編集の高町ミズハです。

衣谷は難しいことを好む習性らしく。ときどきムダに文体論を誰かに教わりたい―ということをきくわけです。

文体論ってなに?

聞いて見れば、文学と言語学の中間、らしいです。よくわからないですね。

で、しらべてみたら、ようは文学における文章に対して、文章の性質という視点から分析をする学問らしいです。正直わたしもこれで理解してるのかさっぱり分からないです。

とりあえずはっきりと理解しているのは、文学の解釈が「作者があっての文章」であるのにたいして、文体論における文学の分析は「文章があっての作者」であることです。
解釈が作者のバックグラウンドを考慮しながらその文章に託した作者の願いや思い・無意識を解明するのに対し、文体論では、文章の統計的な考察をもとにして、その文章群がもつ性質(言葉遣いの偏り・文および段落の長さ・表現技法の使用分布etc)が作者の特性であり、また、作者の特定の感情を表現するためにどの技巧が利用されているかを解明するわけです。

要は、大きなプロセスをまったく反対にすすむ、ということですね。


衣谷が通う大学では、たしか文体論とか修辞学の専門はいなかったはずなので、いったいどうするつもりなのでしょう。