『君だけのMっ気スイッチ・妹願望なお姉ちゃん編』第4話をお送りします。
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全25話あります。
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「あっ……か、翔月ちゃん」
モジモジモジッ……

 休日に翔月と出くわした奈美香は、すぐさま顔を火照らせてしまう。
 つい昨日に自ら抱えた気持ちを明かした後、奈美香は今まで以上に照れくさい気持ちを抱え込んでいた。
 悶々とした気持ちを抱えたせいで、少しも外出する気になれない奈美香は、ずっとお家の中で過ごしていたけど、どうしても翔月と顔を合わせる機会が多くなってしまう。
 廊下の上で佇む翔月に、奈美香は必死の思いで言葉を投げかけようとするけど、どうしても唇の震えが止められそうにない……

スッ……
「お、お姉ちゃんってば。急にボクの前から逃げ出さないでよぉっ」

 気づいたら目の前から逃げ出して、またしても部屋の中へと籠もってしまった奈美香の姿に、翔月は物惜しそうに見つめるしかなかった。
 どうやら自分と同じく、休日にも関わらず特に用事がなかった奈美香は、ずっとお家の中で過ごしながら、自分と顔を合わせると途端に逃げ出してしまう。
 ずっと目の前で赤らめながら、なかなか気持ちが落ち着かない奈美香が、結局は立ち去ってしまう様子に、翔月はどうしても肩を落とさずにいられない。
 自分に対して背中を向ける姉が、どんな感情を抱いているのか、すでに翔月は知り尽くした後だった……

(どうしよう……私ったらまた翔月ちゃんを『お兄ちゃん』だなんて呼んで、ずっと甘えちゃってたんだ……!)

 翔月の前から必死に逃げている最中も、奈美香は複雑な思いを抱え込んでしまう。
 ずっと悶々とした気持ちを抱えるまま、恐る恐る翔月を部屋へと招いた後、またしても『お兄ちゃん』と呼んでは甘える素振りを見せてしまった。
 本来なら姉として許されない感情をぶつけた後、奈美香はどうしても翔月の姿に戸惑わずにいられない。
 目の前にいる翔月の存在を意識すればするほど、激しい胸の高鳴りに襲われて、奈美香はすぐにでも理性が吹き飛んでしまいそうだった……どんな拍子で胸の奥底に抱えている、大好きな『兄』に甘えたい感情を翔月にぶつけてしまうかも分からない。
 翔月には申し訳ないと思いながら、そそくさと自分の部屋へと身を潜めるのが精一杯だった。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……本当に私ったら、どうしちゃったんだろう」

 やっとのことで自分の部屋に逃げ込んだ奈美香だけど、今でも激しい胸の高鳴りを抱え込んでしまう。
 いくら翔月の『妹』として甘えたい願望を抱いていたとしても、あそこまで変な素振りを見せた理由など、今の奈美香には少しも分からなかった。
 翔月へと身を預けながら、何度も『お兄ちゃん』と呼んでは甘え続けて、さらにはトイレやお風呂にも付き添ってもらう、だらしない姿の数々を翔月の前で見せつけていたのだ。
 元の意識を取り戻した奈美香にとって、昨日に見せつけられた光景など、考えるだけで気持ちが動転してしまう代物だった。
 やっと翔月の姿を遠ざけた後でも、切ない気持ちから奈美香は少しも逃れられない。

(いくら翔月ちゃんに甘えたかったって言っても、あんなに恥ずかしい姿なんて見せちゃって。きっと翔月ちゃんも困ってるはずなのに……)

 やっと一人きりになれた後で、奈美香は恐る恐る昨日の出来事を振り返っていく。
 数日前に失禁行為や裸体を見せつけただけでなく、昨日は翔月をトイレへと連れ込んで、自らの排尿姿までも明かしてしまった。
 本来なら誰の前でも見せられない姿を、奈美香は大好きな『兄』を相手にお披露目しながら、ほぼ一日中甘え続けていたのだ。
 浴室やトイレまでともにしながら『妹』として振る舞い続けた自分を、翔月は一体どう感じているのか……奈美香は頭の中で考えるだけで、どうしても気持ちが落ち着かなくなってしまう。

カアァッ……
(そう言えば……私のお風呂やトイレに付き合わせてる時、翔月ちゃんのお股……すっごく膨らませちゃってたよね? もしかして、私のはしたない姿を見せちゃったせいなの……?)

 翔月が一体どんな気持ちを抱えていたのかを探るため、奈美香は頭の中で昨日の出来事を振り返っていく。
 二人で一緒にトイレへと駆け込んだ後、あられもない放尿姿を晒していた際に、ずっと翔月の姿を見つめていた事実を奈美香は思い返すと、奈美香はますます顔を火照らせてしまう。
 便座へと腰掛けている自分へと、翔月はずっと熱い視線を向けてきて、さらにはズボンの中央を膨らませていた事実を、奈美香はありありと思い知らされていた。
 確かに昨日、弟の翔月がオチンチンを勃起させていた瞬間を、奈美香はこの目で確かめていたのだ。
 翔月が欲情の気持ちを抱いていた事実にも気づかされて、奈美香の気持ちはますますかき乱されてしまう。
 自分がはしたない姿を見せつけたのが原因だとしても、確かに翔月は特別な意識を、寄りにも寄って実の姉である自分へと向けていたのだ。
 第二次性徴を迎えてから一度も拝んでない翔月の股間を想像するだけで、奈美香の気持ちは火照り上がってしまう。

フラフラフラッ……
(でも私、このままじゃ翔月ちゃんと顔を合わせられなくなっちゃうから……)

 自分で少しも気持ちを整理出来ないまま、複雑な気分に苛まれてしまった奈美香だけど、気づいたらベッドの上から腰を持ち上げていく。
 たとえ翔月と出くわすのが恐ろしくてたまらないとしても、ずっと部屋の中に籠もるのも良くないはずだと奈美香は考えていた。
 あと少しで成人を迎える身だとしても、翔月の前で思わず見せてしまった姿こそは、奈美香がずっと胸の内に秘めていた本心そのものだった。
 本来なら許されない立場を抱えながら、今でも気持ちを迷わせていたけど、どうしても翔月と向き合わなければいけない……そんな決意を秘めながら、奈美香は恐る恐るリビングへと脚を向けていく。
 暇を持て余した翔月は、きっとリビングでテレビでも見ているはずだった。

「あっ、お姉ちゃん。もしお姉ちゃんもヒマだったら、一緒に映画でも見ようよ?」

 不意にリビングへと姿を現した奈美香へと向けて、翔月は何の気兼ねもなく話しかけてみせる。
 リビングでずっと映画を見ていると、ついに奈美香が部屋から出てきてくれたので、翔月はすぐにでも自分の手で迎え入れてあげたかった。
 翔月は隣にある席を指差しながら、一緒に映画を見ようと奈美香を誘い出していく。

「か、翔月ちゃん……さっきはゴメンね。またヘンな姿なんて見せちゃって」

 別に何事もなく言葉を交わす翔月へと向けて、奈美香は恐る恐る言葉を呟いていく。
 ずっと必死の想いで避け続けていたのに、今でも翔月が気兼ねなく接してくる様子に、奈美香は段々と申し訳ない気持ちを抱え込んでしまう。
 自分でも気づかぬ間に甘え始めて、トイレやお風呂まで付き合わせてしまい、かと思えば今朝はそっけない態度を取ってしまった自分を、目の前にいる翔月はどう思っているのか……奈美香はずっと一人で思い悩んでいたのだ。
 今でも翔月の姿に気が引けていた奈美香だけど、少しずつ自分の気持ちを投げかけていく。

「別にいいよ、お姉ちゃん。ほら、ボクの隣に座って?」

 少し遠慮がちな態度を見せる奈美香へと向けて、翔月はそっと返事を返していく。
 別に奈美香のおかしな様子など気に掛けてないから、普段どおりに接して欲しいと翔月は訴えてみせる。
 丁度映画を見ている途中なので、折角だから一緒に映画を見ようと奈美香を誘い始める……奈美香が変な意識を抱えさせないために、翔月は自分なりに触れ合おうと試みていたのだ。

「う、うんっ……」

 翔月の言葉に誘われるまま、奈美香はつい隣の席へと腰掛けてしまう。
 おかしな態度を取り続けた後にも関わらず、翔月が気兼ねなく接してくれるのが、今の奈美香には何よりも嬉しかったのだ。
 隣の席へと腰掛けた後、少しずつ互いの距離を詰めていき、気づいたら翔月の傍からから少しも逃げられそうもない。
 あられもない姿だけでなく、抱えていた思いまで打ち明けた以上、奈美香は翔月の前で、少しも気持ちが誤魔化せなくなっていた。
 お互いに身を寄せたまま、奈美香は少しずつ翔月へと身を預けていく……たとえ今は『妹』のように甘えられなくても、翔月に触れ合えるだけで気持ちを落ち着かせられる。

「この映画、また続編をやるらしいんだ。後で一緒に見に行こうよ、お姉ちゃん」

 すっかり自分の元から離れなくなった奈美香の姿を確かめながら、翔月はテレビの方へと視線を向けていく。
 翔月は画面に映し出されている映画の話題を投げかけながら、隣にいる奈美香の様子を窺い始める。
 自分から寄り添ってくれた奈美香を、翔月はもう二度と手離したくなかった。
 さりげなく映画を見る約束を交わしながら、翔月は片腕を後ろへと回して、奈美香の肩へと手を近づける……さすがに肩を抱き上げる度胸はないけど、もう二度と奈美香を逃さないためだ。

「そ、そうだね……翔月ちゃん」

 翔月の言葉に促されるまま、奈美香はそっと返事を返していく。
 一緒に見ようと誘われた映画の内容など、奈美香は少しも意識を向けられないまま、ますます翔月の方へと身を預けてしまう。
 今でも遠慮がちな気持ちを抱えてしまうけど、目の前にいる翔月が自分を受け入れながら、一緒に映画を見ようと誘ってくる状況に、奈美香は複雑な気持ちを抱え込んでいた。
 本来なら自分の方が年上にも関わらず、奈美香はどうしても翔月へと身を委ねずにいられない。

(今の翔月ちゃん、私のことをどう思ってるんだろう……私からあんな姿を見せちゃったのがいけないんだけど、翔月ちゃんもきっと興奮しちゃってたはずなのよね……?)

 翔月と一緒に映画を見ている最中も、奈美香の中では今まで引き起こされた出来事で一杯だった。
 ずっと抱えていた願望のまま、翔月の前でまるで妹のように振る舞い続けて、トイレやお風呂までともにしながら、ついには粗相の手間まで任せてしまった事実が、今でも奈美香は忘れられそうにない。
 さらに奈美香が気に掛けていたのは、翔月が自分に性的な感情を向けていた事実だった……自分でもまじまじと見つめてしまうほど、翔月がズボン越しに見事な勃起を見せていた事実に、奈美香の気持ちはどうしても焦り出してしまう。
 あられもない姿を晒してしまった自分が悪いとしても、翔月が抱えていたエッチな感情にどう応えてあげれば良いか、今の奈美香では少しも分かりそうにない……

(でも私、翔月ちゃんが……翔月お兄ちゃんが相手なら、エッチな気持ちを向けられても構わないかも、知れないな……)

 少しも映画の内容に集中出来ないまま、奈美香は頭の中で様々な思いを巡らせていく。
 甘えんぼな願望を明かしてしまった後で、本来なら翔月から避けられる可能性も控えていた……にも関わらず、目の前にいる翔月は気兼ねなく接してくれる。
 自分の気持ちがおかしくなった時にも、翔月は自分を『妹』として扱いながら、最後まで甘えさせてくれた事実を振り返るだけで、奈美香は胸の中が熱くなっていく。
 たとえエッチな感情を抱えていたとしても、自分を甘えさせてくれるなら、奈美香は幾らでも翔月の前で身を預けたい気持ちも胸の中に秘めていた。
 ずっと抱えていた感情を露わにした後で、大好きな『兄』である翔月が応えてくれたのが、今でも奈美香には嬉しくてたまらない……

スッ……
「ねぇ、お姉ちゃん。ずっと下なんて向いちゃって。一体どうしたの?」

 そんな気持ちを募らせていた奈美香だけど、ふとした拍子にソファから腰を持ち上げて、翔月の前から遠ざかろうとしていた。
 不意にソファから立ち上がった奈美香へと向けて、翔月はそっと言葉を投げかける。
 今まで何も言葉を交わさないまま映画を見ていた奈美香が、自分の元から逃げ出そうとしていた事実が、今の翔月には不安でたまらなかった。

「う、うんっ。ちょっと……おトイレに行きたくなってきちゃって」

 心配そうな表情の翔月へと向けて、奈美香は恐る恐る理由を打ち明けていく。
 翔月と一緒に映画を鑑賞しながら、悶々とした気持ちを抱えていた奈美香は、段々と尿意を催してしまった。
 下半身に訪れた欲求を口にした後、奈美香は照れくさい気持ちを抱えながらトイレへ脚を向けていく。
 ずっと視線を向けてくる翔月の姿に、奈美香は思わず気持ちが引けてしまう……今までずっと映画を見続けていた翔月も、ずっと自分の姿を気に掛けていた事実を、奈美香はどうしても思い知らされずにいられない。
 翔月が傍にいるせいか、奈美香は普段よりも下半身の欲求を過敏に感じていた。

ギュッ。
「ダメだよ、お姉ちゃん。またボクの前から逃げ出そうとするなんて」

 少し遠慮がちにトイレへと向かおうとしていた奈美香に対して、翔月はとんでもない行動へと打って出る。
 奈美香の手首をしっかりと掴んだまま、翔月は少しもトイレへ向かわせるのを阻んでみせる。
 目の前で慌てふためく奈美香へと向けて、さらに翔月は言葉をぶつけていく……自分に黙って立ち去ろうとする奈美香を、翔月はどうしても手離したくなかった。
 たとえトイレのために席を外そうとしていたとしても、翔月は奈美香の手を掴んだまま、決して取り逃がすわけにはいかないのだ。

「か、翔月ちゃんってば。お願いだから手を離してよぉっ! このままじゃ私、おトイレに行けなくなっちゃうからぁっ!」
モジモジモジッ……

 ずっと手首を掴んだまま離そうとしない翔月に対して、奈美香は思わず戸惑いの表情を向けてしまう。
 このままでは用を足せないから、すぐにでも手を離して欲しいと、奈美香は必死に翔月の前で訴え続ける。
 今でも下腹部では疼くような感覚に見舞われて、すぐにでもトイレへと向かわない限りは、あまり長い時間は下半身の欲求を堪えられそうにないのだ。
 思春期を迎えて身体が成長を遂げている翔月が相手では、奈美香は少しも手を振り解くことが出来ない……さらには激しい尿意を抱え込んだ状態のせいか、奈美香は上手く身体に力を込められない。
 少しも翔月の前から逃げられず、奈美香は身を捩じらせながら段々と強まる尿意を必死に堪え続けていた。

「お姉ちゃんったら、すぐに自分の気持ちを誤魔化そうとするんだから。ボクの前で素直になれたら、ちゃんとおトイレに行かせてあげるから……」

 どうしてもトイレに行きたいと訴える奈美香に対して、翔月はさらに押し迫っていく。
 今でも自分の元から離れようと、必死の思いでもがき続ける奈美香の様子を確かめながら、翔月はとんでもない言いつけを始める。
 自分に対して抱いていた気持ちを正直に話すことが出来れば、奈美香をすぐにでもトイレに行かせてあげようと翔月は考えていた。
 朝からよそよそしい態度を見せていた奈美香の様子に、じれったい気持ちを抱えていた翔月は、すぐにでも姉の真相を確かめようと思い立っていた。
 奈美香は今でも肌を震わせながら、トイレへと向かいたい意識のせいで、少しも自分に抗えそうにない……

「翔月ちゃん……急にそんなことを言われても、私も困っちゃうって言うのに……」
フルフルフルッ。

 今でもしっかりと手首を掴んでくる翔月の前で、奈美香は思わず戸惑いの表情を浮かべてしまう。
 激しい尿意を抱えているにも関わらず、少しもトイレに向かわせてくれないばかりか、さらには素直な気持ちを教えて欲しいと翔月から迫られても、奈美香はどんな返事を返せば良いかも分からない。
 今でも着々と押し迫る尿意のせいで、奈美香の気持ちは段々と弱り果ててしまう。
 まだ自分の意識がはっきりしているのに、数日前のようにはしたない失禁行為などを冒すわけにもいかないので、奈美香は何としても翔月から手を離してもらい、すぐにでもトイレに向かわないといけないのだ……

「だって、お姉ちゃんがいけないんだから。ボクの前でいきなり甘えてきて。一緒にお風呂やおトイレまで入ることになって。お姉ちゃんのハダカまで見せられちゃったんだから……」

 目の前で困ったような表情を浮かべる奈美香に対して、さらに翔月は言葉を切り出してみせる。
 いくら首元のスイッチを押し込んだせいだとしても、あられもない裸体や放尿姿を見せつけられた後で、少しも自分の気持ちが抑えられなかったと、翔月は自分の想いを奈美香の前で明かしていく。
 今でも必死の思いでもがき続ける奈美香の手を、翔月は必死の思いで掴んだまま、決して自分の前から取り逃がそうとしない。
 ずっと姉への抑えられない感情を抱え込んでいた翔月は、このまま自分の気持ちを奈美香の前で告白するつもりでいたのだ。

「か、翔月ちゃん……」
カアァッ……

 翔月の口から突きつけられたあられもない事実に、奈美香は困り果ててしまう。
 自分でも顧みれなかったことを、翔月の口からありありと告げられていたのだ。
 弟の翔月を『兄』と慕いながら甘え続けたり、さらにはお風呂やトイレまでともにする状況など、奈美香がずっと胸の奥底で募らせていた願望そのものだった。
 今でも下腹部に溜まったオシッコのせいで、下半身を激しく揺さぶってくるけど、翔月にずっと押し迫られるまま、奈美香は思わず脚を止めてしまう。

(どうしよう、翔月ちゃんってば本気で、私にエッチな気持ちを抱えちゃったんだ。本当はイケナイことなのに、私だってどうすれば良いか、全然分からないよぉっ……)

 目の前で熱い視線を投げかけてくる翔月の様子に、奈美香の気持ちは激しく揺さぶられてしまう。
 自分が『妹』として振る舞う姿を見せつけたせいで、きっと翔月も性的な興味を抱いてしまったと思うだけで、奈美香も段々と申し訳ない気持ちに苛まれてしまう。
 ただでさえ他人よりも成長が早くて、あと少しで成人に手が届きそうな年頃にも関わらず、思春期を迎えた弟を相手に、奈美香は甘えたい気持ちを思いっ切り ぶつけてしまった……きっと翔月も自分への熱い気持ちを抱えても当然なはずだと、奈美香もさすがに思い知らされてしまう。
 それでも大好きな『兄』が手を握り締めながら、真剣な想いをぶつけてくる状況に、奈美香はあられもない衝動にも駆られてしまう。
 もしも翔月が望むなら、たとえエッチな行為を身に受けても、幾らでも身を捧げたいとすら奈美香は思い込んでいたのだ……

キュウウンッ。
「ひゃ、ひゃうぅんっ!」

 翔月が自分への欲情を募らせている事実を思い知らされて、どんな素振りを見せれば良いか分からずにいた奈美香は、思わず震えたような声を洩らしてしまう。
 必死の思いで迫ってくる翔月への言葉を迷い続けるうちに、奈美香の下腹部ではさらに強い尿意が襲い掛かってきたのだ。
 今まで以上に下半身を揺さぶられる感覚に、さすがに奈美香も悲鳴を上げずにはいられなかった。
 奈美香が不意に見せてきた反応に、目の前にいる翔月もさすがに驚かされるけど、それでも手首を掴んだ手は少しも離そうとしない。
 迷いの気持ちを今でも抱えていた奈美香だけど、下半身に襲い来る尿意は刻一刻と迫ってくる。

(そう言えば私、ずっとおトイレを我慢してたんだ……このままじゃおトイレに間に合わなくなって、翔月ちゃんの前ではしたない姿を見せちゃうって言うのに……)

 いくら翔月の想いに応えられないとしても、このまま無理な我慢を続けてしまえば、奈美香はまたしても失態をしでかしてしまいそうだった。
 翔月と一緒に映画を鑑賞する間に、ここまで尿意を抱えていたなど、奈美香自身もずっと気づかなかった。
 翔月がトイレへと向かう足取りを阻むせいで、奈美香は今でもリビングの上に立ち尽くしたまま、少しも身動きが取れそうにない。
 しっかりと両膝を重ね合わせながら、必死に膀胱を閉ざし続けていた奈美香だけど、下腹部がジンジンと疼く感覚から、我慢の限界も近い事実を思い知らされる。
 少しでも翔月の前で返事を返さない限り、奈美香は少しもトイレに向かえそうにないのだ……

「あ、あのね。翔月ちゃん……このままじゃ私、おトイレを我慢出来なくなっちゃうの。だから……」

 耐え難い状況に追い込まれた末に、奈美香は翔月の前で恐る恐る言葉を投げかけていく。
 すでに自らの気持ちを明かした後で、翔月の言いつけには少しも逆らえないと奈美香も思い知らされていた。
 今でも戸惑いの気持ちを抱えながら、奈美香はそっと翔月の前で口を開いていく……このまま無理な我慢を強いられてしまえば、本当にはしたない粗相をしでかしてしまうと、奈美香は翔月の前で恐る恐る訴えていく。
 今でも両脚が震え出しながら、奈美香は段々と切ない想いに駆られて、気づいたら瞳を熱くさせてしまう。
 あられもない気持ちを明かすよう翔月から迫られる状況で、激しい下半身の欲求を耐え忍ぶなど、今の奈美香にはあまりにも辛い状況だった。

「大丈夫だよ、お姉ちゃん……もしお姉ちゃんがお漏らししちゃっても、前みたいにボクがキレイにしてあげるから?」

 目の前で泣き言を洩らす奈美香へと向けて、翔月はさらに言葉を続けていく。
 ずっと手首を掴んでいるせいで、少しもトイレに脚を運べないまま、このままだとオシッコを我慢出来なくなると洩らす奈美香のために、翔月はそっと助け舟を渡すことにした。
 もしも奈美香が失禁行為をしでかしても、自分の手で後片付けを手伝ってあげると切り出してみせる。
 今でも弱々しい素振りを見せてしまう奈美香の姿に、翔月は激しい胸の高鳴りを覚えながら、素直な気持ちを表して欲しいと口にしていく。
 きっと今の奈美香は姉としてではなく『妹』として、自分に接したいはずだと翔月も確信していた。

「か、翔月ちゃん……くうぅっ!」
フルフルフルッ……

 翔月の言葉に気持ちを惹かれて、思わず返事を返そうとする奈美香だけど、すぐに呻き声を洩らしてしまう。
 今でも激しい尿意に駆られていた奈美香は、翔月の前で言葉を交わすどころか、疼く下腹部を抑えることにしか意識を向けられない。
 下半身の激しい欲求に襲われる状況で、翔月の手で取り押さえられた後、すでに自分の気持ちが誤魔化せないと悟った後でも、どうしても今までの意識を捨て 切れないまま、奈美香はどうしても気持ちに歯止めを掛けてしまう……それでも奈美香の中で募っていた願望は、少しも自分の手で抑えられそうにない。
 さらには下腹部から溢れ出そうとするオシッコも、奈美香の気持ちをますます揺さぶってくるのだ。
 このままでは大好きな『兄』の前で、はしたない失禁行為をしでかしてしまい、もしかしたら翔月から避けられてしまうかもしれない……今の奈美香には決して招きたくない状況だった。

「お姉ちゃん……やっぱり恥ずかしい? それでもボク、お姉ちゃんのために……もう一度『お兄ちゃん』になってあげるから」

 今でも身震いとともに苦しげな表情を浮かべる奈美香へと向けて、翔月はさらなる言葉を投げかけていく。
 もしも奈美香が小さな頃のように甘えたい願望を抱えているなら、幾ら自分が甘えさせてあげると奈美香の前で切り出してみせる。
 きっと奈美香は今でも姉としての立場を崩せないまま、自分の前で素直な気持ちを露わに出来ないはずだと翔月は思い込んでいたので、少々強引な方法を採ってでも、奈美香のひた隠しにしている気持ちを、自分の手で明かしてしまおうと考えていた。
 今でも奈美香は身を捩じらせながら、必死の思いで尿意を堪え続けていたけど、もしも自分の前でオシッコをお漏らしした後でも、翔月は可愛い『妹』に触れ合うつもりでいた。
 奈美香は少しずつ身体を前に倒しながら、段々と呼吸を乱していたので、あと少しで『妹』の本心を明かすことが出来ると願いながら、翔月はさらに手の平へと力を込める……

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……翔月ちゃん、あうぅんっ……!」
カクカクカクッ……

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