「姫騎士凌辱コロシアム」娼婦姫編 第2話をお送りいたします…

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「ふぅっ……」
グイッ。

 一晩中おかしな拷問を仕向けられた翌朝、マルグリッタは意識を取り戻していた。
 どうやらダンテも立ち去ったらしいので床から身を起こそうとした途端、情けない声を洩らしてしまう。
 ダンテに散々おかしな行為を迫られるうちに、おかしな現象へと苛まれてしまったのだ。

ムニュッ……
(どうしよう、こんなに胸が大きくなっちゃうなんて。触るだけで響いちゃうほど敏感になっちゃってるみたいだし……もしかして、あの男にずっと揉まれたせいなの!?)

 恐る恐る胸を見下ろした後、マルグリッタは変わり果てた自分の体型をありありと思い知らされる。
 ただでさえ果物をぶら下げているようなほど大きかった乳房が、気づいたら人の頭ほどまで膨らみを増してしまったのだ。
 恐る恐る乳房を抱え込んだ矢先、ひとりでに背筋を震わせてしまう……ずっと胸元を鷲掴みにしていた、ダンテの指先による感触など、振り返るだけで照れくさくてたまらない。
 おかしな軟膏などを塗られたせいか、乱暴に乳房を揉まれ続けたせいか、あまりに考えられない勢いで張り詰めた乳房など自分で見ているだけでも恥ずかしいので、すぐにでも取り繕わなければならないのだ……

「んんっ……!」
プルプルプルンッ……

 胸元の状態に戸惑いながら、マルグリッタはすぐに着替えへと取り掛かる。
 ダンテが牢獄を立ち去る時に、明日も試合に出るよう言い残していたのを思い返して、つい慌てずにいられない。
 何とか下着を身に着けた後、鎧を装着する間も呻き声を洩らしてしまう……異様に膨らみを増した乳房が引っ掛かってしまい、上手く鎧の中に収められそうになかった。
 変わり果てた体型のせいで、ここまで着替えにてこずるなど思いもしなかったのだ……

(何とか鎧は身に着けられたみたいだけど。こんなだらしない身体のまま、またあいつに立ち向かわなきゃいけないなんて……!)

 やっとの思いで鎧の中に胸を収めた後、マルグリッタは思わず肩を撫で下ろしてしまう。
 もしダンテが来る前に、はしたない格好などを見られてしまえば、どう思われるかも分からなかった。
 何とか鎧を身に着けられたにもかかわらず、胸の辺りがあまりに窮屈でたまらない。

ガチャンッ。
「邪魔するぞ、マルグリッタ。準備はできたのか?」

 着替えをやり遂げたマルグリッタの元へ、不意に誰かが入り込んできた。
 いきなりドアを開いた後、マルグリッタのいる場所へ平然と近づいてくるのだ。

「い、いきなり入ってこないで!? せめてノックくらいしなさいってば……!」
ヒクヒクヒクッ。

 不意に姿を見せたダンテの姿に、マルグリッタはすぐ慌ててしまう。
 着替えを済ませた矢先にダンテがやってくるなど、さすがに思いもしなかった。
 とっさに身を縮めた後も、鎧の内側に隠した格好に気を取られずにいられない。

「ふふっ、口だけは相変わらず達者だな。いやらしい身体つきになったせいで、着替えに手間取っているかと心配になって来てみたんだがな。単なる思い過ごしだったか……お前との戦い、楽しみにしているぞ?」

 胸元に手を添えたまま少しも離そうとしないマルグリッタの仕草を、ダンテはじっくりと見据えていた。
 豊満な乳房を抱えているにもかかわらず、どうやら鎧を装着できたようだと確かめた上で、これから控えている試合を向かうよう言い寄るのだ。

「こ、今度こそは私が返り討ちにしてやるんだからっ!」
フルフルフルッ……

 ダンテの視線に戸惑いながら、マルグリッタは必死の思いで文句をぶつけていた。
 まるで自分を弄ぶようなダンテの視線など、向けられるだけで戸惑わずにいられない。
 おかしな拷問を迫られた仕返しを、何としても闘技場の中で果たさなければいけなかったのだ。

(何とか着替えを覗かれなくて済んだみたいだけど……あの男、どうして二度も試合なんて申し込んできたのよ!?)

 ダンテが立ち去った後も、マルグリッタはなかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。
 あまりに不躾なダンテの態度が許せないだけでなく、胸元に抱え込んでいる状況を気づかれなかったかと思い悩まずにいられない。
 まるで抱えている事情を見透かしたような眼差しを送られるたびに、嫌な予感が次々と頭をよぎってくるのだ……

      *      *      *      *      *      *

コツッ、コツッ、コツッ……
(どんな理由かは分からないけど……絶対にあいつの思いどおりになんてさせないんだから!)

 おかしな焦りに苛まれる中、マルグリッタは闘技場へと向かい出す。
 どうして昨日に引き続けて今日も試合などを申し込んできたのか、ダンテのおかしな思惑を気にせずにいられない。
 どんな状況が待ち受けているかも分からない中、まさか試合から逃げ出すわけにもいかないので、何としてもダンテに立ち向かうしかないのだ……

「それでは皆様、お待たせいたしました。これより、マッスル・ダンテ様と姫騎士マルグリッタとの戦いが始まります。数日前に惨めな失態をしでかしたばかりなのに、性懲りもなくダンテ様に挑もうとするマルグリッタ嬢に、果たして勝機はあるのでしょうか? こうご期待!」

 入場門から姿を見せたマルグリッタに気づいて、司会はすぐに大声を張り上げる。
 昨日にダンテの腕前に屈したはずなのに、無謀にも戦おうとする様子など囃し立てずにいられない。

「くうぅっ……!」
フルフルフルッ……

 思いも寄らない司会の紹介に、マルグリッタはすぐ背筋を張り詰めてしまう。
 闘技場の真ん中へ向かっている途中にもかかわらず、つい周囲の様子を気にせずにいられない。

(私だって恥ずかしくてたまらないのに……どうして、思い出したくないことをいちいち周りに教えちゃうの!?)

 観客達の反応を意識させられるあまり、マルグリッタはおかしな緊張へと苛まれてしまう。
 まだ試合すら始まってないのに、観客達のいる前で辱められるなど思いもしなかった。
 ダンテに屈してしまった事実など、振り返ることすら嫌でたまらない。
 ざわめく彼らの様子に気を取られる間も、目の前に立ちはだかる相手にしっかり意識を向けなければいけないのだ……

「ふふ、数日前とは見違えるほど魅力的になったじゃないか。俺好みの顔になったお前と再び戦えるなんてな……さっきから腕が唸ってたまらんぞ?」

 姿を見せてきたマルグリッタへと、ダンテは平然と言葉を交わす。
 マルグリッタの前へと立ちはだかったまま、豊満な肉体に変わり果てたおかげか、さらに色気が増してきたとまで褒め称えるのだ。

「も、元々はあんたのせいじゃない……うぅっ!」
モジモジモジッ……

 思いも寄らないダンテの指摘に、マルグリッタはすっかり慌ててしまう。
 ダンテにおかしな言葉を突きつけられた後、どう返事を返せば良いかも考えられそうになかった。
 とっさに身構えた後も、つい腰を引かずにいられない。

(やだ、こいつに毎晩……胸を揉まれたのを思い出しちゃったじゃない……すぐ試合も始まっちゃうのに、どうして身体が勝手に疼いちゃうの!?)

 ダンテから浴びせられる視線を、マルグリッタはつい意識せずにいられない。
 いやらしい行為を仕向けられた相手と顔を合わせた途端、昨晩の間に引き起こされた出来事が次々と頭から浮かんでくるのだ。
 全身に塗りたくられた軟膏の心地良い感触や、さらには乳房を揉み解された手つきなど、思い返すだけで照れずにいられない。
 どうして憎むべき相手と顔を合わせるだけで、ここまで胸の奥底を揺さぶられてしまうのか、どんなに考えても理由など思いつきそうにないのだ……

「どうした、マルグリッタよ。構えないのか……なら、こっちから行かせてもらうぞ?」

 赤くなったマルグリッタの顔をじっくりと見据えたまま、ダンテはさらに調子づいていた。
 どんな気持ちを抱え込んでいるかを知りながら、無理にでも試合を繰り広げるため、いきなり距離を詰めてくるのだ。

「望むところよ……きゃんっ!?」
ガツンッ! ギリギリギリッ……

 ダンテが振り下ろしてきた斧を、マルグリッタはすぐに受け止めていた。
 しっかりと剣を構えたまま、ダンテの太刀筋を遮ってみせる。
 少しでもおかしな気分を振り切るために、何としても試合に意識を向けなければいけないのだ。

(まさか、あいつに先手を取られちゃうなんて……こんなものをいつまでも受け続けてたら、こっちが力で負けちゃうじゃない!?)

 斧を剣先で受け止める間も、マルグリッタはダンテの力強さに圧倒せずにいられない。
 重い攻撃をまともに受けてしまえば、すぐに身体が持たなくなってしまうのはあまりに明白だった……昨日のような敗北など、今度こそ見せられそうになかった。
 どうすれば隙を狙えるかと考えている間も、次々とダンテが斧を繰り出してくるのだ……

「くうぅっ……てぃっ!」
ガキイィンッ!

 重たい斧を剣で払った後、マルグリッタはダンテから遠ざかっていた。
 とっさに腰を引いた勢いのまま後ずさりを続けて、着々とダンテとの距離を離していく。
 これからダンテの斧を避けながら、反撃の機会を窺わないといけないのだ。

「どうした、マルグリッタよ。逃げてばかりでは試合にならんぞ?」
ブォンッ! ブゥンッ! ビュンッ!

 逃げ惑うマルグリッタを、ダンテは夢中になって追い掛けていた。
 まるで挑発するかのようにマルグリッタを呼び止めながら、僅かな隙を見つけるたびに何度も斧を振り下ろしてくるのだ。

「う、うるさいわね。こっちにはこっちの都合があるんだから……くうぅっ!」
フラフラフラッ……

 立て続けに押し寄せるダンテの猛攻に、マルグリッタは思わず気持ちを押されてしまう。
 何とかして一太刀を決める隙を狙わなければいけないのに、ダンテの動きにすっかり翻弄されていたのだ。
 次々と向けられる斧を避ける間も、つい腰をくねらせずにいられない。

タユンッ。
(どうしよう、大きくなった胸に振り回されちゃって動きづらい……しっかり押さえ込んでおいたはずなのに、ちょっと動くだけでこんなに揺れ動いちゃうなんて!?)

 ダンテを相手に試合を続ける間も、マルグリッタは別のことに気を取られていた。
 少しでも身動きを取るたびに、異様に膨らみ切った乳房が何度も揺れ動いてしまうのだ。
 重たくぶれる感覚を何度も思い知らされて、つい膝を震わせずにいられない。

「ふふっ、マルグリッタよ。もう俺様に怖じ気づいてしまったのか……降参するなら今のうちだぞ?」

 段々と動きが鈍ってきたマルグリッタへと、ダンテは着々とにじり寄ってくる。
 少しも剣を振ろうとしない様子を指摘しながら、すぐに負けを認めるよう言い張るのだ。

「ど、どうしてあんたなんかに頭を下げなくちゃいけないのよ……えいっ!」
シュンッ!

 ダンテの挑発に苛立つあまり、マルグリッタはすぐに剣を振り下ろす。
 ずっと振り回しているダンテの斧を、握り締めた剣によって押さえるつもりでいたのだ。
 しっかりとダンテの隙を狙ったはずなのに、何故か剣先が宙を切るばかりで、少しも太刀筋を決められそうになかった。

「その調子だぞ、マルグリッタ。しっかり剣を振るってもらわんと、俺も手応えがなくて適わんからな……」

 マルグリッタの剣を、ダンテはあっさりと避けていた。
 振り下ろしていた斧を引っ込めたまま距離を離したかと思えば、再び剣を向けるよう押し迫るのだ。

(こいつ……もしかして、私を弄んでるの!? こっちは真剣なのに、どうして試合の間もこんなに余裕でいられるのよ!)

 思いも寄らないダンテの言葉に、マルグリッタはすっかり翻弄されていた。
 重たい斧を避け続けるだけで精一杯なのに、どうして自分は一太刀も決められないのか、考えるだけで焦らずにいられない。
 まるで稽古でもつけているようなダンテの挑発的な態度など、あまりに見過ごせそうになかったのだ……

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……このっ!」
ビュンッ!

 呼吸が乱れるのも構わず、マルグリッタはひたむきに剣を振り回していた。
 昨日の雪辱を果たすためには何としてもダンテに勝たなければいけないはずなのに、少しも剣を突きつけられない状態など焦らずにいられない。
 見た目とは裏腹に素早いダンテの動きを、なかなか上手く捉えられそうにないのだ。

ガシンッ。
「どうしたんだ、マルグリッタよ。そんな弱い太刀筋では、俺の身体に傷一つつけられんぞ?」

 マルグリッタの振るった剣を、ダンテは握り締めた斧でしっかりと受け止めていた。
 何度も自分へと向けてきた太刀筋を避けるのも飽きたので、今度は自分の力で捻じ伏せようと斧を突きつける。
 すでにマルグリッタの太刀筋を見切ったとまで言いながら、すぐにでも試合を終わらせるつもりでいたのだ。

「くっ、今度こそ……きゃんっ!?」
ガツンッ!

 ダンテの重い一撃に、マルグリッタは思わずうろたえてしまう。
 いきなり斧を振り回したかと思えば、あっけなく剣先を取り払われてしまったのだ。
 再び身構えようとした矢先、気づいたらダンテの斧が押し迫ってきて、胸元の辺りへと刃先が迫ってくる。

ボロンッ……プルンッ。
(どうしてなの、ちょっと斧がかすっただけなのに……胸の鎧が、こんな簡単に嵌がされちゃうなんて!?)

 何かが外れる感覚に気づいた矢先、マルグリッタはすっかり落ち着きを失ってしまう。
 ダンテの斧がぶつかった拍子に、何故か鎧の胸部分が引き剥がされていたのだ……地面へと落ちていく金属板の様子を目で追ううちに、とんでもない事実に気づかされる。
 無理に押し込んだ乳房が、留めていたベルトを押しのけて垂れ下がっていたのだ。
 思いも寄らない拍子に肌蹴てしまった胸元など、あまりに恥ずかしくてたまらない。

「おぉ……見てみろよ。マルグリッタ姫のおっぱい、あんなに揺れちゃってるぞ!」
「前に試合した時より、大きくなってないか? さすが成長盛りと言ったところか……」
「あんな窮屈なものなんかに、よく入ったもんだよな……それにしても、マルグリッタの身体、本当にいやらしいな?」

 マルグリッタが試合中に見せつけてきた胸元に、観客達は思わず視線を吸い寄せられてしまう。
 赤子の頭ほどもある乳房が、胸元に二つもぶら下がっているのだ……見るからに柔らかそうな乳房の感触など、つい興味をそそられずにいられない。

「や、やだっ……あうぅっ!?」
ギュッ。

 とっさに胸元を押さえた後も、マルグリッタはあっけなくうろたえてしまう。
 まだ試合が続いているのに、大勢の前ではしたない格好を晒してしまうなど思いもしなかった。
 ひとりでに揺れ動く乳房をしっかりと抱えたまま、つい周囲を振り返らずにいられない。
 異様に膨らみ切った胸の形など、どう他人に思われてしまったかと考えるだけで、さらに落ち着きを失ってしまうのだ。

(まさか、胸の鎧を引き剥がすために……ずっと私を挑発してきたって言うの?)

 激しい恥じらいに苛まれる中、マルグリッタは思わず言葉を失ってしまう。
 ダンテがずっと挑発を仕掛けてきた理由を、今になってようやく気づかされていたのだ……大勢の前で辱めためるために、おかしな軟膏を塗り込んだり胸の鎧を狙ってきたと思うだけで、あまりに悔しくてたまらない。
 まんまとダンテの罠に嵌められたと気づいた後も、まともな反撃すらできず、露わになった胸元を取り繕うだけで精一杯だったのだ……

「どうした、マルグリッタ。仮にも『姫騎士』なんだろう? しっかりと剣を握って、俺に立ち向かってこないのか?」

 顔を赤らめるマルグリッタへと、ダンテは平然と言葉を切り出す。
 胸元をずっと押さえ込んだままだと試合にもならないと言いながら、しっかりと剣を構えるよう押し迫るのだ。

「そ、それは……くうぅっ!?」
モジモジモジッ……

 ダンテから告げられる言葉に、マルグリッタは思わずうろたえてしまう。
 胸元から少しも手を離せないせいで、まともに剣を振るうことすらできそうになかった。
 距離を詰められないよう後ずさりを続ける間も、ダンテが突きつけてくる斧の刃先に戸惑わずにいられない。

(みっともない胸なんて誰にも見せたくないのに……こんな格好のまま戦うなんて、絶対にできっこないじゃない!?)

 あまりに卑劣なダンテの行為に、マルグリッタはますます困り果ててしまう。
 人前で辱めるような真似を迫るなど、あまりに屈辱的でたまらなかった……何としてもダンテの思惑を跳ね除けなければいけないはずなのに、つい胸元を庇わずにいられない自分自身が情けなくてたまらなかった。
 女にとっての弱点を突かれた後、成す術もない事実を否応なく思い知らされる……

「どうしたんだ、マルグリッタ。ちゃんとダンテ様と戦え! 剣を構えないなんて騎士として恥ずかしくないのか!」

 肩を震わせるマルグリッタへと、ダンテはいきなり大声を張り上げる。
 もし騎士を名乗るなら、たとえ衣服を肌蹴てしまっても戦いを続けるよう平然と詰め寄るのだ。

「そうだそうだ、試合中なのに胸なんて気にしてる場合か!?」
「さっき見逃しちゃったんだ。俺のためにもう一回、大きくなったおっぱいを見せてくれよぉ!」
「聞いたか、マルグリッタよ。観客のみんなもこれだけ望んでるんだ……たとえ大勢の前で大きな胸を晒す羽目になっても、俺様と戦ってもらうからな?」

 ダンテに続けて、観客達も声を揃えながらマルグリッタへの非難を浴びせていた。
 ほんの一瞬だけ目に飛び込んできた、マルグリッタの豊満な乳房をもう一度拝みたいあまりに、おかしな言い分を次々と突きつけるのだ。

「そ、そんな身勝手な……きゃんっ!?」
ブゥンッ。

 闘技場に漂う異様な雰囲気に、マルグリッタはあっけなく気持ちを飲まれてしまう。
 ダンテや観客達から次々と罵声を浴びせられるたびに、着々と気持ちが追いやられていたのだ。
 ついには目の前に斧まで突きつけられて、つい震え上がらずにいられない。

「ふんっ……それともマルグリッタよ。もし剣を触れそうにないなら、すぐにでも『降参』するんだな……もっとも、俺に頭を下げた瞬間から、お前は『騎士』としての威厳を失うことになるが、構わんな?」

 少しも剣を構えようとしないマルグリッタを相手に、ダンテはおかしな主張を始める。
 もしこれ以上戦えないなら負けを認めるよう、平然とマルグリッタに言い放つ。
 試合を自ら投げ出すような真似を働いた場合の処遇まで口にしながら、着々とマルグリッタを追い詰めるのだ。

「そ、それは……あうぅっ」
フルフルフルッ……

 不意にダンテから振られた選択に、マルグリッタはますます焦り出してしまう。
 まさか降参を迫られる羽目になるなど、あまりに考えられない事態だった。
 どんな返事を返せば良いかも分からない中、さらに斧を突きつけてくるダンテから少しも逃げられそうにないのだ。

「ま、参りました……くうぅっ!」
ヒクヒクヒクッ……

 ひたすら思い悩んだ挙げ句、マルグリッタはとんでもない言葉を口にしてしまう。
 恐る恐るダンテへと頭を下げたまま、ダンテへと降参を訴えてしまったのだ。
 ダンテの反応を窺う間も、つい気が引けずにいられない。

(こんなに大勢の前で、こんな辱めを受ける羽目になるなんて……本当に悔しくてたまらないけど、人前ではしたない格好なんて絶対に見せられないんだから!?)

 あまりに耐え難い屈辱に、マルグリッタの胸は激しく揺さぶられていた。
 別に剣の腕前で屈したわけでもないのに、ダンテに負けを認める羽目になるなど思いもしなかった。
 決して人前で晒せない格好を取り繕いたいあまりに、自ら屈してしまう自分自身などあまりに恥ずかしくてたまらないのだ。

「ふん、剣の腕で負けるより裸を晒される方が耐えられないか……それにしても情けない姿だな、マルグリッタよ。たかが胸を晒された程度で、俺様に屈してしまうなんてな?」

 肩を震わせるマルグリッタへと、ダンテはさりげなく言葉を切り出す。
 胸元を肌蹴た程度で剣を震えなくなるほどの未熟者にもかかわらず、自らを『姫騎士』など名乗りながら楯突いてきたマルグリッタを面白半分に罵ってくるのだ。

「お、お願いだからそれ以上は言わないで……きゃんっ!?」
グイッ。

 ダンテから次々と浴びせられる言葉に、マルグリッタはあっけなく打ち震えてしまう。
 まさか自らの地位を辱められるなど、あまりに考えられない仕打ちだった。
 貶められた立場に思い悩んでいた矢先、いきなり腰を掴んできたダンテの素振りなど慌てずにいられない。

「聞いたか、皆の衆。マルグリッタは自ら『姫騎士』としての地位を失った、この者に相応しい格好をさせたまま、再びこの場に立たせるつもりだ。それまで諸君達には待ってもらいたい。この小娘を仕立て上げるまで、俺に預からせてもらえないだろうか?」

 マルグリッタの身体を観客の方へ突き出したまま、ダンテはとんでもない宣言を始める。
 試合を降参することで自ら『姫騎士』としての威厳を手放したマルグリッタを、これから相応しい立場を与えるつもりだと言いながら、華奢な身体をさらに引っ張り回してしまうのだ。

「お、お願いだから離してよぉっ……あうぅんっ!?」
フラフラフラッ……

 闘技場の奥へ連れられる間も、マルグリッタはおかしな身震いを引き起こされてしまう。
 たった一度の試合に降参した程度で、まさか『姫騎士』の立場まで奪われるなど思いもしなかった。
 あまりに考えられない状況をどう受け止めれば良いかも分からない中、少しもダンテの元から抜け出せそうにないのだ……

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