先日アリスブックさんへ委託申請手続きをしていたのですが、思い立って他の同人ショップと比較してみました。(注意:これら全て私の視点・感触・考えから勝手に書いているだけです)

■アリスブック 
 販売期間(ヶ月):3
 手数料(%):25固定
 審査:有(審査は普通? 発注部数で調整している模様)
 最低振込み金額(¥):5000(希望すれば解除可能)
 販売方法:ネット通販のみ
 イベント営業:無
 委託しているTRPGサークル:有(XIIIIVIさん、インザスカイさんなど)

■とらのあな 
 販売期間(ヶ月):6(先方判断で延長あり)
 手数料(%):30前後(専売、買切など形態によって変動)
 審査:有(審査はゆるめ? 部数などこちらで調整しないと在庫あふれの危険があります)
 最低振込み金額(¥):2000くらい(実際の振込み状況から判断)
 販売方法:店頭、ネット通販、電子書籍取り扱いあり
 イベント営業:有(コミケ)
 委託しているTRPGサークル:有(当サークルなどいくつか)

■COMIC ZIN(サイト調査のみ) 
 販売期間(ヶ月):3
 手数料(%):30固定、買切あり(買切はCOMIC ZINの指定価格となる)
 審査:有(見本誌発送)
 最低振込み金額(¥):3000
 販売方法:店頭、ネット通販
 イベント営業:有(コミケ)
 委託しているTRPGサークル:有(少数)

■DLsite(電書のみ) 
 販売期間(ヶ月):期限無しで任意
 手数料(%):低価格ほど割高(70~30)
 審査:有(肌露出具合では厳しめ)
 最低振込み金額(¥):3000
 販売方法:ネット配信のみで、データ形態は委託元の任意
 イベント営業:有(サンクリ、コミケ)
 委託しているTRPGサークル:有(それなりに多め)

■Circl.ms(emesStoreの電書のみ) 
 販売期間(ヶ月):期限無し
 手数料(%):Appstore 60、Android 30
 審査:有(Appstoreが厳しく、半月かかる)
 最低振込み金額(¥):3000
 販売方法:ネット配信のみで、アプリ用に画像化される
 イベント営業:無?(コミケのオンライン申込みサイトなので、一応全サークルへの告知有)
 委託しているTRPGサークル:有(当サークルのみ)

■こかげ書店
 販売期間(ヶ月):期限無し
 手数料(%):30固定
 審査:無(量がある場合見本誌1部書店に)
 最低振込み金額(¥):5000
 販売方法:店頭、ネット通販
 イベント営業:有(コミケ、ゲームマーケット)
 委託しているTRPGサークル:TRPGオンリー&一部一般TRPG書籍

  •  「最低振込み金額」:売上の振込みは一定以上の月間売上がないと振り込まれません。売上がいかなかった場合、基本的に翌月に繰越されます。

  •  「イベント営業」は電源不要ジャンルに書店営業さんが来てくれたかどうかで判断しています。名刺も貰ってサークルチェックされている(かもしれない)せいか、今のところ審査落ちはないです。


アリスブックのネックは最低振込み金額の敷居が結構高めで、他に比べてかなり割高。1冊から委託請け負ってくれますが、お金を受け取るためにはそれなりに数を卸さなければなりません。販売期間が短いのも難しくしているポイントです(が、サイト調べたら最低金額いかなくてもOKのようで、振込みタイミングが遅いなどがあるようです)。それらの代わりに手数料が一番安いのが利点ですね。

とらのあなは大手同人ショップらしく結構融通が利きます。ただ、取り扱い数がハンパ無いので作品が埋もれやすいのが難点。自前での広報は必要と思われます。委託期間の6ヶ月はとらのあなでの判断で伸びる可能性があります。のんびり置いておくには良いかもしれません。

COMIC ZINはサイトでの調査のみです。見た感じ可も不可もなく中堅どころといった印象。見本誌を送らなければいけないので、極小部数(10部前後)ではちょっとマイナスになる可能性があります。

DLsiteはデータ形態の同人誌を取り扱うサイトです。TRPGでは電子書籍がメインになり、結構前からあります。が、電書は客層が違うので他の書籍委託と違った視点が必要です。手数料が高く(販売価格100なら手数料50で700では300と、価格上昇していくごとに手数料の割合が減る)、振り込み金額3000の敷居は高く感じるでしょう。

Circl.msはDLsiteとかぶるのですが、市場がAndroid限定だったりAppstoreはアップル基準などと狭く感じます。何より画像化されてしまうので文章コンテンツ向きではありません(一応読めますが、細かい文字は?? また、ビューワが選べないなど)。さらに、有料コンテンツが大量の無料コンテンツの中に紛れている状態なので、ほとんど見向き去れない状況が一番の壁。というわけで振込み金額3000はDLsiteより敷居がかなり高めです。

こかげ書店は2014年より開始した「TRPG書籍専門の通販サイト」です。規模は紹介した中で最も小さいのですが、ジャンル限定しているため配布したい層に直にアピールできるのが一番の利点。手数料も他と大差ないので、ジャンルが合えばおすすめです。

2013.10追記:emesStoreが今年末でサービス停止となり、改めて電子書籍同人誌取り扱いサービスを開始するそうです。詳しくはCircl.msにて。
2015.01追記:こかげ書店様の紹介を追加。
2015.08追記:DLsite価格体系の変更に伴い表記の一部を変更。


という感じでした。
私見ではありますが、参考にしてみてください。