「生贄母学園」第3話をお送りします…



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全24話あります。
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「おかえり、来栖川さん。想像したとおりに似合っていて良かったよ……どうせだから静姫も一緒に、来栖川さんの新しい制服姿を見てもらえるかな?」

 百貨店から引き返した千鶴子を、学園長はすぐ出迎えてきた。
 真新しい制服姿に身を包んだ姿が似合っていると褒めちぎった後、さらに別の誰かを呼びつける。
 千鶴子が制服を取りに向かっている間に、あらかじめ呼び寄せた人物をソファの隣へと座らせていたのだ。

「初めまして、来栖川さん。娘の天童てんどう 静姫しずきと申します。同じクラスの澄恋ちゃんとも、普段から仲良くさせてもらっておりますので、これからも末永くお付き合いくださいね?」

 学園長に促される形で天童 静姫はそっと立ち上がりながら、初対面の千鶴子へと挨拶を交わす。
 肩まで伸ばした黒髪を揺らしながら、さりげなく自己紹介を口にする。
 学園長の娘だと言う事実を踏まえた上で、さらにはクラスメートの澄恋とも親交があるとまで伝えてきた。
 出会ったばかりの千鶴子を相手に、深々と頭を下げてみせる。

「し、静姫ちゃんね。よろしく……お願いします」
モジモジモジッ。

 丁寧に挨拶を交わす静姫へと、千鶴子も恐る恐る頭を下げる。
 まさか学園長だけでなく、令嬢の静姫まで一緒に応接室で待ち構えているなど考えもつかなかった。
 静姫に頭を下げる間も、ぎこちない素振りを取らずにいられない。
 初対面にも関わらず、とんでもない格好を静姫の前で見せつけているのだ……

(まさか学園長の娘さんまで来ていたなんて。こんな格好なんて見られて、一体どう思われているのかしら……?)

 静姫の姿を目の当たりにするだけで、千鶴子はすっかり落ち着きを失ってしまう。
 学園長に仕組まれる形で、年甲斐もなく着込んだ制服姿を静姫の前へと見せている状況など恥ずかしくてたまらない。
 本来なら静姫や澄恋のような子達が身につけるような代物を、母親の身になった今でも着せられているのだ……静姫と挨拶を交わす間も、気づいたら自らの姿と見比べながら、不似合いな格好をありありと思い知らされる。
 おかしな格好を彼女がどう感じているのか、確かめることすら怖くてたまらない……

「……ふふっ。おばさまの制服姿、とっても似合ってますわよ? お父様から話は聞かせてもらいました。確か澄恋ちゃんを特進学級に通わせるために『保健教材』になられたのですよね?」

 ぎこちない素振りを見せる千鶴子も構わず、静姫も学園長と同じように、真新しい制服姿を褒めちぎってくる。
 まさかクラスメートである澄恋の母親が『保健教材』の役目を引き受けるなど思わなかったと、千鶴子へと向けて平然と言い放つ。
 自分達と同じような格好に身を包んででも、澄恋を特進学級に向かわせたい千鶴子の心境を、何の遠慮も見せず確かめてくるのだ。

「そ、それは……あうぅっ」
フルフルフルッ……

 静姫からぶつけられた言葉に、千鶴子は思わずうろたえてしまう。
 学園長との間で交わした約束事を、まさか静姫にも知られるなど思いもしなかった。
 不意な静姫の疑問にどう答えれば良いかも分からず、思わず言葉を詰まらせてしまう。
 おかしな気まずさに駆られるまま、顔を合わせたばかりの静姫に対して、申し訳ない気持ちにも苛まれていたのだ……

(こんな取引をしちゃった私を、あの子は一体どう思ってるのかしら? 確か澄恋と同じクラスだって言ってたし、こんな事実なんて知られたくなかったのに……)

 娘の澄恋に『特進学級』の枠を譲ってもらうのと引き換えに、学園長に言われるままとんでもない行為に望んでいる自分自身を、千鶴子は今になって悔やみ始めていた。
 まさか澄恋と同い年でクラスメートの静姫にも、今まで繰り広げた出来事が筒抜けになっているなど思いもしなかった
 おかしな罪悪感に苛まれるまま、目の前にいる静姫が、自分のしでかした行為をどう受け止めているのか気にせずにいられない。
 学園長と取り交わした約束事など、本来なら誰にも打ち明けられるような代物ではないはずなのだ……

「あまり来栖川さんを困らせても良くないだろう? すぐに静姫の用事を教えてあげなさい……」

 戸惑う千鶴子の様子を確かめながら、学園長はさりげなく言葉を切り出す。
 どうして静姫が休日の学園へとやってきたのか、千鶴子の前で明かすよう口にする。
 ただ単に千鶴子を辱める目的で応接室まで呼び寄せたわけではなく、別の用事を静姫へと託していたのだ。

「かしこまりました、お父様。それではおばさま、失礼いたします……」
スルスルッ……

 学園長に促される形で、静姫は学園長から課せられた役目を明かすことにした。
 千鶴子へと一礼を交わすと、着込んでいた制服を次々と肌蹴てみせる。
 未だに落ち着きのない千鶴子が、これから露わにする姿にどんな反応を見せるかが楽しみでたまらない。

(ヤダっ、静姫ちゃんったらどうして……こんな卑猥な格好なんて着ちゃってるの!?)

 あまりに考えられない格好を静姫から見せられて、千鶴子はすっかり驚かされてしまう。
 何と静姫は制服の下に、ボンテージ衣装などを着込んでいたのだ。
 全体が黒く艶やかなエナメル生地で作られている上、何重ものベルトを留めた隙間から露出した胸元や、背中まで丸出しになっている格好、さらには太股のほとんどが露わになるほど、丈の短いタイトスカートなどを静姫は身に着けている。
 年頃の女の子はあまりに不似合いな、妖艶さを引き立てるために作られたような衣装など、傍で見ているだけで戸惑わずにいられない。

ギュッ。
「ありがとう、童守さん。それでは来栖川さん……うぅん、千鶴子さんに質問です。どうして私がこんな格好をしていると思います? 実はお父様から、とても大切な役割を託してもらったんですよ?」

 困り果てる千鶴子も構わず、静姫は全ての制服を脱ぎ去って、下に着込んでいたボンテージ姿をお披露目してみせる。
 折り畳んだ制服を童守へと預けると、代わりに一条鞭を受け取りながら、自らに課せられた役目を千鶴子へと言い放つ。
 学園長から大事な役目を与えられた事実を踏まえた上で『保健教材』の役目を引き受けた千鶴子を相手に、堂々とした振る舞いを見せつけるのだ。

「そ、そんな……いくら何でも静姫ちゃんに、私の『教育係』などを任せてしまうなんて……!」

 あまりに考えられない事実を静姫から聞かされて、千鶴子はすっかり戸惑ってしまう。
 何と静姫が言うには、これから自分を『保健教材』へと仕立てるべく、学園長の令嬢として様々な教育を施すつもりでいるらしい。
 あまりに非常識な発言に、つい茫然とさせられてしまう。
 いきなり年下の静姫から迫られた関係に、どうしても焦らずにいられない。
 まだ『保健教材』の役目を引き受けたばかりなのに、これから静姫に付き従うような真似まで迫られているのだ……

「お、お願いです。こんなことに娘さんを巻き込むような真似なんて……ひうぅんっ!」
クイッ。

 ひとりでに声が震えるのも構わず、千鶴子は恐る恐る訴えを始める。
 まさか自分の教育係を、学園長の令嬢である静姫に任せてしまうなど考えられなかった。
 突然の申し出に驚かされながら、それでも静姫を巻き込むような状況を避けようとした矢先、あっけなく言葉を遮られてしまう。
 穿いていたスカートを不意に捲られてしまい、つい慌てずにいられない。

「それでは千鶴子さん。早速ですけど、制服の着こなしをチェックさせてもらいますね……あら、こんな下着なんて『保健教材』として許されるのかしら?」

 おかしな悲鳴を上げる千鶴子も構わず、静姫はさらにスカートの中身を覗き込む。
 握り締めた鞭の先を下半身へと差し向けるまま、千鶴子の穿いていた下着を確かめていたのだ。
 真新しい制服に身を包んでいるにも関わらず、スカートの内側では『保健教材』に相応しくない、大人っぽい下着などを穿いている千鶴子の姿をどうしても咎めずにいられない。
 所々にレースの施されたベージュ色のショーツなど、制服にはあまりに不似合いな代物だったのだ。

「し、静姫ちゃんってば……あうぅんっ!」
モジモジモジッ。

 あまりに高慢な態度の静姫に、千鶴子は思わず震え上がってしまう。
 平然と鞭を差し向けるまま、スカートの中身を探られる行為など戸惑わずにいられない。
 未だに状況を飲み込めない中、静姫だけは毅然とした振る舞いを執る静姫の姿を見つめたまま、思わず身をこわばらせてしまう。
 娘の澄恋と同い年の少女に、高圧的に迫られるような状況など気持ちが受け入れられそうにないのだ。

(どうしよう、本当にこの子ったら……学園長に言われたとおりに、私におかしなことを迫るつもりなの?)

 静姫の雰囲気に圧倒されるまま、千鶴子はおかしな焦りに駆られてしまう。
 まだ顔を合わせたばかりにも関わらず、自分の教育係などを名乗りながらボンテージ姿を露わにして、さらには叱責まで受けるなど思いもしなかった。
 おかしな状況に戸惑いながら、それでも全身をこわばらせたまま、下半身へ向けられた鞭を払い除けることすらできそうにない。
 不意に繰り広げられた状況など、到底気持ちが受け入れられそうにないのだ。

「やはり静姫様も気になりますか。こんなに見事に新しい制服を着こなしているのに、不似合いな下着のせいで台無しですね……初めてのお務めとして、すぐにお咎めを与えてしまいましょう」

 困惑する千鶴子も構わず、童守までおかしな意見をぶつけてくる。
 たとえ真新しい制服に身を包んでいても、大人の女性らしい下着など『保健教材』として相応しくないと、静姫と同じような内容の言葉を言い放つ。
 教育係の初仕事として、千鶴子へのお仕置きを執り行うよう、さりげなく静姫へと訴えるのだ。

「童守さんの言うとおりね……それでは千鶴子さん、お尻を出してもらえるかしら?」

 童守に促される形で、静姫はすぐに命令を下す。
 これからお仕置きを与えたいと踏まえた上で、お尻を向けるよう言い放つ。
 千鶴子へと話しかける間も、何の遠慮も見せずに高慢な態度を見せつける。

「そ、そんな……これから一体、何をするつもりなの?」

 静姫から言い渡された行為に、千鶴子はすっかり困り果ててしまう。
 まさかスカートの下に穿いている下着などを、静姫から咎められてしまうなど思いもしなかった……さらには年の離れた自分を相手に、これから懲罰まで与えるつもりらしいのだ。
 あまりに考えられない状況を強いられて、どうしても気持ちが揺さぶられずにいられない。
 本当にそんな真似を始めてしまうつもりかと尋ねる間も、気づいたら声が震え上がってしまう。

「千鶴子さんってば、私に口答えでもするつもり? 私はお尻を出して欲しいって言ったのに、もしかして聞こえなかったのかしら?」

 なかなか従おうとしない千鶴子へと、静姫はさらに言葉を言い放つ。
 教育係の役目を託された自分の言いつけを、どうして聞こうとしないのかと千鶴子に尋ねながら、無理にでもお仕置きの準備を強いてくる。
 まだ『保健教材』として不慣れな千鶴子を躾けるため、自らの威厳を見せつける形で、互いの立場を分からせるつもりでいたのだ。

「ご、ごめんなさい。すぐ準備しますから……はうぅっ!」
ヒクヒクヒクッ……

 千鶴子に迫られた言いつけに、千鶴子はただ付き従うしかなかった。
 身体の向きを変えるまま、傍にあった壁に手を当てて、仕方なくお尻を差し出してしまう。
 自分でも情けない格好だと思いながら、静姫からこれ以上叱りつけられるのが怖くてたまらない。
 あまりに堂々とした振る舞いを見せつける静姫の姿に、すっかり気持ちが圧倒されていたのだ。

(あんな鞭なんて持ったまま……本当にあの子、何を始めるつもりなの?)

 言われたとおりの姿勢を続けた後も、千鶴子は未だためらいの気持ちを拭えそうになかった。
 おかしな内容のお咎めを受けるまま、本当にこれから静姫の手によってお仕置きなどを身に受けないといけないのか、どうしても思い悩まずにいられない。
 自分より年のかけ離れた少女が黒いボンテージ衣装に身を包みながら、さらには握り締めた鞭を構えている様子など、今でも気持ちが受け入れられそうにないのだ。
 後ろで待ち構えている静姫が、本当に鞭などを振るってしまうのかと考える間も、ひとりでに背筋が震え上がってしまう。

スルスルッ。
「少し大人しくしててください……それでは静姫様。新しい制服を痛めないよう、お尻だけに上手く当ててください?」

 千鶴子の震え上がった気持ちも構わず、童守はお仕置きの準備を着々と進めていた。
 不意に千鶴子の下半身へ寄り添うと、スカートを腰まで捲り上げて、下に穿いていたショーツを露わにしてしまう。
 これから繰り広げられるお仕置きの間に、真新しい制服が傷つかないかを心配していたのだ。

「大丈夫よ、私だってそれくらい分かってるつもりですし、ちゃんと狙ってみせるから。それじゃあ千鶴子さん、いくわよ……えいっ!」
シュッ……

 童守が準備を整える様子を待ち構えながら、静姫はこれから執り行うお仕置きへと意識を燃やしていた。
 ベージュ色の下着に包まれた千鶴子のお尻を、これから自分の手で躾けられると思うだけで興奮せずにいられない。
 互いの立場を肌で分からせるために、握り締めた鞭をためらいもなく振るって、大きく膨らんだ千鶴子のお尻へと叩きつける。

バチンッ!
「いあっ! あうぅっ……!」

 不意に押しつけられた刺激のせいで、千鶴子は情けない姿を晒してしまう。
 何の遠慮もなく浴びせられた鞭による、想像した以上の痛みに、あっけなく悲鳴を洩らしていたのだ。
 まさか静姫が本気で、自分の身体を鞭で打ち据えるなど思いもしなかった。
 肌へと炸裂した革鞭の威力を思い知られるまま、ひとりでに背筋を震え上がってしまう。

ジリジリジリッ……
(どうしよう……あの子ったら本気で、私のお尻を痛めつけるつもりだったなんて……!)

 突然強いられた出来事に、千鶴子はすっかり驚かされていた。
 お尻を鞭で叩かれる痛みが、ここまで激しいものだったなと思いもしなかった。
 叩かれた部分の内側にも衝撃が響くほど、成人を迎えた身でも耐え難いほどの激しい仕打ちに気持ちが震え上がらずにいられない。
 これ以上身体を痛めつけられるのを恐れるあまり、気づいたら腰が引けてしまう。

「千鶴子さん、まだ腰を引いていいなんて言ってないわよ? 私が許すまで、ちゃんとお尻を差し出しなさい?」

 勝手にお尻を引こうとする千鶴子の素振りを、静姫はすぐに叱りつけてくる。
 鞭をたった一発受けただけで音を上げるなど、大人として情けないと言い放ちながら、しっかりとお尻を持ち上げるよう言い放つ。
 たとえ千鶴子自身が嫌がっても、無理にでも鞭を浴びせながら『保健教材』として躾けてしまおうと思い込んでいたのだ。

「その調子ですよ、静姫様。まだ不慣れな来栖川さんのために、しっかりと躾けてしまいましょう」

 しっかりとお仕置きを執り行う静姫を、童守はすぐ褒めちぎってみせる。
 たとえ相手が同級生の母親でも、遠慮せず躾けるよう静姫へと教え込む。
 すでに『保健教材』の役目を引き受けた千鶴子を、教育係である静姫の手で躾けることで、互いの立場を身体で分からせるつもりでいたのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あうぅんっ」
ワナワナワナッ……

 あまりに考えられない二人の会話を耳にして、千鶴子はすっかり焦り出してしまう。
 互いにおかしな立場を抱えるまま、理不尽な行為を迫られるような状況など、未だに気持ちが受け入れられそうにないのだ。
 一回りも二回りも年の違う相手へとお尻を差し出すまま、鞭で打たれるような仕打ちまで迫られるなど思いもしなかった。
 今でも気持ちの整理がつかない中、気づいたら腰を突き出した格好を続けてしまう。
 どんなに頭の中ではおかしいと感じていても、背後にいる静姫に逆らえないような空気を、肌でありありと思い知らされていたのだ……

(叩かれたお尻が痛くてたまらないのに……どうして私、あの子に逆らえなくなっちゃってるの?)

 自分でも考えられないような行動に、千鶴子はどうしても戸惑わずにいられない。
 先ほどの一発だけでなく、これからも鞭でお尻を痛めつけられると分かっていても、背後に佇む静姫の気迫に押されるまま、少しも逃げられそうにないのだ。
 年下の少女を相手に、平然と付き従ってしまう自分自身に驚きながら、差し出した腰を今さら引けそうになかった。
 娘の澄恋を特進学級に進ませる約束を学園長と交わした以上、令嬢である静姫の言いつけには決して逆らえそうにないのだ……

ヒュッ、バチンッ!シュルッ、バチンッ!
「私のお仕置きが終わるまで、しっかりお尻を突き出すのよ。校則違反な下着を穿いてきた罰を、千鶴子さんのためにたっぷり与えてあげるんだから?」

 目の前に差し出された千鶴子のお尻へと、静姫はさらに鞭を振るってしまう。
 丸い膨らみをしっかりと見据えながら、すぐに鞭を振り下ろして、お尻の隅々まで何度も叩きつける。
 『保健教材』として相応しくない格好を咎めるため、さらには自分達の立場を互いに確かめ合うため、少しの手加減も見せず、千鶴子のお尻を執拗に打ちのめしてくるのだ。

ビシィッ!バシィッ!ビチンッ!
「ひゃ、ひゃいぃっ……あうぅんっ! くひいぃんっ……!」

 静姫の鞭を身に受けるたびに、千鶴子は情けない姿を晒してしまう。
 鞭の先でお尻を打ちつけられるたびに、全身が震え上がるような激しい痛みに苛まれながら、必死に刺激を堪えようとする間も、背後にいる静姫は容赦なく鞭を振るってくる。
 肌を切り裂かれるような痛みがお尻へと刻まれるたびに、どうしても悲鳴を洩らさずにいられない。
 叩かれて熱を帯びた部分へと、さらに次の鞭が浴びせられていたのだ。
 いたずらに身体を痛めつけられるような行為を、どれくらい耐え忍ばないといけないのかと考える間も、強烈な刺激を幾度も思い知らされる。

バチンッ、ビュクビュクビュクンッ!
「い、イヤあぁんっ……!」

 静姫のお仕置きを耐え続けようとした矢先、千鶴子は今までにない悲鳴を上げてしまう。
 お尻の周辺を叩き続けていた鞭の先が、気づいたら股間の辺りへと向かっていたのだ。
 大事な部分へと響き渡る、耐え難い刺激に戸惑わずにいられない。
 激しい痛みを思い知らされるまま、あっけなく背筋を仰け反らせながら、気づいたらその場に崩れ落ちてしまう。

「もう、千鶴子さんってば。一体どうしたのよ? まだお仕置きも途中だって言うのに……」

 急に座り込んだ千鶴子の様子を、静姫と童守が窺ってくる。
 上半身をいきなり起こしたかと思えば、弱々しい悲鳴を洩らしながら倒れ込む姿を目の当たりにして、さすがに千鶴子の様子を心配せずにいられない。
 膝を崩したまま震え上がる千鶴子へと、静姫はさりげなく質問を投げ掛ける。

ガクガクガクッ、シュルシュルシュルッ……
「み、見ちゃだめぇ……ひうぅんっ!」

 静姫へと質問を返していた千鶴子だけど、途中で言葉を詰まらせてしまう。
 お尻を鞭で叩かれる仕打ちを延々と強いられた挙げ句、みっともない失態をしでかしていたのだ。
 激しい痛みが残る部分がひとりでに緩むまま、体内に溜まっていたオシッコを垂れ流してしまった。
 生温かい液体が溢れるまま、着々と濡れる下半身を恥じらわずにいられない。

ヒクヒクヒクッ、ショワショワショワッ……
(まさかお股まで、あんな鞭で叩かれちゃうなんて……!)

 人前でしでかした失禁を悔やむ間も、千鶴子は下半身を小刻みに震わせてしまう。
 延々とお尻を叩かれるうちに、寄りにも寄って股間にも鞭を当てつけられてしまった……大事な部分を痛めつけられた拍子に、何と失禁をしでかしていたのだ。
 敏感な部分へと目掛けて、あまりに激しい刺激を押しつけられた後、あまり身体が持ち堪えられそうになかった。
 はしたない液体で徐々に濡れる下半身を取り繕うどころか、今でも痛む部分へと触れることすらできそうにないのだ……

「静姫様、もしかして別の場所を叩いてしまったのが良くなかったかもしれませんね。ちゃんとお尻だけを狙わないと……」
「まさか鞭が、真ん中のところに飛んでしまうなんて思わなかったの……でもお仕置きの間にオシッコを垂れ流すなんて、いくら何でもありえないわ?」

 千鶴子が目の前で繰り広げる失態を、静姫も童守とともに見届けていた。
 まさか鞭の先が股間にも命中するなど思いもしなかったと洩らしながら、床に倒れ込んだままオシッコを垂れ流して、少しも立ち上がろうとしない千鶴子の素振りを、ためらいもなく言葉で責め立てる。
 人前での粗相などだらしないと言い放ちながら、年の離れた相手を自分の手で屈服させたことによる、言い表しようのない征服感に酔いしれていたのだ。

チョボチョボチョボッ、グシュグシュグシュッ……
「ご、ごめんなさい。どうしても耐えられなくって……くうぅっ!」

 静姫からぶつけられた言葉に、千鶴子は申し訳なさそうに返事を返すしかなかった。
 大事な部分への激しい痛みが引かずに、今でも倒れ込んだ格好のまま、延々と粗相を繰り広げていたのだ。
 緩んだ下半身を引き締めるどころか、まともに姿勢も立て直せない中、はしたない格好を晒し続ける自分自身を悔やまずにいられない。
 娘と同い年の女の子から振るわれた鞭によって、はしたない粗相をしでかすなど、あまりに気持ちが受け入れられそうになかった。
 恥ずかしい姿などをすぐ取り繕わないといけないのに、今でも下半身が震え上がるまま、少しも立ち上がれそうにないのだ……

      *      *      *      *      *      *

「澄恋ちゃん、今夜は寒いからたっぷりお風呂に入ろうね?」
スルスルスルッ……

 静姫の手でとんでもない行為を迫られてから数時間後、千鶴子はお家へと戻っていた。
 娘の澄恋とともに夕食を済ませた後、一緒に入浴しようと誘い出す……澄恋とともにお風呂へと入るのが、小さな頃からの習慣になっていたのだ。
 澄恋とともに浴室の中で過ごしながら、数時間前に引き起こされた出来事を少しでも忘れるつもりでいた。
 数時間前に引き起こされた出来事など、決して澄恋の前では明かせそうにないのだ。

「うん、ママ……ねぇ、すっごくお尻が赤くなってるけど、痛くなぁい?」

 千鶴子とともに衣服を脱ぎ去る途中で、澄恋はあることに気づき出す。
 ショーツを下ろした内側から姿を現した、千鶴子のお尻にすっかり驚かされてしまう。
 目にするだけでも痛々しいほど、千鶴子のお尻が真っ赤に腫れ上がっていたのだ。

フルフルフルッ。
「お、お買い物の途中で転んじゃって。お尻を擦りむいちゃったのよ……澄恋ちゃんもびっくりしちゃった?」

 不意に澄恋からぶつけられた質問のせいで、千鶴子は気まずい思いに駆られてしまう。
 澄恋の視線が向かう先を見つめながら、おかしな転び方をしたせいでお尻を痛めてしまったと口にする。
 まさか鞭で叩かれ続けたお尻を、澄恋にも気づかれるなど思いもしなかった。
 すぐにお風呂へ入ろうと誘い出す間も、お尻に残った跡を見つめながら、無理に誤魔化そうとしている自分自身を悔やまずにいられない。

プシャアアアァァァ……
「あ、あうぅんっ……!」

 おかしな焦りに駆られながら、そそくさと浴室に入り込んだ千鶴子だけど、シャワーを浴びる間に情けない素振りを見せてしまう。
 シャワーの水流をお尻へと浴びせた途端、鞭で叩かれた傷が沁みて、弱々しい悲鳴を洩らしていたのだ。
 傍にいる澄恋に、これ以上おかしな素振りなど見せたくないのに、どうしても下半身を震わせずにいられない。

「ママってば、大丈夫? そんなにお尻が痛むなら、無理にシャワーなんて浴びない方がいいよぉ……」

 すっかり弱り果てた千鶴子へと、澄恋はそっと言葉を交わす。
 あまりお尻を痛めないよう洩らしながら、腫れ上がった表面を心配そうに見つめる。
 傍で見ているだけでも痛々しい状態のお尻を抱えたまま、シャワーを浴びるだけでも辛そうな千鶴子の様子を心配せずにいられない。

ヒリヒリヒリッ……
「ご、ごめんね。ちょっと我慢すれば、すぐ慣れるはずだから……」

 不安そうな表情を浮かべる澄恋へと、千鶴子はそっと返事を返す。
 赤く腫れたお尻を気遣いながら、いつもどおり入浴を続けようと誘い出す。
 鞭でお尻を叩かれるような行為を、数時間前まで強いられていたなど、澄恋の前では口が裂けても明かせそうになかった。
 決して告げられない事実に思い悩みながら、それでも愛おしい澄恋のため、これからも『保健教材』としての役割を務めないといけないのだ……



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