※この話はエロシーン無しです

優子と濃密な時間を過ごした後、一馬が友人の家に向かったのは約束の時間を一時間ほど過ぎてからだった
若く絶倫の一馬は2回射精した程度では休息を必要としない
むしろ身体が軽くなって好調な位だ

友人の家では既に他の二人がノートを広げて課題を始めている
一馬も遅れながら二人と一緒に宿題を始めた
宿題をしているとは言え、三人がしている事はノートの写し合いである

それぞれの得意科目を分担作業して早々に夏休みの課題を仕上げるのだ
三人はしばらくそうしてノートに鉛筆を走らせていた

・・・
・・

しばらくして担当範囲を終わらせた友人が鉛筆を置いて背伸びをした

「ふー、大分進んだな・・・おい一馬お前の方はどうだ?」
「一応ココまでやった」
「じゃあちょっと休憩しようぜ、俺麦茶でもとってくる」

「漫画読んでもいいかい?」
「どーぞ」

友人はドアを開けながら軽い返事をした

「あ、そうだ、一馬お前新しいエロ本まだ見てなかったよな?」
「うん?何か新しく買ったのか?」

「あぁお前が来る前にアイツから返してもらったばかりだったんだ、次お前に貸してやろうと思ってな・・・ほらコレ、久々のヒットだぜ」

そう言って友人が取り出したのは一冊のエロ漫画である
一馬はそれを手に取りパラパラとめくった

「んー・・・ファンタジーモノか・・・悪くないけど俺はもっと熟女ヒロインを見たいな・・・」
「いやいやキャラじゃなくてよ、話を少し読んでみろって」

「話ねぇ・・・」

言われて少し話を読み進める一馬

「お・・・ハーレムモノかコレ!?」
「な!?いいだろ?」

そこに麦茶を盆にのせた友人が戻ってきた

「お、早速それ読んでたのか、俺はもう堪能したから次は一馬に貸そうって話してたんだけどさ、面白いよなそれ」

「あぁいいねぇコレ 1コマに複数ヒロイン入ってWフェラとかすっごい好き」
「だろ!」
「だよな!」

「これで幼馴染とかお姫様の母親や世話役の年増が出てきたら最高だな!」
「バカか!」
「コレだよ!」

「な、何だよ・・・若いのだけでなく熟女ヒロインが居た方が絶対エロイだろ!?エロイに決まってるんだって!そういうもんなんだって!」
「また出たぜ一馬の悪い癖がよー!お前の悪いところそういう所だぞ!その強引な熟女押し!それがいけない!俺は熟女より若い方がいいって言ってるだろ!」
「まぁまぁ待て待て、落ち着けって」

「そ、そうだな・・・スマン悪かった、また熱くなる所だった」
「いかんいかん、どうもこの手の話題になるとすぐに我を忘れてしまうな」
「この話題始めると毎回長くなるんだから気をつけろよな!終わりがねーからいくらでも会話が続いてしまうんだから本当・・・ほれ麦茶でも飲んで頭冷やして残り片付けようぜ」

こうしてこの後も三人は仲良く勉強を進め、一馬は満足気な足取りで帰路についた
一馬は単純バカである

今まで一馬の頭を悩ませていた二股(三股)問題
その答えを一馬はあのエロ漫画から得たのだ
一馬にとってエロ本はいつだって味方である

『何も悩む事はない!母さんも優子も広美も全員愛してしまえばイイじゃないか!なんでこんな簡単な事に気付かなかったんだ!!』

一馬の単純な頭の中では全員を愛すれば未来はハッピーだと結論づいた
エロ漫画のように自分が全員を愛すれば同じような展開になると思ってしまったのだ
平和な童貞思考とも言えるこの発想

一馬は自分が何をしようとしているのか全く気付いていなかった
単純ゆえに浮気という都合の悪い概念をすっかり忘れているのである

恋人が自分以外の相手を愛している・・・それは浮気以外の何物でもない
ほんの少し前に優子から「浮気してるかと思った」と言われた事すらすっかり忘れている一馬である

愛する者の浮気
それがどれだけのタブーとなるのか一馬は想像もしていない

もしこの時一馬が相手の立場になって静子や優子、広美が他の男と付き合っている事を想像できていたらこの考えがどれだけ愚かな事か理解できたハズだ

しかし今の一馬は浮気の危険性どころか、自分が3股する事を浮気とすら認識していない
頭の中では3人の女と仲良く暮らすハッピーな未来図が描かれている

一馬が自分以外の女と愛し合っている
その事を知った時、優子は、広美は、静子はどうなってしまうのか
今はまだ誰にも分からないままである

・・・
・・

その日の夕暮れ・・・
静子が仕事から戻った時一馬は上機嫌でテレビを見ていた
朝に顔を会わせた時感じた疲れた表情はもう残っていない

「おかえり母さん」
「ただいま、テレビもいいけど宿題もしなさいよ?」

静子は手に持っていたスーパーの買い物袋から野菜や肉など数点の食材を冷蔵庫にしまいながら言った
ついつい小言が出てしまうのは母親のクセのようなモノである

「安心しろって もうほとんど終わってるから」
「ふーん・・・」

静子も半信半疑といった具合で返事をする
いつもの一馬と変わらない

今朝感じたあの表情は一時的に疲れていただけなのかもしれない
担任の家で一泊したから慣れない環境で気疲れしたのだろうと静子は自分で納得した

その後、いつもの夕食
今夜の夕食は野菜炒めとご飯と味噌汁、それに漬物だ

好物を用意した訳でもないのに一馬はやけに浮かれている・・・
上機嫌でモリモリ白飯を口に運ぶ一馬を見ながら静子は一馬が何を隠しているか気になって仕方ない

「おかわり!」
「ん」

静子は一馬の茶碗を受け取ってご飯を盛る
既におかわりは2度目、ご飯3杯目である
一馬の場合はコレで普通だ

成長期も終わりとは言え、10代の内は何をしてても腹が減る
貪欲な食欲と性欲は若い男の証でもあった

そんな一馬の食べっぷりは静子も見ていて気持ちの良いものだった
一馬はご飯をもりつけた茶碗を受け取るとスグに大口をあけて美味そうに白飯をほおばった

「・・・一馬、何かイイ事あった?」
「ん?」

もぐもぐと口を動かしながら一馬は視線を静子に向ける

「こんなにわかりやすく機嫌イイの珍しいから」
「んー・・・・」

一馬は喉を動かしてから口を開いた

「へへ、やっぱり分かる?スグ分かる事だから後から言おうと思ったんだけどさ・・・」

一馬はどこか照れくさそうにニヤニヤしている
静子は直感的にその表情から嫌な予感を受け取った

「・・・何?」
「んー・・・飯食ってる時に言う事でもないんだけどさ、今日はちゃんと買って来たんだ」

「何を?」
「ゴムに決まってんじゃん」

一馬は友人達との勉強の帰りにしっかりゴムを買い足してきていたのだ
節約意識の高い一馬だが、金を使う時はしっかり使う
絶倫の一馬は財布の中身の3/4をコンドームにつぎ込んでまとめ買いしてきたのだ

この後、風呂タイムが終わってからセックスするのが楽しみで機嫌が良かっただけなのである
その答えに静子は苦笑いを浮かべながら大きく頷いた

「あぁ・・・そういう事・・・」
「いっぱい買ってきたから一晩中やっても平気だぜ母さん!」

「はぁ・・・あんた本当にそればっかりねぇ・・・そんなに嬉しそうにする事でもないでしょうに・・・」
「嬉しいよ俺は、母さんは嫌なん?」

「・・・別に嫌って訳じゃ・・・」

そこまで言って静子はハっと言葉を止めた
「嫌?」と言われてうっかり何の気なしに答えてしまったが、この言い方だと自分が一馬との行為を受け入れてしまっていると思われるかもしれない

案の定、単純な一馬は嬉しそうに目を輝かせていた

「い、いや、一馬、違う、そういう事じゃなくて・・・」
「愛してるよ母さん、今夜はたっぷり可愛がってあ・げ・る」

「うるさい、さっさとご飯食べなさい」
「もー照れなくていいって」

「黙りなさい」
「二人暮らしなんだしさ、たまには優しくしてねア・ナ・タとか言ってもいいと思うんだけどなー」

「黙れ」
「はい」

「・・・」
「・・・母さん」

「ん?」
「おかわり」

「え?まだ食べるの?4杯目よ?」
「今日は色々あって腹減ってるんだ」

「アンタねぇ・・・お腹も身体の内なんだから無茶しちゃダメよ本当・・・」
「腹が減るのは健康な証拠だって!・・・で、おかわり・・・ダメ?」

「・・・さっきので全部なくなったわよ、じゃホラ私のご飯あげる」
「えー?これっぽっちじゃ一口分だぜ」

静子が一馬の茶碗にごはんを移すと一馬はスグにそれをペロリと平らげた

「よく噛んで食べなさい!あまり噛まないからお腹が膨れないのよ!そもそもお米一粒だってお百姓さんの苦労がねぇ・・・」
「分かってるって、ちゃんと味わってますって、問題は美味すぎてすぐ飲み込んじゃう事なんだけどな」

一馬の茶碗には既に米一粒残っていない

「もっとよく噛め!まったく・・・いい加減太るわよ?」
「大丈夫だって、この後も運動するから、な?」

「何が「な?」よ・・・もー仕方ないわね、そうめんでも茹でてあげる」
「そう来なくちゃ!」

一馬は嬉しそうに大根の漬物を口の中に放り込んだ


This story is to be continued

母さんはセックスを断れないCG担当 黒木 一朗 (敬称略)
HPアドレス http://1st.geocities.jp/kuroki_kazuaki/