※今回8話目が長くなったので導入部分を区切って7.5話にまとめました
※この話はCG無しです

「あ、その、ゴメン急すぎて話が良く分からないんだけど、その・・・つまり・・・俺がお前と付き合う・・・って事?」
「・・・え?だって・・・さっきそう言った・・・よね?」

「さっき?・・・あ、あぁ水飲み場での事か?・・・あれは・・・」
「私一馬君ならいいよ・・・その・・・嬉しかった」

「え?そ、そうか?・・・そう言ってもらえると・・・」

『やべぇ・・・コレはもう誤解って言えない状況じゃねーか・・・どうすりゃいいんだ・・・いや落ち着け俺・・・こういう時こそ冷静になって目的を思い出すんだ・・・そう、俺はゴムを買って帰ってセックスしたいだけなんだ・・・セックスしたいセックスセックス!!』

一馬の股間が膨らんだ

「ちょっ一馬君っ・・・」
「ん?・・・あ!いや、コレはその・・・っ」

「いいよ気にしてないから、一馬君エッチだもんね」
「・・・い・・・いやそれほどでも・・・」

「前に先生にエッチな本取られたの覚えてるし」
「あぁ・・・アレ?・・・アレは俺のじゃなくて友達のだよ!たまたま俺のバッグにあったから俺が説教されるはめになったけど俺のじゃない!うん!」

「何それ・・・フフ」
「ハハハハハハハッ」

『あまり気にした事なかったけど結構可愛いなコイツ・・・
いつも地味で下向いてるから気付かなかったけど・・・
それに俺の事好きとか言ってるし・・・
考えてみたら付き合わない理由ないよな?
良く見たら身体もエロイし・・・』

「ハハ・・・じゃ、じゃあ・・・付き合う・・・か?俺と」

鳴瀬川はいつものようにうつむいているがしっかりと頷いた

「あ・・・そ、そうか、じゃ付き合おう・・・で・・・付き合ったら、ど、どうしよっか・・・?」

『・・・いかん・・・どうすりゃいいんだコレ・・・付き合うって何すりゃいいんだ?
まずは何から始めたらいい・・・最初は何をすれば・・・お手手つないで一緒に帰ればいいのか?
って馬鹿!一緒に帰ったら帰り道でゴム買えねーじゃねーか!』

一馬は言葉につまって顔を真っ赤にしているが、股間はもっこりさせたままである
そして鳴瀬川も一馬と恋人になれたということで気持ちがたかぶっている

部活を終えた後の夏休みの校庭
周囲にはもう誰もいない

邪魔されるものが何もない空間に若い男女が二人・・・
二人っきりの状態が鳴瀬川を後押しした

「わ、私は別にいいよ?」
「え?何が?」

「だ・・・だから一馬君がしたい事しても・・・いいよって・・・」
「俺がしたい事・・・」

鳴瀬川は顔を真っ赤にして一馬の顔色をうかがっている
鈍い一馬は鳴瀬川が何を言いたいのかなかなか察する事ができない

しかし鳴瀬川が顔色の他にもう一箇所視線を流している部分に気付いて一馬もやっと気付いた
自分の股間がギンギンにみなぎっているままの状態で「したい事」をしてもいい
となれば・・・

「あ、え?本当に?今日付き合ったばかりだけど・・・いい・・・のか?」
「うん・・・一馬君ならいいよ・・・でも勘違いしないでね・・・私こういう事初めてなんだから・・・」

「・・・あ、あぁ」

一馬は一瞬、鳴瀬川が大人しい顔して男とやりまくっている女なのかと思ったが、鳴瀬川は一馬の考えている事を先読みしたように釘を刺してくる

鳴瀬川優子は今にも緊張で倒れそうな所をぐっと我慢して一馬と向き合っているのだ
普段大人しい鳴瀬川は自分でもこんな大胆な事をしている現実が信じられなかった

いくら好きだったとは言え、告白された流れでそのまま自分から行為を誘うような事を言ってしまうとは・・・

もし一馬に遊んでる女と思われ勘違いでもされたら・・・
セリフを吐いた後で強い後悔が襲ってくる

一馬に嫌われたら・・・そう思うと怖くて仕方ない

しかし一馬は鳴瀬川のそんな想いや恐れなど全く気にした様子はなく、鳴瀬川の手を取った
一馬の手が触れた瞬間、鳴瀬川の背が弓のようにビクンとはねあがる

「じゃ、早速更衣室で・・・いいか?」
「ん・・・」

鳴瀬川は顔を真っ赤にしてうつむいたまま小さく頷いた
一馬は優子の手をとって更衣室へと歩いていく

「・・・」
「・・・」

「あ・・・あのさ・・・」
「な・・・何?」

「わ、悪いな、俺緊張して手にすっげえ汗かいてて・・・き、気持ち悪いか?」
「え?あ、ううん、全然・・・ていうかこの汗多分私の・・・」

「え?そう?じゃー全然平気だな、黙ってるからてっきり手に汗かきすぎててドン引きされてんのかと思って」
「ち、違うってば、その・・・緊張して・・・頭が真っ白なってきちゃって・・・か、一馬君は平気なの?」

「いいや、ものすっごい不安」
「ご、ごめんね・・・私地味で・・・あまり可愛くないから・・・」

「ち、違う!違うって!そうじゃない!そういう事じゃなくて・・・その・・・不安っていうのはさ、俺も緊張してるから上手くできるか分からない・・・って事でさ・・・」
「そ、そうなの?」

「あぁ・・・鳴瀬川とエッチできるって思ったらすごい嬉しくて興奮してんだけどさ、同時にすっごい緊張もしてきてさ・・・
で、緊張するとアレがたたないとか聞いてるから・・・もしそうなったら・・・って思うとすっごい不安な訳よ
もしそうなって鳴瀬川に嫌われたらって思うとさ・・・もー想像しただけで冷汗ダラダラな訳」
「・・・男の人も不安なんだね」

「それなりにな・・・こうして手つないでるだけで心臓の音バクバクいってるし・・・
頼りなくてガッカリした?」
「・・・んーん、むしろ安心した、一馬君も同じだって分かったから」

「・・・お前イイ奴だな」
「一馬君もね」

一馬は鳴瀬川の手を握ったままその体を引き寄せた
汗ばんだ腕と腕が吸い付くようにぴったり重なる

もう部室(陸上部の男子更衣室)は目の前だ

一馬は部室の扉を開ける前に握っている鳴瀬川の手に少し力を込めた
スグに鳴瀬川もそれに応えるように一馬の手をギュっと握り返してくる

大丈夫、覚悟はできてる・・・二人は目こそ合わせなかったが、気持ちは通じているようだ
一馬はゆっくりと部室の扉に手をかけた


This story is to be continued

母さんはセックスを断れないCG担当 黒木 一朗 (敬称略)
HPアドレス http://1st.geocities.jp/kuroki_kazuaki/