※この話はエロ無し・CG無しです

目が覚めるとそこはいつもの寝室だった

「あ、起きた?」

上半身を起こした一馬の背中にもたれかかってきたのは母親の静子だった
互いに裸で汗ばんだ背中と胸が重なりあう
静子は一馬の胸板に腕を回して甘えるように肩に頬を寄せた

するとその時、寝室のふすまが勢い良く開いた
そこには一馬の恋人、鳴瀬川優子がわなわなと震えながら立っている
優子はなぜか全裸だ

「え!?ちょ!?優子!?なぜココに!?」
「ちょっと一馬君!どういう事!?」

優子は一馬の正面に回りこみその肩に手をかけ目をまっすぐに覗き込んだ
その目には軽蔑と嫉妬、そして怒りの炎がみなぎっている

「私がいながらお母さんに手をだすなんて!何考えてるの一馬君!私じゃダメなの!?」
「いっいや違う!優子!違うんだコレは!」

違うといいながら裸で抱き合っていれば弁解の余地もない
すると耳元で静子も一馬に問いかける

「一馬・・・誰なの?この子」
「あ!こ、これはその・・・同級生のクラスメイトで・・・」

「コ・イ・ビ・ト・だよね!?一馬君!?」
「はいそうです!」

「一馬・・・アンタ恋人がいながら私に手出したって訳?」
「い、いや違う!最初は母さんだって!コレ本当!」

「一馬君ってマザコンだったのね!信じられない!好きとか愛してるとか全部嘘だったのね!」
「そーじゃない!そーじゃないって優子!」

「いや!その通りだとも!」

第3の声はベランダの窓をガラリと開いて入ってきた
広美である
この女もナゼか全裸であった

「広美お前どっから入ってきた!ココ3階だぞ!?」
「そんな事はどうでもいい!一馬!お前に恋人がいるなんて嘘だと思っていたが・・・まさかマザコンの上に校内で鳴瀬川と交際していたとはな!許せん!停学!いや、退学だ!退学!」

広美は二人の美女に抱きつかれた一馬を指差して怒声を散らした

「何でだよ!」
「何でだと!?貴様私に愛してると言っただろ!この嘘つきの女たらしが!三人も女に手を出してしらをきるとはいい度胸だな一馬ぁ!」
「一馬君!本当なの!?先生ともそういう関係なの!?」
「一馬あんたって子は・・・」

「いや違う!違うんだ!!」

「一馬君の事信じて結婚の約束したのに!嘘つき!」
「違う違うと無駄な言い訳ばかりしおって男のクズが・・・貴様のような男、もはや許す事はできん!」
「一馬・・・もう覚悟を決めなさい・・・せめて私の手であの世におくってあげるわ」

静子の白く細い指が一馬の首に巻きつく
続いて優子と広美も一馬の首に手をかけた

「一馬君の嘘つき!」
「死ね女の敵!」
「このバカ息子!」

「ううう・・・・なんでだ・・・俺はただ・・・」

・・・
・・

「っは!!!?」

ガバっと一馬は起き上がった
体中にうっすらと冷汗をかいている

「はぁはぁ・・・夢か・・・ひどい夢だった・・・」

大きく息を吐いて一馬は辺りを見回した
見慣れない室内・・・ココは自分の部屋ではない・・・そうここは・・・

「お、目覚めたか」
「う!?宮野!?」

部屋を覗き込むように奥の部屋から顔を出した宮野広美を見て一馬が反射的に苦手意識を出してしまう
Tシャツの上からエプロンをつけメガネをかけた広美のまゆがピクリと動き目が鋭く変化する

「宮野・・・だ・と!?」
「い、いえ、宮野せん・・・じゃなく広美♪」

「何呼び捨てにしてんだ貴様!」
「すいません宮野さん!」

昨日色々あって宮野広美のアパートに泊まりこんだのだ事を一馬は思い出す
広美はつかつかと一馬の近くまで歩み寄りその瞳を覗き込んだ

『ヤバイ・・・また怒られるのか・・・!?』

一馬もビクビクしながら広美の瞳を見つめ返す
すると広美は軽く微笑んで一馬の頬に唇を寄せた

「ちゅっ・・・広美って呼んでいいのはそういう空気の時だけにしろよな」
「あ、は、はい」

「名前で呼ばれて悪い気はしないが、お前がそうした癖ついてしまうと学校にいる時都合が悪いからなぁ」
「ハハハハ・・・」

『ヤバイ・・・昨日の事は勢いというか雰囲気に流されての事だったが・・・まさかこのまま関係を続ける気なのか・・・』

「ほら、顔洗ってこい、もう少しで朝飯の仕度できるからな」
「あ、あの宮野さん?その・・・」

「あぁ安心しろ、この事はヒミツにしとくから」
「あ!そうですよね!」

「あぁ仮にも私とお前は教師と生徒・・・表だって付き合う訳にはいかん」
「ですよね!」

「だからこっそりと・・・な?」
「あ・・・え・・・?」

一馬の脳裏に先ほどの悪夢が蘇る
改めて一馬は自分のした事の重大さを実感し始めていた

静子と優子、二人だけなら問題ない
母親と恋人という関係なのだから普通に考えたら何もおかしい事はない

しかし広美が加われば話が違う

恋人がいながら他の女と同時に付き合う事になる
二股かけての付き合い、それは一馬が最も憎む男を思い出させる

自分の父親がそうして母親を捨てた過去を持つ一馬にとって今の状況はその父親と同じ事と感じているのだ

『ココは話がでかくなる前に広美との関係を終わらせなければ・・・』

一馬にとって勢いで結婚の約束までした優子を裏切る訳にはいかない
となれば必然的に広美との関係を終わらせざるを得ない

もし優子と付き合う前ならこの関係を喜んで受け入れていただろう
既に一馬は広美に惚れている

しかし今は心を鬼にしてハッキリと広美との甘い関係を断ち切るしかない
これ以上関係がエスカレートする前に今ココで、自分の口からハッキリと!

「あ、あの宮野さ・・・宮野先生!」
「おい一馬!ここでは先生と呼ぶなって言って」

「聞いてくれ!」
「ん?」

「あの・・・俺、恋人いるんでこの事は・・・」
「ん?あぁその事か・・・分かった分かった」

広美は意外すぎるほどあっさりと頷いた

「ほ・・・本当に!?」
「あぁ、安心しろ、ちゃんとヒミツにしてやる」

「は?」
「「は?」じゃないだろ?「ありがとうございます」だろ?」

「い、いや!そうじゃなくて!結婚の約束した相手がいるんだ!だから」
「そんな事知るか」

宮野広美は落ち着いた声で、しかし有無を言わさぬ威圧感をまとって一馬の瞳を覗き込んだ
男と女、体格の差はあれど一馬は見た事のない女の迫力を前に蛇ににらまれたカエルのように言葉を失ってしまう

「お前にどんな都合があるかなんて知った事じゃーない、だが私を捨てたら・・・どうなるか覚悟しておけよ?」
「あ・・・あ・・・?」

「まぁ私も鬼じゃない・・・しばらくはお前が他の女と付き合っていても我慢してやるよ、年上だからその位は我慢してやるさなぁ」
「い、いやその・・・」

「昨日の夜何したのか分かってるよな一馬?」
「う・・・」

「男なら責任取るのが普通だよな?」
「・・・はい」

目を細めて瞳を覗き込んでくる広美の前に一馬の頭の中が真っ白になる
もはや宮野広美を説得して別れる事など不可能な状況であった

This story is to be continued

母さんはセックスを断れないCG担当 黒木 一朗 (敬称略)
HPアドレス http://1st.geocities.jp/kuroki_kazuaki/