※この話はCG無しです

一馬が優子と広美を相手に盛りあっている夜から時をさかのぼる事1日前・・・
静子は父親が入院した知らせを受け電車を使って病院へと向かっていた

静子の実家は隣県なのでそう遠くはないが静子は父親と喧嘩別れ同然に家を出ているのであまり帰りたくはなかった

喧嘩の理由は静子の再婚を巡ってである
静子が離婚した時一馬はまだ子供で静子自身も三十代と若かった

静子の父親は代々の地主で顔が広かったため静子へ再婚話を持ちかけられた事は一度や二度ではない
(静子の最初の結婚相手も父親が決めている)

そして父親にとっても静子は器量よしで育った自慢の娘だった
しかし離婚したばかりの静子に再婚話をもちかけたのはマズかった

まだ夫と別れたばかりで心の傷が癒えていない静子は再婚話に猛反発
そして父親は昭和の典型的石頭だった為、静子の反発にブチギレて火に油を注いだ大喧嘩に発展

その結果、静子は実家を出て一馬と今の暮らしをする事となったのである
(元々はマンションに夫と一馬の三人で暮らしていた静子だが離婚の時マンションは引き払っている)

その事もあり静子は年に一度、盆の墓参りを除いて実家へはあまり帰っていない

そんな静子と父親を仲介しているのは母親の存在だった
静子が父親とは反発していても母親は良き理解者として静子を救ってくれていた

その母からの電話で父親が入院したと知らせを受けてしまった以上無視をするわけにもいかない
命に別状はないとは言え、あんな父親でも静子にとっては親なのだ

そんな訳で静子は一馬に留守を任せ父親の入院する病院へとやってきた
見舞いの菓子折りが入った紙袋を手に、受付で父親の病室を聞く
父の病室は個室らしい

最上階までエレベーターを使ってのぼり、部屋の入り口のネームプレートを確認して中に入ると白いベッドの上に父親が大人しくして横になっていた
その横で椅子にこしかけていたのは母親である
母親は静子が病室に入ってくると椅子から立ち上がって嬉しそうな顔を向けてきた

「静子よく来てくれたね。元気そうでよかったよ。生活は大丈夫?ご飯はちゃんと食べてるかい?苦労してる事はない?」
「ちょっとお母さん、私は変わりないって電話でも言ったじゃない。はいコレ、お見舞いのお土産」
「悪いねえ」

「それよりお父さんは平気?お風呂で転んで腰打っただけで入院なんて何処か悪い所でも見つかったの?」
「いや、単純に歳なんだろうねえ・・・転んだだけで骨にひびが入って骨折なんだってさ。お父さんも流石に参ったらしくてね、今は大人しくしているよ」

「フン、普段はうるさくて悪かったな」
「何だ起きてたのかいお前さん」

静子と母がそれぞれ椅子に腰かけると父親は首から上だけを静子たちに向けて口を開いた

「よく来たな静子」
「ま、こんな事があったら放っておくわけにもいかないでしょ」

「フン、一人前に憎まれ口をたたきおって、昔は素直でいい子だったのになあ!」
「何よ!折角見舞いに来てあげたのにそんな事ばっかり言って!」
「はいはい、やめなお前さん、静子が忙しい所せっかく来てくれたんだからありがとうって言えばいいんだよ」

「俺は来てくれなんて一言も言ってないからな!」
「私だってお母さんの電話なかったら来てあげてないし!」

「なんだと!」
「何よ!」
「やめなよお前さん、ここは病院なんだ。静かにしなって」

「だってお前、静子の奴・・・」
「おだまり」

父親は黙った

「まあ骨折って言っても思ってたほどの事じゃなかったみたいね・・・相変わらず元気だし」
「静子が来てくれたからだよ。救急車で運ばれた時はすっかり元気なくてねー」
「そんな事ない」

父親は小声でぼそっと否定している

「救急車呼んだの?風呂場で転んだだけで?」
「ご近所さんの目を引いたのが恥ずかしかったけどお父さん自分で動けない状態だったし」
「うるさい!お前達に俺の腰の痛みが分かってたまるか!骨折だぞ骨折!腰の骨が骨折したんだ!痛いなんてもんじゃねーぞ!」

「お前さんうるさい」
「そうよ大げさなんだから。子供産む時の痛みに比べたら何てことないでしょ」

女二人の冷たい視線を受けて父親は言葉を失い、ごまかすように咳払いをした

「そ・・・そういや一馬はどうした?」
「留守番させてるわよ。何?連れてきてほしかったわけ?」

「いや・・・ただ一馬ももうそろそろ学校が終わる歳だと思ってな」
「そうね」

「どうだ静子、そろそろ気が変わったって事はないか?」
「ないわね」

「そう言うな、実は良い話が・・・」

父親がそこまで言った所で母親が肘を入れた

「ぐわおおおお!お、お前怪我人になんて事を!」
「お前さんが静子に対してあまりにも無神経だからだよ」
「まーだ私に再婚させようとしてるのね・・・本当どうしようもないんだから」

こうして父親の見舞いを済ませた後、静子は母親と共に実家に戻った
父親がいない実家は静子にとっても開放的で、母親と共に親子水入らずの時間を過ごすことができた

夕食を終え実家の広い風呂に入ると、静子はお湯の中で手足を伸ばして大きく息を吐いた
この家で一番風呂に入った事なんて数える位しかない

いつもは実家に帰っても一馬も父親もいて落ち着かない事が多いが、母親と二人だと同じ空間でも時間の流れが全く違ってくる
一馬の事も父親の事も気にする事なくゆっくりと自由で開放的な時間を過ごすことができる

こんな気持ちでお湯に入っていると心にたまったストレスもお湯に溶けていく気がしてくる
静子はそうしてお湯につかっている内に過去の事を色々思いだしていた

夫と離婚してこの家に戻って来た時の事
再婚話で父親と喧嘩してこの家を出て行った時の事
そして一馬と一緒に暮らすようになった時の事を・・・

『一馬か・・・』

お湯を肩にかけながらまだ幼かった頃の一馬を思い浮かべる静子

夫に捨てられ、父親の無神経さに怒りを覚え、男にふりまわされていた頃の自分
そんな時幼い一馬だけは静子の味方だった

『そう確かあの時・・・『俺が母さんを守る!一緒にいる!』とか言ったのよねあの子・・・あの言葉で吹っ切れて一緒に新しい暮らしを始めたのよねー・・・』

一馬の手を引いてここを出て行った時、もう男に頼って生きるのはこりごりだと心に誓った静子である
その甲斐あってか、静子は良き母として女手一つで立派に一馬を育て上げてきた

『でもまさかその一馬に抱かれる事になるなんて・・・世の中分からないものねぇ・・・』

静子は昨夜も肌を重ねてきた一馬の事を思い出し苦笑した

『あいつ今頃何してるのかしら・・・私がお風呂入っている時はいつもオナニーしてたから・・・きっとエロ本でも見ているのかしらね』

静子は体をお湯に沈めて肩までつかりながら一馬の事を思い浮かべた

・・・
・・

静子は風呂から出た後一馬の様子が気になり電話を入れてみた
数回のコールの後、一馬が出た
ちゃんと留守をしているのを確認して電話を切る

台所に戻ると母親は晩酌の準備をしていた

「お風呂あがったわよ」
「いい湯だったかい?」

「えぇ、やっぱり家のお風呂は広くていいわね」
「静子さえよければいつでも戻ってきていいんだよ?」

「お父さんが余計な事言わないなら考えてもいいけどね」
「ハハハ、そりゃそうだ。どうだい静子も少し飲むかい?」

「いいわね、もらおうかな」

母親からグラスを受け取り冷酒を注がれると静子は早速火照った体に冷たい酒を流し込んだ

「っんはー!風呂上りのお酒は美味しいわねー」

こうして静子は母親とテレビを見ながら酒を飲み、他愛ない話で盛り上がっている内に話題は一馬の話へ・・・

「一馬は元気でやってるかい?」
「元気よ。相変わらず手のかかる子だけどね。体は大きくなったけど一人じゃ何もできないんだから・・・一応さっき電話してちゃんと留守番してるの確認したけど・・・」

「あの子ももう大人なんだから大丈夫。あまり甘やかして育てるもんじゃないよ。アレは男なんだからね?」
「そ、そうね・・・」

一馬も大人で男という言葉に静子は思わず苦笑し、冷酒を口に流し込んだ

「いつまでも母親の手がかかるような男にだけは育てちゃいけないよ?お父さんはあんな性格だけど私が姑相手に苦労してる時は私の味方してくれたもんだよ。男にとって大事なのはそこだよそこ」
「そ、そうね・・・」

静子はうなずきながらも居心地が悪そうに枝豆を口に入れている
まさか自分が一馬と関係を持っているとは口が裂けても言えない静子である

『姑か・・・一馬が結婚したら私も・・・いやいや一馬に限ってそれはない。今までだって女の子と付き合ってたとかそんな気配なかったし、エロ本でオナニーばっかりしていたし・・・あの子が結婚するなんてまだまだ先の話よ絶対』

静子はグラスの残りの冷酒を喉に流し込むと母親にお代わりを要求する

「静子お前も酒の味が分かる歳になってきたんだねー」
「ま、まあね・・・」

「この酒美味いだろ?お父さんが大事にしてた酒だからね」
「へー・・・じゃ結構高いやつ?」

「だろうね」
「じゃあ全部飲んで帰ってやるわ」

「アハハ、そりゃいい。私も手伝ってやるよ、じゃ新しくつまみ作ってやろうかね。何か食いたい物あるかい?」
「じゃあ天ぷら」

「よし待ってな、美味いかき揚げ作ってやるよ」
「わーいお母さん大好き♪」

こうして静子は母親と酒を交えつつ楽しい夜を過ごしましたとさ

・・・・・
・・・・
・・・翌朝

静子が目を覚ますと時間はもう9時を過ぎていた
昨夜の酒が効いたのかずいぶんと寝てしまったようだ

目覚めは悪くない
普段の生活では何かとストレスがたまるので、昨夜母親相手に女同士酒を交えて会話した事が良いストレス発散となったようだ

そんな訳で、静子が一馬の待つ団地に帰って来たのはお昼を回って午後になってからだった
色々あったが静子は気分よく一馬のいる家に帰って来た
玄関をあけてリビングに入ると一馬は部屋の掃除をしていた

「ただいまー・・・ってアンタ何してるの?」
「お帰り母さん、見ての通り掃除だよ掃除」
「掃除・・・アンタが?何で?」

一馬の行動に当然のように疑問が浮かぶ静子
欲望を満たす事以外は怠け者の一馬が自分から部屋の掃除をしているなんて何かあるに違いない

「何でって・・・えと・・・ちょっと散らかしちゃったから」
「何で?」

「だからそのー・・・」
「何をしたの?私が留守の間に何をしたか言いなさい?」

「えっとー・・・」

一馬が言葉を濁せば濁すほど不安になって一馬に詰め寄る静子
一馬は目を泳がせなかなか次の言葉が出てこない

「あ!そういやじいちゃんはどうだった?」
「急に話をはぐらかそうとするな!何をしたか言いなさい!」

「それはそのー・・・」

一馬の頭が高速で回転する
まさか昨夜女二人連れ込んでやりまくったので・・・などと本当の事を正直に言えるわけがない

ましてや静子が帰ってくる30分前まで優子も広美も居たなんて言える訳がない
昨夜は3人でたっぷりと愛し合い、朝はそろってシャワーを浴びていちゃいちゃしてたとか、仲良くさっき朝食食べてたとか言える訳がない!!

『考えろ一馬・・・考えるんだ・・・そ、そうだ!』

「あー、うん、言いにくいんだけど・・・」
「ハッキリ言いなさい」

「怒らない?」
「聞いてから決める」

「・・・ま、その、友人を家に入れちゃってさ、さっきまで遊んでたんだ」
「はぁ?アンタ私がいない時に勝手にそんな事を!」

静子が怒りの目で一馬を睨みつける

「だ、だから悪かったって!飯どーすっかなって考えてる内に友人にカレー作ってもらえる事になってつい」
「あ、あんたねー・・・」

「大丈夫!母さんのモノには何も触れさせてないから!ただ飯食って遊んでただけだから!本当それだけ!」
「ふーん・・・それで掃除してるって訳?」

「そうそう」
「丁寧に窓まであけて空気の入れ替えまでしちゃって・・・私はてっきり女の残り香でも消そうとしているのかと思った」

「ぶへっ」

一馬は心臓が飛び出んばかりに体をはずませた
どうして女の勘というモノは恐ろしく鋭い時がある
一馬の体中の毛穴からドッと冷たい汗が噴き出た

「ま、まさかー、そんな事あるわけ・・・」
「そうよね、アンタみたいな男を相手にする女の子なんている訳ないか」

『よ・・・良かった・・・ただのあてずっぽうか・・・』

顔をひきつらせながらひとまずほっとした一馬

「そ・・・それはそれでちょっと傷つくんだけど・・・」
「まぁいいわ、留守番ご苦労だったわね。はいコレお土産」

「何?」
「おばあちゃんからお土産。ハムの詰め合わせだって」

「わーい!ばーちゃん大好き♪」

一馬が嬉しそうに紙袋を受け取ると、静子は着替えると言って寝室に向かった

『ふー・・・一時はどうなる事かと思ったが万事上手くいったようだ・・・』

昨夜はノリノリで優子と広美を相手にしていた一馬だったが、朝目が覚めた時はもう気が気ではなかった
時間は10時をまわっており、いつ静子が帰ってくるのか分からないのである

目が覚めた時、布団の上には全裸の自分がいて両脇に裸の優子と広美を抱えていた
優子も広美も満足そうな表情でぐっすりと眠っていたのである

こんな所に静子が帰って来たら!
今まさに寝室のふすまを開けて出てきたら・・・!

『・・・って朝起きた時はビクビクしたがそんな事はなかったぜ・・・』

優子と広美を起こして三人でシャワーを浴びてる時も気が気ではなかった
二人とも昨夜の事があってすっかり一馬の虜となっている

シャワーを浴びながら一馬に奉仕を進んでしようとする優子と広美
そして朝勃起の生理現象に逆らえない一馬

こんな所に静子が帰ってきたら!
今まさに風呂の扉を開けて入ってきたら・・・!

『・・・って風呂場でもビクビクしたがそんな事もなかったぜ・・・』

朝から優子と広美に3発抜かせた後は朝食タイム
昨夜のカレーやご飯はもう残っていなかったが、しっかり者の広美が手早く朝食を作ってくれた
三人仲良く朝食を食べてると新婚生活でもしているような感覚を覚えてしまう

こんな所に静子が帰ってきたら!
時間的にも玄関を開けて帰ってきてもおかしくない!
今玄関が開いて優子と広美の存在を知られたら・・・!

『・・・って事になったらどうしようと思ったが何とか無事に乗り越えたぜ・・・』

その後、優子と広美を見送って掃除をしていた一馬である

『フフフ・・・意外となんとかなるものだな・・・これなら母さんにバレる事なくこの先も上手くやっていけそうだ』

紙袋からハムの入ったギフト箱を取りだし、高級ハムを見つめながら一馬はニヤニヤと笑っていた

しかし静子が着替えを済ませて寝室から出てきた時事態は一変した
静子の一馬を見る目は軽蔑の冷たいまなざしに変わっている

ヤバイ・・・
一馬の直観が、本能が、その危機を伝えていた

子供の頃から一緒に暮らしてきた相手である
その異変は瞬時に肌で感じる事ができた

「一馬、ここに来て、座りなさい」
「え?何?どうし・・・」

「いいから座る!」
「はひっ!」

一馬は静子の前に走り出てリビングの床の上に正座した
静子の声色から事態はかなり深刻だと推測できる

「一馬・・・友達って女友達の事?」
「な、なんで!?」

「女がいたのね?」
「それは・・・」

「ハッキリ言え!」
「います!」

静子の表情、声色、圧倒的威圧感が一馬に言い訳を許さない

「連れ込んだのは一人じゃないわね?二人?三人?」
「な、なんでそんな事まで・・・」

「アンタはずっといたから鼻が慣れて分からないだろうけど・・・部屋の中にアンタと私以外の女のニオイが複数残っているのよねぇ・・・だからすぐにか分かったわよ」
「な・・・んだと・・・」

一馬は寝室の空気を最初に入れ替えている
しかし昨夜は優子と広美を相手に何度も激しく愛し合っていたのだ
その男女の交わったニオイは部屋の空気を入れ替えた程度で完全に消えるものではなかった

「さぁて・・・説明してもらいましょうか一馬?」
「も・・・もはやこれまで・・・」

観念した一馬は静子に事の次第を話した
(ただし優子と広美の名前は伏せた状態で)

「アンタねぇ・・・恋人がいて・・・しかも二股とか本当に何考えて・・・」
「これには色々あって・・・」

「ふーん・・・それで?恋人が二人もいながら私にも手だしてたって訳?」
「ち、違う!母さんが最初なんだって!あの夜まで俺童貞だったし!母さんを愛してる事に変わりはないって!」

「じゃあ何で他の女にも手だしてんのよ!馬鹿なのアンタ!?」
「これには色々あって・・・」

「あーそ、あっそ、あーそう・・・結局アンタはあの男の子供って訳ね、よーく分かったわ」
「違う!俺は母さんを愛してるって!」

一馬が立ち上がり静子の肩をつかむと静子は一馬の頬を思いっきり平手でたたきつけた
思わず床に膝をつく一馬

「触るな馬鹿!」
「か・・・母さんっ」

「あれだけ尽くしてあげたのに!結局あの男と同じように他の女に手をだして・・・同じ事してるじゃない!」
「違うって!俺はオヤジとは違う!」

再び一馬が立ち上がり静子の肩をつかむ
再び平手打ち
再び膝をつく一馬

「触るな馬鹿!浮気者!」
「うう・・・か、母さん」

静子の本気ビンタに一馬も戸惑いを隠せない
しかし一馬もここで引くわけにはいかない
一馬は三度立ち上がって静子の肩をつかんだ

「母さん!俺はオヤジとは違う!」
「うるさい!」

三度目の平手打ち
しかし一馬は静子の肩を離さない
頬に赤い手形を残したままじっと静子を見つめる一馬
静子の目は怒りと涙で震えている

「俺は母さんを捨てたりしない!約束する!」
「じゃあ何で他に女作ってんのよ!」

「それは!えーと・・・何でって言われると俺にもよく分からんというか・・・そうなったというか」
「ふざけんな!」

四度目の平手打ち
しかし状況は変わらない

「好きな女が三人いてどれも選べないし別れたくないんだ!だから俺は全員愛するって決めたんだ!」
「知るかそんな事!」

五度目、六度目、七度目の平手打ち
しかし一馬はもうビクともしない

「俺はオヤジのような男にはなりたくなかった・・・だがこうなった、だったら俺は俺なりにオヤジとは違った生き方してやるんだ!俺は母さんを捨てない!誰も捨てたりしない!」
「・・・だからね一馬・・・それはアンタの言い分で・・・こっちからしてみれば裏切り以外の何でもないのよ!いい加減コッチの気持ちも考えろ馬鹿!」

最後のビンタを受けた後、一馬は静子のその手をつかんだ

「分かったから、ビンタはもういいだろ?母さんの手、真っ赤じゃないか、これじゃ母さんの手の方が痛いだろ?」
「うるさい!離せ!あと100発はたたいてやる!そのふざけた頭たたきなおしてやらなきゃ気が済まないわ!」

「じゃその100発は分割払いで頼む」
「ふざけんな!アンタって子はいつもいつも!!」

「これ以上は母さんの手が壊れちまうぞ」
「うっさい!生意気言うんじゃない!一馬の癖に!この馬鹿!」

静子は一馬に手首を掴まれたまま暴れるが一馬はその手をしっかりと握って離さない

「たしかに三人と付き合うとかおかしいと思うし納得できないと思う。でも俺が母さんを愛してる事にも変わりはないんだ」
「じゃ他の女と別れてくれる?」
「やだ」

「けじめつけなさいよ!あんた男でしょ!?」
「お、俺にとっちゃ全員大切なんだってば」
「ふざけんなって言ってんの!」

「まーまー、落ち着いて母さん、真面目になったら親子で愛してるとか言えないだろ?」
「あーもー!あー言えばこー言う!そうじゃなくて・・・あー・・・もー・・・いいわ、馬鹿馬鹿しくなってきた」

静子はすっかり力が抜けてしまい大きくため息をついた
それを見て一馬が静子を優しく抱きしめる

「母さん許してくれる?」
「絶対許さない」

「愛してるよ母さん」
「馬鹿・・・」

静子はそういって一馬の背に腕を回した


This story is to be continued

母さんはセックスを断れないCG担当 黒木 一朗 (敬称略)
HPアドレス http://1st.geocities.jp/kuroki_kazuaki/