派手に肩をやらかしました

これまでに何度か、肩がパンクしたと感じたことがある。

痛みも当然なんだけど、肩が上がらなくなり、ちょっとやばいなという感じがするのだ。
ただ、これまではそんな状況でも作業はできた。

今回は、本格的にやらかしてしまったという感じだった。

プリンセスブライト8の納品直前から、嫌な傾向はあった。
それまでは肩を酷使した時に出る右手小指の痺れが、薬指にまで達してきたのだ。
おまけに、この痺れが取れない。
やがてそれは麻痺のようになり、大丈夫なのかと思った矢先だった。
ほぼ完全に、小指と薬指が動かなくなってしまったのだ。 

それでもなんとか納品し、サイトも更新したのだが、右肩甲骨の裏の辺りに、つったような激痛が走った。
おまけにこれがまったく収まる気配なく、当然そんな状態なので痛み止めをいくら飲んでも効かず、さすがにまずいと思って、接骨院に行くことにした。

形としては、かなり重度の肩こりみたいなものだろう。
自分で触ってみてもわかるのだが、右肩から指先、反対側の肩までいたるところ、スーパーボールのような塊がある。
これがどうも、各神経を圧迫しているようで、右半身が効かなくなっているのだ。
そういう症状には過去何度か遭遇しているので慣れてはいるが、今回はとにかく、痛みが半端なものではない。

以後今日に到るまで、治療とリハビリを続けている。
さすがに今回は危機感を感じざるを得ない症状で、かなり真面目に行っているのだ(笑)。

痛みはまだひどいが、昨日自体は大分回復してきた。
今月入ってからは洗い物しててもコップ割ったりと、日常生活もややままならない感があったのだが、とりあえず麻痺は消えてきたので、着実に回復傾向にはある。
絵も、二日前からゆっくりだけど、リハビリを開始できている。
そして今日、なんとかこんな感じでキーボードを叩けるようになった。
一昨日くらいまでは、人差し指でちまちまと打つことが出来る程度だったので、間違いなく回復しつつあるはずだ。

本当は納品後すぐ、ウォーロードの6話目をアップするくらいの気持ちでいたのだが、ちょっと時間がかかるかもしれない。
ただ、ウォーロードしかり無印プリンセスブライトしかり、ゆっくりとでも、作業は進行するつもり。
今ここでこんな文章を書いているのも、どの程度キーボードが叩けるようになったか、限界を探ってみようという意図があるのだ。
もう右手がプルプルしてきたので、この辺りが限界のようだ。

にしても人間、いかに日常生活で右手を酷使しているか、こういう状態になってよくわかる。
とりあえず今月中には痛み止めなしで生活できるようになって、さっさとリミッターを外したいもの。

んなわけで、しばらくはまた、低空飛行を続けるよ。 

[新作]プリンセスブライト8

プリンセスブライト8
648円/ポイント10%
オリジナル・エロティック冒険ファンタジー第8弾。幽霊船に囚われたセリーナとグレイス。レベッカたちはネフェルの力を借りる為、性交による魔力供給に臨む。
18禁同人ソフトCG集HTML+画像

この頃

 「プリンセスブライト8」の制作が、追い込みに入ってる。
 大きなトラブルがない限り、来週中には納品したいと思ってるんだけど、ここのところ急に体調が悪化することがあって、さてはてどうなることやら。
 季節の変わり目ですからなあ。
 あと、今回は前作制作時に、えちぃイラストに関しては一緒に仕上げちゃったからね。
 さほど間を置かずに発売にこぎつけられそうだよ。 

 そして二日前、フェイスブックを始めてみた。
 まだまるで使い方がわからず、四苦八苦だよ。
 こちらから以前からの友人や先輩を探そうと思ってるんだけど、なんとか一人見つけたら、後は向こうからこちらを発見してもらうって感じでね(笑)。
 今はあんまり触ってる時間ないのでとりあえずの登録って感じだけど、落ち着いたら色々といじってみたい。
 あっちの方が、クローズドな感じがしていいかもね。
 ホントは最もオープンなSNSのはずなんだけど。

 リンクの張り方がよくわからんので、フェイスブック内で「尾上純季」で検索して頂けたら。 
 ツイッターやピクシブだと、どうしても「どういう人間なのかまったくわからん人」が多いので、こっちのやりとりの方がなんか安心するってのはあるかもね。
 そんなに更新とかしないと思うけど、やりとり自体はこっちの方が遥かにしやすい印象。
 以前何人かから、ツイッターなんかでフェイスブックのお誘い(という言い方は違うけど)頂いたんだけど、当時やってればなあと。
 使い方とかどんなことができるのかとか、教えてもらえばよかったよ。

 諸々片付いたら、サイトで個人依頼に関するページとか、ウォーロードの6話目とかに着手したい。
 そして6話目が終わったら、すぐにプリンセスブライト9に移行できれば。

 ものすごく昔にツイッターでつぶやいたことあったと思うけど、セリーナの一行にはもう一人仲間になるキャラクターが予定されてて、やっとそこでお披露目って感じになりそう。
 彼女の容姿、生い立ち、性格なんかは、実はプリンセスブライト始めた当初から決まってたんだよね。
 もうちょい先だけど、やっとその辺も描く目処が立ったってわけだ。

 と、最近は、そんな感じだよ。

「Fate/Apocrypha」

・アニメ公式
http://fate-apocrypha.com/

 まあ一応Fateだし、見ておこうかなと。
 ジャンヌ・ダルクがどんなキャラか、気になってたってのもあります。 

 結論から言うと、ちょっと散漫な感じがしました。
 これね、多分FGOやってる人は楽しめたんじゃないかと思うんですよ。
 知ってる、ゲームで使ってるキャラが、ばしばし出るわけじゃないですか。
 それだけで、充分楽しめるはずなんですよね。
 が、FGOやってない自分からすると、こんなにいっぺんに出してくれなくてもって感じで(笑)。
 なんというか、もったいない。

 キャラの多さ自体は、別にいいんですよね。
 見せ方で、多さをカバーすることってのはいくらでもできると思うんで。
 でも普通の(?)作品と違うのは、一人一人が英霊なわけじゃないですか。
 歴史好き(さほど詳しいわけじゃなく)の自分からすると、なんかこう、もったいない感じするんですよ。
 幸い(?)、今回出てるキャラで、歴史上の人物としても大好きって英霊はいなかったんで、そんなに口惜しい気にはならなかったんですけど、そういうキャラが、たくさんいる登場人物の一人、みたいに描かれてたら、ちょっと複雑な気分になったかもって思います。

 もうあまりにもFateってものが展開し過ぎたんで、最初のFateと比較するのはナンセンスなの承知で言うと、やっぱFate/stay nightは、出てくるキャラ、英霊を、かなり丁寧に描いていたなあと。
 英霊の正体も謎で、正体がわかると、あっと驚かされる。
 その正体隠す意味も含めたクラス分けなわけで。
 で、英霊が正体不明だと、ある時期までは自然とマスターの方にスポット当たるようになってるんですよね。
 で、英霊ってもののキャラクター性に負けちゃう前に、まずマスターのキャラ立ちってのができるわけで。
 初めてFateやった時、なんて緻密な設計してるんだろうって、唸らされたもんなんですよ。
 んで、そうやってキャラの立ったマスターと、そもそもキャラ立ちしてる歴史/神話上の英霊がタッグを組み、生き残りをかけた戦いに臨んでいくわけですよね。
 七組のコンビが出てきて、願いを叶えるのは、たった一組。
 おー、いいコンビだなあと思っても、一組以外は全て死ぬかリタイアの、壮絶なサバイバルだったわけですよね。
 これいずれ、Fate/stay nightだけでむちゃくちゃ長い文章書きたいくらいなんですけど(笑)。

 で、この辺の緊迫感ってのは、Fate/Zeroなんかは充分に継承してたと思うんですけど、どんどん展開してって、やっぱ違うものになってきてるんだなあと。
 この間全てのFateに触れてきたわけじゃないんで変遷辿ることはできないんですけど、やっぱもう、これは別物として捉えるべきなんだろうなって、思ったりもしました。

 逆に、Fateってもんが足枷になってる部分もあるかもしれないですよね。
 今作も、Fateの冠着けない物語だったとしたら、僕の評価も随分違ってたんじゃないかって思います。
 こう、別に切り口が変わってもいいんですよ。
 コミカルなFateがあってもいいし、まったく別の要素で描いてもいいわけで。
 でも同じシステム(聖杯戦争)を用いてるなら、外すべきではない点ってのはいくつかあるはずで。
 簡単に言えば、英霊みたいの召喚して、みたいのは既にジャンル化してると思うんで、別にFateじゃなく、そういうジャンルの物語でいいんじゃないかと。
 なんだろ、作者変わっても、ここは抑えるべき、というディレクションは、あっても良かったんじゃないかと思います。

 で、これはこのタイミングでアニメ化されたってのは、見る側にとっても、アニメこれしか見てないってわけじゃないはずなんで、ちょっとタイミング悪かったかもって部分もありますね。
 僕が見た限りでも、2017夏アニメってのは、すこぶる上手いストーリーってのが、たくさんあったわけなんですよ。
 全体的に、物語って点では弱いクールに今作が入ってたら、また違う評価になったのかな、とも。
 話の緻密さ、上手さって点では、豊作の今期に当たってしまった不運みたいのは、確実にありますねえ。

 あとこの作品、確か元はノベルなんですよね。
 アニメだといまいちジークが周りにあんなに肩を持たれる理由が伝わってこなかったんですけど、原作読んだら色々わかったのかも。
 展開的に「?」と思うとこの多い作品ではあるのですが、アニメしか見てない僕としては、そこら辺に突っ込むのも、なんかアレかも、みたいに思ったりして。 

 加えて、どっちの陣営に肩入れしていいかわかりづらいってのもあったかも。
 どちらかをもう少し主人公側って感じで描いてくれると、単純にそちら中心に見てもいいし、逆にライバル側に肩入れしてもいいと、選択肢が出て来るんですけど、なんかこう、どっちにも肩入れしづらいというか・・・。

 自分的ヒロインは、アストルフォですかねえ。
 出てくるシーンが多い分、思い入れもしやすかったですし、何より、いい子ですしね(笑)。
 ジャンヌ・ダルクも、本作見ようと思ったきっかけだっただけに、なかなか捨てがたいです。
 なんかこう、エロいんですよね(笑)。
 なんなんでしょうね。
 なんか、グッとくるものがあるんです。

 と、色んな条件やら何やらもあって、2014夏アニメの中では多少見劣りしてしまった感があったのですが、基本的には毎週楽しみにしてました。
 物語も完結してないですし、このまま次のクールに突入なので、次クールはあっと言わせる展開を、期待したいと思います!

「将国のアルタイル」

・アニメ公式
http://project-altair.com/

 中東の方をモデルにしてる作品って、珍しいですよね。
 一応アルスラーンなんかもペルシャの辺りが舞台だったと思いますけど、こちらの方がもうちょい、日本人がイメージする中東に近いかなと。

 西洋っぽい国と、中東っぽい国のぶつかり合いを描く、戦記モノですね。
 ちゃんと調べてないんですけど、西洋っぽい帝国は神聖ローマ帝国、中東っぽい国はオスマントルコみたいなイメージで、大体あってるんじゃないかと。
 wikiとか見ちゃうとネタバレも書いてそうなので、このまま2クール目に入る今作については特に、アニメ見る以上の情報は調べてないんですよ。
 どの作品にしてもそうなんですけど、話自体が完結してないものは、極力作品以外で入ってくる情報は抑えてるんですよね。

 で、今作ですが、期待してた以上に面白かったです。
 話が、思ってたより展開するんですよね。
 それも、一話の中で次から次へと。
 テンポのいい作品は好きなんですけど、これちょっとテンポ早すぎない?ってくらいで(笑)。

 中東の方ってのもそうですけど、国の配置やそれぞれの個性といった、舞台設定の組み方はかなり好きです。
 1クールでかなりの数の国や都市が出てきたわけですけど、大きな部分で二大国の争いってとこを外してないんで、思ってたよりわかりやすい。
 戦記モノに限らず言えることなんですけど、物語の軸って部分がしっかり明示してあると、多少設定を複雑にしても、いい意味でわかりやすい物語になるんですよね。
 色々展開してっても、結局そこに収束するってことで、見ている側も混乱しないというか。
 中盤以降、主人公が旅をすることで一気に色んな情報が入ってくるわけですが、背景として二大国の争いってのが見えていれば、そこに至る道筋なんだろうなあってことが、わかるわけですね。
 要は、どういった物語かってことが、常に提示されてる。

 あと、やっぱ国家間の争いなわけですから、これが正義ってものが、曖昧な部分があるんですよ。
 それについて、主人公が常に考えさせられるって展開は、王道ながら、よくできているなと。
 そういうのって価値相対的なもんなんですけど、そこをあえて、主人公の目線でなにか絶対的なものを探っていくというか。
 自分の中で「これだ」と思えるものをですね。
 あまりに相対的にしすぎると、これは少年誌としてはふさわしくないわけで、いわゆる少年漫画っぽい部分と、そうでないとこのバランスを、よく取っているなあとも思いました。
 僕はそれぞれの正義や事情なんかを描いている作品の方が好きだったりするのですが、それだとあんまり漫画的じゃなかったりするんですよね(笑)。
 より複雑で視点の数が多くなるものはどうしてもテキストで補完していく必要が出てくるので、小説向きになっちゃうというか。

 本来漫画よりも小説に向いている戦記モノってジャンルを、あえて漫画でやって、かつ成功している例があるとすれば、今作なんだろうなって思います。
 端的に言って、話がよくできていますもん。

 今作はこのまま2クール目に突入なので、今後の展開にも期待大です。 

「神撃のバハムート VIRSIN SOUL」2クール目

・アニメ公式
https://shingekinobahamut-virginsoul.jp/

 バハソウル、2クール目です。 
 前クールよりかはシチュエーションの変化が大きいんですけど、旅というよりかは、それぞれが動き出してって感じですかね。

 あいかわらず、絵の、特に動かし方のクォリティは高いです。

 ラスト近辺までは、前のクールとさほど変わらないかなあという印象だったんですが、ラスト見て、ああ、これって前作の逆というか、そういう作りになってるのかと。
 愛を取るか世界を取るかの問いがあって、ようやく気づきました(笑)。
 なるほどなるほど、そう考えると、ここまでの経緯とか展開とか、全体のテーマもようやっとすとんと胸に落ちた感じで。
 あーこれ早く気づいてれば、ここまでの見方も随分変わってたんだろうなあって。

 こういうのがあるから、一度見始めた作品って、最後まで見ないとわからんのですよね。
 もうちょい小難しい物語だったら最初から何を描きたいのかってのを見極めようとするんで、早い段階から気づけたりするんですけど、今作特に、コミカルな要素や楽しい要素が大きいじゃないですか。
 その辺りで気づけという感じなんですが(汗)、単に前作との違いを出してるだけかなあと思い込んじゃって、意外と複雑な作りに気づけなかったのは、痛恨ですわ。

 でも結構、レベル高い構成ですよね。
 どちらかというと前作より劣るかなあと思いつつ見てたんですが、これはこれで、違うベクトルのいい作品だと思いました。
 2クールをやや間延びしてるかもと思ったりもしてたのですが、色んな要素含んでるんで、やっぱ1クールだと相当駆け足になっちゃって、このくらいの尺は必要だったのかなとか。
 あと再三このブログで述べてるように、2クールだとキャラを掘り下げられるんで、その意味でも2クールは必要な作品でしたよね。
 まあ、先に2クールやるって決まってて、この尺でやるものとして、色んな要素を詰め込んだんだとは思うんですけど。

 あとこれ、前作にも言えたことなんですけど、クール終わりくらいでも、ほとんど作画落ちなかったってのは、あらためてすごいことですよね。
 相当しっかりとした予定立ててないと、こうはいかないわけで。
 ここでは物語の良い作品を評価しつつも、やっぱりアニメってのはアニメーションなわけで、その部分が終盤になるにつけ落ちてくってのは、どの作品にとっても良くないことだと思うんですよ。
 新規視聴者を獲得できない、そして最後の方まで見てくれた人は最後まで見るだろうみたいなマネジメントの都合があるにせよ、肝になってるとこは、やっぱ大事にしてくれればなと、一視聴者としては思ってしまうことだったりするので。
 間違いなく、それはアニメ制作において最も難しいことだとは思うんですけど。
 で、それができてる今作は、その部分でも評価されてほしいですよね。

 なんとなく、今後も作れそうな感じで終わったので、三作目ってのも期待したいです。
 原作のゲームが続けばって感じなんでしょうけど、ほとんど独立した作品だと思うんで、アニメだけでもシリーズ化して続けてもらいたいですねえ。
 楽しみに待ってます! 

「メイドインアビス」

・アニメ公式
http://miabyss.com/

 今期は当たりのアニメが多かったんですけど、これはまた特に良かったですねえ。
 ホント、数日前に「プリンセス・プリンシパル」を今期一番、それどころか数年に一度の傑作と褒めたたえたわけですが、この「メイドインアビス」も同じくらいよかった。
 他の作品も粒ぞろいだったこと考えると、僕的にはホント、2017夏アニメってのは、大豊作のクールでしたねえ・・・!

 で、この作品、僕の作品も読んでくれてる方はわかると思いますが、似てるんですよね(笑)。
 もちろんキャラやら展開やらはまるで違うわけですが、基本的な価値観が、ものすごく近い。
 重いんですよ、命が。
 それは戦う相手ももちろんですが、食べる命ひとつにしても、重い。
 今食べてる物にしても、それがかつては生きていた命で、それを食べてるんだって部分が、しっかりと描かれてる。 
 ちゃんと哲学のある作品なんですよ。
 それをこのポップな絵柄でやってるギャップもあって、あーこれはやられたなあと(笑)。

 どうしようもないほどの憧れ、探究心が大きなテーマとしてあるんですけど、それはなんかふわふわとした感じじゃなくて、そこに至るまでの、まず生き抜くってところは、しっかりと描いてきますよね。
 それは決して綺麗なものじゃないし、見ていて気持ちのいいものでもないんですよ。
 多くの作品がそういうところを描いていない中、要所要所にそういう描写を入れるってのは、かなりそうしたところの意識が高いなあと。
 ていうかこう、丁寧なんです。

 あと、冒険/探険のテンポが実にいいですね。
 舞台設定も良く、常に驚きと発見の連続なんですよね。
 それはかつてのTVゲームのRPGが、描いていた世界の見せ方でもあって。
 そこに逞しくもどこか頼りない二人が挑んでいくっていう、王道の展開でもあります。

 キャラがまた、どれもいい味出してるんですよね。
 なんかこう、ストーリーの必要性からそこに配置されたって感じじゃなく、もうホント、そこに必然としているって感じで。
 なのでそれぞれに、描かれてない部分も含めて、物語があるんですよ。
 なんとなく配置しましたってキャラにはこういう部分が希薄なんですけど、この作品にはそれがしっかりとあるって感じですね。
 "殲滅の"ライザとか、動かざるオーゼンとか、通り名も実にいいセンスしてます。

 あと命の重さにも関わってくるんですけど、痛みってものをしっかり描いている作品ですね。
 それはリコが生死の境を彷徨うシーンしかり、ラストのナナチとミーティのシーンしかり。
 実際の痛みも、心の痛みも、余すとこなく描かれていて。
 さすがにねえ、あのラストは泣きましたもん(笑)。
 アニメでしっかり泣いたのって、いつ以来だったろうって。 

 細かいとこでは、僕もサバイバル系の番組はCS放送でかなりチェックしていて、食べ物の探し方、怪我の直し方なんかは、自分の作るものでもちくちく出してるじゃないですか。
 あまりそういった部分を描く作品の少ない中、この作品はまさにそういった部分の描写に力入れていて、そういう部分もいいなあと思ったりしたのでした。

 僕と感性的にかなり近い作品だけに、描き方、アプローチの違いってのは、ホント勉強になりました。
 僕のがややハードボイルドの方向向いてるのに対して、一見ポップな冒険譚って違いですね。
 でも結局のとこ、描きたいものは似てるんだろうなあって。
 描く、っていうのは、要はこういうことですよねってのを、高いレベルで見せてもらって、いい刺激にもなりました。
 これはホント、いい作品ですよ。

 これは機会あれば、原作にも触れておこうと思いました!

 僕ももっと、心の軋むような作品が描ければと、あらためて思った次第です。

2017秋アニメ、何を見るか決めてみたよ

 十月からのアニメ、何見るか決めてみたよ。
 新規に見るのはというと・・・。

「十二大戦」
「ガールズ&パンツァー」(再放送) 
「少女終末旅行」
「魔法使いの嫁」
「血界戦線&BEYOND」
「クジラの子らは砂上に歌う」
「ネト充のススメ」

 ってとこ。
 加えて、

「Fate/Apocrypha」
「将国のアルタイル」

 が多分2クール目があると思うんで、9本ってとこかな。

 血界戦線は前作見てるからってとこで、後は大体新規。

 
ガールズ&パンツァーは、以前から見ようと思ってたんだけど、BS11で再放送やるみたいなんで、一応見ておこうかなと。
 あまりに話題になった、ないしは耳にしたタイトルってのは、時代性見る為にも、機会あれば見ておきたいって感じなのよ。
 その機会が、今回か。
 再放送自体何度かやってると思うんだけど、見るアニメが多い時なんかは、やっぱ新規優先になるからねえ。
 今期はこれ入れても10本切るんで、見やすい。

 あと新規の中では、ネト充のススメは、原作(WEB漫画)を以前に読んでる。
 まだあんまり話題(?)になってなかった頃で、当時も「アニメ向きかな」と思ってたことを思い出す。
 ある時期から読んでなかったんだけど、飽きたとかじゃなくて、多分忘れちゃってたのよね(汗)。

 昔漫画雑誌買ってた時なんかは、毎週何曜日になると雑誌買って、みたいんでまず忘れることはないわけだけど、WEB作品で単品となると、なんかのきっかけで完全に失念しちゃってたりするよね(汗)。
 いやーこれは恐ろしいことで、自分の作品なんかでも、あんま間空けると、すぐ忘れられちゃう、また実際にそうなってるんだよなあと、あらためて。

 プリンセスブライトなんかでもさ、こっちからするとなんでこの時期に?って時に、例えば4,5辺りから最新話まで一気に買ってく人とかいて、ああ、思い出してくれたんだなあって、思うもんねえ。
 もうちょい露出(サイトやピクシブの更新)増やして、忘れられても、もう一度思い出してもらう努力はしていかなくてはならないよね。
 もちろん、新規で見てくれる人を増やすってのも重要で。 

 ともあれ、来期は上記の9本を見ていければなあと、思う次第です。 

「クリオネの灯り」

・アニメ公式
http://clionenoakari.com/

 いじめだったり病気だったりと、重いテーマを扱った作品。
 僕これ、 原作見てないんですよ。
 洩れ伝わる範囲では結構評価高かった作品だったと思うんで、アニメ見て「?」な感じもややしました。
 特にラスト、主人公たちが自分の中でミノリちゃんのことを自己完結しちゃってるように見えて、いや、そういう片付け方はまずいだろう、みたいに思っちゃったのが正直なとこで。

 でもこれ、元はイラスト&ノベルなんですよね。
 頻繁に主人公のモノローグ入るんですけど、元はかなり文章で見せる作品だったんじゃないかと。
 モノローグだらけだとアニメ作品にならないんで、要所要所抜き書きしてったんだと思うんですけど、そのチョイスが少しずれてるか、足りなかったのかもしれないなと思ってます。
 ラスト見て、え、そういう心情重ねてきてその結論?って、やっぱり思ってしまったので。

 この辺り、原作事前に知ってる人と、僕みたいにアニメだけ見た層では、かなり感想に隔たりがあるかもしれませんね。

 10分アニメなんですけど、せめて15分だったら、随分構成変わったんじゃないかなと思います。
 特にラスト近辺にモノローグ集中してたように感じたんですけど、そこまでで描写しきれなかったんで、ああいう形になったと思うんですよね。
 作ってる側も、この枠で表現するのって、かなり苦労したんじゃないかと思います。
 もうちょい尺長くて、前半の描写に割く時間あれば、ラストのとこもすとんと落ちたような気がするんですけど。
 要は、もうちょい予算つけてやってよと(笑)。

 いじめをテーマにした作品って、結構読んだり見たりしてきたんですけど、今作に限らず、いじめってものに関してはひょっとしたら人以上に思うとこあると思うんで、いずれまた別記事にて触れていきたいと思ってます。

「プリンセス・プリンシパル」

・アニメ公式
http://www.pripri-anime.jp/

 今期ここまでのアニメで、高い評価ながらも「今期一番」と言い切れなかったのは、なんといってもこの作品があったからですね。
 このプリンセス・プリンシパル、今期はもちろんのこと、ここ数年でも一番の作品でした。

 大体もう、世界観がツボなんですよね。
 スチームパンクに加えて、東西ドイツを思わせる二つに分けられたロンドンの壁、そしてスパイものって感じで。
 スチームパンク、ヴィクトリア朝ってことで、ビジュアル的にもいい。

 で、作風がハードボイルドなんですよ。
 僕の作品、特に小説見てもらえればわかるように、ハードボイルド大好きですからねえ。
 タフな男がハードボイルドやるのも王道っぽくていいんですけど、女の子がハードボイルドやるのがいいんですよ(笑)。
 たまにそういう要素のある作品見ると大興奮って感じなんですが、この作品はモロにそれって感じで、いやあ、もう、ホントに。

 で、そういった作品ゆえに、貧困や格差、人の痛みなんかをテーマにした話も多いわけです。
 登場人物のつらい過去、みたいな感じじゃなく、物語の背景として、当たり前の様に描かれてる。
 それ自体がポイントじゃないんですよ。
 話を展開していく上で、当たり前のものとして描かれてるわけで。
 つらい境遇や過去をメインに描くって作品が、特に漫画やアニメでは多いわけですけど、そんなものは当たり前、大前提として描いたものは、その先を描くことができますよね。

 まあそういう作品だけが優れてるという意味じゃなく、大人になると(笑)、そういうものも見たくなるんですよね。
 例えば僕も含めて大抵皆、痛みを抱えて生きてるわけじゃないですか。
 なのでその人の痛みそのものをわかりやすく描いてって形で共感、慰みにするのもいいんですけど、そういうものを抱えてなお先に行こうとする、痛みを前提や背景とした作品ってのは、結末が悲劇的になるにせよ、ちょっと希望が持てたりするんですよね。
 そういう人がなお、その物語で感じる痛みってのは、それだけで重層的になるって部分もありますし。
 多少の複雑性を持たせることで、解釈に幅を持たせることができるって利点もありますね。
 全部説明しちゃってる作品というのは、どこか軽い。

 こういう部分を描きつつも、世界観良い、アクション良い、女の子たちかわいいとくれば、そりゃ面白いと感じますわね。
 どれもまた、すごく丁寧に描かれてるんですよ。
 どうやら当初24話構成だったものが、1クール分の放送で12話編成になったっぽいんですけど、前半だけとかダイジェストっぽくピックアップって流し方じゃなく、あえて時系列を前後させて放送したってのも、実に憎い演出です。
 こういうとこまで、本当に芸が細かい。

 思わぬところで、とんでもない傑作に出会いました。
 今は自分の中で世界観構築されてるんでいい勉強になったって感じですけど、もっと若い時に見たら、絶対影響受けまくってたと思います(笑)。
 まだあまり出してないですけど、ウチの作品でもスチームパンク要素あるんですよ。
 こういう作品見ちゃうと、早く出さなきゃなあと思います。

 ともあれ「プリンセス・プリンシパル」、ホントに傑作でした。
 これ、描かれなかった部分を描いた完全版とか、最終回の後もいくらでも話続けられそうなんで、二期目をやってほしいですねえ。
 それ見ぬまでは、絶対に死ねないなって感じですよ(笑)。
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