「私立欠損学園」第2話をお送りします…

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『私立欠損学園』ついに発売しました。全18話なので、続きが気になったらお買い上げください。
キーンコーンカーンコーン……
「あっ、來花ちゃん。おはよう?」
「珍しいね、來花ちゃんがこんなに遅れて来るなんて?」
「まだ担任も来てないからセーフだよ、來花ちゃん。もしかして寝坊でもしちゃったの?」

 朝のホームルームが始まろうとする寸前、クラスメート達は來花へ挨拶を交わす。
 普段なら早めに教室へ来ているはずなのに、今日に限ってなかなか顔を見せなかったのがとにかく心配でたまらなかった。
 どうやら本人も相当慌てているらしく、席に着いた後もずっと息を弾ませていたのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ごめんね、みんな。ちょっと支度に手間取っちゃって」
フラフラフラッ……

 周りにいるクラスメート達に返事を返す間も、來花はなかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。
 教室が見えてきた頃にはすでにチャイムも鳴ってしまい、さすがに焦らずにいられなかった……何とか遅刻だけは免れたようだと気づいて、こっそりと胸を撫で下ろしていたのだ。
 そそくさと席に腰掛けている間も、ひとりでに顔が火照ってしまう。
 クラスメート達から向けられる視線をありありと意識させられて、おかしな気まずさに苛まれていたのだ。

(ほんのちょっとうたた寝してただけなのに……まさか丸一日眠っちゃうなんて思わなかったよ。何とか遅刻しなくて済んだみたいだけど、一体どうしちゃったんだろう?)

 やっとの思いで教室に辿り着いた後も、來花はなかなか上手く状況を飲み込めそうになかった。
 ほんの少し仮眠を取るつもりだったのに、気づいたら月曜日を迎えてしまったのだ……登校時間が迫る中、急いでシャワーを浴びたり身支度を済ませるだけで精一杯だったのだ。
 すでに席へ腰掛けているクラスメート達の様子を見つめる間も、つい頭を捻らずにいられない。
 まるで自分だけ時間の感覚が狂っているような、言い表しようのない一種の焦りに苛まれていたのだ……

「ね、ねぇ。今日ってやっぱり……月曜日なんだよね?」

 何とか呼吸を整えた後、來花は恐る恐る質問を始める。
 周りにいるクラスメート達へと、本当に今日が月曜日なのかを改めて尋ねていたのだ。
 返事を待っている間も、つい言葉を詰まらせずにいられない。
 数日間も寝過ごしてしまったなど、どうしても気持ちが納得できそうになかったのだ。

「もう、來花ちゃんってば。まだ寝ぼけちゃってるの?」
「まだ月曜日になったばかりなのに、そんな調子じゃ身体が持たないわよ?」
「そんなに言っちゃ可哀想だって。來花ちゃん、まだ私達より身体も小さいんだから……」

 思い掛けない來花の質問を受けて、クラスメート達は平然と答えていく。
 休日の気分がまだ抜け切っていないようだと気づいて、さすがに心配せずにいられない。
 いくら学園での生活に慣れてないとしても、まさか曜日まで間違えてしまうなどさすがに考えもつかなかったのだ。

(やっぱり、もう月曜日になっちゃってるんだ……でもどうして、昨日の記憶がなくなっちゃってるんだろ。やっぱり、ずっと寝たまま過ごしちゃってたのかな?)

 クラスメート達から告げられた言葉に、來花はますます思い悩んでしまう。
 どんなに認めたくなくても、今日が月曜日だと言う事実だけは紛れもない事実らしい。
 未だに納得がいかない中、教科書や筆記具をそそくさと用意するしかなかった。
 どうして数日分の記憶が消え失せてしまったのか、どんなに頭を巡らせてもなかなか理由を掴めそうにないのだ……

      *      *      *      *      *      *

「この物質は見ても分かると思うが、炭素原子を含んでいるな? 従って、この物質は有機物である……」

 おかしな状況に戸惑いながら、來花はクラスメート達と一緒に物理室へ向かっていた。
 席に着くと、数日前と同じように芦辺が授業を取り仕切っていた。
 教科書どおりに説明を繰り広げる間も、何故か來花の様子をじっと睨んでくる。

(先生ったら、また勘違いしちゃってるみたい。炭素原子を含んでたら、ガラスやアルミニウムまで『有機物』ってことになっちゃうし、みんな誤解しちゃうじゃない?)

 芦辺の説明に耳を傾けるうちに、來花はある事実に気づき出す。
 またしても芦辺がおかしな解釈を前提にして、クラスメート達を相手に説明を続けていたのだ。
 数日前の不手際を微塵も反省していない芦部の様子に、つい頭を捻らずにいられない。
 もしこのまま聞き流してしまえば、クラスメート達がとんでもない勘違いをしでかしてしまうはずなのだ……

「あの、先生……うぐぅっ!?」
フルフルフルッ。

 間違った部分を正そうと思い立って芦辺の説明に口を挟もうとした矢先、來花はあっけなく言葉を詰まらせてしまう。
 そっと席を立ち上がろうとした途端、おかしな感覚が押し寄せてきたのだ。
 とっさに背筋をこわばらせた後も、ついうろたえずにいられない。
 何としても間違いを指摘しなければいけないのに、どうしても言葉を告げられそうにないのだ。

ゾクゾクゾクッ……
(どうしよう……もうオシッコしたくなっちゃうなんて。やっぱり学校に行く前に、おトイレに行っておけば良かったかな……?)

 続々と湧き上がってくる下半身の欲求に、來花はあっけなく気を取られてしまう。
 朝から一度も用を足さなかったせいか、寄りにも寄って授業の途中で尿意を催してしまったのだ。
 どうして教室に行く前にトイレへ行かなかったのか、あまりに悔やまずにいられない。
 中腰のまま両脚を揃えて、内から湧き上がる感覚の波を懸命に堪えるしかないのだ……

「おい、どうしたんだ桃原。また私の授業に口を挟むつもりなのか?」

 來花のおかしな様子に気づいて、芦辺がさりげなく質問をぶつける。
 席から立ち上がったまま何かを訴えようとしている様子が、授業の間もずっと気になっていたのだ。
 返事を待っている間も、重ね合わせた太股を小刻みに震わせている様子が気になってたまらない。

「べ、別に何でもありません……くうぅっ!」
ギュッ……

 芦辺の告げてきた言葉に視線に焦りながら、來花は恐る恐る返事を誤魔化していた。
 先ほどの間違いを指摘するつもりでいたのに、まさか質問しようとした矢先に尿意を催してしまうなど思いもしなかった。
 席に腰掛けようとする間も、つい身を捩らせずにいられない。
 クラスメート達から一斉に視線を向けられて、あまりに気まずくてたまらないのだ。

(先生ってば、どうして私の方ばっかり見てきちゃうのよ! ただでさえオシッコしたくって大変なのに……!)

 椅子に腰を下ろした後、來花はさらに縮み上がってしまう
 何とか芦辺の質問を切り抜けたばかりなのに、説明の間もいやらしい目つきでわざわざ睨みつけてくるのだ。
 とっさに顔を逸らした後も、なかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。
 間違った説明の内容を指摘する余裕すら保てないばかりか、時計の針をじっと見つめたまま、いつになったら授業が終わるのかとひたすら待ち侘びていたのだ……

      *      *      *      *      *      *

キーンコーンカーンコーン……
「あれ、來花ちゃん。一体どこに行くつもりなの?」
「ごめんね、先に教室へ戻ってて。ちょっと用事があるの……」

 ひたむきに我慢を続けるうちに、來花は何とか物理の授業を切り抜けることができた。
 クラスメート達が教室へ戻ろうとしていた矢先、來花が慌てて逆の方向へと向かい出す。
 おかしな様子に気づいてクラスメート達が質問をぶつけた後も、來花は返事を誤魔化すだけで精一杯だった。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
ヨタヨタヨタッ。

 クラスメート達と別れた後も、來花は必死の思いで廊下を駆け回る。
 すぐにでも用を足さなければいけないので、一刻も早くトイレに辿り着かなければいけなかったのだ。
 床を踏み込む間も、つい背筋をこわばらせずにいられない。
 ひとりでに震え上がる両脚を堪えたいあまり、おぼつかない足取りへと変わり果ててしまうのだ。

チャプンッ、チャプンッ、チャプンッ……
(やっと授業も終わったんだし……すぐトイレに行かなくっちゃ。このままじゃ本当に身体が持たなくなっちゃうよぉ……!)

 脚を持ち上げるたびに、來花は下半身から押し寄せる感覚に焦ってしまう。
 我慢を続けるうちにはしたない欲求がさらに勢いを増してきて、気づいたら切羽詰まった状況まで追い込まれてしまったのだ。
 猛烈な勢いで押し迫ってくる尿意に、あまりに困惑せずにいられない。
 何としてもトイレに駆け込まなければいけないはずなのに、なかなか思うように脚を持ち上げられないのだ……

「あ、あと少し……ひぐうぅんっ!?」
ガクンッ!

 やっとトイレが見えてきた矢先、來花はおかしな状況へと陥ってしまう。
 我慢を続けながら残りの道のりを突き進んでいる途中なのに、気づいたらその場に脚を止めたまま少しも身動きが取れなくなっていたのだ。
 急に立ち止まった瞬間、つい驚かずにいられない。
 すぐ目の前にトイレがあるはずなのに、どう頑張っても中には入れそうになかったのだ。

(やだ……私の脚、一体どうしちゃったの!? トイレも目の前にあるはずなのに、全然動かなくなっちゃうなんて……!)



 思いも寄らない拍子に引き起こされた現象に、來花は呆気に取られてしまう。
 一刻も早くトイレに行かなければいけないはずなのに、気持ちとは裏腹に少しも脚が持ち上がりそうになかったのだ。
 何度も腰をくねらせながら、つい焦らずにいられない。
 あまり余裕もない中、どんなに力を込めても片脚だけ前に踏み込んだ格好のまま微動だにしないのだ……

「あれ、あの子……こんな所で何しちゃってるんだろう?」
「あの子って、確か……飛び級で入ってきた子だったよね?」
「間違いないよ。俺達より年下なのに、すっごく頭が良いらしいんだって……」

 來花のおかしな素振りに気づいて、周りにいた生徒達が次々と注目を寄せる。
 廊下の真ん中に立ったままもがいている様子など、明らかに異様としか考えられそうになかった。
 制服をアレンジしたレオタード姿を着ていた様子から、わざわざ來花だと言い当ててくるのだ。

「や、やだっ! どうしてちゃんと動いてくれないの……くうぅっ!」
ギチギチギチィッ。

 続々と集まってくる生徒達の存在に、來花は着々と追い詰められていく。
 すぐにでもトイレに駆け込まなければいけないのに、おかしな仕草を周りから不審がられるなど思いもしなかった。
 どんなにもがき続けてもなかなか思うように動かせない両脚の様子に、つい焦らずにいられない。
 上手く脚を持ち上げられないうちに、まるで歩き方を忘れてしまったかのような錯覚にも苛まれてしまうのだ……

(残念だなぁ、桃原……授業中もずっとトイレに行きたがってたみたいだが、これから大恥をかいてもらうつもりなんだ。他の生徒達も集まってきたことだし、みっともない瞬間をたっぷり見せてもらおうか……!)

 身動きが取れずに困り果てている來花の姿を、芦辺は物陰からこっそりと覗き込む。
 席に腰掛けたまま太股を何度も擦り合わせている様子から、授業中に尿意を我慢しているようだと気づいていたのだ……案の定、授業が終わった途端にトイレへ行こうとしていた來花をわざわざ追いかけていたのだ。
 何度も身を捩らせる來花の様子から、当分は目を離せそうになかった。
 あと少しでトイレに辿り着こうとする頃合いを見計らって、遠隔操作によって脚の機能を停止させた後、大勢の前で失態をしでかす瞬間をしっかりと垣間見るつもりでいたのだ……

「ねぇ、あなた。さっきから一体どうしちゃったの?」
「さっきから苦しそうにしてるみたいだけど、大丈夫かな……」
「もしかして、トイレに行く途中で動けなくなっちゃったのかな……?」

 困っている來花の様子を見兼ねて、周りにいた生徒達が口々に話し掛けてくる。
 どうやらトイレに行く途中だったようだと気づいて、手助けするつもりでいたのだ。
 その場に立ち尽くしたままもがき続けている來花の様子など、見ているだけで気懸かりでたまらない。

「ひ、一人だけで平気ですっ! お願いだから構わないで……あうぅっ!?」
ガクガクガクッ……

 さらに集まってくる生徒達の存在に気づいて、來花はますます落ち着きを失ってしまう。
 いつ尿意を持ち堪えられなくなるかも分からない中、いたずらに誰かから騒がれたくなかったのだ。
 恐る恐る返事を返す間も、つい声を震わせずにいられない。
 受け答えをしている余裕もないほど、下半身の欲求が着々と押し迫ってくる。
 まともに両脚を動かせない中、段々と疼き出してくる部分をどうしても押さえ切れそうにないのだ……

「や、やだっ! それ以上はもう来ないで……い、嫌ぁっ!?」
ブルブルブルッ、ショワショワショワッ。

 どんなに頑張っても両脚を持ち上げられないうちに、來花はとんでもない行為を引き起こしてしまう。
 緩み始めた股間から、生温かい液体が続々と溢れ出してくる……まだトイレにも辿り着いていないのに、ついに失禁を引き起こしてしまったのだ。
 背筋をこわばらせたまま、つい悲鳴を撒き散らさずにいられない。
 身体を前に倒そうとした拍子に飛び出したオシッコが、レオタードの内側を続々と駆け巡ってくるのだ。

シュルシュルシュルッ、グシュグシュグシュッ……
(どうしよう、オシッコが勝手に出てきちゃって……全然止められないよぉっ!?)



 思わぬ拍子にしでかした粗相に、來花はあっけなく言葉を失ってしまう。
 沢山の生徒達に取り囲まれる中、まさかトイレ以外の場所でオシッコを漏らす羽目になるなど思いもしなかった。
 下半身に着々と出来上がっていく状態など、あまりに焦らずにいられない。
 生温かい液体を続々と噴き出しながら、気づいたらお尻の方まで濡らしていたのだ。
 内からの圧力に屈するまま、こじ開けられた膀胱を少しも閉ざせない事態を嫌と言うほど思い知らされる……

「も、もうそれ以上は本当にダメなのにぃ……はうぅんっ!?」
ツツーッ、ポタポタポタッ。

 尿意に屈するまま失禁を繰り返すうちに、來花はとんでもない事態に気づかされる。
 レオタードの内側へ徐々にオシッコが広がるうちに、ついには脚の付け根から垂れ落ちてきたのだ。
 脚の内側を這い回ってくる液体の感触に、ついうろたえずいいられない。
 しでかした粗相をもし周りに知られても困るはずなのに、少しもオシッコの勢いを遮られそうにないのだ。

チョロチョロチョロッ、ビチャビチャビチャッ。
「やだぁ、この子ってば、オシッコ漏らしちゃったみたいだよ?」
「廊下にどんどんオシッコが広がっちゃって……うわっ! こっちにまで跳ねて来ちゃってる!」
「このままじゃ、廊下が歩けなくなっちゃうじゃん……一体どう言うつもりなんだろうね?」

 來花が目の前で引き起こした現象に、周りにいた生徒達は思わず目を疑ってしまう。
 弱々しい悲鳴を洩らし始めたかと思えば、下半身からおかしな水音まで立て始めてきたのだ。
 レオタードの裾部分から続々と垂れ落ちてくる、薄黄色い滴の様子につい注目せずにいられない。
 いくら尿意を我慢できなかったとしても、まさか廊下に立ったまま失禁をしでかすなどあまりに考えられない事態だったのだ。

「あ、あうぅっ……も、もうお願いだから見ないでってば。ひぐうぅっ!?」
チョボチョボチョボッ、ジュワジュワジュワッ。

 段々と周りが騒がしくなる間も、來花はなかなか失禁を止められそうになかった。
 尿意に任せてオシッコを垂れ流す間も、どうしてもこの場から逃げられそうにないのだ……どんな方向に身体を傾けても、決して持ち上がらない両脚が恨めしくてたまらない。
 人前でしでかした粗相を恥じらうあまりに、一気に全身が火照ってしまう。
 はしたない液体によって濡れ尽くした股間やお尻、両脚の内側を流れていく大量の滴、さらには床に零してしまった飛沫や水溜まりなどをどうしても取り繕えそうになかったのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
ヒクヒクヒクッ……

 延々とオシッコを垂れ流すうちに、來花はやっとの思いで尿意を静めることができた。
 ずっと苦しめられていた感覚が収まった後も、あまりに思い悩まずにいられない。
 おかしな気まずさに苛まれるあまりに、少しも顔を持ち上げられそうになかった。
 下半身の欲求に打ち負かされるうちに、とんでもない下半身の格好が出来上がってしまったのだ。

ジュクジュクジュクッ、ポタポタポタッ。
(私ってばどうして、こんな場所なんかでオシッコなんて漏らしちゃってるの? いきなり脚が言うことを聞かなくなっちゃうだけでも考えられないのに……!?)

 はしたない液体によって濡れ尽くした部分へと押し寄せる感触を、來花は心の底から悔やんでいた。
 トイレ以外では決して許されないはずの行為を、まさか廊下で繰り広げてしまうなど思いもしなかった……未だにレオタードの内側から零れてくる滴の様子など、あまりに申し訳なくてたまらない。
 すぐにでもこの場から逃げ出したくてたまらないのに、両脚が凍りついたまま少しも自分の意思で動かせそうになかったのだ……

「も、もういい加減にしてってば……きゃっ!?」
グラグラグラッ、ガクンッ……!

 おかしな焦りに苛まれるあまりにもがき続けていた矢先、來花の身にさらなる事態を招いてしまう。
 腰を捻った途端、いきなり体勢が崩れていく……無理な方向に身体を捻じ曲げた拍子に、太股の部分から身体から離れてしまったのだ。
 いきなり床が近づいてきたかと思えば激突してしまい、つい呻かずにいられない。

「うぐぅっ……あうぅっ!?」
ビチャンッ。

 恐る恐る身体を引き上げようとした矢先、來花はあっけなく全身をこわばらせてしまう。
 床に倒れた拍子に、自ら広げたオシッコの水溜まりに上半身が浸かってしまったのだ。
 胸の方まで冷たい感触に浸ってしまい、つい慌てずにいられない。
 何とかして体勢を立て直そうとした矢先、とんでもない代物まで視界に飛び込んでくる。

「……きゃぁっ! どうしよう、今度は脚が取れちゃってるみたいだよ!?」
「もしかして、この子の脚って作り物だったのか?」
「これじゃまるで、サイボーグか何かじゃないか……一体、どんな構造になってるんだ?」

 目の前で繰り広げられている事態に、生徒達はすっかり度肝を抜かれていた。
 來花の上半身が倒れた後も、何故か両脚だけが床からそびえ立っていたのだ……金属の蓋みたいな部品によって覆われている、剥き出しになっていた太股の断面につい驚かずにいられない。
 まさか來花が人間ではなく、機械のような類だったなど想像すらつかなかった。
 先ほど目の前でしでかした失禁とは比べ物にならないほど、衝撃的な出来事にでくわしていたのだ。

(あそこにあるの、もしかして……私の脚なの!? どうして急に、身体から離れちゃってるの……?)

 あまりに異常な光景を目の当たりにさせられて、來花は思わず唖然とさせられる。
 床に倒れた拍子に身体から両脚が離れてしまうなど、決してあり得ない状況だった。
 気づいたら機械のような代物にすり替わっていた両脚など、どうしても気持ちが受け入れられそうになかった。
 自ら撒き散らした液体に身体を浸したまま、段々と意識が薄れていく。
 人前で引き起こした失態や、気づかぬうちに作り替えられた身体などどうしても気持ちが受け入れられそうになかったのだ……

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