『触手飼育学苑』内緒編 第4話をお送りします。
「黙っておく」の続きです……


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 モゾモゾモゾッ、シュルシュルッ。
「お願いだから、ちゃんと入ってってば……んんっ!」

 胸囲計測を無事にやり遂げた後も、優芽莉はなかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。
 スリップを着込んでいる間も、胸がつっかえてなかなか着替えられそうになかった……大げさに膨らんでいる乳房が、あまりに恨めしくてたまらない。
 身支度を済ませると、クラスメート達と一緒に保健室から立ち去っていく。
 はしたない格好を取り繕うため、すぐにでも教室まで引き返さなければいけなかった。

「そう言えばさ……優芽莉ちゃんのおっぱい、本当にすごかったよね?」
「ただでさえあんなに膨らんじゃってるのに、おっぱいまで出てきちゃうんだもんね……?」
「しっ……優芽莉ちゃんだって傍にいるんだから、そんなに噂しちゃったら可哀想だよ?」

 廊下を歩いている間も、クラスメート達は口々に噂話を始める。
 先ほど目の当たりにさせられた、優芽莉の乳房を思い返していたのだ……しっかりと丸みを帯びた形状に、つい注目せずにいられない。
 自分達のものとは比べものにならない、大迫力の胸元が当分は頭から離れそうになかった。
 まるで母親みたいに、乳首から母乳まで飛び出していたのだ。

(どうしよう、大きなおっぱいのせいでこんな騒ぎになっちゃってるなんて……私だって、こんな大きなおっぱいなんて誰にも見られたくなかったのに!?)

 クラスメート達の話し声に、優芽莉は思わずひるんでしまう。
 自分でも気にしていた胸の大きさを、彼女達に知られてしまったのだ……縮み上がっている間も、あまりに気まずくてたまらなかった。
 堪え難い恥じらいに苛まれるあまり、つい縮み上がらずにいられない。
 どんなに両手で覆い隠しても、彼女達の視線を少しも避けられそうになかった。

(大体、一体どうして……こんな急に胸が膨らんじゃってるんだろう。おっぱいまで急に出てきちゃってるなんて、やっぱり絶対おかしいはずだよ……!?)

 教室に戻った後も、優芽莉はひたすら思い悩んでしまう。
 一体どんな理由で乳房が急激に膨らんでしまったのか、少しも原因を掴めそうになかった。
 他の生徒達と見比べても、自分と同程度に豊満な乳房など誰もいなかった……明らかに異常な体型の変化など、つい困惑せずにいられない。
 自分でも知らないうちに、まさか母乳まで溜まっていたなど考えられない事態だった……

キーンコーンカーンコーン……
「みんな、給食の準備は出来たわね。それじゃ挨拶をお願いできるかしら?」
「いただきます!」

 憂鬱な気分に苛まれるうちに、気づいたら午前中の授業が終わっていた。
 配膳を終えると、普段どおりに給食の時間が始まっていく。
 担任が言葉を切り出すと、一斉に挨拶を交わす。
 ずっと心待ちにしていた時間が、ついにやってきたのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……う、うぐぅっ!?」
ゾクゾクゾクッ、ブルブルブルッ……!

 クラスメート達と一緒に給食を食べようとした途端、優芽莉はおかしな状況に苛まれてしまう。
 給食の匂いを嗅ぐうちに、突然の胸焼けに襲われ初めていたのだ。
 何度も呼吸を繰り返すうちに、ついには餌づき始めてしまう……猛烈な吐き気が襲い掛かってくる。
 ひたすら我慢している間も、つい身震いせずにいられない。

「ん、んんっ……!」
ギュムッ。

 堪え難い気持ち悪さを、優芽莉は懸命に堪える。
 給食も始まったばかりなのに、まさか人前で吐くわけにはいかなかった。
 ひたすら口を閉ざしている間も、つい呻かずにいられない……どんなに堪えようとしても、なかなか吐き気が収まりそうにないのだ。
 もし少しでも気を抜いてしまえば、すぐにでも何かが飛び出してきそうな勢いだった。

グニュルグニュルグニュルッ……!
(やだ、何かが身体の中から出てきちゃってる。みんな、給食を食べてる最中だって言うのに。一体どうしてこんな時に……!?)

 吐き気を堪えているうちに、優芽莉はとんでもない事実に気づかされる。
 喉の奥底で、何かが蠢いてくるのだ……どうやら体内に潜んでいる何かが、また悪さしているようなのだ。
 身体の内側でうねり続けてきて、とにかく苦しくてたまらない。
 おぞましい代物が口内をこじ開けようと、すぐ傍まで迫っていたのだ。

「お、おごぉっ……かはぁっ!?」
モゾモゾモゾッ、チュルンッ!

 ひたすら身震いを繰り返すうちに、優芽莉はすぐに呻き声を洩らしてしまう。
 どうしても堪え切れなくなってきて、喉に詰まっていたついに異物を吐き出してしまったのだ。
 口をこじ開けられた途端、とんでもない代物を目の当たりにさせられる……口から次々と這い出した後、何かを追い求めて蠢いてくる。
 ひとりでに暴れ回ってきて、どうしても引っ込められそうになかった。

ビチビチビチィッ……!
(やだ、一体どうして……こんなおかしなものなんかが、口の中からいきなり出てきちゃってるのよ!?)

 口内に潜んでいた代物の正体に、優芽莉は言葉を失ってしまう。
 触手のような代物が、何故か口の中から飛び出してきたのだ……身体の中に潜んでいた代物の正体を、とんでもない形で思い知らされる。
 今まで見たこともない生き物を目の当たりにさせられて、つい困惑せずにいられない。
 一体どうすればいいかも分からない中、おぞましい代物は何度もうねり続けていたのだ……

「……ねぇ、優芽莉ちゃん。さっきから苦しがってるみたいだけど、一体どうしちゃったの!?」

 優芽莉のおかしな様子に気づいて,傍にいたクラスメートが質問をぶつける。
 ずっと俯いたまま、少しも給食に手をつけようとしなかったのだ。
 何気なく様子を窺っている間も、つい頭を捻らずにいられない。
 頬を小刻みに震わせながら、なかなか返事を返そうとしなかったのだ。

「あ、あがぁっ……ひんっ!?」
ニュルニュルニュルッ、チュルンッ。

 クラスメートの声に気づいた途端、優芽莉はすぐに悲鳴を洩らしてしまう。
 ひたすら思い悩んでいるうちに、触手が体内へ引っ込んでしまったのだ。
 口内を強引にこじ開けられて、つい呻かずにいられない。
 喉の奥底まで潜り込んだ後、少しも出てこなくなってしまったのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……う、うぐぅっ!?」
ヒクヒクヒクッ、フルフルフルッ。

 触手が口の中に引っ込んだ後も、優芽莉はなかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。
 ひたすら息を切らしている間も、つい呻かずにいられない……言い表しようのない居心地の悪さを、嫌と言うほど思い知らされる。
 自分でも知らないうちに、どうやら異物が体内に潜んでいたらしい。
 口の中にぶつかってきた感触を振り返るたびに、とにかく薄気味悪くてたまらなかった。

「ねぇ、優芽莉ちゃん。さっきから顔色が悪いみたいだけど、大丈夫?」
「そう言えば、身体検査の時も何か調子がおかしかったんだよね……?」
「もし体調が悪かったら、すぐ保健室にでも行っておいた方がいいんじゃない……?」

 優芽莉の素振りが気になって、クラスメート達はさらに言葉を続ける。
 身体検査の時みたいに、またしても体調を崩してしまったらしい……ずっと苦しがっている様子など、つい心配せずにいられない。
 もし気分が悪くなったら保健室に寄るよう、そっと優芽莉に言い聞かせていく。

「べ、別に何でもないから。そんなに気にしないで……?」
ヒクヒクヒクッ……

 慌てて返事を返している間も、優芽莉はすぐに言葉を詰まらせてしまう。
 口から飛び出してきた代物など、まさか彼女達の前で見せられそうになかった……薄気味悪いものが体内に潜んでいる事実などを知られてしまえば、どんな反応が返ってくるかも分からなかった。
 返事を誤魔化した後も、つい俯かずにいられない。
 給食の途中なのに、なかなか食事に手をつけられそうになかった。

(どうしよう、おかしなものが身体の中に引っ込んじゃったみたいだけど……こんな調子じゃ、給食なんてまともに食べられそうにないよぉ!?)

 身体の内側に潜んでいる触手の存在に、優芽莉は思わず気を取られてしまう。
 おぞましい代物が悪さをするたびに、身体に異常を来し始めていたのだ……膨張した乳房から母乳まで噴き出してくる理由など、他に考えられそうになかった。
 喉の奥底まで何かがこびりつくような感覚に襲われて、一気に食欲が消え失せてしまう。
 自分の身体がどこまで変わり果ててしまったのか、想像するだけであまりに恐ろしくてたまらない……



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