「エイリアンの襲撃でスペースヒロインピンチ!」アズーラ・フェイズ1-7をお送りします。
「案内板を眺める」の続きです……


エイリアンの襲撃でスペースヒロインピンチ!
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 (こんな格好のままじゃ捜索なんてまともに出来っこないし、さっさと着替えなくっちゃ!)

 オシッコを出し尽くした後、アズーラの目にあるものが飛び込んでくる。
 案内板を確認すると、どうやら傍に端末室があるらしいのだ……端末さえ機能すれば、粗相の後始末も簡単に済ませられるはずだった。
 体勢を立て直すと、そそくさと端末室へ向かっていく。
 はしたない格好など、無闇に人目に晒すわけにはいかなかった。

グシュッ、グシュッ、グシュッ……ポタポタポタッ。
「んんっ……くうぅっ!?」

 端末室を目指している間も、アズーラはたどたどしい足取りを取ってしまう。
 通路を歩くたびに、タイツの内側に溜まったオシッコが垂れ落ちてくる……はしたない液体がしつこく張りついてきて、とにかく不愉快でたまらない。
 嫌な予感がして足元を覗き込んだ途端、気まずい思いに苛まれてしまう。
 薄黄色い滴が点々と零れ落ちていて、粗相をしでかした証拠が何もかも丸分かりになっていたのだ。

ピッピッピッ……
(良かった、ちゃんと機能してるみたい……とりあえず、スペアのスーツにさっさと着替えておかなくっちゃ?)

 耐え難い恥じらいに襲われるうちに、アズーラはやっとの思いで端末室へ到着していた。
 幸いにも生きている端末を発見できたので、スペアスーツの受信を試みる。
 キーボードを操作している間も、気づいたら手元を震わせてしまう……立っている間も、はしたない液体が太股の辺りを伝ってきたのが原因だった。
 とっさに背筋をこわばらせた後も、とにかく情けなくてたまらない……

『――了解致しました、新しいベビースーツを早速ご用意致します』
「や、やだっ! それって一体どう言う意味なの……ひんっ!?」
シュルシュルシュルッ、ミシミシミシッ。

 端末を操作した途端、思わぬ事態が押し寄せてくる。
 機械音声が口走った言葉の内容に、つい慌てずにいられない……不具合でも起こしたのか、命令と明らかに違う挙動を引き起こしたのだ。
 オシッコで台無しになった衣服が瞬時にして脱げる代わりに、分厚い生地によって下半身が覆い尽くされていく。
 お尻全体を包み込む代物など、どう考えてもオムツカバー以外に考えられそうになかった。

フリフリフリッ、モコモコモコッ。
「い、いくら何でも……こんな格好にさせてきちゃうなんて! お願いだから、元の格好に戻してよ……!?」

 不格好に膨らみ切っている下半身を振り返るうちに、アズーラはすっかり落ち着きを失ってしまう。
 粗相の後始末をするつもりが、まさか赤ちゃんのような格好にさせられるなどさすがに予想外だった。
 はしたない姿を取り繕っている間も、言い表しようのない焦りに苛まれてしまう……ただでさえ惨めな思いをさせられて大変なのに、とんでもない辱めを強いられていたのだ。
 サイズが合ってないせいか、オムツカバーがあまりに窮屈でたまらない……



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