新年のご挨拶

 あらためて、あけましておめでとうございます。
 もう三日ですけどね(汗)。

 ざっくり去年を振り返りつつ、今年の抱負なんかも。

 もうなんか去年は肩やっちゃったってのが一番大きかったよねえ。
 実際には首、頸椎症だったんだけど。
 秋口くらいまでは、多少の遅れはありつつも、まあまあ順調に事を進めてて、年末に向けて一気にってとこでやっちゃったからねえ。
 一年の四分の一近くほとんど棒に振った上、いまだに日常生活に支障あるもの。

 とはいえ、年末に向けてラッシュかけなくちゃいかんくらい、作業の進捗は遅れ気味だったりして。
 10月くらいまでの作業量はそれなりだったんだけど、どうも精神的に煮詰まる事が多くて。
 悩むとかじゃなく煮詰まるってのは、単純に生活が単調になり過ぎてたり、リフレッシュする機会が極めて少なかったからで。
 その時は、ゲームとかやってる時間あったら少しでも進めてやろうくらいの気概でやってたんだけど、一年くらいのスパンで見ると、やっぱゲーム休み(ゲーム三昧)の期間とか作って、気持ちをリフレッシュする機会ってのは、何度か設けた方が良かったかなと。
 あと、精神的にちょっと落ちてる時に無理に作業進めてもダメよね。
 頸椎症を発症してしまったのは、長年の酷使の蓄積が大きいとはいえ、短期間にガシガシ無理したってのもあるんじゃないかと。
 ばーんと痛みとして爆発してしまったのは10月だけど、春先から違和感みたいのは感じ始めてたし、夏くらいには明らかになんかおかしかったもんね。
 そうなる前に、休んだりメンテする期間ってのはきちんと設けないといけないなと、まあいい勉強になりました。

 いやーでも去年はずっと作業してたって感じだったので、あんま振り返ることもないなあ。
 まあ、残した作品だけが思い出みたいなもんだけど、それももっと、作らねばなるまいなあと。
 今後は休憩なりリフレッシュなりを設けつつになるので、より一層クレバーに立ち回らなくてはいけませんなあ。

 で、今年の目標としては、まず何よりも「頸椎症を治す」。

  大分良くなってきたとはいえ、まだ調子悪い時なんかは日常生活に支障あるからね。
 良い時はリハビリに励みつつ、悪い時はしっかり治す。
 色々調べた限りでは、最短で春先くらいまでかかると思うけど、できればそのくらいには、完全に治り切るってことは難しいかもだけど、パフォーマンスだけは発症前くらいに戻せればなと。
 リハビリで色々やってんのが、これまたつらいんだけどねえ(涙)。
 まあリハビリってのは、ちゃんとやろうとすればプロのスポーツ選手でも泣きながらやるって話も聞くんでね、これは仕方ないかなと。

 次の目標としては、「プリンセスブライト・ウォーロードの第一部を完結させる」。 

 当初の予定としてはちょうど今頃一部目が完結する予定だったんだけど、以上の理由で遅れてるわけです。
 頸椎症だけじゃなく、それまでの煮詰まり感なんかでね。
 あと三、四話ってとこなので、多分いけそうなんだけど、甘い見通し立てず、やれる時にガシガシ書いていきたいもんです。
 ちなみに、もう六話目の下書きは終わってるんだけどね。
 これから、清書に入るよ。
 で、そのまま二部目に入るか、アウェイキングの方を再開させるかは、その時に考えます。

 んで、毎年言ってる事だけど、「プリンセスブライト(無印)の進行」。 

 去年は二本ですか。
 三本、行きたかったですねえ。
 できれば四本(笑)。
 ホント、年内これだけに集中できれば五本くらいいけそうな気がするんだけど、まあ色々やらねばならんこともありますし。
 プラスやりたいこと(小説)とかも加わってくるんで、三本が限界ってとこなのかなあ。
 まあ作業工程とか見直して、ちょっとペース上げていきたいもんです。
 これはCG集のみならず、全体に言えることなんだけど。

 あと、これはわざわざ目標に掲げることでもないかもだけど「サイト、ブログの記事の充実」。

 せっかくサイトやブログやってるんで、もっと記事は充実させていかねばなりませんね。
 今ぱぱっと考えたのは、パンゲアの世界観はもちろん、たとえば現代、今の我々が生きてる世界と比べてどうなんだろうみたいな記事があってもいいかもですね。
 ゴルゴナ金貨一枚ってのは、こちらでいうとどのくらいの価値なの?とか。
 そういうのは全部こちらの頭の中に入ってるんだけど、シリーズに触れただけでは、イマイチわからんものだったりするだろうなあとか思ったりもするので。

 表に出してない、メモ書き程度の設定ってのはかなりあって、それだけでも結構な分量だったりするんで、それを読める形にしていってもいいかなと。
 多少現実世界のことがモデルになってるんで、たとえば宗教(や宗派)とかについても、見る人が見ればすぐわかるんだろうけど、まあ読み手の想像力を摘まない程度には、わかりやすい形にしておくのもアリかなと。
 こういうのはね、どんなところが疑問なのかってのは読んでくれてる人が教えてくれればベストなんだけど、いかんせん読み手が少ないもんで(汗)。
 これ、本屋に行けばコミックス並んでるような漫画家さんでも、そうしたレスポンスとかがなくて凹むってのはよく聞く話なんで、自分なんかがそれを求めるのもアレなんでしょうね。
 ただ、ここ読んでくれた人が、随分後からになっても、こういうとこどうなの?ってのがあれば、メールなりツイッターなりで仰って頂けると、とても助かります。

 で、締めますわ。
 とりあえず、身体と相談しつつも、これは代償高くついたけどいい勉強になったと思って、作業スピード、その他諸々見直していこうかなと。

 何か、人生で大きな変化があったりとかってのは、あえてそれを求めたりしなくても向こうからやってくることが多いもんで、その辺はあれば良し、くらいで。
 というのもさ、人生での大きな決断ってのは、もう何度かやってるのよね(笑)。
 特に二十代ってのは、挑戦と決断の連続だったわけだから。
 それはまた、このブログでの思い出語りででもやるとして、結果が今の状態なんで、後はそれをいかに満足できる状態に持っていけるか、そして夢に向かって一歩でも進んでいけるか、しかないわけですわ。

 んなわけで、今年は今までよりかはもうちょいクレバーに、ガシガシ事を進めていこうと思います。
 君も頑張れよな! 

2018冬アニメ、何見るか決めてみたよ

 あけましておめでとうのご挨拶は後の機会に譲るとして、取り急ぎ、今期見るアニメを決めてみたよ。

 一応新規のタイトルとしては、
「宇宙よりも遠い場所」
「グランクレスト戦記」
「ポプテピピック」
「刻刻」
「オーバーロード2」
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
「恋は雨上がりのように」
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」
「Fate/EXTRA Last Encore」
に加えて、
「魔法使いの嫁」を引き続き見るので、計10本ってとこですかね。
 んま、本数的には大体いつものペースで。

 新規タイトルで、以前のものからの継続視聴は「オーバーロード2」くらいなので、新規タイトルはホント新規らしい新規(?)って感じ。
 まあちょっとタイトルくらいは聞いたことあるかも、みたいのが多いかも。
 ただ、どんな雰囲気なのかはサイトとそこにあるPVくらいしか見てないので、どんな物語が紡がれるのか、楽しみですわ!

「ガールズ&パンツァー 劇場版」

・アニメ公式
http://girls-und-panzer.jp/

 今公開中の「最終章」じゃなくて、それに先駆けてTVで放送してた「劇場版」の方です。
 最終章に向けてのプロモの一環として各局で放送してた方のヤツですね。

 んで、見た感想としては「ガルパンはいいぞ」の意味が、この作品でようやくわかったって感じで。
 いやー面白かったです。
 録画してたものなので、もう二回通して見ちゃいました。
 うわー、これ劇場で見たかったわあって感じですよ。
 さぞかし迫力あったんだろうなって思います。
 あ、今でも単発で上映してる劇場があるみたいですけど、それ抜きにしても異例のロングランとなった理由は、よくわかりますわ。
 今まで見てきた劇場版アニメでも屈指ですもん。
 これは面白かった。

 意外と見せ方や細かいとこに微妙な粗みたいなもんがあるのはTVシリーズと同じなんですけど、根本的な部分で面白いんですよね。
 僕がよくアニメの感想なんかでいうとこの「ここ押さえてほしい」みたいのは確実に押さえてる。
 日常やら戦闘前のシーンをもっと丁寧に描くこともできると思うんですけど、この作品でそれやりすぎると、テンポ悪くなりますしねえ。
 むしろ最低限のとこだけはきっちり押さえて、むしろ戦闘シーンでキャラ性を掘り下げていくみたいのは、描き方としてひとつの正解だと思いますし、またこのシリーズはそれがすこぶる上手い。

 ここを見せたい、みたいのが、ものすごく明確なんですよ。
 それを迫力ある戦闘シーンの間に見せてくってのは、アクションが見せ場の作品として、ある意味正統派な作品なのかもしれませんね。
 何より戦闘シーンが面白くて、そこに観客が集中してるとすれば、そこにテーマ持ってくるってのは、こう書くと簡単なんですけど、実際は容易なことではないはずで、それをあっさりこなすこの作品ってのは、やっぱすごいんだなとあらためて。

 その戦闘シーンも、ここにこういうカット入れたり、このキャラにスポット当ててもいいんじゃないの、みたいのを初見では感じたんですけど、その「ほんのちょっと足りない」部分があるおかげでもう一回見たくなるというか、そこまで計算ずくだとすると、ますますすごい作品だなと。
 実際劇場に何度も足を運んだ人も多いそうですし、僕なんかも見た後、一日と置かずもう一回見ちゃってますしねえ。
 で、そのほんのちょっと足りなかった部分を補完するつもりで二回目見ると、今度は初見では気づかなかった数々の演出に気がつくんですよ。

 これ、昔の名作なんかにも、共通する部分ですよね。
 思わずリピートする作品って、実はほんのちょっと何かが足りない。
 で見直して見ると、初見では気づかなかった多くの出来事に気づく。
 僕なんかも、あんま説明しすぎる作品はどうかということを、度々言うじゃないですか。
 特に文章作品で説明しすぎると、行間なくなっちゃいますから。
 そういう行間みたいのを映像作品で描いてるの見ると、うわーすごいなあって思っちゃうんですよね。
 僕がすこぶる良いって言ってきた作品って、大体そういう行間を描けてて、この作品もまた、間違いなくその中に入る名作でした。

 劇場版ならではのリッチ感やオールスター感も半端じゃないですしね。
 あえて言えばTVシリーズ見てないと面白さが半減しそうな感じもありますが、話としてはTVシリーズの後日譚なので、そこは当然かなと。
 この作品見る為に、TVシリーズを薦めたいほどの出来映えでした。

 やっぱ基本的に面白い作品って、たとえばこのガルパンだと、戦車のこととかよく知らなくても面白いんですよ。
 逆にこれ見て、戦車とかに興味持つくらいで。
 で、そういうの知ったらさらに楽しめるんでしょうけど、そこ抜きにしても、やっぱり面白いってのは、作品として力があるってことなんですよね。

 んで、自分的ヒロインは、やっぱカチューシャですね(笑)。
 TVシリーズだけで充分カチューシャだったのですが、この劇場版はさらにカチューシャなのでした。 
 いやー、今やってる最終章、近所の映画館でやってないんですよねえ。
 これ近所でやってたら絶対劇場に足を運びたい所存なんですけど。
 んー、DVDとかで出るのを待つか、近所でやるのを待つか、いずれにせよ、この続きはいずれ絶対に見ることになるでしょうね。
 ガルパン、いいですわ。
 大変遅まきながら、自分もファンになりました。 

「Fate/Apocrypha」2クール目

・アニメ公式
http://fate-apocrypha.com/

 前期、というか1クール目見た時と、そんなに感想が変わったわけではないです。
http://b.dlsite.net/RG12929/archives/8958973.html
 が、前期よりかは楽しめた感じです。
 なんかこう、後半になってからジャック・ザ・リッパー持ってくる構成の悪さみたいのはあったものの、それでも前期よりかは面白いものになっている、というか、アニメならではの見せ方ができていたんじゃないかと。

 というのも、特にこのクールの後半、戦闘シーンがあんまがちゃがちゃしてないというか、一対一の緊迫感があったんじゃないかと。
 人数少なくなってきて、各キャラにスポット当たりやすくなったというか。

 それ考えても、7vs7(それぞれのマスター含めると14vs14)の聖杯戦争ってのは、やっぱ大風呂敷広げ過ぎだろうと(汗)。
 戦記モノや歴史モノなんかでは、いくら人数増やしてくれても一向に構わないというか、多ければ多いほど厚み増していい感じなんですけどね。
 三国志や水滸伝なんか、逆にあれだけ登場人物が多いからこそってのがあるわけですし。
 でもこう、サバイバル感のあるFateでは、やっぱなんか違うんじゃないかと。
 基本、聖杯の願いが成就されるのは一組って都合上、どっちかの陣営が勝って良かったねってものじゃなく、自然と死んでくコンビってのは進行すればするほどに減ってくわけで。
 あれ、この聖杯戦争って、途中からああいう展開になってったわけだけど、どっちかの陣営が勝利した場合、どうなってたんだろう?

 で、シロウが途中で強引に陣営の振り分けをやり直す形になって、シロウの野望(?)を阻止する為にルーラーたちが・・・ってなったのがこの2クール目なんですけど、シロウ側のサーバントそれぞれの目標はざっくりあったような気がするんです。
 でもルーラー側からすると、まだこの時点でよくわかってなかったシロウの野望を阻止する為に、みたいのって、なんかこう、目的意識が希薄だったような気もするんですわ。
 いや、なんかシロウが一方的に悪役みたいになってましたけど、そうなのか?って自分的には思ってたりしたんで。
 いやいや、みんな雰囲気に流され過ぎだろう、みたいな(笑)。
 結果、シロウの願望は叶えちゃいかんタイプのものだったんでオッケーにせよ、人類の救済叫ぶ人間を、ああも悪役扱いするのもどうなのかと(汗)。
 それまでの言動で、そんなこと嘘に決まってる!みたいにする根拠も曖昧だったような・・・。

 多分、この作品がちょっと自分的にアレだなーと思ったのは、こういった、作品全体のテーマみたいのが、かなり希薄だったからじゃないかなと。
 なんかこう、雰囲気として物語はつつがなく(でもないか)進行してくんですけど、一応主人公側のルーラー、ジーク君のやってることに、違和感があったんでしょうね。
 なんで命を懸けて戦うのかってのが、すごい曖昧な感じがして。

 いや、常に全キャラがそうである必要はないんですよ。
 曖昧なまま流されてくキャラがいてもいいし、相手が誰であろうが、戦うこと自体が好きで相手を殺すってキャラがいてもいい。
 そういうキャラは、そういう部分前面に押し出して描いてくれればいいんですけど。
 けどこう、他の仲間を率いる人間が、そういう希薄なモチベーションで仲間に戦ってくれってのも、なんかおかしいだろって。

 この希薄さ、曖昧さってのは、ジャンヌ・ダルクがジーク君に妙に肩入れした挙げ句、惚れるってとこにも出てるかなと。
 極端に言うとこれも、なんで惚れたのかを、理屈で説明する必要があるわけでもないんですよ。
 ぶっちゃけ、一目惚れだとか、なんかルックスがいいからとか、大仰なものじゃなくてもいい。
 でもこう、それならそれで、こういう理由がありましたみたいの、もうちょいあっても良かったかなと。
 んー、これは原作読んでないんで、そっちでなんかしら明示してあったのかもですが、ほぼ同様の態度をアストルフォが取ったりするの見てても、なんでジーク君こんなに人気なの?って感じがどうしても拭いきれなくて。

 なんかこう、各人の行動の理屈やモチベーションが曖昧なまま、なんとなく雰囲気で流れて行くって展開に、どうしようもない違和感を感じる作品だったかなあと。

 みたいなことをまたも長々と書いてしまったのですが、今期は終盤の戦闘シーンの連発は、なかなかの圧巻だったと思います。
 もうラスト五話くらいは毎回最終回なんじゃないかってテンションで見せてもらって、アニメ作品としてここを見せたかったんだろうなというのは感じました。
 この辺の出来が良かっただけに、それまでをもう少し丁寧に描いて欲しかったなあと、余計にもったいない気がして。
 いやでも、ラスト近辺の戦闘シーンは、やっぱ良かったですよ。

 んで、自分的ヒロインは・・・前回アストルフォと書いた夢は、無惨に打ち砕かれました(笑)。
 えー、女の子でいいじゃん!(泣) 
 ジャンヌ・ダルクも基本的にヒロイン然としていいんですけど、んー、モードレッドかなあ。
 アストルフォ事件があって以降そういう楽しみは崩壊してしまったので、なんかやられたって感じです(笑)。

 で、これ前回も書いたことですが、最初のFateはやってるけどFGOはやってない自分と、FGOやってる人では、そもそも見方も随分変わるのかなって思ってます。
 FGOやってる人からすると、やっぱある程度キャラの出揃ってる、オールスター感はあると思うんですよ。
 一方僕みたいにほとんどのキャラに対して初見だったりすると、どうしてもキャラの活躍とかより話の構成とかに目が行っちゃうんで、見てるとこが違っちゃうと思うんですよね。
 来年もまたFate関連のアニメあるんで見る予定ですけど、できればこう、FGOとか知らない人にも優しい作品であってくれればなって思います。 

「ガールズ&パンツァー」

・アニメ公式
http://girls-und-panzer.jp/

 BSで再放送やってたんで、今期アニメとして見てみようかと思いました。
 まあこれだけ目にする機会が多かったりすると、一応どんなもんかなと気にはなっていたんですな。

 結果、まあ普通に面白かったんですけど(笑)、これね、戦車とか好きな人は絶対的に面白いんだろうなって。

 僕はいわゆる「ミリタリー」って呼ばれるものは、ホント昔のものしかわからないんですよ。
 でも普通ミリタリーとかミリオタとかって、第二次大戦くらいの知識を指して言うわけじゃないですか。
 僕はもう、銃弾が後装式になったり、連射できるようになり始めると、ダメというか、興味薄れてくるんですよ(笑)。
 なのでナポレオン辺りからまったくわからんちんなんですよね。
 ルネサンス辺りまでの知識はオタクって言われるくらいにはあると思うんですけど、近現代は全然知らなくて。
 戦車の名前にしても、ティーガーとかシャーマンとかは聞いたことあっても、どんな戦車かってのはまったく存じ上げませんレベルで。

 で、戦車のことについては後述しますけど、おそらくこれ、作品全体のネタ感ってのは、ものすごく詰め込んであったと思うんですよね。
 というのも、「バキ」のシリーズにしたって、元になる格闘家知ってると知らないとじゃ、楽しめる度合いって全然違うわけじゃないですか。
 あれにしても、例のトーナメント、出場選手全員にモデルになる格闘家がいて、それを知ってると、これはもうめちゃくちゃ面白いわけですよ。
 特に80〜90年代の、総合格闘技がない時代に「誰が最強なのか」を論じたことある人間だったら、バキのあのトーナメントってのは、それだけでご飯何杯でもいけるわけで。

 で、このガルパンも、そういったミリオタにとって面白いと思える要素ってのは、ものすごくふんだんに盛り込まれていたんじゃなかろうかと。
 というのも僕自身、併行してヒストリーチャンネルで戦車特集やってたのを見てたおかげで、決勝戦にマウスとか出てきちゃうと、「おお、これがあのマウスか! でかい!」とか思っちゃったくらいですから(笑)。

 あと、多分予備知識全くなくても、戦車戦の迫力や面白さってのは、かなり楽しめるんじゃないかと。
 なんかこう、戦車ってよく知らない状態で見始めたものですから、その動きの意外な速さに驚かされて。
 え、戦車ってこんなに速く動くもんなんだって。
 でも時速60kmとか出してたわけですよね。
 となると、実際にやり合ってる映像ってのは、こんな感じなんだと。
 んで、戦車のことよく知らない状態で見ても、この戦闘シーンってのは間違いなく面白いんですよね。
 それも、話を追うごとにいい戦闘シーンになる。

 それと、ミリタリーの知識なくても、一応近現代史については多少知ってたおかげで、旧ソ連をイメージした高校のキャプテンの名前が「カチューシャ」だったりすることに、クスっときちゃうんですよね(笑)。
 あげく、高校の名前が「プラウダ」高校だったりすると、尚更。 
 「プラウダ高校」って響きだけで、もう最高だわって思っちゃったりしますもんねえ(笑)。 

 ちなみに自分的ヒロインは、このカチューシャです。
 またも金元寿子補正かかってるような気もしますが、なんかこう、「カチューシャ」歌いながら隊列組んで戦場に向かうとことか、たまらんですわ。
 てかなんでまた、プラウダ高校だけこんなにお国柄を出しまくってるんだか(笑)。

 話の構成的には極めてシンプルで、展開やキャラの立て方には無茶苦茶さも感じる、やや粗めの作品だとは思うんですけど、そういうの気にならないくらいの魅力ってのは、間違いなくある作品だなと思いました。
 僕はどっちかっていうと、よく練られていたり丁寧な作りの作品が好きなんですけど、結局幹になるとこがよく出来てれば、多少粗さを感じるものでも、作品として充分面白くなるんだなあと、あらためて。
 というか、おそらく作者の意図しない部分でのつっこみどころの多さってのも、ひいては作品の魅力に繋がったりするんですよね。

 よく聞く「ガルパンはいいぞ」の良さのどこまでわかったのかに自信はないですが、それでも充分楽しめた、良い作品でした。
 カチューシャはいいぞ。 

「血界戦線 & BEYOND」

・アニメ公式
http://kekkaisensen.com/

  血界戦線の二期目ですね。

 僕は再三命の重たさが感じられる作品が好きだと言ってきたのですが、まーこの作品の命の軽さったら(笑)。
 ノリだったり異常なまでのテンポの良さだったりと、そういう点で前期なんかはそれなりに評価してたのですが、初めはちょっと抵抗あるというか、どちらかというと苦手な作品だったんですよね。

 でも途中で、ないしは一話で切るみたいのが好きじゃないんで続けて見てたんですけど、そうすると段々とこのノリがクセになっていくというか。
 ちょっとだけ見て「あーこれダメ」ってやっちゃうのは、こういった、どちらかというと好きになれそうにない作品に、妙にハマっていく面白さを放棄してることになるんですよね。

 大体どんな作品でもアニメ化された以上は事前に一定の支持層がいたり、オリジナルでも「ここが見せたい」って部分があるからアニメ化されるわけで、まあいいところが必ずあるはずなんですよ。
 単に一視聴者というか消費する側としてみれば、いつどこに来るかわからないその部分まで待ったり見つけたりする必要はないんでしょうけど、一応僕もこうした業界(?)の片隅のその末端の先っちょの先っちょに身を置いてる以上、それは見極めねばなるまいなあと思ってるわけで。

 んでこの作品に戻ると、ノリとかテンポみたいなものがこの作品の特徴だと思うんですけど、最初微妙にあった抵抗感が、逆にハマっちゃう要因になってるんですよ。
 その時の話がコミカルだろうがシリアスだろうが、一貫してテンポの良さってもんは崩さない作品じゃないですか。
 話によって随分テーマが違う作品だと思うんですけど、こういった部分はずっと貫いてて。
 んなアホなって超展開が多いってのも、これまた一貫してますよねえ。

 気がつくと毎週楽しみにしてましたし、二期目決まって、やっぱ楽しみでしたもん。

 あんま細かいとこ気にしないで見れる気軽さは人気の要因のひとつだと思いますけど、結構話自体は緻密に作られてたりするんですよね。
 多重的に進行してく話も多いですし。
 逆に言えば、それなりの重さでもって表現することもできたと思うんですけど、あくまでテンポ重視で。

 なんつったらいいんでしょう、どれも、実は意外とちゃんとした話だなと。
 その幹の部分がしっかりしてるんで、後はそれをどう味付けするかなんでしょうね。
 そのテーマに沿った味付けがひとつの正解なんでしょうけど、徹底的に無国籍風の味付けをしてある、実は食べてみるとおいしい料理みたいな感じでしょうか。
 原作はアメコミっぽいテイストらしいんですが、なんかこう、カリフォルニア巻きみたいな感じなんですよ、多分(笑)。
 あ、これはこれで美味しいかも、みたいな。

 んなわけで今期も楽しめましたので、三期目、みたいな話もいずれあるのでしょうか?
 もちろん、その時を楽しみに待っている次第であります! 

「クジラの子らは砂上に歌う」

・アニメ公式
http://kujisuna-anime.com/

 世界観と雰囲気、物語の運び方が上手くマッチしている作品ですね。
 閉じた空間から始まるんで、どこかで大きな広がりを見せるんだろうなあという点では予想通りではあるんですけど、展開のさせ方ってのは「マジで!?」って思っちゃうくらい血なまぐさくて、おーって思わされましたね。

 命の重さってのを最初にきちんと描いてるおかげで、中盤以降、人が次々と死んじゃう過程ってのは、充分重さのある描き方だと思います。
 で、そこまではある意味珍しいものではないんですけど、六話のタイトルにもあった「明日、人を殺してしまうかもしれない」みたいに、奪う命の重さ(ないしは命を奪うことの重さ)を描くってのは、割合漫画、アニメでは珍しいかもしれないですね。
 現代モノだったらともかく、ファンタジー入ると途端に命が軽くなっちゃうって作品も多いですから。
 まあそれはそれで、展開として面白ければアリだと思うんですけど、僕の作品見たことある人はわかる通り、僕は命が重たい作品が好きですからねえ(笑)。
 その意味で、この作品はかなり好みの作品でした。

 あと、島の記録係である主人公の、その記録文がモノローグとして入るんですけど、これが単にビジュアルでは描ききれない心情をテキストにすることの多いモノローグとは、違うんですよ。
 二話目の終わりからがらっと様相が変わるんですけど(またそのように宣言されるんですけど)、それでもなお記録であろうとするテキストに、どうしようもなく感情が入ってくるんですよね。
 またその入れ方も絶妙で、ばーっと流血があるような場面で、感情を押し殺したようなモノローグが入ることで、明確に行間を挟み込んでくるというか。
 テキストそのものに行間はあるわけですけど、実際にビジュアルで見せる部分とモノローグとの間にも行間があって、この見せ方は漫画/アニメならではだし、今まで誰もやってこなかったんじゃないかって。
 あくまで説明じゃないんですよね。
 目の前で起きてることと、そもそも行間のあるモノローグとの間にさらに行間を設けることで、多重的に感情を描いてるというか。
 ああ、こういうやり方もあるんだなあって。

 舞台設定にせよ、描かれる背景にせよ、切ない感じがひしひしと伝わってくる作品でした。
 にもかかわらず、結構ダイナミックに物語が展開してくんですよね。
 CMとか見てた時から期待感はあったんですけど、期待以上の作品でした。

 自分的ヒロインは、サミですかね。
 金元寿子補正がかなりかかってる感じですけど(笑)。
 この子の死ってものを、ただの通りすがりみたいに描かないとこも、この作品の好きなとこでした。

 で、これこそ二期目が楽しみというか、これからってとこで終わっちゃったじゃないですか。
 常々言ってる通り、やっぱ続き物の話は、最低2クールやってほしいとこですよ。
 2クールやることで、評価が高まる作品も少なくないと思うので。
 博打みたいに何が当たるかって感じでばしばしアニメ化するよりかは、と思っちゃうんですけど、昨今のアニメ業界の状況だと難しいんですかねえ。
 ただこれに関しては、次の襲撃に泥クジラが耐え切れそうもないだけに、どう展開してくかが実に楽しみだったんですけど。
 こう、区切りとしてよろしくない(笑)。
 短いクールでわーっとヒットするような作品ではなく、時間をかけて噛み締めるような作品だったと思うんで、いやはや、実にもったいないというか。
 ま、まあこれもまた、後は原作読んでねってことなんでしょうけど・・・。

 んー、まあここで愚痴ってとこでしょうがないんですけど、あるなら続編、ぜひともよろしくお願いしたい感じです! 

「魔法使いの嫁」

・アニメ公式
http://mahoyome.jp/

 見てる内に段々と味が出てきた「少女終末旅行」や、前期から充分面白いとわかってた「将国のアルタイル」と比べて(ってのも変な言い方ですが)、今回初見で初めから終わりまで安定して面白かったと感じたのが、この作品ですね。

 すごく目新しかったりオリジナリティがあるって感じじゃないんですが(さらに言うとややご都合主義的な設定や展開もあったりするんですが)、 そういうのは全然気にならないくらい、話としてちゃんとしてるなあと。
 僕はよくここで「丁寧に描かれてる」ってのを褒め言葉として多用してると思うんですが、この作品こそまさに、丁寧に描かれた作品だなあと。
 人によっては地味に感じたり、ちょっとテンポ悪いように感じるかもですが、主人公の感情ひとつひとつをきちんと描いていくと、こういう形ってのはひとつの完成形なんじゃないかと思います。
 という言い方が出来る通り、荒削りな部分がありつつも、実に完成度の高い作品だなあと。

  物語の筋ってものもきちんとあるんですが、主軸になるのはあくまで主人公の心の揺らぎであって、この作品ってのは何を描くのかって部分が、終始ぶれてないなあと。
 他者の視点を描きつつも、軸は主人公の気持ちってのがあるもんですから、何か新しいキャラが出てくると「出会い」って感じがするんですよ。

 かなり閉じてるし、こじらせてる部分が大きい主人公なもので、そういった孤独感が、新しいキャラの登場によってちょっとずつ開かれていく感じがするんで、「出会い感」があるんでしょうね。
 キャラだけじゃなく、シーンだったり展開だったりもするんですけど。

 であるとやはり、主人公が思春期である必要ってのがあるんですよ。
 時折、これって主人公が十代である必要ってある?みたいな作品もあったりしますが、この作品に関しては、間違いなく主人公がそうである必要がある。
 自分だけの世界に閉じこもっていた少女だからこそ、何か新しいものに出会って、それを少しずつ受け入れていく過程が描けるというか。
 成長って色々なパターンがあると思うんですけど、この「他者を受け入れていく」って部分は、間違いなく成長ですよね。
 器なんて言い方もしますけど、どれだけ自分と異質なものを受け入れられるかってのが、子供が大人になる過程だと思うので。

 そういう部分を、なにかひとつの出来事でポーンと成長しちゃうんじゃなく、ひとつひとつ丁寧に描いてるって意味で、僕的にはよくできた、素晴らしい作品だと思います。
 また演出的な部分でも、そういう心情とシーンが上手くマッチしてて、よくできてるんですよ。
 開放感や達成感を、そのまま無条件に良いものとして描くんじゃなく、話と絡めて、ちょっとした寂寥感、喪失感や、物悲しい雰囲気を残したまま描くっていう。
 いやこれ、よくできた作品ですよねえ!

 と、この作品はこのまま2クール目に突入なので、続きも楽しみにしたいと思います! 

「将国のアルタイル」2クール目

・アニメ公式
http://project-altair.com/

 ざっくりとした感想ってのは、前期見た時と変わらないんですが、

http://b.dlsite.net/RG12929/archives/8958462.html


 今期あらためて思ったのは、漫画でありがちな、というか描きやすい戦術や戦法ではなく、戦略に重きを置いた作品だってことですね。
 戦記モノでも、戦略を重視した描き方って、結構珍しいと思いますよ。
 三国志ですら、戦略的な構想よりも、戦術面を強調した描き方されるわけですから。
 戦略的な面白さってのは、「正史」の三国志の方読まないと、わかんないですもんね。

 でも漫画やアニメが戦略的な部分をあまり描かないのは、単にビジュアルにしづらいからってのがあると思うんですよね(汗)。
 小説なんかでは戦略の面白さってのを描くのは当たり前なんですけど、この面白さってのは、やっぱテキストで描かれることが多いんですよ。
 というのも、いくらか説明的になってしまうので。
 漫画とかでこうね、あまり説明されるのもなんか違うみたいになりがちというか。
 僕が昔読んだ漫画でもいくらか試みをされてたりするんですが、どうもまだるっこしい感じになっちゃうものが多い印象で。

 そこいくと、この作品はそういった部分を漫画で描けてるってとこが上手いなあと思います。
 多分キャラと国籍を密接に結びつけて登場、展開させてく分、その国なり地方なりとキャラクターというものが、ほぼ重なって見る側にインプットされるからなんでしょうね。
 変な話、漫画とかだとキャラ立てが強くなりすぎる分、いざ国同士の戦略的な駆け引きになった時に、いまいち読者の側にイメージしづらいからかも、とも思ったり。
 小説だと漫画ほどの目から入ってくる情報量がない分、国や出身地と結びつけてイメージしがちなので、特に戦略を描く際の演出に気を掛けなくても、みたいな部分は確実にあって。
 キャラが動けば、勝手に背負ってるもののイメージもついてくるわけですから。

 その意味で、この作品は本来小説が得意としてきたものをきちんと描いてるって点で、なかなか希有な作品だと思いました。
 特にアニメだと結構テンポ早くて、ぽんぽん展開してくんですけど、やっぱ最初のキャラの立て方が丁寧なんですよ。
 ひとつここ、という点を外さずに描いてるんで、説明が少なくてもどういうキャラかってのが、ざっくりとイメージできる。

 まあ原作がある作品についてはいつも思うことなんですけど、できれば続編やってほしいですねえ。
 原作の販促的な部分も大きいと思うんで、よほど円盤の売り上げがよくないかぎり、みたいなことになってしまうんでしょうけど。
 またこの作品が、いいところで終わりましたから(笑)。

 ともあれ、よくできた作品だと思いました。
 原作読む機会あったら、ぜひとも続きを楽しみたいと思います! 

「少女終末旅行」

・アニメ公式
http://girls-last-tour.com/

 こういった終末感みたいのは、ダークファンタジーやスチームパンクと並ぶくらい好物なもので。
 まあ雰囲気楽しめればいいかなーと、そんなに期待感持たずに見始めたのですが、これがまた意外な傑作で。

 もうちょいサバイバル感出してくのかなと思ったら、全然そんなことはなく、よく生き残れるなーというのはあったりするんですが(笑)、終末モノにありがちなアプローチではないんですよね。
 逆にほとんどあらゆる知識がないって状態で、その時に出会うものや出来事に、二人がそれなりの解釈をつけていくっていう。
 「当たり前」ってのをとっぱらって考えてる分、そこで行われる二人のやりとりってのが、実に哲学してるんですよ。

 何かしら新しい概念だったり、珍しい、かつよく知らないものについて哲学するってのはどの作品でもあったりするんです。
 が、見てる側からすると当たり前過ぎることに関してひとつひとつ考えて、それなりの解釈を与えていくってのは、新しいなあと。
 また余分な知識がない状態で考えてるもんだから、結構本質を突いてたりするんですよねえ。
 単に終末モノであればいいと期待感薄かった分、これはいい作品に出会えたなあと。

 で、またこういった世界観でやる必要が、あるんですよね。
 現代の技術の延長線にあるものをロストテクノロジーにしてるからこそ、それぞれの事象に対して一から哲学できるわけで。
 前述した通りそれをフレーバーとして散りばめた作品ってのは珍しくないんですが、そこメインテーマでやっちゃうってのは、今までありそうでなかった作品だなあと。
 特に新規の作品にオリジナリティみたいのは求めてなかったりするんですが、この強烈なオリジナリティってのは、さすがに心揺さぶられました。
 あー、まだこういうアプローチが残ってたんだって。

 自分的ヒロインは、あー実質キャラが二人プラスαしかいないんですが、一応ユーリで。
 またこの二人の組み合わせが、実にいい。

 よく考えると構成や、展開らしきものも非常に少なく、ひたすら二人の掛け合いだけで展開してくってのもすごいなあと。
 なんかこう、微妙に「ゴドーを待ちながら」にも通じるというか(笑)。
 ほとんどあれの逆張りって感じではあるんですけど。

 よくこれをアニメ化してくれたなーって感じです。
 にもかかわらず、すごくアニメにマッチしてるというか。
 一話一話である意味完結してるんですけど、これはすごく続きが気になります。
 ぜひぜひ、続編もアニメ化してほしいなと感じた作品でした! 
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