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「にゃぁ、、、面倒くさい!呼び出しってなんだろ」と風太はダルそうに、夜のリング場へとやってきた。TOMOEの置き手紙に、今日の夜にリング場へと来いと書かれていたのだ。

いつもなら面倒くさく顔も出さないであろう風太だが、夜のリング場に何時間も先輩であるTOMOEを待たせてしまうのは、いくら何でも悪い気がしたので渋々とやってきたのだ。

ガーッ。 と鉄製の扉を開くと、リングにTOMOEの姿はなかった。TOMOEの事なので直に来るのだろうと思い、風太は更衣室で自身のユニフォームに着替え、リングに上がり、ストレッチを始めた。

「あらあら、以外と真面目じゃない。」と姿を現したのは、TOMOEではなく、緑子だった。緑子は、既に自身のコスチュームに着替え、腕をポキポキ鳴らしている。

「え?TOMOE先輩は?」と困惑する風太を無視し、「始めるわよ」と緑子もリングに上がって来た。

「はぁ?俺はTOMOE先輩との約束があって、ここに来てるんだ。緑子には要はないよ!」と、風太がリングを降りようとした、その時、

シュルッ!!風太の周りに何かが巻き付いた。「ん、、、いたっ、、、」

風太の首に巻き付いたのは、バラ製の鞭であった。緑子が、試合のパフォーマンス等で使用する物だ。所々に刺が付いており、鞭が首に食い込む度に、小さな刺が喉元に刺さり、痛いのだ。

「何言ってるの?逃・が・さ・な・い・わよ?」緑子は、風太の首に巻き付けたバラの鞭をさらにキツく締め上げた。そして、鞭を思いっきり引っぱり、まるで鞭だけで首投げをするように、風太をリング中央に叩き付けた。

「いたたた、、、、なにす、、!!!」風太が立ち上がろうとした瞬間、緑子は風太を正面から抱きしめ、そして力を入れた。ベアハッグだ。

ぎゅうううううううううううう!!!!!!!女王という代名詞で、知られている緑子だが、彼女は同時に怪力ファイターで、風太を軽々と持ち上げた。

「ふふふ、、、風太君の腰の絞め心地も中々ね♪ほら、もっとキツく絞めてあげる☆」ぎゅううううううううううううう!!!!!

「あ、、、、、あぁ、、、、」風太は懸命に逃れようとするが、緑子の絞めは益々強くなる。

「ホントに良い声で鳴くゎね♪風太君を一度でも良いからボコボコに泣かせてみたかったの。貴方の先輩の名前を使ったら誘き出せるかな?って思ってね。ホラ♪」

ぎゅうううううううううううう!!!!!!

「緑、、、子、、、てめ、、、、ぇ!!」風太は懸命に暴れるが、普段練習をサボってしまっているせいで力が出せない。

「ん~?風太君?お口の聞き方がなってなぃよ~ね~?言ってご覧なさい?緑子様って!!!」ぎゅううううううううううううううう!!!

「くっ、、、クソ、、、、、や、、、やめ、、、、、」ぎゅうううううう!!!

「やめないわよ~?もっと苦しくなるけど良いのかしらぁ?」ぎゅううううう!!

「は、、、な、、、せ、、、、」風太は渾身の力で緑子に対抗した。その言葉を聞いた緑子は突然、ベアハッグから風太を開放した。

「往生際の悪い子ね、、、、そんなに私のウィップラッシュがほしいのかしら?」

<ウィップラッシュ>という単語を聞いた時、風太の顔が一瞬曇った。ウィップラッシュが開始されると、レフェリーストップか、ギブアップまで緑子のウィップラッシュは止まらないと聞いた事があったのだ。

「ぇ、、、そんな、、、、」風太が絶望的な表情になったのを見計らったように、ドスンっと、緑子は風太の上に跨がりマウントポジションを形勢した。

「いくわよ♪」 バチン!!!! バチン!!! 強烈なビンタが、風太を襲う。風太は顔面をガードしようにも、緑子は風太の両腕ごと彼女の太股で拘束しているので、風太はまるでサンドバックのように打たれ続けるしかない。

バチン!! バチン!! バキッ!!!

「あらあら、ごめんなさい♪思いっきり、グーパンチで殴っちゃったぁ☆可愛いキャラで売ってる、風太君の顔が益々惨めになってくわよ?そらっ!!」

バチン!!!!バチン!!!バキッ!!!バチン!!バキッ!!!

「も、、、う、、、嫌、、、、、」風太は両目から涙を垂れ流し、両鼻からも大量の鼻血を出し、戦意は完全に失われている。

「フフフ、、、反省した?」泣きじゃくる風太を見下しながら、囁く様に緑子は聞いた。

「、、、、は、、、い、、、、緑子、、、さ、、ま、、、」と風太は力なく答えた。

「よくできました♪もぅ私の可愛い下僕ちゃんね♪」緑子は、風太をマウントポジションから開放し、風太の手を取り、立ち上がるのを手伝った。

「ぁ、、、ぁりがと、、ございます、、、」と風太は泣きながら、緑子の手を借り立ち上がった。

「さぁて♪良く出来た子には、ちゃんとご褒美ぁげなきゃね♪」そういうと、緑子は複雑にまるで蛇の様に風太に絡み付いたかと思うと、卍固めを形勢した。

ぎゅうううううううううううううう!!!!

全身が千切れてしまいそうな、そんな痛みが風太の全身を巡った。

うわぁああああああああああ!!!!

「あははは、良い声でホントに泣くわね♪このまま壊してあげる☆」

そういうと、緑子は腕や太股に力を入れ、筋力を倍増させ、さらに、風太を締め上げた。

ぎゅうううううううううううううううううううう!!!!

風太は、叫び声をあげる余裕もなく、眠りへとついた、、、、、




「ふふ、楽しかったわ♪次は、剣山Jrでも食べてみようかしら、、、、、」

緑子の<武者修行>は、これからも続く、、、、 ?