前に作った作品『たった一文字で、少女達を従わせることが出来たら…』を再び紹介したいと思います。
ちなみに内容はこんな感じです…

ある学校の教室で流行った『暗示』ごっこのせいで、思春期の少女達が次々に豹変してしまう。
方法は簡単、背中に文字をなぞるだけ。

身体の成長が早く、大人びた女の子、亜紗美は『甘』の暗示を刻まれる…
オネショ癖や校内での失禁、さらに紙オムツ着用や教室のお漏らしまで強いられ、それでも女子達に付き従ってしまう。
さらに追加文字で幼児退行を引き起こし、赤ちゃんの格好で女子達にも甘えてしまう…

ボーイッシュで男勝りな女の子、衣織は『妹』の暗示を刻まれる…
女の子らしい一面を男子達に明かして、兄と慕いながら一緒にお風呂へ、排尿や排便の瞬間を明かした後、キスやフェラチオまで。
さらに追加文字で女子達とのレズ行為や、ウンチのお漏らしまで冒してしまう…

生真面目で優等生な学級委員の女の子、優妃は『晒』の暗示を刻まれる…
ストリーキングやボディペイント、帰り道での野外露出では物足りず、はしたない格好を自ら追い求めるまで気持ちが変貌。
さらに追加文字で先生の前や、全クラスの参加する徒歩遠足を舞台に…?!

今回は「第1話」をお送りします…

たった一文字で、少女達を従わせることが出来たら…DLsiteで買う たった一文字で、少女達を従わせることが出来たら…DMMで買う
全24話あります。
未公開の残り18話分を読みたい場合は、ぜひ製品版をお読みください。
ムニュムニュッ。
「うわぁ……やっぱり、亜紗美ちゃんのおっぱいって大きいね?」
「背も高いし、亜紗美ちゃんって大人っぽいよね?」

 女子達だけで繰り広げられるお泊まり会で、亜紗美の胸元が早速持て囃されてしまう。
 亜紗美が着込んだパジャマ越しに、乳房の大きな膨らみを見せていたのが原因だった。
 すでに夜が更けているにも関わらず、女子達は遠慮なしに手を伸ばして、肉付きの良く柔らかい感触を追い求めてくる。

モジモジッ。
「ちょ、ちょっと。あんまり触らないでよぉっ……あうぅんっ」

 成長した身体がうらやましいと洩らす女子達に、亜紗美はどう返事を返せば良いか戸惑っていた。
 薄手の生地越しに、こそばゆい感触を何度も押しつけられるたび、亜紗美は困ったような表情を浮かべてしまう。
 どんなにためらいの気持ちを抱えていても、周りにいる女子達は少しも手を離さず、興味本位に乳房の形状を探ってくる。
 同性相手に仕向けられた行為を堪えながら、亜紗美は全身を火照らせていたのだ……

(そんなに褒められても困るよぉ……本当は私、こんな身体なんて好きじゃないのに)

 女子達の手を払い退けられない状況に、亜紗美はますます困り果ててしまう。
 背の高さと大人びた体型のせいで、亜紗美は学年の中でも目立つ存在だった。
 担任の先生とも見比べられるほどの背丈や胸の大きさ、長い黒髪やしっとりした雰囲気などを女子達から憧れられることが多かった……そして今も、一早く成長を遂げた乳房を興味本位に揉まれているのだ。
 本来なら大人への成長を喜ぶべきなのに、多感な年頃を迎えた亜紗美にとっては重大なコンプレックスと化していた。
 いくら思春期を迎えていても、他の女子達と比べて成長の早い身体を、亜紗美はどうしても気に掛けずにいられない……

「あれ、亜紗美ちゃん。一体どうしちゃったの?」
「もし悩んでることがあったら、教えてくれないかな? 今は私達だけなんだし」

 表情を曇らせる亜紗美に気づいて、女子達は乳房を弄る手を緩めていた。
 悩ましげな表情を浮かべる亜紗美が、どんな物思いに耽っているか、傍で眺めるだけでも気にせずにいられない。
 もし悩みごとがあるなら相談して欲しいと、女子達は口々に尋ねてくる……大人っぽい亜紗美がどんな悩みを抱えているか、興味をそそられていたのだ。

「う、うん。ちゃんと言うから……お願いだから、胸から手を離してくれるかな?」

 女子達から次々に投げかけられる言葉を受けて、亜紗美は恐る恐る口を開いていく。
 胸に秘めた気持ちを、あっけなく知られた事実に引け目を感じながら、それでも悩みを打ち明けなければ、周りにいる女子達も満足しないはずだと思っていたのだ。
 女子達は今でも亜紗美の周りに集まったまま、胸元を掴んだり身を寄せてくる。
 今でも恥じらいの気持ちを抱えていた亜紗美だけど、女子達からいたずらに弄ばれないためにも、秘かに抱えていた悩みを少しずつ明かしていく……

      *      *      *      *      *      *

「亜紗美ちゃんってば、そんなことで悩んでたの?」
「大人っぽいのがイヤだなんて……普通ならありえないよ?」
「カラダもこんなに大人っぽく成長してるのに、ちょっと意外だな~」

 亜紗美の返事を受けて、女子達はすぐ驚きの表情を浮かべていた。
 今でも悩ましげな表情を浮かべる亜紗美が口にした、あまりに考えられない悩みを、女子達はどうしても聞き逃せそうにない。
 思春期を迎えたばかりで、まだ大人への変貌を遂げられずにいる女子達からすれば、亜紗美の悩みすらうらやましく思えたのだ……

モジモジモジッ。
「だって私、こんな身体してるせいで……男子達に見つめられたり、大変なんだもん」

 女子達が見せてきた反応に、亜紗美はどうしても戸惑わずにいられない。
 抱えていた悩みを明かした途端、女子達から続々と睨まれて、亜紗美は返す返事にも戸惑ってしまう。
 亜紗美の抱えていた悩みは、女子達と比べても成長の早い身体が原因だった……同性からうらやましがられる体型に、亜紗美自身には悩んでいたのだ。
 ただでさえ周囲から注目を浴びるのが苦手だった亜紗美は、背の高さや乳房の大きさなどを理由に、男子達からいやらしい目で見られるのを気に掛けていた。
 どんなに言葉を重ねても、なかなか事情を理解してくれない女子達の様子に困らずにいられない。

(……それに私、本当はみんなと一緒がいいのに。私だけ大人になっちゃったみたいで、上手くみんなと触れ合えないんだもん)

 自分の悩みを女子達へ打ち明けながら、亜紗美の気持ちは段々と沈んでしまう。
 男子達から向けられる奇異の視線以外に、亜紗美はもっと別のことで思い悩んでいたのだ……周りにいる女子達を追い抜いて、自分だけ大人らしく成長を遂げる状況に、亜紗美は言い表しようのない寂しさを思い知らされていた。
 まだ心の準備も整ってないのに、身体だけまま大人になってしまうのを亜紗美は恐れていたのだ。
 いくら大人らしい体型を抱いても、思春期の女の子らしい悩みを抱いている事実を、どう女子達に分かってもらえば良いか、考えるだけで亜紗美は困らずにいられない。

「確かにそうだね、男子達って最近、すっごくいやらしいし」
「前に男子達、私達の着替えを覗こうとしてたし。あの時は大変だったよね?」

 上手く悩みを明かせない中、ひたすら言葉を洩らしていた亜紗美へ向けて、女子達はそっと言葉を投げかける。
 自分達が憧れている体型を、亜紗美自身がここまで悩んでいたなど、女子達は今まで気づかなかったのだ。
 大人らしく変貌を遂げた身体のせいで、男子達から必要以上に注目を浴びれば、さすがに亜紗美も困って当然だと語り出す。
 亜紗美の抱える悩みを、お泊まり会に聞けて良かったと女子達は考えていたのだ。

「ねぇ、亜紗美ちゃん。もし良かったらさ……とっておきの方法、試してあげよっか?」

 さらに女子達は亜紗美へ向けて、ある申し出を始める。
 亜紗美の抱える悩みを解消するための手段を、女子達は頭に思い浮かべていた。
 自分達の前で悩みを打ち明けた亜紗美のために、自分達なりの方法で尽くそうと女子達は考えていたのだ。
 今でも浮かない表情を浮かべる亜紗美を安心させようと、女子達は自信ありげな笑みを向けてくる……

      *      *      *      *      *      *

「ねぇ、絵美ちゃん。これから何を始めるつもりなの?」

 女子達に取り囲まれるまま、亜紗美は何かしらの行為を迫られていた。
 周りを女子達に詰め寄られた上、さらに背後から両肩を掴まれて、亜紗美はこの場から逃げ出すどころか、腰を持ち上げることすら出来そうにない。
 亜紗美はそっと後ろを振り返りながら、背中に回っている絵美に言葉を投げかける。
 これから女子達がどんな行為を始めるつもりなのか、少しも聞かされていないのだ……

「決まってるじゃない。亜紗美ちゃんが少しでも子供っぽく戻れるための、とっておきのお・ま・じ・な・いよ?」

 質問を尋ねてくる亜紗美に向けて、絵美はすぐ返事を返すことにした。
 大人らしい体型に思い悩む亜紗美のために、何と暗示を施そうと考えていたのだ。
 興味本位で読んだ本の内容を振り返りながら、亜紗美の身体に効いてくれることを祈って、絵美はそっと指先を差し向ける。
 相手の背中を指先でなぞって、掛けたい暗示のとおりに一文字を完成させる……それだけで書いた文字どおりの暗示が掛かると本には書かれていたが、あまりに単純な方法なので、効き目のない場合がほとんどだった。
 それでも絵美は、思い悩んでいる亜紗美が相手なら、しっかりと暗示に掛かってくれるはずだと確信していたのだ……

スベスベッ……
「は、はうぅんっ……!」

 指先で背中を撫で下ろす感触のせいで、亜紗美はあっけなく身震いを起こしてしまう。
 絵美の指先が滑るたびに、こそばゆい刺激に背筋を反り返らせてしまう亜紗美だけど、肩を掴まれるまま、微妙な手つきから少しも逃げられそうになかった。
 女子達がふざけ半分に始めた行為に、弱々しい姿をすぐ明かすのを恥じらいながら、亜紗美はそれでも声を震わせずにいられない。
 身体の節々がひとりでに揺れ動くような刺激を、亜紗美はひたすら身に受けないといけないのだ……

スリスリッ、フルフルッ……
(何だろう、何か文字を書いてるみたい。全然分かんないけど……)

 背中に続々と這い回る指先の感触に、亜紗美は意識を奪われかけていた。
 今でも差し向けている背中に、背後にいる絵美が何かしらの文字を書いていることに気づきながら、どんな意味合いかを顧みる余裕もないほど、亜紗美の中でおかしな感覚が走り抜けてくるのだ。
 まるで胸の中を探られるような思いに駆られていた亜紗美だけど、少しずつ書き記される文字が身体の奥底で響くと同時に、亜紗美は正体不明の衝動に駆られてしまう。
 頭の中へ着々と刻まれる、漢字の持つ意味合いから生み出される圧倒的な感情を、亜紗美はどうしても抗えそうにないのだ……

「どう、亜紗美ちゃん。私の掛けた暗示、ちゃんと受け取ってくれた?」

 背中にしっかりと文字を書き上げた後、絵美はさりげなく亜紗美の表情を覗き込む。
 今まで背中をなぞっていたのが暗示の一種だと踏まえた上で、絵美は亜紗美の様子を窺おうと考えていたのだ。
 少し俯いている亜紗美の瞳が輝く様子を、絵美は見逃さなかった。
 他の誰かに暗示を掛けた時と、明らかに違う反応を亜紗美は見せていたのだ……

「あ、暗示だなんて。そんなこと聞かれても、私も分からないよ……」

 妖しげな笑みを浮かべる絵美へ向けて、亜紗美はそっと言葉を洩らす。
 気づいたら絵美達の手によって、何かしらの暗示を掛けられていたなど、亜紗美は今聞かされたばかりなのだ。
 さらにはちゃんと暗示が掛かったかと、絵美や女子達から口々に尋ねられても、どう返事を返せば良いか亜紗美自身考えられそうにない。
 少しでも全身の火照りを収めようと、絵美達への返事を誤魔化そうとする亜紗美だけど、何故かひとりでに息を弾ませてしまう……

トクンッ、トクンッ、トクンッ……
(どうしよう……急にみんなの顔を見てるの、照れくさくなってきちゃったよぉ)

 続々と向けられる絵美や女子達の視線に、亜紗美はどうしても困らずにいられない。
 間近で女子達の顔を見るだけで、何故か胸がドキドキするような状況に陥っていたのだ。
 今まで少しも意識しなかった感情が次々に溢れ出て、亜紗美の気持ちをおかしな方向に惑わせてくる。
 周りから視線を向けられるまま、意識が遠のくような予感にも苛まれていたのだ……

モジモジモジッ。
「ねぇ、絵美ちゃん。さっき書いた文字が……私に掛けた暗示なの?」

 おかしなほど胸を弾ませたまま、亜紗美は女子達へ質問を投げかける。
 どうやら絵美の話では、背中に文字を刻むことが暗示の一種らしい……自分の身に施された暗示の意味合いを探ることで、おかしな気分を整理しようと亜紗美は考えていたのだ。
 一体どんな文字を書いたのかを明かして欲しいと、亜紗美は恐る恐る訴える。
 ひとりでに湧き上がる感情のせいで、亜紗美は耐え難い不安に駆られていたのだ……

「そうだよ、亜紗美ちゃん。これから私の書いた文字のとおりになるけど、さすがにどんな文字かは教えられないなぁ」

 亜紗美の言葉を耳にした後、絵美は不敵な笑みを浮かべてくる。
 赤くなった顔や落ち着かない素振りから、どうやら亜紗美の身に暗示が効き始めている事実を確かめた上で、暗示の内容を伏せておこうと絵美は考えていたのだ。
 周りにいる女子達と耳打ちを始めながら、決して亜紗美自身には明かそうとしない。
 これから亜紗美に引き起こる状況を、自分達で楽しんでしまおうと考えていたのだ。

「ちょ、ちょっと。どうして教えてくれないのよぉっ……」

 少しも明かされない暗示の内容に、亜紗美はじれったい気持ちを抱えてしまう。
 どんなに女子達へ頼んでも、絵美の掛けた暗示の内容を、亜紗美は少しも聞き出せそうにないのだ。
 抱えていた悩みを聞いてもらうはずが、気づいたらイタズラ半分に暗示を掛けられ、肝心の内容も教えてもらえない状況に、亜紗美はますます落ち着きを失ってしまう。
 丹念に背中をなぞり続ける絵美の指先に、あれほど意識を奪われていたのに、文字の形を少しも思い返せなくなっていたのだ……

「それじゃあ私達も寝ちゃおっか?」
「明日になれば効果が表れるから。それまで楽しみにしててね、亜紗美ちゃん?」

 戸惑う亜紗美の様子も構わず、絵美は一緒に寝ようと他の女子達を誘い出す。
 施したばかりの暗示を本人には秘密にしたまま、翌朝まで亜紗美の様子を見届けようと絵美は考えていたのだ。
 絵美が部屋の照明を切ると、周りにいる女子達も次々に布団の中へ潜り込んで、そのまま寝そべり始める。
 絵美から伝えられた暗示によって、亜紗美がどんな様子を見せるのか、女子達もすっかり興味を惹かれていたのだ。

「もう、みんなで内緒にすることなんてないのに……」

 自分の訴えを少しも聞き入れず、続々と寝そべる女子達の様子に、亜紗美はすっかり困り果ててしまう。
 少しも明かされない暗示の内容が、亜紗美は今でも気になっていたのに、周りにいる絵美も女子達が少しも耳を傾けようとしない。
 あまりに意地悪な女子達の素振りを前にして、亜紗美も仕方なく布団へ寝そべるしかなかった。
 そっと布団の中に潜り込む間も、亜紗美の全身はおかしなほど火照っていたのだ……

モジモジモジッ……
(困ったなぁ……上手く眠れないよぉ。みんなが私にヘンなことをするから、ずっと気になってるのに)

 女子達とともに布団へ寝そべった亜紗美だけど、なかなか寝つけそうになかった。
 絵美の手に寄って施された暗示や、少しも正体が明かされない状況のせいで、亜紗美は今でも意識が昂ぶっていたのだ。
 すでに眠りに就いてもおかしくない時間帯が回っているのに、なかなか意識が静まらない状況に、亜紗美はどうしても焦らずにいられない。
 掛けられた暗示のせいで、亜紗美の胸は布団の中でも高鳴っていたのだ。

ギュッ。
(もう、寝ちゃってるんだ。もう少しだけお喋りがしたかったのに……)

 上手く眠れそうにない中、亜紗美はおかしな行動を取り始める。
 布団の中で蠢きながら、傍で寝ていた絵美の方へ寄り添い始めていたのだ。
 ほんの少しだけ話し相手になってもらおうと考えていた亜紗美だけど、絵美の寝息に思わず肩を落としてしまう。
 勝手に暗示を掛けておきながら、少しも内容を明かしてくれず、自分を置いて眠ってしまう絵美の様子に、亜紗美はどうしても思い悩まずにいられない。

トクンッ、トクンッ、トクンッ……
(やっぱり私、おかしくなっちゃってるのかな? みんなと一緒に寝られるの、何か嬉しくってったまらないみたい……)

 それでも絵美に身を寄せたまま、亜紗美は少しも離れられなくなっていた。
 たとえ話し相手にならなくても、傍にいる絵美に身を預けるだけで、何故か気持ちが落ち着いてくれるのだ。
 少しでも気分を静めようと、さらに絵美のぬくもりを受け止めようとする亜紗美は、おかしな物思いに耽ってしまう。
 どうして今夜は上手く寝つけないのか、絵美や女子達に身を寄せるだけで気持ちが落ち着くのか、亜紗美はひたすら考えを巡らせていた。
 すでに思春期を迎えた身なのに、まるで女子達が一緒にいないと寝つけないような自分自身を、まるで子供じみていると思わずにいられない。
 ありえない状況だと気づきながら、それでも女子達へ身を預けていると安心出来るのは、亜紗美には覆しようのない事実なのだ。
 段々と意識が薄れるまま、亜紗美は少しずつ夢の世界へと潜り込む……

      *      *      *      *      *      *

「う、うぅんっ……」
ムクッ……

 布団の中で目覚めた亜紗美は、まだ淀んでいる意識を取り戻そうと、布団の中で身を捩らせていた。
 昨晩に上手く寝つけずに困っていたと思えないくらいに、亜紗美は深い眠りに就いていたのだ。
 明るくなった部屋の中を首だけを動かしながら見渡していた亜紗美は、少しずつ目覚めるのを確かめながら、気だるい身体を布団から起き上げる。

グシュグシュッ。
(えっ……何でお尻が濡れちゃってるの?)

 上半身だけ持ち上げた直後、亜紗美はすぐ身を凍りつかせてしまう。
 少し腰を動かした拍子に、下半身におかしな違和感を思い知らされていた……お尻から太股辺りまで、何かの液体で濡れているのだ。
 冷たく張りつく肌触りのせいで、思わず両膝を震わせる亜紗美は、下半身が一体どんな状況なのか、恐る恐る確かめることにした。
 そっと布団を持ち上げる間も、亜紗美は嫌な予感に苛まれずにいられない……

ヒタヒタヒタッ……
「そ、そんなぁ……どうして私、オネショなんて……?!」

 布団を払い退けた直後、亜紗美は思わず目を疑ってしまう。
 腰を乗せていた辺りに広がる液体など、今の亜紗美にはどうしても受け入れ難い代物だった……何と数年ぶりのオネショをしでかしていたのだ。
 朝から下半身全体を覆っていた、嫌な冷たさと湿っぽさの正体が、まさか昨晩の間に溢れさせていた寝小便が原因だったなど、亜紗美はどうしても信じられそうにない。
 それでもお尻から太股の裏側まで浸らせるほど広がる、シーツに刻まれた薄黄色い染みなど、どう考えても亜紗美自身の漏らしたオシッコ以外に考えられなかった。

「ど、どうしよう……?!」
フルフルフルッ……

 布団の上で身をこわばらせたまま、亜紗美はすっかり困り果ててしまう。
 まさかお泊まり会の間に股間を緩めるまま、思春期を迎えた年頃には許されない失態を侵すなど認めたくなかった。
 周りにいる女子達も、今はまだ眠っているとしても、このままオネショの後始末も出来ずに、どう詫びれば良いかを考えずにいられない。
 昨晩までは白かったはずのシーツが、自らしでかした寝小便のせいで、はしたない色合いに滲んでいる事実など、亜紗美を戸惑わせるには十分過ぎる状況だった。
 今でも亜紗美は声を押し殺したまま、周りにいる女子達の様子を窺ったり、お尻の辺りに広がった染みを確かめたりを繰り返すしかない……

(いくら何でも、お泊まりの時にオネショをしちゃうなんて……今まで一度もしたことなんてないのに)

 どんなに考えを巡らせても、自らしでかしたオネショを片づける方法を思いつけないまま、亜紗美は言い訳じみた独り言を呟かずにいられない。
 まさかお泊まり会の間にオネショをしでかすなど、あまりに考えられない状況だった。
 さらには自らしでかした失態のせいで、周りにいる女子達に迷惑を掛けると思うだけで、胸が締めつけられずにいられない。
 ずっと穿いていたショーツやパジャマだけでなく、他人の家のシーツまでオシッコで汚したことの方が、今の亜紗美には堪えていたのだ。
 今でも水浸しの下半身を抱えたまま、どう女子達に弁解すれば良いか、考えるだけで落ち着かなくなってしまう……

「んんっ……亜紗美ちゃん、おはよう」
「亜紗美ちゃん、先に起きてたんだ。一体どうしたの?」

 亜紗美が一人だけで困り果てているうちに、周りにいる女子達も目覚め始め、布団から少しずつ身を起こしていた。
 気だるそうに上半身を持ち上げた後、先に目覚めていた亜紗美にそっと挨拶を交わす。
 次々に言葉を掛けても、何故か亜紗美が表情をこわばらせたまま、下半身から目が離せずにいる状況まで眺めてくるのだ。

ワナワナワナッ……
「ご、ごめんなさい。私、とんでもないことしちゃったみたい……」

 女子達から向けられる視線を思い知らされて、亜紗美は思わず頭を下げ始めてしまう。
 気づいたらしでかしたオネショを、周りで次々に目覚める女子達から隠せそうにないと気づいた後、自らの失態を詫びるしか亜紗美には残されてなかった。
 女子達への許しを乞うために、みっともない下半身の失敗を詫びることにしたのだ。
 パジャマの裾や太股に張りつきながら、シーツの表面に広がるオシッコの染みなど、今の亜紗美には到底誤魔化せそうにない……

「ヤダぁ、こんなにシーツがびしょ濡れ」
「もしかして亜紗美ちゃん……オネショ、しちゃったの?」

 朝早くから引き起こされた事態に、女子達はすぐ騒ぎ立ててしまう。
 頬を震わせる様子から、亜紗美のしでかしたオネショは明らかだった……下半身を派手に濡らしただけでなく、寝そべっていたシーツにも行き渡った液体など、どう考えても昨晩のうちに漏らしたオシッコ以外にありえなかった。
 自分達より大人びているはずの亜紗美がしでかした失態に、女子達は率直な反応をぶつけずにいられない。

「まさか亜紗美ちゃんが、おトイレを我慢出来なくなっちゃうなんてね……」
「さすがに昨日掛けた暗示、亜紗美ちゃんに効きすぎちゃったかな?」

 亜紗美のしでかしたオネショを目の当たりにして、さすがに困ったような表情を浮かべていた女子達の中で、絵美がとんでもない事実を明かしてくる。
 寝ている間にオシッコを垂れ流すほど、昨日掛けた暗示が表れたかもしれないと洩らしてきたのだ。
 絵美の投げかけた言葉に、周りにいる女子達も納得したのか、傍にいる亜紗美を見下ろしながら、呆れた口調や哀れむような視線まで次々に向けてくる。

ヒクヒクヒクッ……
「ね、ねぇ……私のオネショも、もしかして暗示のせいだって言うの?」

 絵美や女子達から向けられた表情に、亜紗美はあっけなく心を揺るがせてしまう。
 どうやら絵美が言うには、しでかしたオネショは昨晩の暗示に原因があるらしい。
 濡れた下半身を少しも持ち上げられないまま、周囲から次々に向けられる眼差しに、亜紗美はますます不安を煽られてしまう。

ジトジトジトッ。
(ちょっと背中を撫でられただけなのに……どうして私の身体、こんなにおかしくなっちゃったの?)

 絵美の明かした言葉に思い悩まされながら、亜紗美はますます惨めな気持ちに駆られてしまう。
 たとえイタズラ半分に掛けられた暗示のせいでも、数年ぶりにしでかしたオネショのせいで、女子達に迷惑を掛けているのは明らかな事実だった。
 パジャマやシーツに広がるオシッコから湧き上がる、明らかにそれと分かるニオイまで、周りにいる女子達に嗅がせていると思うだけで、亜紗美は罪悪感に苛まれてしまう。
 粗相の原因を考える余裕もないほど、亜紗美はどうしても焦らずにいられない……

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