ポッポリート

「やあ、私はタビットのポッポリートだ。何か変か?」


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「コミケまでのスケジュール」
1.企画・手配 9月~10月上旬
2.材料製作  10月~11月上旬
3.DTP作業 11月全般
4.入稿    12/3~4
5.本の納品  12/23~25(自宅届けを指定)
6.冬コミ当日 12/29~12/31(TRPG系は1日目の12/29)

――解説――
2.材料製作(10月~11月上旬)補足
 この時期に大きな出来事があります。10/2に「受付確認葉書」がサークル代表に送られ、10/29に「当落通知」が発表されるのです。「受付確認葉書」はコミケが申し込みを受け付けましたよ、というもので、当落ではありません。その際、受付番号の頭5桁が「コミケの開催番号+電源不要ジャンルコード」で当落が予想できることがあります。いわゆる書類不備等の抽選外の落選です。(次の番号は81311となるはずです……が、オンラインは81361と変わるとご指摘がありました。ご連絡ありがとうございます! 改めて訂正いたします。)過去に私が落選したときに、頭5桁のうち下3桁が983でしたので、この辺りの番号になった場合は覚悟したほうがいいです。申し込み手続きをする人はつまらないことで落選とならないように注意してください(次の冬コミには間に合いませんけど)。今はオンラインの申し込みが可能です。そちらを利用することで書類不備の確立を格段に低くすることもできますよ(申し込みサイト→Circle.ms)。

 そして10/29の「当落通知」、こちらはサイトに登録しておくことで通知書が届く前にメールで知ることができます。当日の18時~19時頃に届きますので、少しでも早く知りたい人は登録しておきましょう。通知書やメールで確認ができましたら、すみやかに関係者へ報告。当選ならモチべUPとなりますので特に。
 しかし落選となりますと一気に話が難しくなります。制作中止ということを知らせなければなりません。勿論続けて制作し、次回以降のためにやっておこうという選択肢もあります。ですが制作メンバーのモチベーションがた落ちは確実で、クオリティ維持の面でも難しいでしょう。リーダーは可能な限りしこりが残らないよう制作を収束させるか、続行を決定してください。

3.DTP作業(11月全般)補足
 この時期はテキスト起こしとイラスト制作の追い込み、編集さんやデザイナーさんのDTP作業が本格化します。
 同時にやっておきたいこととして「広報活動」が上げられます。ネット中心ならTRPG系サイトやmixi、Twitterなどで積極的に広報していきましょう。オフセッション、オンラインセッション等で話題にしてもよいかもしれません(この場合は同人の話題が平気か、念のため確認してください)。

 もう一つ編集さんがやる重要なことがあります。「印刷所への予約」です。この時期なら本の仕様とある程度のページ数がわかると思われますので、印刷所を選んで所定の方法で予約しておきます。印刷のセットや体裁が変わらなければページ数の増減は(印刷所からすれば)想定内ですので、ここで確定させる必要はありません。たいていは入稿時に再度連絡することになります。

 印刷所を選ぶ場合、個人的にオンライン入稿(&小部数が安いオンデマンド印刷)が便利なので次がおすすめ

印刷会社ポプルス ←よくつかう(長い付き合い。でもおばちゃんは地雷)
コミックモール ←たまにつかう(仕様次第でポプルスより安くなる)

 DTP作業でやっておきたいことがあります。一度組み上げた内容をプリントして校正・校閲を行うことで、文字や句読点の間違い、文章の表現が適切かどうかを見ていく作業です。ルール的に問題がないかも見ていくので、とても重要な作業となります。これはGMか編集さん、できれば両方で行ってください。
 材料製作の人はこの時期の終わりに手すきになります。校正を手伝ってもらったり、コミケ参加時の各種アイテムを用意してもらってもよいかもしれません。

4.入稿(12/3~4)
 入稿は余裕を持った状態で行ってください。あわてて入稿し、間違ったものを後から訂正すると追加料金を取られたりします。
 スケジュールで上げた12/3~4の日程は冬コミの入稿では早いほうになるかもしれません。後に遅らせることも可能ですが、それだけ印刷所が忙しい時期に入稿することになりますのでおすすめできません。あとになるほど印刷所でのミス発生率が上がり、現地搬入で本を確認できても対応不可能になるためです。納品をコミケ前に予定しているのもそのためです。あらかじめできあがりの本を見れる日程にすることで、事故確立を減らせます。もし乱丁、落丁があった場合、コミケ前に連絡することで完成品を間に合わせることが可能です。

 ぎりぎりで入稿して修羅場を自慢する人も多いかと思います。私見ですがそれらは「リスク」を無視した無謀な行為です。

5.本の納品(12/23~25)
 この日程は自宅届けを指定した場合のものです。入稿の項目でも触れたように、ここで本の中身を確認してください。問題があれば印刷所に連絡します。リプレイ本なのでセッション参加した人たちに事前に渡すことも可能で、時期に合わせて「TRPG的クリスマスを謳歌」するのも良しです。
 本を確認しましたら、その本をいくらで配布するか、何冊会場へ持っていくか決定します。慣れてくれば「何冊配布可能」か見積もることができますので、無理のないようにしましょう。とはいえ、初めてでしたら全部持っていくこともありです。当たれば良し、はずれれば寂しく持ち帰るだけです。
 そして最後にコミケ参加の準備を整えてください。参加ブースの小物や値札、本の配置などをつめていきます。

6.冬コミ当日(12/29)
 コミケ当日、おもいっきり楽しみましょう。そして楽しむために前日は早めに休みをとり、すべての準備を整えておいてください。「サークル参加証」を家に忘れるような悲劇は起こさないように(私はやっていませんが)。


以上、ここまでがスケジュールの解説です。
次回は今回の補足(があれば)と制作に関して入っていきたいと思います。