「最高級雌豚・姫華」第4話をお送りします…

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『最高級雌豚・姫華』完成しました、全18話です。もし内容が気になったら是非お読みください。
「ほら、黄金嶋さん。ちゃんと急いで?」
「あと少しで誰か来ちゃうかもしれないし、早く後始末をしなきゃいけないんだから!」
「それじゃ黄金嶋さん、行くわよ……えいっ!」

 まだ登校したばかりなのに、クラスメート達は姫華を女子トイレへと連れていく。
 昨晩の間に粗相をしでかすうちに汚れてしまった姫華の身体を、今のうちに洗い流すつもりでいたのだ。
 女子トイレに辿り着いた後、姫華の周囲を取り囲んだままホースの先端を差し向ける。

「ちょ、ちょっと待ってってば……きゃんっ!?」
ブシャアアアァァァ!

 クラスメート達から仕向けられた行為に、姫華はあっけなくひるんでしまう。
 女子トイレの片隅に追いやられたかと思えば、いきなりホースを向けられて冷たい水を全身に浴びせられていたのだ。
 裸足でタイルに立ち尽くしたまま、つい震え上がらずにいられない。
 身体の隅々に激しい水流を浴びせられるたびに、とにかく肌寒くてたまらないのだ。

ビチャビチャビチャッ!
「もう、黄金嶋さんってば。ちゃんと身体をこっちに向けてよ!」
「オシッコのニオイだって取らなくちゃいけないし、落書きだってまだ残ってるんだから!」
「前はこんなもので十分かな……黄金嶋さん、今度は後ろを向いてもらえる?」

 もがき続ける姫華を注意しながら、クラスメート達は容赦なくホースの水を浴びせる。
 おかしな格好を見られても大変なので、他の生徒達がいないうちに粗相の後始末を済ませるつもりでいたのだ。
 自分達を無駄に手間取らせないよう忠告しながら、全身に書き記した落書きや、特にオシッコで濡れた部分を狙って水流をぶつけていく。

「こ、このままじゃ風邪引いちゃうかもしれないのに……くうぅっ!?」
ブルブルブルッ!

 恐る恐るクラスメート達に返事を返す間も、姫華はあっけなく言葉を遮られてしまう。
 いくら身体をきれいにするためだと言われても、強烈な肌寒さなどあまりに耐えられる代物ではなかった。
 必死に全身をこわばらせる中、ホースの水を掛けられるたびに腰をくねらせずにいられない。
 もしかしたら体調を崩してしまうかもしれないのに、冷たい水を少しも避けられそうになかったのだ。

「ふぅっ……だいぶ身体もきれいになったみたいね?」
「もう登校時間になっちゃったみたいだし、すぐ教室に引き返さなくっちゃ?」
「ほら、黄金嶋さん。ちょっとだけおとなしくしててね……これから黄金嶋さんには、とっても大切な役目が待ってるんだから?」
クシュクシュクシュッ。

 震え上がっている様子を少しも気に留めず、クラスメート達はさらに粗相の後始末を続けていた。
 たっぷりホースの水を浴びせたおかげか肌の汚れもだいぶ流れていったので、姫華の身体から水滴を軽く拭い去る。
 タオルを肌に押し当てながら、意味深な言葉を洩らす。
 これから大切な儀式が控えているので、今のうちにしっかり身体をきれいにしておいた方が身のためだと口走っていたのだ。

「そ、それって一体どう言う意味なの……あうぅっ!?」
グイッ。

 不意にクラスメート達が洩らした言葉が、姫華は気になってたまらなかった。
 ただでさえ酷い目に遭っているのに、今日も何かおかしな行為を仕掛けてくるつもりらしいのだ。
 おかしな不安に苛まれるまま、つい質問せずにいられない。
 もしかしたら彼女達の手によって、さらにとんでもない状況に追い込まれてしまうかも分からないのだ。

「もう誰か来ちゃったみたいだし、とりあえず教室まで戻らなくっちゃ?」
「ほら、黄金嶋さん。急いで教室に行かなくちゃはしたない格好を見られちゃうよ?」
「黄金嶋さん、しっかり走らなきゃ追いつかれちゃうよ……?」

 姫華の洩らした質問を、クラスメート達は容赦なく遮ってくる。
 どうやら他の生徒達が登校してきたようなので、すぐ教室まで戻るよう言い放つ。
 なかなか自分から歩こうとしない姫華に、このままだとはしたない格好を見られてしまうかもしれないとまで脅してくるのだ。

ヨタヨタヨタッ……
(ただでさえとんでもない目に遭わされて大変なのに……今日も私に何かさせるつもりなの!?)

 クラスメート達に言われるまま、姫華は裸体のままトイレから飛び出すしかなかった。
 教室の方へ引き返す間も、ひとりでに両脚が震え上がってしまう。
 いつ廊下の向こう側から誰かがやってきて、人目に裸体を晒してしまうかも分からなかった……遠くから聞こえる物音に、つい縮み上がらずにいられない。
 まともな身動きすら取れそうにないのに、クラスメート達が強引に手首を引っ張ってくるのに合わせて脚を持ち上げるしかないのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
フラフラフラッ……

 必死の思いで廊下を駆け抜けるうちに、姫華はやっとの思いで教室に辿り着いていた。
 教室の奥まで引っ込んだ後も、つい息を切らさずにいられない……教室まで戻っている間も廊下の向こう側から足音が聞こえてきて、あと少しでおかしな格好を見られてしまう寸前だったのだ。
 すぐにでも呼吸を整えたいのに、休憩する暇さえ与えてもらえそうになかった。
 クラスメート達がリードを引っ張るのに合わせて、気づいたら教壇へと向かわされていたのだ。

「どうやら黄金嶋さんも戻ってこれたみたいね……それじゃ始めちゃおうか?」
「司会は私達に任せて……それでは皆様、長らくお待たせいたしました」
「これより『家畜』と成り果てた黄金嶋 姫華の所有者を決めるためにオークションを始めたいと思います。ご参加を希望される方はご起立をお願いいたします」

 姫華を壇上に立たせた後、クラス委員はおかしな言葉を口走っていた。
 席に腰掛けているクラスメート達へと向けて、これからオークションを開催しようと言い放つ……クラスメート達も教壇の方に視線を向けたまま、クラス委員の言葉に耳を傾ける。
 身寄りのなくなった姫華の引き取り手を、これから募るつもりでいたのだ。

「えっ……み、みんな。どうして急にオークションなんて始めちゃってるの……!?」
ヒクヒクヒクッ……

 あまりに考えられないクラス委員の言動に、姫華はすっかり驚かされる。
 次々と飛び交う単語の数々に、つい耳を疑わずにいられない。
 どうやら自分を商品に見立てて、これからオークションなどを開くつもりでいるらしい……あまりに現実離れしている状況など、どうしても気持ちが受け入れられそうになかった。
 恐る恐る周りに問いかける間も、ひとりでに全身が震え上がってしまう。

(もしかして……本気で私を売り買いするつもりなの? こんな非常識な真似までしてきて、一体どんな神経しちゃってるのよ!?)

 気づいたら陥っていた状況に、姫華は言葉を失ってしまう。
 いきなり『家畜』として扱われるだけでも考えられないのに、どうして人身売買のような真似事まで繰り広げてしまうのか、少しも状況が飲み込めそうになかった。
 クラスメート達の返事を待っている間も、あまりに戸惑わずにいられない。
 おかしな行為など何としても止めさせなければいけないはずなのに、どんなに周囲を見渡しても誰も耳を貸そうとしないのだ……

「……ふふっ、さすがに黄金嶋さんもビックリしちゃって当然かもね?」
「もう黄金嶋さんは帰るお家どころか身寄りもない状態なの。まさか学園に住んでいるわけにもいかないでしょ?」
「これから私達の中から引き取り手を探してあげるから、少しは有り難く思いなさい?」

 怖じ気づいている姫華の様子を面白半分に覗き込みながら、クラスメート達はそっと言葉を口にする。
 どうやら商品である本人がまだ状況を理解できてないようだと気づいて、姫華のために解説を挟むことにしたのだ。
 いくら身寄りがなくなったとしても、ずっと教室の中で過ごさせるわけにもいかないので、クラスの誰かに引き取ってもらう必要があるはずだと踏まえた上でオークションを執り行っている真っ最中だと言い放つ。

「や、やだっ……! もうお願いだから、おかしな目になんて遭わせないで!?」

 あまりに理不尽なクラスメート達の発言に、姫華はますます弱り果ててしまう。
 いくら実家が没落してしまったとしても、まさかペットのような扱いを強いられるなど思いもしなかった。
 おかしな焦りに苛まれるまま、つい喚かずにいられない。
 もしかしたら人としての立場まで、彼女達の手によって踏みにじられてしまうかも分からないのだ……

「それでは十万円から……スタートっ!」
「二十万!」「三十万!」「五十万!」
「……百万!」

 取り乱している姫華も構わず、クラスメート達は平然とオークションを繰り広げていた。
 クラス委員の合図とともに、一斉に値段を口走る。
 つい数日前まで同級生ぶっていた物珍しいペットを、何としても競り落とすつもりでいたのだ……彼女達の掛け声に合わせて、教室中の熱気が一気に上がっていく。

「い、嫌ぁっ……! 私、誰のペットにもなりたくなんてないのに!?」
ワナワナワナッ……!

 次々と値段が飛び交う教室の中で、姫華はさらに落ち着きを失ってしまう。
 もしこのままオークションを続けてしまえば、誰かのペットとして飼われてしまうかもしれなかった……人としての立場すら台無しにするような事態など、何としても阻止しなければいけなかった。
 激しく気持ちが揺さぶられるまま、つい悲鳴を撒き散らさずにいられない。
 あまりに惨いクラスメート達の仕打ちなど、無理にでも拒むつもりでいたのだ。

「もう、黄金嶋さんってば。本当に往生際が悪いんだから?」
「ここで引き取り手が見つからなかったらどうなっちゃうか、ちゃんと分かってるの?」
「もしオークションの場を逃したら、私達以外の誰かに引き取ってもらわなきゃいけないの。もう私達とも合えなくなっちゃうんだよ……?」

 いきなりオークションの進行を遮ってくる姫華に、クラスメート達は容赦なく文句をぶつけてくる。
 どうやら自分の状況をまだ理解できてないようだと気づいて、とんでもない忠告まで突きつける……もし誰にも引き取ってもらえなければ、本物の家畜同様に 外部の業者に買い取ってもらうことになるので、今までどおり学園に通えなくなるはずだとまで脅してくるのだ。
 もし自分達の誰かに飼ってもらいたければ、当分の間おとなしくするよう言い放つ。

「そ、それは……くうぅっ!?」
フルフルフルッ。

 クラスメート達から告げられた事実を前に、姫華はあっけなく口を噤んでしまう。
 もしオークションを無事に遂行できなければ、さらにとんでもない窮地が待ち構えていると言うのだ……思い掛けない事実を聞かされて、ついうろたえずにいられない。
 仕方なく黙っている間も、あまりに思い悩まずにいられなかった。
 散々酷い目に遭わせてきた彼女達に媚びるような真似までしなければいけないのか、考えるだけであまりに屈辱的でたまらない……

「百五十万!」
「さすがに厳しいけど……二百万!」
「なかなかやるわね……こうなったら二百十万!」

 俯いている姫華をよそに、クラスメート達はオークションへ夢中になっていた。
 各々で競り合ううちに、姫華につけられた値段が一気に跳ね上がる……元同級生をペットとして飼育できる機会を、どうしても逃せそうになかったのだ。
 教壇に立ち尽くしたまま不安がっている姫華をどんな風に弄んでしまおうか、考えるだけで楽しみでたまらない。

「いくら何でも黄金嶋さんを見くびり過ぎじゃないの……三百万でどうかしら?」
「三百万、三百万より上の方はいらっしゃいませんか?」
「さすがに徳乃蔵さんに決まりかな……それでは徳乃蔵さん、おめでとうございます」

 次々と値段が飛び交う中、一人の女生徒が名乗りを上げる。
 黄金嶋財閥の債権をすべて買い取って、自らの傘下に置いた徳乃蔵 凛々子が、段違いの高値をつけてきたのだ。
 さすがに周りにいるクラスメート達も観念したようだと気づいて、クラス委員もすぐオークションを締め括る。

「まさか徳乃蔵さんが、黄金嶋さんを競り落とすのにこんな高値をつけてくるなんて思わなかったよ……?」
「でも徳乃蔵さんなら黄金嶋さんを任せられるんじゃない? 確か債権を全部引き受けちゃってるんでしょ?」
「ふふっ。今日のオークションで何としても競り落としてこいって、お父様に言われてたの?」

 姫華を競り落とした凛々子に、クラスメート達は興奮気味に褒めちぎる。
 黄金嶋財閥を買収した凛々子なら、きっと姫華のお世話も任せられるはずだと感じていたのだ。
 周りからの賛同を一手に受けて、凛々子も嬉しそうに返事を返す。

「そ、そんな……どうして、徳乃蔵さんのペットなんかにならなくちゃいけないの……!?」
カクカクカクッ……

 教壇へ近づいてくる凛々子に、姫華は文句をぶつけてしまう。
 クラスメート達の誰かにペットとして飼われるだけでも耐えられないのに、寄りにも寄って一番忌み嫌っていた相手に競り落とされるなど考えられない事態だった。
 目の前に立ちはだかる憎い相手を、つい睨まずにいられない。
 実家を没落させるだけでは飽きたらず、さらに自らの立場を貶めようとする行為など、あまりに見過ごせそうになかったのだ。

「……あら、黄金嶋さん。聞き捨てならないわね……もしかして不服かしら?」
「徳乃蔵さんがこれだけ高値で買ってくれたのに、感謝するどころか文句をぶつけてきちゃうなんて!」
「黄金嶋さんってば、まだ自分の立場を分かってないみたいね……そんなに徳乃蔵さんのペットになるのが嫌なら、業者にでも来てもらった方が良いかもしれないわね?」

 生意気な態度を取っている姫華に、凛々子はさりげなく言葉をぶつける。
 もし本人が拒むなら、いくらオークションで競り落としたとしても契約を破棄するしかないと口走ってきた。
 主人の言うことも聞けない『家畜』など、きっとクラスメート達も飼いたくないはずだと踏まえた上で、業者に引き取ってもらうまで再び教室の檻にでも閉じ込めてしまおうと脅してくるのだ。

「い、嫌っ! お願いだから私を売り飛ばすような真似なんてしないで……!」

 凛々子の思わぬ発言に、姫華はすぐに慌ててしまう。
 もし凛々子に飼われるのを拒んでしまえば、見ず知らずの相手に売り飛ばされるかもしれないらしいのだ。
 これ以上おかしな目に遭わせないで欲しいと、つい周りに訴えずにいられない。
 恐る恐る凛々子の様子を窺う間も、ひとりでに背筋が震え上がってしまうのだ。

「ほら、黄金嶋さん。徳乃蔵さんの機嫌を損ねないうちに、ちゃんと謝っちゃいなさいよ!」
「もし徳乃蔵さんが嫌って言っちゃったら、もう業者に売り飛ばすしかないんだから!」
「徳乃蔵さんに許してもらえるまで、しっかり頭を下げなさい……?」

 頬を震わせている姫華に、クラスメート達は思いも寄らない言いつけをぶつける。
 凛々子の機嫌を損ねないよう、少しでも『家畜』らしく振る舞うよう言い放つ。
 生意気な口を叩いたのを詫びるため、まずは凛々子に謝るよう押し迫ってくるのだ。

「わ、分かりました……くうぅっ!?」
ヒクヒクヒクッ……

 クラスメート達に急かされる形で、姫華はとんでもない行動を取ってしまう。
 その場に腰を下ろしたまま、目の前にいる凛々子に頭を下げ始めていたのだ。
 土下座の体勢を取っている間も、つい身をこわばらせずにいられない。
 周囲の雰囲気に飲まれるまま、少しも頭を持ち上げられそうにないのだ……

(どうして私が、居場所を奪った相手なんかのペットにならなきゃいけないのよ……!?)



 土下座を続けている間も、姫華は激しく気持ちを揺さぶられてしまう。
 周りに責め立てられるまま、寄りにも寄って憎むべき相手などに忠誠を誓ってしまったのだ……屈辱的な姿を晒している自分自身の姿を、つい痛感せずにいられない。
 言い表しようのない苛立ちが募ってくる一方、気づいたら陥ってしまった自らの立場を嘆かずにいられなかった。
 どんなに悔しくても、凛々子に追い縋るしか生きていく術がないのだ……

「……まだまだ反省が足りないみたいね。ねぇ、黄金嶋さん。もし本当にペットになる気があるなら……ここ、ちゃんと舐められるはずよね?」

 床に伏せたまじっとしている姫華の姿をじっくりと見下ろしながら、凛々子はとんでもない言葉を口走る。
 肩を小刻みに震わせている様子から、どうやら未だに下らない意地を張っているようだと気づいていたのだ。
 先ほどまで刃向かっていた態度を本当に反省しているなら、しっかりと態度で見せて欲しいと口にした上で、いきなり脚を差し出してくる。

「そ、そんなことまでしなきゃいけないの……くうぅっ!?」
プルプルプルッ……

 目の前に突きつけられた靴先に、姫華はうろたえずにいられなかった。
 ペットに成り果てた現実すら受け入れられそうにない中、とんでもない行為を凛々子に迫られていたのだ……どうやら上履きを舐めない限り、自分をペットとして認めてくれそうにないらしい。
 恐る恐る凛々子に質問する間も、つい声を震わせずにいられない。
 もし凛々子の命令に従ってしまえば、本当に人としての資格すら失ってしまうかも分からないのだ。

「黄金嶋さん、まだ意地でも張ってるつもり? これくらいこなせなくっちゃ、私のペットなんて絶対に務まらないわよ?」

 なかなか動こうとしない姫華に、凛々子はさらに詰め寄ってくる。
 もし心の底から忠誠を誓うつもりがあるなら、主人の靴を舐めるくらい出来て当然だと言い放つ。
 すでに自分の所有物と化したはずなのに、主人に楯突こうとする素振りなど決して見過ごせそうになかった。

「どうしたの、黄金嶋さん。ちゃんと徳乃蔵さんの言うことを聞かなくっちゃ!」
「まさか黄金嶋さんがここまで聞き分けのない子だったなんて思いもしなかったわ……」
「徳乃蔵さんはあなたの『ご主人様』なのよ。まだ自分が家畜じゃないって思い込んじゃってるのかな……?」

 凛々子に続いて、クラスメート達も次々と姫華に非難をぶつける。
 未だに主人である凛々子に逆らおうとする振る舞いなど、見ているだけで腹立たしくてたまらない。
 生意気な態度を無理にでも改めさせようと、すぐに上履きを舐めるよう言い張るのだ。

「う、うぐぅっ……!?」
……ピチャッ。



 クラスメート達にせがまれるまま、姫華はとんでもない行為を繰り広げてしまう。
 目の前に差し出されている上履きの先端に、恐る恐る舌を差し出していたのだ。
 舌の先に当たった感触に、つい戸惑わずにいられない……ゴムの味や細かいゴミが纏わりついてきて、とにかく不快でたまらない。
 未だに憎くてたまらない凛々子の命令を聞き入れてしまった事実を、不愉快な味から否応なく思い知らされる。

グリュグリュグリュッ……
(もうお願いだから……そんなに上履きなんて押しつけてこないでよ! 私だって本当は、これっぽっちも納得してないんだから……!)

 おかしな焦りに苛まれるうちに、姫華はあっけなく口元を塞がれてしまう。
 やっとの思いで上履きの先端を舐め始めたばかりなのに、凛々子がさらに脚を押しつけてきたのだ。
 容赦なく顔を踏んづけてくる凛々子に、つい困惑せずにいられない。
 すぐにでも顔を遠ざけたい反面、もしおかしな目に遭わされても困るので、当分は舌を離せそうになかった。
 舌全体に絡みつく不快な味や臭いを受けるたびに、耐え難い屈辱を嫌と言うほど思い知らされる……

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