楠木あくとの製作と趣味の日記

楠木あくとのブログ。製作物の話とか趣味の話とか。

カテゴリ:感想 > アニメ特撮映画

昔途中まで見て止まっていたものを、最近になって全話視聴。
スチームパンクかと思ったらSFだった・・・

物語は主に2本の軸で構成。
クラウスの物語と、アレックスの物語。
そこに中盤からソフィアを中心とした世界の動向の話が食い込むカタチ。
正直、話の構成は若干バランス悪かったかな。
特にソフィアの事情はもっと早く情報公開したほうが唐突感がなかったかも。
それまでクラウスたち個人に丁寧に尺を割いていたのに、
中盤で世界のマクロな動向にまとまった尺を取ったので急展開感が大きくなった印象。
クライマックスに向けて状況整理した感じで、分かりやすくもあり、露骨でもあり。
結局、クラウスは世界の動きには直接的にはあまり関与しないけど、
戦闘機乗りではなく飛行機乗りとして、届け物屋として物語を締められたのは好印象。
その役割も事態の収拾であって誰かを倒すことではないというのがラヴィ的にもヨシ。
アルの受け取り(引継ぎ)に始まりアルのお届けに終わるという、綺麗な着地でした。
悪女退治は復讐者アレックスの役目。まさか握撃とは思わなかったけど。
ソフィアが突っ込んで砲撃した意味があったのかという問題については、
結果論ですが、死に瀕した復讐を成し遂げた者への介錯ということでしょうか。

えー世界観ですが・・・普通に見ても設定とかは全然分かりませんね。
地理的なものも全然分からないし、世界の在り方も分かりにくい。
本編中の移民船とか気象コントロールとかって情報から
地球から別の惑星に移住してテラフォーミングしたものかと思いきや
まさかの人工惑星とは・・・
オチも気象システムが直って土地が豊かになったのかと思いきや地球帰還後という。
Gレコは作中の情報が多すぎて頭が追いつかないタイプの分からないだけど、
こちらは作中情報が少なく、作中以外の媒体での情報が必要なタイプみたいね。
でも設定を読んでから視聴するわけにもいかないし、
1回視聴、設定を確認、2周目視聴、というパターンが一番楽しめるのか。
さすがにこれはちょっと厳しい仕様。
まあ人間の物語を追う分にはあまり問題ないんですがね。
キャラの感情の動きが面白いので、それを追ってるだけでも結構楽しい。
2クールなのにキャラが多いせいか、それも若干駆け足な感じはあるけど。

かなり情報面で不親切な作品でしたが、なかなか面白かったです。
最終的には紅の豚+ラピュタ+∀+ガイバーってイメージ?
DVDをレンタルしての視聴だったので2周目に行くことはないけど、
まあ十分でしょう。飛行機は男の子のロマン。
後日談がコミックであるらしいので、それにはちょっと興味あるかな。



銀翼?
ディーオとか出るらしいのは気になるけど、萌え売りのアニメって話だし、
本編外のところでクラウスがひどいことになってるらしいからなぁ・・・
スルー濃厚かなぁ。

今日はドラえもん映画の地上波放送。南極のやつ。
通常放送は見てないけど、映画の地上波放送は見るスタイル。

ドラえもんの博識っぷりがすごい。なんか勉強になるなぁ。
なんかちょいちょいナウシカっぽいというかもののけ姫っぽいというか。
のび太がすっごくヒーローだ。うん、おいしい。
ドラえもんの決戦時のとりよせバッグの使い方が上手い。
ゴブスレさんのウォーターカッターみたいだ。
敵の崩れ方とかなんか幻魔大戦を思い出した・・・ような気がする。
うろ覚えすぎて自信ないけど。
今回ちょっと嫌な役回りも担わされたスネ夫とジャイアンだけど、
最後でそれをチャラにできる役回りを貰えたあたり、いいバランス感覚。
10万光年離れてるから望遠鏡で10万年前の姿が見えるとかIQ高い!

なんか妙に賢い映画でしたね。
登場人物がやけに少なかったけど、コンパクトにまとまりつつ、
時間軸を利用した仕掛けもあってなかなか面白かったです。

最終回。

ラスボスはオカルト系の概念存在に近いタイプか。
不運だと嘆く宇宙の人々の負の念の集合体と。
同じく概念存在の皇帝ゼットは光に対する闇だから不死性がありそうだけど、
こちらは貯蓄されたものの集合体なので、普通に殲滅は可能みたいね。
その分、規模はデカいけど。

でも宇宙規模なせいか、どうにも設定にビジュアルが追いついてない感じはあるね。
全宇宙の人間を取り込んだんだっけ? その辺がちょっとピンと来ない。
チェンゲのインベーダーみたいなビジュアルにされても嫌だけど。
まあ、よーするにネガティブ思念の塊だから、
キュウレンジャーの活躍と呼びかけで中の人たちをポジティブにしてやれば
ラスボスも弱体化するってことか。

最終回の素顔名乗りはやっぱりいいね。半分近くが被り物だけど。
カメレオンの名乗りポーズとかは「おおっ」てなりました。

最終回最大の見せ場は等身大ボスを撃破・・・後の巨大戦撃破・・・後の、
残りカスの後始末のシーン。
悪あがき的にラッキーに憑依しようとしてラッキーごと宇宙に飛び出してからの、
主題歌をバックに隕石(流れ星)に乗って生身で地球に帰還するラッキーは超素敵。
そのまま味方の一斉攻撃からの、隕石の勢いのままトドメの一撃。
等身大戦でオリオンになったから、最後は赤じゃなくて白かーって思ったけど、
最後の最後はキッチリ赤い姿のレッドで締めてくれました。
隕石落下で結構な被害が出たんじゃないかとも思うけど、気にしないでおこう。
いやー、やっぱり主題歌バックは盛り上がるね。

エピローグはそれぞれのその後をスパーダの店で。
スパーダとラプターのカップリングは正式なものなのか。
そしてガルのラッキー大好きっ子ぶりは変わらず。メットが可愛い。
最初のときのように墜落してのヨッシャラッキーで締め。
1年間お疲れ様でした。


リアルタイム視聴ということでそれなりに見逃してきたので、
総評とかは的外れになりかねないけど、そこは大目に見ていただく方向で。

だいたいの印象でいうと、全体的にシリアスな戦隊だったなー、と。
あまり気の抜けるシーンのない、張り詰めた空気が終始漂ってた気がします。
ちょいちょいギャグは挟んでくれるんだけどね・・・
シリアスな空気の長さで言うとゴーバス以上かも。
シリアスの瞬間最大風速はゴーバスのほうが上だと思うけど。
気になったのは、シナリオの構成が、
ブロック状のものを積み重ねたような感じであったこと。
キャラが大人数なので、各キャラにエピソードを持たせると、
そういうオムニバス的な構成になるのは仕方がないのかなーとも思うけど、
中心になる一本のメインストーリーが欲しかったような気もしました。
ラスボスと一番因縁が強かったのも追加戦士のツルギだったみたいだし。
ラッキーはアンチラスボスという位置づけではあったんだけど・・・

基本的に敵キャラには魅力が無かったですね。
面白かったのはスコーピオンくらいか。他の幹部はウザイ敵程度の認識。
でも味方陣営にキャラが多い場合は、敵側にドラマを作らないというのは
一つの方法なので、それはそれで正解かもしれません。

宇宙規模というのもなかなか苦しんだ要素じゃないでしょうか。
なんというか、身近な感じがしない。生活感、親近感のようなものが無い感じ。
宇宙を転々としての宇宙船生活だから一般的な日常シーンとかあまりないしね。
そういう意味では戦隊らしくないというか、異色作というイメージは強め。
戦隊って、なんだかんだでご近所ヒーロー的な雰囲気も含んでる気がするし。
そういう中で、ビジュアル的にも異星感なんかも出す努力もしなければならないし、
苦労したんだろうなーって感じは受けました。
でも大人数という無茶振りへの回答としては、すごく頑張ったと思います。
ある程度チーム分けしたのは賢いやり方だと思いましたね。
メンバー内で相方が早々に見つかったキャラはキャラ立ちが早く、
相方探しに苦労したキャラはキャラ立ちにも苦労した印象。

全体的に苦労してる、頑張ってるなーって印象が先立ってしまう感じはあったけど、
この設定でよく完走したなーと、それだけでも拍手を送りたい作品でした。
気になるところ、評価の判断がしにくいところはあれど、
この難儀な設定で、戦隊という枠の中でこれだけやってくれれば十分でしょう。

今年はVSが無さそうなのが残念だけど、Vシネはあるみたいなので、
そちらの内容がどうなるか気になるところ。
そっちでVS要素が入ったりしないかな。

ソフトバンクの便乗CMマジでウザい。
そのほかのCMもかなりウザいけど。なにこのウザCM祭り。
それは置いておいて。


ラブコメ『要素』は好きだけど、ラブコメが主題になるとちょっと興味が失せる。
洋画のラブコメは割とイケるんだけど、邦画のラブコメはあまり興味持てない。
自分はそんな人。
てなわけで、正直、あまり見るつもりは無かったんだけど。
なんとなく、なかばアニメだからと事務的に見始めて、
自分に合わなければチャンネル変えるかなーくらいのつもりでした。

ますはコメディスタート。
入れ替わりネタ自体はベタだけど、
知らない者同士で男女、人間性はもちろん環境も文化も違うというのがポイントか。
筆談でコミュニケーションとか、ルール決めとか、
この辺のワチャワチャした感じは面白い。
この時点で、見ても良さそうという感じに。

あれ、意外とラブコメに発展するの早かった。
そして入れ替わりネタが終わるのも早かった。
えー・・・もうちょっと尺欲しかったなぁ。展開早いよー
と思いきや。
まさか入れ替わりがメイン要素でなく物語の下準備であったとは。

男主人公が女主人公探し。
ここで超展開キター!
時間ネタ!?
鬱展開!?
これは予想外!
正直、入れ替わりネタのあとはフツーのラブコメになると思ってたよ!
少し不思議な現代劇ラブコメくらいに思ってたよ!
バリバリのオカルトじゃないですかコレ!
あー、なるほど、これは面白いわ。背筋が凍る。怖い。

ここから歴史改変に挑戦。
不思議要素は巫女の血で片付けられた。
巫女はどんな非常識なことをやっても許されるのだ! オカルトだからね!
ワルガキ共の策略超楽しい。
まあこういうのは大人相手で難航するものだけど。
ここでラブコメと伏線回収。トリハダ。室温が寒いせいかもしれないけど。

犯罪! 爆発! ここまで派手にやるとは。
まあこの時点で情報的には女主人公生存は確定なんだけどね。
1人で逃げることも可能なわけだし。
あとは町の人たちを救えるかどうか、か。

エピローグは時間がすっとんで5年後。結構飛んだなぁ。
被災地の住人もほとんどが無事だった様子。
ここからちょっと引っ張って再開でシメ。
大人になったせいかフレッシュ感はなくなったような気もするけど、
綺麗に終わったのではないでしょうか。


いやー、不思議要素こそあれ普通のラブコメの範疇かと思いきや、
ラブコメ要素のあるオカルトファンタジーだったとは。
あの宣伝でカタストロフに立ち向かう少年少女の物語だなんて想像つかんよ。
先入観で回避せずに見てみてよかった。素直に面白かったですよ。

曲はぜんぜんぜんせよりもエンディング曲のほうがよかったかな。沁みる。

当初は存在すら知らない作品でした。
でも、ローカル局のCMで作品の存在を知り、
興味を引かれたことで試しに見てみたところ、これが大当たり。
正直、普通にこういう作品があると知ったとして、興味は持たなかったでしょう。
一応、昔、芸能人のダンス企画を見てはいましたが、
その競技ダンスをマンガの題材にしたと言われても、ピンと来ませんし。
それにタイトルを目にしたとして、見ようという気にはならなかったと思います。
このタイトルでこの内容は想像できませんよね・・・。
でも、見かけたTVCMが非常にキャッチーでした。
仙石さんの「自覚しろ、お前は戦場に足を踏み入れたんだ」という台詞。
ダンスを戦場と表現したことで、ああ、これはガチなヤツだ、と。
本気のスポコン物。キャラデザ的にもキャラ売り方向ではなく、内容勝負のニオイ。
いや女性キャラは美人揃いなのだけど、ダンス時の姿は一般的な萌えには通じない。
キャラで売らずにアニメ化されたのであれば、これは中身に期待できるぞ、と。
で、見事にハマったわけです。これは面白い。原作にも手を出しましたよ。

主人公はある種の天才。特化タイプ。
前半は才能によるピンポイント一点突破で切り抜けたカタチ。
でもそこからが本番。ここまでは前フリ。
そこからの成長は原作でもまだ途中という。
最新話で今まさにカタチになろうかというところ。
前半の綺麗な話も見た時点ではすごく良かったと思っていたのに、
そこから壁にぶつかってもがくあたりからが、たまらなく好き。
ちーちゃんが出てからのエピソードのほうがリピート率が高いです。
この2人のやり取りはホント面白い。『人間』っていいよね。

アニメ版は尺との勝負でしたね。
ギュウギュウ詰め。正直勿体無いくらい。
脇役のエピソードは大幅にカット。メインキャラに焦点を絞った構成。
原作自体、寄り道があまりない作品ですが、アニメは更にタイトに。
天平杯までを1クールで、そこから先を2クールかけて、というくらいでも
良かったくらいだと思うのだけど、変則3クールはなかなか難しいよねぇ。

原作が漫画と言う媒体への理解が非常に深い、漫画力の高い作品なだけに、
それをアニメに変換する作業がすごく大変そうだなぁ、という印象も持ちました。
ダンスという競技の表現として、静止画と動画の違い。
絵や文字で構成される漫画では可能で、動画と音のアニメでは難しい表現。
文字であることに意味のある言葉を、『台詞』にしなければならない。
この漫画の秀逸な『間』も、アニメという媒体の『間』では表現できない。
そして原作漫画が持つ圧倒的な熱量。
これほどその空間の熱量が伝わってくる漫画を、自分は知らないかもしれない。
シチュエーションや演出、キャラの感情が熱い作品は沢山あるけど、
その場の熱気のようなものがダイレクトに伝わってくるのは珍しいように思う。
・・・まあ最近はあまり漫画を読んでないっていうのもあるかもしれませんが。
絵の上手さ、感情表現の上手さ、ダンス表現の上手さ、解説表現の上手さ。
それらのもの集まって総合的に醸す熱にグッと引き込まれるのかもしれない。
あるいは、ダンスを表現する上で、他のジャンルの作品で必要なモノが必要なく、
その結果残ったモノが熱量のようなカタチで抽出されて残ったのかもしれません。
そのようなものというは、アニメで表現できるものなのか。
画に色が付くのは強み。絵が動くのも強み。
でもダンス作品をガチで動かしたらスタッフは死ぬ。その中での工夫。
アニメ化として、完璧ではなかったと思う。尺を中心に勿体無い部分が多い。
でも、かなり頑張ってくれたと思います。
尺の問題や原作が作者の体調の問題で進行が遅れていることもあり、
最後は原作の最新要素を拾いつつオリジナル展開っぽく締めたけど、
とりあえず綺麗に終われたんじゃないでしょうか。

このアニメの最大の価値は、この作品の存在に気付かせてくれたことかな。
アニメ自体のデキも十分いいものだったと思うけど、原作はそれ以上。
原作を読まなくていいと言える程のアニメにはなれなかったと思います。
このアニメをキッカケに原作に手を出して、そこで更なる衝撃を受ける。
そんな立ち位置のアニメだったような気がします。
そういう意味では非常に意義のあるアニメでした。スタッフにはホント感謝です。

アニメ版はこれで終わったけど、原作はゆっくりながらこれからも続くわけですが。
アニメではカットされた部分、未解決な部分、分岐した部分。
そういったものを原作漫画はこれからどう広げ、伸ばしていくのか。
楽しみな作品が増えました。
作者様には、体調に気をつけつつ、ゆったりと筆を進めていただきたいものです。
無理して急がなくてもいいですよ。
ガイバーとかベルセルクとか、待つのは慣れてますし。


なお、これをきっかけに金スマのダンス企画を見るようになりました。
キンタロー組のシルエットがこの漫画の絵とビタッと重なったのは鳥肌でしたよ。

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