最近は、おとボク2体験版をやってハイテンションになっておりますkawajanzです。あの懐かしい世界観と、新鮮なキャラクターが堪らない!!やばいっす。面白すぎます。そろそろおとボクSSも更新しないとまずいなぁ。

閑話休題
えー、ブログでひっそり公開します。「冬木市聖杯戦争(序章)」でございます。はっきり言って、序章すぎて淡泊ですが、まぁ書いてしまったので残しておきます。本編は、俺がプロット書いて絵師様に漫画化してもらえたらいいなぁと思ってます。たぶん、相当先の話になるかなぁ……。ウェブ拍手のコメントとか、アンケート次第で、我々の意気込みも変わるかも……。でもまぁ、麻雀は文章化不可能と悟りましたし、絵でないとダメとなると、やっぱり絵師さん次第になってきます。

ではでは、スタート

「冬木市麻雀戦争(序章/試作)」

「藤村先生がこの前持ってきたモノがあるでしょ?」
藤ねぇはどこからか普通では手に入らないような物を貰ってきては、家へ持ってくる。しかし、結局は使うことなく土蔵に封印される。おかげで土蔵はガラクタだらけだ。
「この前って、和太鼓とか、たこ焼き用の鉄板とか、一輪車とか、卓球台とか、バーベルとかの話?」
「……何それ?正気?」
「土蔵行くと置いてあるぞ。正直、笑うしかない」
藤ねぇが持ってくるモノには、規則性もへったくれもない。
「……そんなのはどうでもいいわ」
藤ねぇが持ってくるモノは本当に奇想天外なのだ。遠坂が欲しがるモノがあるとは思えないのだが……。
「それより、自動麻雀卓があったでしょ?」
「……ああ、あれか」
確か二週間程前に藤村組の人たちが運び入れてくれていた気がする。あの時は何事かと思ったが、箱の中身が自動麻雀卓なのを見て腰を抜かした。覚醒剤とかだったら雷河爺さんをどう説得しようかとひたすら考えていたのに……。
「あんなに立派な麻雀卓、使わなきゃもったいないでしょ?」
そういえばアレは新品だった気がする。藤ねえの家には自動麻雀卓が何台もあったから、雷河爺さんが好意で家に運んでくれたんだと思うが……。
「……でもなぁ、家に麻雀できる人なんていないだろ?」
まぁ、藤ねぇならバリバリできるだろうが、今日は期末試験の採点で来れないと言っていた。
「覚えて来たわ」
さすが遠坂。やることが早い。
「でもなぁ、二人じゃできないし……」
俺がそう言うと、居間の襖が開き、桜が中に入って来た。
「先輩、そろそろ昼食を作りませんか?」
「おっ、もうそんな時間か」
俺は立ち上がって台所に向かおうとした。
「ねぇ桜、麻雀できる?」
無謀にも遠坂は桜に質問していた。
「できますよ」
「そうだよな。桜が麻雀をできるわけな……って、えっ?」
今桜、できるって言わなかったか?
「桜、麻雀できるの?」
「ええ、できますよ」
さも当たり前のように桜はそう答えた。
「これで三人目ね」
勝ち誇った顔で遠坂は言った。
「まぁ三人いれば確かに麻雀はできるけど……三人麻雀は高い役が簡単に出るから面白くないぞ」
まぁ、遠坂はそっちの方が面白いかも知れないが……。
「なら、もう一人集めればいいじゃない」
簡単に言うが、麻雀ができる人なんて俺たちの周りにいるとは思えない。
「……あっシロウ、ご飯はできましたでしょうか?」
セイバーも居間に入ってきた。遠坂と話しているうちに、どうやら昼食の時間になってしまったようだ。
「…悪い。今作るからもう少し待ってくれ」
「……はい」
悲しそうな表情を浮かべこちらを見つめてくるセイバー。これほどまでに切なげな顔をされると居たたまれなくなってくる。昼食を作ろうと慌てて台所に向かって歩き始めた。
「セイバー、良いところに来たわ。貴女って、麻雀できる?」
今度こそ無謀な質問だろう。セイバーが麻雀をやっている姿なんて、想像もできない。
「ええ。できますよ」
セイバー、今なんて言った?
「セイバー、麻雀できるの?」
「はい。麻雀のルールや点数計算の仕方は、英霊の座から与えられる現代の知識の一つですから」
なんだそれ。麻雀の知識が与えられるって、一体英霊の座って何なんだ?
「はい。これで四人ね。もうできないなんて言わせないわよ」
俺は唖然として立ち尽くしていた。