「瑠美子のおもらしサーガ~聖塊の乙女~」STAGE 1(10)をお送りします。
「取ってみる」の続きです…

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 「あれ、ちょっと触っただけで消えちゃった。それに、何だか身体が軽くなったみたい……」

 そっとお皿に触れた途端、瑠美子は不可思議な現象に出くわす。
 大盛りになっていた食べ物が目の前から消え失せたかと思えば、疲れが一気に吹き飛んでいたのだ。
 何もなくなった空間見つめている間も、つい頭を捻らずにいられない。
 宙に浮いていた食べ物が消えたことと全身の疲労が静まった理由が、どんなに考えても結びつきそうになかったのだ。

「や、やだっ! どうして、こんな時に……!?」
ゾクゾクゾクッ……

 考えごとをしているうちに、瑠美子は別の事態に気を取られてしまう。
 いきなりお腹の中が重たくなったかと思えば、おかしな感覚が下半身から押し寄せてきたのだ。
 とっさに身をこわばらせた後も、つい焦らずにいられない。
 先ほどまで何も感じなかったはずの尿意が、考えられない勢いで湧き上がってくるのだ。

『どうしたのだ、もう体力も回復したはずじゃから先を急がんか……もしかして、オシッコでもしたくなってしまったのか? あれだけ沢山食べたんじゃから当然じゃろう』

 困っている瑠美子の元に、いきなり天の声が話し掛けてくる。
 その場に立ち尽くしたまま震え上がっている様子に気づいて、とんでもない事実を口走ってくる……先ほど触った食べ物はいわゆる《回復アイテム》の一種で、食べ物を摂ることで体力が回復する代物だと伝えてきたのだ。

「そ、そんな……どこにもトイレだって見当たらないのに。どうして先に教えてくれなかったのよぉ!?」
フルフルフルッ……

 天の声から聞かされた説明の内容に、瑠美子は思わず耳を疑ってしまう。
 回復アイテムを取っただけで、まさか尿意まで引き起こす羽目になるなど思いもしなかったのだ。
 あまりに理不尽な事実に苛立つあまり、つい文句をぶつけずにいられない。
 まだ先の道のりを進まなければいけないはずなのに、これから当分は尿意を我慢し続けなければいけないのだ。

「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……きゃんっ!?」
グニュルグニュルグニュルッ。



 おぼつかない足取りのまま歩き続けるうちに、瑠美子はとんでもない相手に遭遇する。 太い形状を誇った触手が群れを成して、いきなり行く手を阻んできたのだ。
 薄気味悪くうねる様子など、目にするのもためらわずにいられない。
 とっさに剣を構えた後も背筋を張り詰めたまま、下半身から押し迫る欲求にも着々と神経を削がれてしまう。

『どうやら、町に入るのを邪魔する気みたいじゃな……ほれ、早くソイツを倒してしまわないか?』

 緊張を張り巡らせていた矢先、天の声がいきなり割り込んでくる。
 目の前で蠢いている触手を倒さない限り、どうやら街に入れそうになさそうなので、すぐ倒してしまうよう言い放つ。

「そ、そんなこと急に言われたって……きゃんっ!?」
シュルシュルシュルッ、ミシミシィッ!



 天の声に返事を返そうとした矢先、瑠美子はあっけなく窮地に追いやられてしまう。
 相手の出方を待っているうちに地面が盛り上がってきたかと思えば、いきなり触手が生え伸びてきたのだ。
 続々と押し寄せてくる先端を避ける間もなく、ものの見事に吊り上げられてしまった。
 宙吊りにさせられた後も身を捩らせながら、つい悲鳴を洩らさずにいられない。

モゾモゾモゾッ……
(どうしよう、このままじゃ本当に……身体が持たなくなっちゃうよぉ!?)

 必死にもがき続けている間も、瑠美子は着々と気持ちを追い詰められてしまう。
 ただでさえ触手が手足に絡みついてきて大変なのに、尿意の波まで刻一刻と押し迫ってくるのだ……身体の内側で何かが揺れ動くたびに、つい身震いせずにいられない。
 はしたない欲求を何としても堪えなければいけないのに、不安定な体勢にさせられたせいか上手く踏ん張れそうになかった。
 群がる触手から抜け出せないどころか、いつ下半身の欲求を持ち堪えられなくなるかも分からないのだ……
「力を緩める」「もがき続ける」

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