンスを待っていた。
仰々しい裃を着けた身分の高そうな侍や、きらびやかな衣をまとった女官たちが、目と鼻の先の距離をしずしずと通り過ぎて行くのを、息を殺してやり過ごすなるみ。
彼女が今いるのは、城内の奥深く、この巨大な城を縦断する長い長い廊下の入り口付近。この廊下を抜けなければ、目指す城主の間には辿り着けない。
だが、なるみの見たところこの廊下には、身を隠せそうな場所がただの1ヶ所しかなかった。
廊下は、奥へ奥へと長くまっすぐ伸びており、遥か向こうのつきあたりで右に折れている。
ちょうどそのつきあたり部分に、おそらく物置なのだろう、粗末な木戸がついているのが見える。
次は、あそこにもぐり込むしかない。しかし、そこまではあまりにも距離があった・・。廊下の半ばで誰かに発見されでもしたら、一巻の終わりである。
なるみは、焦りを感じ始めていた。
早くしなければ、地下牢で失神している牢番の男も早晩、目を覚ましてしまうだろう。そうなれば、なるみの脱獄はたちまち城中に知れわたり、さらに動きづらくなることは必定だった。
「やっぱり、殺しちゃえばよかったのかな・・・」
思わずそうつぶやいてしまってから、なるみはすぐにそれを打ち消すように首を振った。
「ううん。これで、いいのよ・・そうだよね、先生・・・」
なるみの脳裏に、懐かしい師の面影が浮かぶ。


「せんせい、せんせい、なるみ、すっごくシュリケンうまくなったよ!ほら見て!えーい!」
 「ほう。コウモリを射落としおったな・・。大した腕だ。よくぞそこまで修練を積んだな、成海・・」
「えへえ。なるみって、えらい?えらいでしょう、せんせい?」
 「・・・・・・。」
「せんせい・・・?そのコウモリ・・」
 「・・・今しがたおぬしが落としたものだ。まだわずかに息がある。成海、見るがいい。」
「い、いや!き、気持ち悪いよ・・血が、いっぱい出てるもの・・」
 「成海。よっく見ておくのだ。こやつの命が終わるのを。」
「う・・・う・・うっ・・ヒック・・!」
 「見たか・・。たった今、こやつは死んだ。おぬしの手裏剣を受けて、こやつは死んだのだ。」
「ヒック・・・グス・・コウモリさん、ごめん、なさい・・うう・・・ヒック・・・」
 「おぬしの積み上げた忍びの技とはそも、殺人の技だ。おのれの技に誇りを持ち、修練に励めば励むほど、おぬしは、優秀な殺人者になってゆく。それを、ゆめゆめ忘るるな。」
「グスッ・・なるみ、人殺しなんかしないもん・・ヒック・・絶対、ぜったいしないもん・・・」
 「泣くな、成海。わかっている。おぬしの優しい心根は・・。だが、おぬしが下忍の生まれである限りそれは避けられぬ宿命。それを早く悟れば、苦悩も少なく済むのだが・・」
「せんせい、せんせい、わたし、どうしたらいいの・・・?殺すの、嫌だ・・。殺されるのも、嫌だよう・・・!」


ぽたり。と、涙のしずくが床に落ち、そのかすかな音でなるみはハッと我にかえった。
辺りはしんと静まり返っており、人の気配は無い。
なるみは、長い廊下の先へ目をやった。
行ける。行くなら今だ。
今しかない!
なるみは、身を隠していた暗がりからおどり出て、廊下の奥へ奥へと、音もなく走り始めた。
もう少し、あとほんのちょっと、ほんのちょっと・・・
なるみは、もうほとんど廊下を渡り切っていた。物置の戸が、もう目の前に迫っている。
楽勝!
しかし、なるみがそう思った刹那、廊下の角を曲がって、一人の女官が姿を現した。
「・・・・!!」
動揺したなるみは、思わず足を止め、その場に棒立ちになってしまった。
ようやくなるみの姿に気づいた女官。その顔に、サッと緊張の色が走る。
女官は、目をなるみの方へひたと据えたまま、ぎこちなく1歩後ろに下がった。
逃げようとしている。ここで逃げられたらまずい!!
忍びとしての勘がそう、なるみに告げる。
しかし、相手との間合いは微妙に遠かった。へたに追いかけて、派手に騒がれでもしたら・・。
なるみの手は、無意識に、隠し持った手裏剣の柄を掴んでいた。


「せんせい、せんせい、わたし、どうしたらいいの・・・?殺すの、嫌だ・・。殺されるのも、嫌だよう・・・!」
 「ひとつだけ、手はある。乳の忍びと書いて、乳忍・・聞いた事は、あるか?」
「う、ううん。知らない。せ、せんせい、な、なあに、ヘンな顔して・・」
 「それでよい・・では教えよう。乳忍というものを・・・」
「え・・・・・せんせい、なに、いやっ、はう・・・・ンン・・!」
 「ふふふ、おぬしのちちは大きいな・・。柔らかさも、弾力も申しぶんない。感度も・・・」
「あっ、ああーっ、やめ、やあぁっ、せんせ、う、はうっうぅーーっ!!」
 「命を終わらせるのではない。命を守り育てる女の乳房こそ、おぬしに相応しい武器だ。そうは思わぬか。」
「だ、だめ、かか感じるやめて、ぁかかッ、感じうぅぅゥーーッ!ひあーっあァッ!だめええぇぇ!!」
 「優しい成海よ。おぬしに全て託そう。秘伝中の秘伝、乳忍の全てを!!」


女官が、また1歩後退した。その足音で、なるみは我にかえった。
なるみは、握りしめていた手裏剣を離し、そのかわりに、ゆっくりと、忍装束の衿に両手をかけた。
バッ!
窮屈な胸の前を一気にはだけ、なるみは、波うつように揺れる二つの巨大な膨らみを、相手に見せつけた。
一瞬、女官の動きが、止まった。
なるみは、その瞬間を見逃さなかった。
相手の凝視している物体を少しずつ、左右に揺らしていくと、相手の目はつい、その動きを追ってしまう。
なるみは、独特の動きで乳房を揺らしていった。今や女官の目は、なるみの胸へ釘付けにされていた。
乳房の揺れは段々と大きくなり、なるみの体の振りは、幻想的なダンスの様になっていった。
それを呆然と眺めているうちに、急なめまいに襲われ、女官はへなへなと床に膝をついた。
「今!」
なるみは巨大な猫のように一気に女官に飛びかかり、その体を背後から羽交い締めにして、そのままつきあたりの物置へと飛びこんだ。

「ふう・・・」
なるみの唇から、安堵の溜息がもれる。木戸のわずかな破れ目から外を見ると、幾人かの侍がちょうど、廊下の向こう側からこちらへ、しずしずとやって来るところだった。
あと数秒遅ければ、どういう事態になっていたかわからない。
「あぶなかった・・・・・。きゃっ!?」
一難去ってまた一難。なるみの術が解け、正気を取り戻した例の女官が、暴れ出し始めたのだった。
非力な女官とはいえ、必死で逃れようともがくので、忍びとして鍛えたなるみの力でも、押さえつけるには限界があった。
大声で叫ぼうとする口はとっさに手で塞いだものの、このままではいずれ、やって来た侍たちに気づかれてしまう。
なるみは羽交い締めを解き、女官の衣の衿からするりと手を差し入れ、その奥に女官のやや小ぶりな乳房を探り当てた。
全て、一瞬の間の早技だった。
女官がハッと気づいた時には、すでになるみの両手は女官の両の乳首の上へ、ふわりと押し当てられていた。
「乳忍、奥義・・」
そう、なるみがつぶやくのと、女官の体がいきなり硬直し、弓なりにのけ反ったのとは、ほぼ同時だった。
女官の目は皿のように大きく見開かれ、口元は身分のある女性に似合つかわしくないほど、だらしなく開け放されていた。
なるみは、大きくエビ反った女官のその顔を、待ってましたとばかりに、片方がスイカ程もある巨大な乳房ではさみこみ、プニャリ、プニャリと覆いつくしていく。
「ウフフ・・さっきの、すごく気持ち良かったでしょう?でも今度は、あんなものじゃ済まさないわ。ほ、ら、ね・・」
衣の下でなるみの指が妖しくうごめきだすと、女官はひとたまりもなく、さらに体をのけ反らせ、顔をなるみのムネの谷間深く埋めた。
こうして女官の身も世も無い官能の叫びも、たぷたぷの乳房の間に埋もれてしまい、せいぜい口の辺りに押し当てられた乳肉が震わせられたくらいで、物置の外にまで漏れ聴こえる事はついになかった。
爆乳に顔を挿まれて呼吸ができず、すでに窒息寸前だったが、女官には、それを退けることができなかった。
それどころか、未知の激しい快感のショックに全身をつらぬかれ、筋肉がこわばって、身じろぎ一つさえままならないのである。
なるみの手はさらに勢いを増して、女官の乳を、揉み、つねり、撫で、こね、つまみ、押しつけ、震わせ、刺激して、徹底的に責めたてた。
「ほおら、ほおら。気持ちいいでしょ?いっそ死んじゃいたいくらい、気持ちいいはずよ。どう・・?」

突然、女官の体から力が抜けた。倒れ込むように、なるみに全体重をあずけ、もたれかかってくる。
乳忍に乳房を責められる快感に耐えかねたか、柔乳の間で窒息したか。いずれにせよ、女官は、完全にノビてしまっていた。
なるみが戸の破れ目から外をうかがうと、木戸を隔てたすぐそこの場所を、あの侍の一団が通り過ぎて行くところだった。
全身に武者震いを感じ、なるみは深く静かな溜息をついた。
そして、耳を澄ます。動くものの気配は、今はなかった。
女官の体をそっと物置の奥に寝かせると、なるみは、慎重に木戸を開いた。


こうして、どうにか危機を乗り越えた、乳のくノ一・なるみ。
しかし、密命を帯びた彼女は、さらに危険な城の奥地へと潜入してゆかねばならない。
目指すは、城主の間・・・


本当は怖いおぱーいぱふぱふ

メフィスト画8
乳忍・なるみ 壱の巻(http://b.dlsite.net/RG15520/archives/52330801.html)は何となくこんなイメージです。
なるみの場合は一応、真っ裸ではなく忍装束を身に着けていますが・・

ボツ画像

紹介画像1

同人作品の「サイレント・バット・デッドリー ver.M」(http://b.dlsite.net/RG15520/archives/52326020.html)ですが、こういうタイトルも候補として考えていました。
お蔵入り紹介画像。

いってきまスカンク・・・(うそ)

skunkgirl02



こうひーさんのRPGにも使って頂いている絵です。

侵略!スカ娘

first person shooter01
拙作「SMクラブ森の猫」(http://b.dlsite.net/RG15520/archives/52331139.html)のスウ嬢は何となくこんなイメージです。

「SMクラブ・森の猫」

『 SM倶楽部・「森の猫」 』



PM8:30  会社脇の路地。

一人の中年男性が足早に歩いてきて、前を行く青年の肩を叩く。
「神尾くん、神尾くん、神尾くん、(小声で)どう?今夜、つきあわんか?」
「あ、常木課長。今夜も行くんですか?課長も、好きですねー、このー」
「(小声で)ばか、シーッ、シーッ!」
「はは、心配性だなー。大丈夫ですよ、普通、想像もつきませんって。(小声で)課長が、オナラフェチだなんてね」
「(小声で)そう言う君もな」
声を殺してクックッと笑いあう神尾と常木。二人の足は、繁華街へと向かう。


PM9:10  汚いラーメン屋。

小さなテーブルをはさんで、ラーメンをすすりつつ話す二人。
「例の店のことなんだけどね・・」
「なんです?」
「景気悪いんだと、やっぱり。近々、閉めちゃうらしいよ・・」
「課長がもっと毎日行ってやりゃよかったんです」
「ばか。なら、若い君の方が適任だったじゃないか」
「・・・」
「・・・」
「不況ですか・・」
「不況だな・・」
「さびしくなっちゃいました」
以後、無言でラーメンをすすりつづける二人。


PM10:00  人気の無い路地裏。

ある建物の、妙に間口の狭い階段を地下へと降りていくと、そこに扉があり、扉には小さな看板が掛けてある。
看板の文字は、こう読める。『森の猫  会員制』。
「森の猫」の上には、小さく「ウッド・プシー」とルビがふってある。
扉を開け、中に入る神尾と常木。


PM10:30  『森の猫』内のプレイルーム。

窓のない薄暗い部屋。神尾が店の女の子と二人きりで、ベッドに腰掛けている。
そう大きくはない個室だが、ムチやローソク等の責め具から、手枷や足枷、縄等の拘束具まで、SMプレイ用具は部屋内に一通り揃えられている。
小さな冷蔵庫もあり、そこから出してきたシャンパンをちびちびとやりながら話をしている、神尾と女の子。
「えッ・・・じゃ、本当に。今日でここって・・閉めるの!?」
「そうなの・・。仕方ないよ。今日だってね、お客さん、二人だもん」
「二人ってまさか・・・おれと、常木さん・・」
「ぴんぽーん。正解」
「(絶句)・・・・」
「神尾さん・・・そんなに、がっかりしないで、ね?今夜はね、ウッド・プシーの最後の夜だから、特別なサービスが用意してあるよ!すっごいよ~」
「特別・・サービス?」
「なんとなんと、時間無制限延長サービスだよー!だから今夜は、ね?ずっとスウと一緒に遊べるよ」
「ほ、ほんと!?うーっ。おれ、今夜は変になりそう!さびしいやらうれしいやらで」
「もう充分ヘンだよう、オナラが好きなんて!ふふふ・・」
「ンだとう、こら、スウ、こいつッ!」
スウの腰を抱え上げて、その尻を平手でピシャリと叩く神尾。
「やだ、痛あーーいい」
そう言いながらも、コロコロと笑い続けるスウ。
神尾、彼女の羽織ったガウンを脱がせにかかる。
ガウンの下から現れたのは、まだあどけなさの残る顔立ちとは裏腹な、フェロモン匂い立つ豊満な肉体と、それを包むピチピチの黒いボンデージ。
ボンデージの背には二本の白い縦縞が入っている。
縦縞の白い線は、背中と腰の境目あたりで交差して一本につながるようになっており、ちょうどその交差した箇所に、大きな白黒のふさ毛が、尻尾のつもりで取り付けられている。
「さあ四つんばいになれっ、このスカンク娘!スカンクらしく、屁をブッこいてみせろっ!」
そう言って神尾、ほとんど布地がないので剥き出し状態のスウの尻を、思いきり平手で打つ。
パシーーンという快音が、部屋中に鳴り響く。
「どうした、スカンク。やれよ!このいやらしい尻がどんだけひどい屁をたれるのか、確かめてやるから」
「いやだ、もーっ、やめなさいよバカァ!」
「何だと?それが主人に対する口のきき方かッ!?」
パシーーン!!
神尾の平手が、スウの尻を打つ。
「やだあぁ、やめて、お願い・・・」
パシーーン!!
「このできそこないのメス奴隷が!早く、屁をたれろってのに」
「お願いです、御主人様、許して下さぁい・・」
「なんだとーっ」
パシーーン!!
「スカンクのくせに屁がこけない理由でもあるのか?言ってみろよ!」
パシーーン!!
「あの・・・は・・恥ずかしいから・・」
「恥ずかしい?何だそれはーっ」
パシーーン!!
パシーーン!!
「出すまでやるぞーっ」
パシーーン!!
パシーーン!!
「もっとかーっ」
「い・・嫌・・」
 プウッ!
可愛らしい音をさせて、スウの尻から生あたたかい気体が発射される。
「おっ!・・出たか、よしよし、いい音だ」
「そ、そんな・・」
「ウプッそれに、くさい!何つうニオイだよ、これが女のコのしていい屁かよ?」
「嫌、イヤぁ、言わないで下さいっ」
「さあもう一度、その恥ずかしいガスを・・」
「・・あ・・・あれっ・・・・?ちょっと待って神尾さん、お薬が切れちゃったみたい。オナラ、出ないや」
スウ、何事もなかったかのように立ち上がり、冷蔵庫の方へと歩き出す。
「お、おおおい、何だよう、イイとこなのに・・・スウちゃん、それでもプロかよう」
「ご、ごめんね・・。えっと、お薬、お薬」
そう言って、冷蔵庫内の小物入れから取り出した粉薬をサラサラと口にあけ、シャンパンと一緒に飲み下すスウ。
「これでよしっと」
「全然よくない。一気にしらけたじゃんかよう」
「アッハハ、そう言いながら、いつのまにか服、脱いでるーっ」
神尾、さっきまで着ていたシャツもスラックスも靴下も全部脱ぎ捨てて、トランクス一丁になっている。
「うるさいって。この淫乱スカンク娘。お前だって乳も尻もほとんどまる出しじゃんか、えっ!?人のこと笑えんのか、この淫乱!!乳も尻も、でっか過ぎなんだよっお前はっ!!」
神尾、スウの豊満な乳房を両手でわし掴みにして、揉みしだく。
「あ、あん・・・いいよ。ガスのお薬飲んだから、今度はいっぱい出してあげる」
「黙れ、この淫乱スカンク!!無駄口きくひまがあったら、オナラの一つでもひっかけて反撃してみろーっ」
「い、嫌、お許し下さい、御主人様っ、それだけは・・・・」
「オナラもしないスカンクなんぞ、飛ばない鳥だっ、走らない馬だっ、勃たない珍棒だっ、そんなのはみんなニセ物だーっ(暴言)」
神尾、うつぶせにしたスウに馬乗りになって、エロティックに盛り上がった尻の肉を容赦なくひねくり回す。
「役にも立たないニセ物なんか、こうしてやる、こうしてやる」
「いたい、いたいですう!御主人様、いたい・・・!」
「それじゃ、こうしてやる」
神尾、ボンデージの尻尾のふさ毛を使って、スウをくすぐり責めにする。
「コチョコチョ・・」
「ああそそ、それは、や、やめて、ほんとに、キャアアアーッ、アハハハハハ!!」
「さわさわ・・」
スウの尻の割れめを指でくすぐりまくる神尾。
「ダメ、あ、あーっ」
 ブブブウウウウウ!!
大音響と共に一気にもれ出る、スウのオナラガス。
「おう!いいぞ、もっと出せ!」
「ああっ、お許しを・・・恥ずかし過ぎます・・!」
 ブスーーッ!
 ブッ!ブシュッ!
次々と放たれる、豪快なオナラの音。
「ハア・・ハア・・御主人様・・」
「くっ、くさい!臭過ぎるぞ!なんてはしたない女だお前はっ!ハッハー!さあ、どんどん出せ、絞り出せ!!」
そう言いながら、しっとりと濡れそぼったスウの秘所を指でまさぐる神尾。
「ア・・そ、そこは・・ダメ・・」
「いやいや、じっくり堪能させてもらう。もっと激しいのがいいか?どうだ?」
神尾、スウの秘所を、ボンデージの隙間から舌を差し入れて、巧妙にねぶり始める。
「ああっ、ダメーーッ!!」
 ブウウッ!!
スウの放った濃密なガスが、神尾の鼻を直撃する。
「うぐっ・・いいぞ、これはホントにスカンクっぽい!く、苦しいぞっ!なかなかのニオイだ・・・苦しい・・・あれ・・・・?」
急に目の焦点が定まらなくなり、フラフラッとして仰向けに倒れてしまう神尾。
「何だ・・・急に・・・眠い・・・」
そう言ったきり、意識を失ってしまう神尾。


AM0:00  同プレイルーム。

神尾が目を覚ます。そして、自分の体がベッドの上に仰向けのまま固定されているのに気づく。
神尾の手足は皮の拘束具でベッドの端につなぎとめられ、胴体は何本も結び合わされた縄やムチでベッドごとぐるぐる巻きにされている。
ベッドに腰掛けていたスウ、神尾が目覚めたのに気づき、その顔をのぞきこむ。
「神尾さん、よかった。起きたのね・・」
「ウ・・くそ・・・スウちゃん・・・」
「なあに?」
「おれに、何かしたろ・・・そうか、あのシャンパン・・?」
「ぴんぽん。いわゆる目薬入りってやつ?すごいよく効いたね」
「犯罪だぞ・・・。何するつもりだ、おれなんかに・・」
「ウフフ。もう一つの、特別サービス」
「サービスう?」
「そう。気に入ってもらえるといいんだけど・・・・ねえ神尾さん、聞いてくれる?ね、ここのお店って、SMクラブよね?」
「・・・?」
「なのにね、SMだっていってるのに、サドな人ばっかり来るの。ねえ、聞いてる?」
「あ・・ああ」
「知ってる?スウね、本当は女王様志望だったのよね。でも、いつのまにかマゾ役もやらなきゃならなくなってて、それからはもう毎回毎回ぶたれたりふんづけられたり、さんざん、ヒドいめにあってきたわけ。わかる?」
「え・・えーと」
「まあ、お仕事だから仕方がないし、他のコたちもみんなそうだから・・・・。でもやっぱり、最後には、女王様をやってみたいな・・・。神尾さん。スウの最後のお願い、叶えてくれるでしょう?女王様として、一生懸命サービスするから・・ね?」
「イッ!?そ、そ、そういうこと!?いや、おれ、無理だって・・痛いのダメなんだ本当・・・ご、ごめん」
「スウは神尾さんのこと、好きだよ。だから、そんなの知ってる。痛くしないよ」
「あのね、だからねそんな気休め言われたって、おれ、M方面はダメだって。嫌だって。嫌だーっ」
「大丈夫。神尾さんの大好きな、オナラで責めてあげる。どう?」
「・・・・・・そうなの?」
「クスクス、そうだよ。安心した?」
「いや、まあ・・・って、じゃあこの縛りは、どういう意味ッ!?」
「うーん、雰囲気かなあ」
「カンベンしてくれよ・・どっかカユくなっても掻けないよお」
「かわりに、掻いてあげるよ。何でもスウに言ってね。それならいい?」
「う・・うん、まあ・・・うーん・・」
「だから神尾さん大好き!じゃ、いい?スウは今から、女王様スカンクだよ?」
そう言うが早いか、スウは後ろに手を回し、ふさ毛の尻尾を取り外す。
すると同時に、尻尾のギミックでとめられていたボンデージの腰の合わせ目がパラリとほどけ、あっという間にスウの下半身が丸裸になる。
「待っててね」
冷蔵庫を開いて、例の粉薬と、なにか得体の知れない黄色い液体の入った注射器を取り出すスウ。
粉薬をまたシャンパンで飲み下し、次に注射器を手にする。
注射器の先端に針はついておらず、かわりに、きちっとしたプラスチック製の栓がしてある。おもむろにその栓を抜くスウ。
そのとたん、何ともいえない悪臭が、辺り一面に漂い始める。
「神尾さん。ニセ物なんて・・って、言ってたよね?さっき」
妙に色っぽい手つきで注射器の口を自分の肛門に差し込み、黄色の液体を一滴残らず注入するスウ。うっとりとした表情。
「さあこれが本物よ。覚悟しなさい」
「わ。ちょっと待て。ま、まさかそれ、ほ、ほ、本物のスカンクのガスの、もと・・・」
「ぴんぽん」
動けない神尾の上に、シックスナインの格好で覆いかぶさるスウ。
神尾の視界いっぱいに迫る、スウの白く丸い尻。
「うわっ、バカ、スウよせっやめろーーっ!!」
「なあに?それが、女王様に対する口のきき方なの?」
神尾の目の前で、花のつぼみのようなスウの肛門がみるみる大きく膨らんでいき、やがてそれがはじけて・・
 プウッ!
可愛らしい音をさせて、スウの尻からやや黄色みがかったようなガスが噴射される。
「反省なさい」
「ぐっ・・ぐぎゃあああーーっ!!臭い、しぬっ、死ぬうーーッ!!」
危機を察して口だけで息をしようとしていた神尾だったが、無駄な抵抗だった。
毒ガスの威力で獲物がのたうちまわる様子を、鼻をつまみながら観察するスウ。
「くさいくさい、くさあい!!やめろ、やめてくれえっ、く、くさいーーッ!!」
「なあに?スカンクが臭いオナラをしちゃいけない理由でもあるの?言ってみなさい」
「ううーーっ、畜生、うぐっ、おぼえてろよ・・ハアハア、ヒイヒイ」
「畜生?覚えてろ?クスクス、そんな態度してて、いいのかなぁ?」
スウの尻の穴が神尾の鼻先にググッと迫り、そして、
 プス・・スカーーーッ・・・
生あたたかいすかしっ屁が、神尾の顔一面に吹きかけられる。
「くさューーッ!!ひぎゃ、やめて、ヒイーーッ」
悪名高いスカンクの臭気とスウ自身の屁臭とがミックスされた混合ガスのあまりの臭さに、息をするのもやっとな神尾。
「どう?それとももっとクサいめにあわせて欲しい?」
スウの柔らかな尻が神尾の顔を覆いつくすと、肛門が神尾の鼻に密着した。その恐怖に、恥も外聞も無く泣き叫ぶ神尾。
「お願いーーッお願いでふ、助けて、やめてそれらけは、それらけはああーーっ!許ひてーーー!!」
「ウフフ、どうしよっか。少し、かわいそうかな」
肛門のつぼみをひくひくと伸縮させてじらし、獲物がパニックにおちいるのを楽しむスウ。
その時、神尾の必死の抵抗に屈し、左足をベッドにつなぎとめていた拘束具が、音を立ててはずれた。
突然自由になった神尾の左足は、勢いあまってスウの頬をしたたかに蹴りつけてしまう。
「キャアッ!!」
「あ・・・!!」
「いた・・痛い・・!グスッ、ひどいよう・・・」
「いや、あのっ、これ、事故・・」
「神尾さん、嫌い!顔を蹴るなんて・・最低!!」
「ちっ、ちがう・・・ムグ・・」
スウが神尾の顔に尻を乗せて体重をかけると、彼の弁解の言葉も、たちまち尻の柔肉に埋もれてしまった。
肛門に神経を集中して、神尾の鼻の穴の位置を探るスウ。
神尾は必死に自由な左足をバタつかせるが、神尾の顔の上にいるスウには届かない。
「・・・・スカンクの女王が、判決を申しわたすわ!無反省で乱暴なオス奴隷は、ガス室送りの刑に決定っ」
そう言うが早いか、腹にありったけの力をこめてオナラを放出するスウ。
顔全体を尻で塞がれている神尾に、逃げ場はない。声もなく絶叫する神尾。
 シューッ、ブシュシューー・・ムススゥーー、プシューッ・・・
スウのオナラガスが、シュブシュブと音を立てながら、神尾の鼻に注ぎこまれていく。
スウのガスは今や、神尾の中の全てを犯し、滅茶滅茶にかき回しつつあった。
神尾の手足は痙攣し、胃腸はのたうち、理性は消しとび、五感もほぼ消失してただ屁の臭さが感じられるだけとなった。
それでもまだ、スウのオナラの噴射は終わらない。
 シュブゥーーッ・・シュブ・・シューー・・・・
そのままどれほどの時間が経ったろうか、スウの肛門はようやく元の控えめな姿を取り戻し、尻の割れ目の奥で沈黙を守るばかりになっていた。
鼻をつまんで、ゆっくりとベッドから降りるスウ。
ベッドの上には、ヒクヒクと全身を痙攣させている神尾。白目をむいて、完全に失神してしまっている。
冷蔵庫を開け、1リットルパックのトマトジュースを取り出すスウ。
パックの封を開け、中身を手の平にたらして、それを自分の尻の割れ目によく塗りこむと、スウは、残りのトマトジュースを神尾の顔にかけはじめる。
「やりすぎちゃったかなあ・・・・女王様も、結構難しいね」


AM3:30  『森の猫』前の路地裏。

トランクス姿の神尾が、地面に寝転がっている。その横には神尾の衣類や持ち物が、キチッと揃えて置いてある。
「ハークショイ!!」
神尾、自分のくしゃみに驚いて目を覚ます。
「ウ・・・ここは?」
神尾、自分の格好に気づき、あわてて服を着る。
ふらつく足取りで狭い階段を降り、地下の扉の前に立つ神尾。しかし、確かにそこにあったはずの、『森の猫  会員制』の看板が、見あたらなくなっている。扉を叩いてみるが、何の反応もない。
「畜生・・・!言わせろよ・・・・。さよならぐらい・・」
階段を引き返してまた裏路地に出た時、神尾は、隅の方のドラム缶の上に、常木の服やカバンが置かれているのに気づく。
神尾、ドラム缶の蔭で、ブリーフ一丁の常木がのびているのを発見する。


AM4:10  繁華街のメインストリート。

生ゴミをあさるカラスの群れと常木・神尾の二人の他に、動くものの姿はない。
互いの肩を支え合いながら、フラフラ歩いていく二人。
「課長」
「ン・・?」
「生きてます・・?」
「なんとかな・・」
「だいぶやられましたね」
「そう言う君もな」
「やっぱり、女のコにお願いされて・・?」
「いや・・・うむを言わせずいきなり、ものスゴいガスを・・・・三途の川が見えたよ・・・」
「届けますか、警察に?」
「ばか。何て言って届けるんだ」
「殺人未遂・・・アッハハハ」
「オナラで、死にかけましたってか」
肩を組んで、おかしそうに笑いあう常木と神尾。二人の笑い声に驚いて飛び立つ、カラスの群れ。


AM4:50  駅のプラットホーム。

常木と別れ、駅のベンチに寝転びながら一人、始発電車を待っている神尾。
「・・・・神尾さん」
自分の名を呼ぶ声に驚いて、とび起きる神尾。
見ると、フリースのジャケットにジーパンという、カジュアルな格好のスウが、ベンチの側に立っている。
「うわッ・・ス、スウちゃん!?」
「クスクス、その名前は、お店のときだけだよう」
「な、な、な、何しにきたのっ」
「何って、お家に帰るのよ・・?」
「・・そ、そうか・・」
「・・・」
「・・・」
うつむいて押し黙る二人。
駅のアナウンスが流れ出し、遠くから列車がやってくるのが見える。
「あの計画、お店のみんなで話し合って決めたの」
「・・えっ?」
「やっぱり、ちょっとひどかったよね」
「・・・」
「神尾さん、ごめんね・・。ごめんなさい・・・」
「・・・はは・・な、何言ってんだ。おれも、じ、実は結構楽しんでたんだぜ」
「神尾さん・・・」
「元気でな・・。立派な女王様になれよ」
神尾、握手のつもりで右手を差し出す。
その手を取って神尾を抱き寄せ、耳元でささやくスウ。
「肝心なこと、まだしてなかったよね。欲求不満じゃない?」
「・・イッ!?」
「あの時間延長サービス・・・・まだ続いてるって言ったら、どうする?」


AM5:10  走る列車の中。

神尾とスウの他には誰もいない。遠くの車両で赤ら顔の老人が眠りこけているのが、ガラス越しに見えるだけ。
「朝だから、がらがらだね」
「ああ」
「今なら、オナラしたって恥ずかしくないね」
「だ、だめだ!!だめだめ、絶対ダメ」
「クスクス、神尾さん?オナラ好きやめちゃったの?」
「この、バカスカンク!あんなモン尻に入れたら、当分の間お前の屁は、毒ガス扱いに決まってるだろうがっ」
「でも、結構楽しんだんでしょう?ふふふ・・」
「かんべんしてくれ・・・たのむからヤッてる最中に一発かましたりしないでくれよな・・」
「うーん、いいよー、そのおびえかた。ゾクゾクしちゃう」
「だめだおれ・・・もう、尻にしかれてるよ・・・ああ・・・」
二人を乗せた始発列車が、朝焼けの空の下を走っていく。
街の一日がまた、始まろうとしていた。



   終

「乳忍・成海 壱之巻」

 「 乳忍・成海(にゅうにん・なるみ) 」


壱之巻


ここは東国の、とある城の地下牢。
薄暗くカビ臭い牢内に、うら若い娘が一人、両手を背の後ろで縛られた格好で押し込められていた。
娘の名は、なるみ。
彼女は、首領からの密命を受けてこの城に潜伏していた、くノ一(女忍者)であった。
まだあどけなさを残す美しい顔に、細い肩、うぶ毛の目立つうなじ。肩から上だけを見れば、頼りなさげな子供のようにも見える。
なるみは下を向き、自分の胸に目をやった。
羽二重の忍装束の前が、ぷっくりと大きく二つ、鞠のように盛り上がっている。
可憐な少女のような小柄の体には似つかわしくない程の、満々と張った乳。
ほとんど妊婦のそれのような大きさだが、これでもまだ、なるみの乳房本来のサイズではなかった。
なるみの忍装束は特別にあつらえられた物で、このように乳房を圧縮して収納できるよう、特殊な工夫がされているのである。
なぜなら・・・・・

キイーーッ!
突然、耳障りな音を立てて牢の格子が開いた。
「ふっひっひひっ」
下卑た笑い声を上げ、頭の禿げかかった牢番の小男が、手にした棘付きムチを恐ろしげに鳴らしながらやって来た。
「ひひひ・・こりゃ、ベッピンだァ。・・・牢番なんぞシケた仕事と思っとったが、こいつぁとんだ役得だぜぇ」
男はそう言うと、激しくムチを鳴らしてなるみを脅した。
「おい、女。わかっとるな?ガタガタ騒いでみやがれ。そん時ゃこのムチが、黙っちゃァいねえよ?」
ムチの棘は、赤黒く汚れていた。なるみは、牢の壁に目を走らせた。
壁には、何かが飛び散ったような黒い染みが、一面に広がっている。うっすらと香る血の匂い・・・。
この牢は、敵方の捕虜が入れば、そのまま拷問部屋としても使われるのである。
なるみがしおらしくしているのを見、男はまた、ふひっひっといやらしく笑い、にんまりと目を細めた。
「ようし・・それでいいのよ。暴れんじゃあねえぜ?おとなしくしてさえいりゃ、なァに、おめえにだってちったぁ良い夢みさせてやッからよ。楽しもうぜぇ、げひっひひひ・・」
なめ回すようになるみの体にまとわりついた男の品定めの視線が、胸のふくらみから太ももの辺りにかけてを、露骨に行き来した。
「いい体しやがって・・・ひひっ・・・・・・」

遠慮会釈もなく、男のごつごつした汚い手がなるみの乳にめり込み、揉みしだき始めた。
水のように柔らかな乳房は、その節くれ立った五本の指を、触れるそばからずぶずぶと呑み込んでいった。
「お・・おお・・」
男は、恍惚の溜息をもらした。
「こ、この感触、た、た、たまんねえ・・」
たまらず、ムチを投げ捨てて、もう一方の乳房にも手をのばす。
もはや男の視線はなるみの胸にクギづけになっており、なるみがわずかに背を反らせて、特殊な操作で忍装束の仕掛けを作動させたことなど、その時の男には知るよしもなかった。
なるみの目が、妖しく光った。

「・・はぁン、あ・・はあぁァ・・・」
なるみの唇から吐息混じりにもれる湿った嬌声が、蕩けるような乳房の感触と相まって、男の股間に強烈に作用した。
興奮した男が、鼻息を荒くして思わず胸を揉む手に力をこめたその瞬間、なるみの衣の前が、まるではじけ飛ぶようにはだけた。
ちょうど男の目の前に、白い乳肉の壁が出現した。
先程までの倍はあろうかという巨大さの、しかもたぷんたぷんに柔らかい、なるみならではの女の武器。
片方だけでも、男の頭ひとつとほぼ変わらない大きさがある。それが、すぐ目の前に、二つ。
男の視界のほとんどは、なるみの乳に塞がれてしまっていた。

なるみがわずかに体をひねると乳が左右にたゆんと揺れ、男の目は、揺れの中心にあるうす紅色の乳首へと吸い寄せられていった。
あまりにも豊かな乳肉と比べ、彼女の乳首は小さく控えめで、ふっくらと盛り上がった乳輪の中へ埋もれてしまっているように見える。
「・・・吸って・・・・」
なるみの囁きに誘われるままに男は、夢中で彼女の豊満な胸に顔を埋め、乳首にむしゃぶりついていった。
チュウチュウ、ぺチャぺチャという音、そして、なるみの甘い官能のあえぎが、しばしの間、地下牢の壁にこだましていた。

突然、音が止んだ。
男は、自分が、牢の天井を見つめていたことに気がついた。いつのまにか、仰向けで地面に倒れていたのだった。
起き上がろうとしたが、手足が痺れていていうことをきかない。筋肉という筋肉に、まるで力が入らないのだ。
「な・・・なん・・・だ・・・・・・・・・?」
「お、バ、カ、さん。ウフフフ」
「うっ・・ぐっ・・・・て・・めぇぇ・・・!?」
「えへへ・・。乳首にね、しびれ薬をたぁっぷり塗っておいたの。甘ぁいお味がしたでしょ?」
男はウンウンうなって必死でもがいたが、どうしても立ち上がることができなかった。

「それにしても簡単にひっかかってくれちゃって。おまぬけさん。気分はどう?」
ムチの棘を利用して手の縛めを解くと、仰向けに倒れた男を見下ろし、勝ち誇ったようになるみは言った。
「大丈夫よ。そのしびれはね、もうじき取れるから。でもぉその前に・・・っと」
男の頭上で身を屈めて跪いたなるみは、男の胸の上に覆い被さるようにして四つん這いになると、目の前の股間に手を伸ばした。
「素敵なおもてなし、大変嬉しゅうございましたわぁ。御礼に、くノ一を侮るとどんな目にあうか、とくと教えてさしあげましょうかしら?」
衣服を掻き分けて侵入した冷たい指が白蛇のように肉棒にまとわりつくと、男は思わず、ヒッと息を呑んだ。
「あら、ウフフフ、ちっちゃぁい・・」
男の一物は、先ほどまでの威勢は何処へやら、これから何をどうされるかわからない不安と恐怖で、小さく縮み上がっていた。

なるみの指はさらに男の下腹部をまさぐり進み、金玉のふくろを探り当てると、巻き付くようにしてそれを手中に包み込んだ。
「・・・これをこのまま、ぎゅうぅっと・・・潰しちゃってもいいけれど・・・・さぁて、どうしようかな?あなたみたいな小物を尋問したところでどうせ何にも知らなさそうだしぃ・・」
額に冷たい汗をにじませ、男は目だけをせわしなくきょろきょろと動かした。
「うっ・・・う・・・だれ・・か・・たすけ・・・ころさ・・れ・・・ううっ・・・・!」
「フ、フ・・・・殺して欲しいの?・・それならそうしてあげてもいいけどぉ・・・・・・・・やめてほしい?」
「た・・・・たの・・む・・・みの・・が・・し・・・くれ・・・・」
「・・・・いいわ。た、だ、し・・・どっちみち、お仕置きはさせてもらうからねぇ・・?あなたには当分、ここでおとなしくしててもらわなきゃいけないもの。・・・・・いくわよ」
なるみは四つん這いの姿勢のまま少し後ずさり、男の顔を挟みこむような位置に両手を突くと、そのままゆっくりと肘を曲げ、男の顔面めがけて裸の胸を近づけていった。
「な・・・・・な・・・に・・・・を・・・」
「言ったでしょ?くノ一を・・・いいえ、おんなをあまくみてるとどうなるか・・ウフフ・・・・。おんなのこわさ、教えてあげるわ・・・」
揺れる巨大な乳房が眼前に迫り、ちょうど鼻先が乳首の辺りの柔肉に沈みはじめた時、ようやく男は、自分が今まさに手酷い拷問にかけられつつある事を悟った。
「くノ一忍法、『乳くるみ』・・」

男の鼻も口も、あっという間になるみの乳房の下に埋もれてしまった。
不安と焦りで荒くなっていた呼吸を急に封じられ、男はたちまち苦しみ出した。
「ほぅらぁ・・・好きなんでしょぉ?あたしのお乳。・・・たっぷり味わえ!」
なるみはさらに男の顔の上へのしかかり、全体重を少しずつ胸にあずけていった。
柔らかい両の乳房が、男の顔全体を、一ミリの隙間もなくプニュプニュと覆い尽くしていく。
耳元までなるみの乳に埋もれた頃、かろうじて男が首を振ってもがいた。しびれが取れてきたのである。
「むっ ぷむっ! うぅーっ」
しかし、もう遅すぎた。
弱々しく首を振ったところで、しっとりと吸いついたモチ肌の柔乳を引きはがすことなど出来はしなかった。

もはや完全に呼吸の道を絶たれ、男は身も世もなく悶えはじめた。
「むーっ! んぷぅっ んぶむぅーっ! んむぉーっ!」
男の必死の叫びも、顔全体がなるみの乳房の圧倒的なボリュームで完璧に密閉されてしまっている以上、くぐもって意味不明な、蚊の鳴くような声にしかきこえなかった。
「・・どう?くるしいでしょぉ。でもぉ、股間のこの子はかえって元気になっちゃうのよね?フフフ、ほら・・」
なるみの言葉通り、男の股ぐらでは、彼の一物が先刻とはうってかわって再び大きく膨らみだしていた。
「んんっ・・・・んむーっ・・んっ」
「ウフフフ・・・殿方の体って不思議よねぇ・・・」
少し身を捩りながらぐっと腕を伸ばすと、パンパンに張った男の股間をぎゅうっと抓り、オモチャのように突ついて弄ぶなるみ。
「こぉらっ。おまえ。こんなに元気になっちゃってぇ。でもぉ、おまえの御主人がちゃぁんと反省してくれないとぉ、今度はおまえを、うんとひどい目にあわせちゃうぞぉ?」
おかしそうに笑いながら、なるみは男の一物にむかって悪戯っぽくそう語りかけた。

「んんーっ・・・!んがっ!」
窒息の苦しみと、非力な小娘にいいように虚仮にされる怒りとで、もはや破れかぶれになった男は、大きく口を開き歯をむいて、圧迫してくる乳肉にかぶりついた。
「ウッ・・・・」
うめいたなるみの首が白い喉を見せて反り返り、つられて上体が少し浮いた。
ほんのわずか胸の谷間に隙間ができ、男はなんとか、か細い呼吸ができるようになった。
ここを先途と、男はさらに乳肉にきりきりと歯をたてた。
だがしかし、なるみの姿勢はもはやそれ以上、頑として崩れなかった。
男はしびれ薬によって、顎の力までも赤児同然にされてしまっていたのである。
その証左に、男が死力の限りを尽くして思いきり噛んだにも関わらず、乳肉からはただ一滴の出血もなかった。
おそらく、傷はおろか、小さな痣すらつけられてはいないだろう。
しびれ薬にやられた時点で既に、『乳くるみ』は完成していたのだ。

男が愕然として歯を立てるのを止めると、乳肉は何事もなかったかのように、ぷゆんと元の形を取り戻してしまった。
彼にとって幸いだったのは、それでも何とか先刻できたわずかの隙間がそのまま維持されており、しかもそれになるみの方が気付いていないらしいという事であった。
そこから細く長く呼吸を盗んでこの場をしのぎ、薬の効き目がいま少し弱まるまで、やられたふりで何とか時間を稼ぐ。そうすれば・・・・・
男は、そう考えた。それしか残された道はない。
力が戻ればこっちのものだと、男は双眸に復讐の炎をたぎらせた。
しかし、そうは問屋がおろさなかった。
一見、活路を開いたかにみえたこの抵抗の代償として、彼はあらためてくノ一のおそろしさを思い知らされることになるのである。

「ふぅっ・・・・素直に失神しちゃえば、それで済ませてあげようかなって、思ってたのに・・・・。そういうこと、する人はぁ、さあて、どうなるのかしら・・・?」
ぷっと膨れ面になったなるみは、手を伸ばし、男の股ぐらの更に奥をまさぐった。
「・・んっ・・・・っんッ!んンンンーーーーーーーッ!!!」
依然、微かに漏れ聴こえるだけに過ぎなかったが、男の叫びが確かに悲鳴に変わった。
なるみが突然、男の肛門に指を突きさし、ぬるぬると潜り込ませていったのである。
くノ一は、腹中深くに存在する精液を司るツボを刺激する術で、屈強の漢すら手玉に取る事ができるという。
なるみの細い指が根元まで入り込んだ頃、牢番の男の体がぶるぶると小刻みに震えはじめた。
「どぉ?泣いちゃうぅ?・・・・でもねぇ、今から、もっと鳴かせてあげるぅ」
もう一方の手で男のボロ衣をはだけ、怒張しきった一物を露出させると、なるみはおもむろに自分の口元に手をやり、その掌の上にたっぷりと涎を溜めていった。
「おまえの御主人、まるで反省してなかったみたいねぇ・・・。仕方がないからぁ、約束どおり、今度はおまえの番よ・・・・。覚悟してね?・・・ウフフ」
なるみは怒張した肉棒にむかってそう言うと、天に向けて竿状に突っ立ったそれへ、粘っこく糸を引く涎で濡れそぼった五本の指を、にゅるりと絡みつかせた。

白魚のようにほっそりとして優美な指が、上へ、下へ、くちゅくちゅと淫らな音を立てて、黒光りする男の肉棒を擦りはじめた。
「んぷッ!んんッ、んんッ、んんーッ」
たったそれだけで、たちまち男の声が哀感を帯び、切羽詰まった調子へと変化していった。
それもその筈、なるみが肉棒を千摺る動作は、自慰のとき男が自分でしごく時のような単純な反復運動とは、まるで似て非なるものであった。
裏筋の方から掌全体で包むようにして竿を逆手に持ち、親指と薬指とを巻きつけ、曲げた小指の先を亀頭にあてがい、残る中指と人差し指は、二個の睾丸を各々巻き込むようにして捕らえる。
そのまま少女の五本の指は各々複雑玄妙に蠢き、はげしい上下動との連携で、あたかも肉棒の奥から男の精を汲み上げるポンプのような働きをみせていた。
「んんーっ、んーーっ!んーーっ!」
「あらもぅいくの?いっちゃうの・・?もうダメなのかしらぁ?」
なるみはくすくす笑いながら、男の腹中に残したほうの指先で、射精を司るツボを優しく撫で上げてやった。
たちまち、薬のしびれに抗うように、弱々しくではあるが男のふくらはぎの筋肉が収縮し、足の指先が反り返りだした。
その微妙な徴候を見て取ったなるみは、男の耳に口元を寄せ、そっと息を吹きかけるようにして囁いた。
「あらあら、おしまいね。それじゃ、とどめよ・・」
「んっ、んっ、んっんっ」 
「・・ひっさぁつ・・・」

「んっっ・・!んんんぁァァーーーーーーーーーッ!!!!????」
今までとはまるで比べ物にならない、電撃のような快感が男の脳を焼いた。
ひとたまりもなかった。
「ァぁーーーーーーーーぁーーーーーぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
微かに聞こえる男の絶叫と共に、ブビューッという音を立てて物凄い量の白い精液が、鉄砲水のような勢いでほとばしり散っていった。
「・・・・くノ一忍法、『筒しぼり』。・・・・思い知った?」
先刻、男がいよいよ絶頂に達しようとしたその刹那、なるみは、彼の腹中にあった指を思いきり烈しく震わせ、射精のツボを猛烈な勢いで刺激してやっていた。
しかも同時に、もう一方の手の中指と人差し指を別の生き物のようにくねらせ、睾丸を袋ごと一気にひねりあげるようにして、独特のやり方できつく揉んでやっていたのである。
これが、仕掛けられた者はみな泣き叫び骨抜きになると伝えられる、くノ一の房中術(性技)の極意、『筒しぼり』であった。

「ぁーーっ・・・ぁーーーッ・・・・ァァァッ!・・・・ァァァァァ!!!・・・・」
「フフッ。まだゆるさない・・。堕ちなさい・・・!」
なおも追い討ちをかけるようにいやらしく陰茎を扱き搾るなるみの指の動きに合わせ、男の体がビクンッ、ビクンッと痙攣した。
その度に、もはや水のように透明度を増した精液が、一物の筒先からあふれ出てきた。
あまりの快感に彼の心の臓は早鐘のように打ち、息のあがった彼の喉は酸素を求めてせわしなく喘いだ。
が、もがいてもあがいても、乳房に埋もれた彼に許された呼吸は相変わらず、一息が雀の涙ほどにも満たないわずかずつのみ。
そんな事にはお構いなしに、なるみの指がくねる度、男の筒先は液を噴出させ続けた。
もはや助かる道は無かった。
この地獄極楽一体のむごい仕打ちにより、牢番の男はついに、少女の乳房の下で狂い悶えながら、どこまでも気を失っていったのであった。

男が動かなくなったのを確認すると、なるみはようやく上体を起こし、裸の胸を男の顔の上からどかしてやった。
ぴったり密着していた肌と肌が引きはがされた時の反動で、血が上りきって真っ赤になった男の顔が、力無くぐんにゃりと横を向いた。
意識が完全にあちら側に飛んでしまったようで、半笑いの表情で白目を剥き、唇の端からは涎がたれ放題になっていた。
「ウフフ・・・・当分、正気には戻れまい」
だらしなくノビた男を見下ろして、こみ上げる笑いをかみしめる。
しかし、いつまでも勝利に酔ってはいられない。
乱れた髪を整え、まろび出た乳房を元の通りに忍装束の内へ収めると、猫のような軽やかさで、なるみは城内へと続く石段を疾り登っていった。

こうして、まんまと地下牢を脱出したなるみ。
目指すは、城主の間・・・


   つづく

弐之巻
http://b.dlsite.net/RG15520/archives/52349256.html

「独り美人局」

『独り美人局 (ヒトリツツモタセ)』



わたし?
わたし、うすむらなお。
本当なら中等部2年生かな。
本当ならっていうのは、わたし、一度も学校に通った事がないから。
学校は、憧れなんだ。
でもあたしには戸籍っていうのが無いから無理なの。
お母さんが昔、よくそう言ってた。
お父さん?お父さんのことは知らない、覚えてないんだ。
お母さんは、もうずうーっと帰ってこないの。
新しいお父さんの所へいってくるって出てって、それっきり。
もう待つのつかれちゃった…。
でも、寂しくなんかないよ。
浮気性のお母さんのおかげで、弟も妹もいっぱいいるもの。
みんなで力を合わせて、生きていかないとね。

「だから、お金が要るの?」
そこで男は、少女の身の上話を質問でさえぎった。
どことなくそわそわしている。
「そうなの」
とだけ言って、ベッドの上の臼村奈央は仰向けに寝返った。
あどけない表情からは、特に何の感情も読み取れない。
自分の上に覆い被さる男の顔を、子猫のような瞳できょとんと見すえる。
「そう、大変なんだねぇ。わかるよ、わかるよ」
そう言いながら男は、鼻息荒く奈央のブラウスのボタンを外そうと指をかけた。
その指を、奈央の小さな手がそっと押しとどめた。
「まかせて。ボタン取れちゃったら、やだもん」
男は一瞬、あっけに取られた顔をしていたが、
「あ、そう、だね、そうだね」
と言いながら、今度は自分のベルトをいそいそと外しにかかった。
奈央は、男に背を向けて正座し、ゆっくりとブラウスのボタンを外している。
男は、シャツとスラックスを乱暴に脱ぎ捨て、引き千切れんばかりの勢いで下着を脱ぎにかかっていた。

「ふぅ…」
ため息をついて奈央はくたっと前のめりに倒れ、ふかふかの枕にぽふっと顔を埋めた。
指は、ブラウスのボタンにかかったままだった。
「眠くなっちゃった…」
「え…え?」
トランクスを脱ぎかけた体勢のまま、男は呆然として奈央に顔を向けた。
「ちょ、ちょっと待てよ、おいっ!」
「眠いよぉ…ぐー…」
奈央は、お尻をふるふると振って抗議した。
中途半端な丈のスカートがフリフリと揺れ動き、艶かしい太ももがチラチラと見え隠れする。
正座の状態から上半身だけを前に倒したせいで、奈央はお尻を高く上げる格好になっていた。
顔や言動の幼さとはうらはらな大きめのヒップに目を吸い寄せられ、男は生唾をごくりとのみこんだ。
「…お、起きろよ。起きないと、な、何するかわかんないぞ?」
「ふみゅ…?ぐー…」
男は、また生唾をごくりとのみこんだ。
そしてそっと、スカートのすそを指でつまんで、
桃を思わせるふっくらとしたお尻の双球が露わになるまで、そろそろとそれをまくり上げた。
「お、おおぉ…」
男は思わず、にやけ顔になっていた。
スカートの下のお尻は、それを包みこんだ、よくある白無地の地味なショーツまでも妙に色っぽく感じさせる程、Hなフェロモンを全開に放出していた。
下手に突つけば壊れてしまいそうな程柔らかなカーブは、桃というよりは大きなプリンのようでもある。
男は手始めに、むっちりとした双球を両手で掴んでみた。
指が包みこまれるような尻肉の柔らかさと、絶妙に指を押し返すみずみずしい弾力。
男はまた、こくっと喉を鳴らし、今度は双球の合わせ目にそろりそろりと指を這わせていった。
その動きに合わせて奈央の体が、ぴくっと反応する。
いくらも経たないうちに、じわ…と、ショーツに透明な液体の染みが広がり始めた。
「ん…ん…」
奈央はいやいやをするようにお尻を振った。
男は再び両手で尻肉を掴んで奈央の動きを封じると、おもむろに割れ目に唇を寄せ、
濡れた染みの上に、チュッチュッとキスの雨を降らせた。
「やぁ、ぁ…」
か細い嬌声にたまらなくなり、夢中で尻割れに顔をねじこむようにして、男は奈央の秘所を味わい続けた。

ファサッ!

「?」
お尻に顔を埋めていた男は、頭から薄い布地をすっぽりと被せられたのに気がついた。
いつのまにか後ろに回されていた奈央の指が、まくり上げられていたスカートを下ろしたらしい。
おかげで男は、ちょうどスカートの中へモロに頭を突っ込んだような格好になっていた。
少し息苦しさを感じたが、蒸れたフェロモンを肺いっぱいに吸いこむ幸せには換えられない。
男はかまわずそのまま少女の割れ目に舌を這わせ続けた。

グルルルル…

「…?」
その時、どこからともなく、地鳴りのような低音が聞こえてきた。
男は一瞬ぎょっとしたが、すぐに、少女のお腹の鳴る音だと気がついた。
お腹の調子が良くないのかな?
男がそう思ったそのとたん、鼻先あたりで、ショーツの布地が、ふわっ…と膨れた。

 …っっすぅぅ ぅぅう ~ 

かすかだが確かな気体の噴出音を耳にし、
お、おならかよお!?
などと一瞬あっけに取られていた男だったが、続いてショーツから生温かいガスがもわぁっと染み出してくる頃になると、
「???…ゲーッホッ!?ゲホゴホ!」
男は、思いっきりむせ始めた。
「ゲーッほっ!くぅっぅさぁぁあぃぃいいーっっ!」
叫んでのけぞり、勢い余ってベッドから落ちると、男はめちゃめちゃに鼻をかきむしって床の上を転げ回った。
とことん強烈な、刺激性の、嗅いだ鼻がへし折れるかと思うほどの悪臭。
だがそれほどの猛烈さにもかかわらず、そのニオイはまさしくオナラ以外の何物でもなかった。
極悪非道な程に濃い、極限にまで凝縮された、文字通り猛毒ガスのような、オナラ。
いくら鼻をつまもうと、かきむしろうと、もう後の祭りだった。
「くせぇーっくせくせ」
男は、ヒーヒーと喉を鳴らしてのたうち回った。
あどけない少女の、白桃のように無垢なお尻に隠された秘密の毒ガス砲。
蕾のようなその砲門からほとんど音も無く噴射された自家製ガス弾の威力は、一介のサラリーマンに過ぎない男一人を狂乱の悪臭地獄へと叩き込むには充分過ぎた。
永久に忘れられないほどの屁臭ショックは一気に男の脳みそを焼き焦がし煮えたぎらせ、鼻腔粘膜の奥まで染みついた臭いの残滓が、さらに男を崖っぷちへと追いつめていった。

ふぁさふぁさっ
と残り香を追い払うようにして後ろ手にスカートをはたいた奈央は、う~ん!と伸びをして上半身を起こした。
ベッド下に目をやると、男が鼻を押さえて弱々しくもがいているのが見え、
「えへへ。すかしちゃいまーしたっ。ふわ…!?」
身をのり出した拍子に、漂うオナラをモロに嗅いでしまった奈央は、あわてて鼻をつまんで、ぺろっと舌を出した。
「今のは、もしかして世界一ニオッたかも。…ゴメンね。…って、もう聞こえてないよね?えへ…」
奈央はぴょこん!とベッドから降りて、倒れた男の側へてくてくとやって来た。
男は白目をむいて、ぴくりとも動かなくなっていた。
「くしゃいでしょ?まいったか☆」
じっと男を見つめていた奈央は、にぱっと笑って言った。

男の上着から財布を取り出した奈央は、わぁっと声を上げた。
「えっと、なな、はち、きゅう…。すごい!十万円もあるぅ。お兄ちゃん、おっ金持ちぃ!」
きゃはははっと奈央はとびはねた。
「これでしばらく、みんなであったかいご飯を食べれるよぉ」
財布をきちんと上着に返すと、奈央は抜き取った十万円を、自分のピンクのポシェットへ大切にしまい込んだ。
その時、不意に何かの気配を感じて、奈央はびくっと顔を上げた。
「うう…う…」
男の手が、力無く空中をさまよっていた。
まだ、完全に気を失っていたわけではなかったようだ。
男の顔を見下ろすように立った奈央は、少し困ったような顔で言った。
「お兄ちゃん、お金はもらってくね、ごめんなさい…でもこれでみんなが暮らせます」
奈央はスカートの裾を指で絡げ、腰までまくり上げた。
そしておもむろに男の顔の上をまたぐと、そのまま腰を下ろしていった。
奈央が手を離すと、スカートは重力に従ってふぁさ…と落ち、男の顔を覆い隠した。
スカートの裾が隙間無く床につくよう両手の指先で押さえつけると、奈央は目を潤ませ、眉根を寄せてつぶやいた。
「うぅ…おなかいたいな…。無理して食べ過ぎちゃった、ニンニク…」
再びお腹がゴロゴロと鳴り出し、奈央は唇をきゅっと結ぶと、何かに集中するように目を閉じた。
「…もぅだめ、あ…もうでる…!でる…んっ」

 すっ   むすすぅぅー ~ 

「~~~~…!!?? ーーーーーァーーーーー…!!!!」
断末魔のような男の悲鳴が聞こえた気がしたが、奈央は心を鬼にしてスカートの裾を床に押さえつけ続けた。
そのまま一分、二分、三分。
放屁を終えてからも奈央はしばらくじっと動かず、スカートでできた「ガス室」に男を閉じ込め続けた。
「ガス室」の中で狂ったように振られていた男の頭も今は動きを止め、宙をかきむしっていた手足も床の上に力無く投げ出されていた。
奈央は最後に、サービスのつもりで柔らかいお尻を男の顔にぷにぷにと押し当ててやった。
何の反応も無かったので、奈央はすくっと立ち上がって、スカートをぱんぱんっとはたいた。
もあもあとオナラの残り香がたちのぼり、奈央はうぅ~と言って眉根を寄せ、鼻をつまんだ。
「き、きょうれつ~、うぅ…ど、どうだ、まいったか☆」
見下ろすと、だらしなく開いた口元から泡を吹き、目を笑ったようなへの字にして、男が気絶していた。
男の鼻は、完全に曲がってしまっていた。
「えへ…。くさいでしょ?おしおきだよ。もう、わたしみたいな悪いコに引っかかったらダメよ?お兄ちゃん」
奈央はベッドの上にぽんと乗っかると、ベッドサイドのパネルのボタンを慣れた手つきで押しながら言った。
「目覚しタイマーかけててあげる。チェックアウトの時間までには起きれるといいね、くふふ。それじゃお先に☆」

入る時は二人だが、出る時は一人。
それがいつもの奈央のスタイルだった。
こういう所に来てこういう事をするのは、もう幾度目になるのだったか。
いつも奈央は思い出そうとするのだが、やはり思い出せなかった。
それにそんなことより、これからの生活の方を真剣に考えなければならなかった。
お腹を空かせた小さな弟や妹たちが待っている。
「みんな、ご飯を買って帰るからね。今夜は、あったかいご飯を食べようね…」
ピンクのポシェットを小さな手で握りしめ、奈央は独り、ホテルを後にした。


   終

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