アニメ特撮映画

2018年01月03日

【地上波】君の名は。

ソフトバンクの便乗CMマジでウザい。
そのほかのCMもかなりウザいけど。なにこのウザCM祭り。
それは置いておいて。


ラブコメ『要素』は好きだけど、ラブコメが主題になるとちょっと興味が失せる。
洋画のラブコメは割とイケるんだけど、邦画のラブコメはあまり興味持てない。
自分はそんな人。
てなわけで、正直、あまり見るつもりは無かったんだけど。
なんとなく、なかばアニメだからと事務的に見始めて、
自分に合わなければチャンネル変えるかなーくらいのつもりでした。

ますはコメディスタート。
入れ替わりネタ自体はベタだけど、
知らない者同士で男女、人間性はもちろん環境も文化も違うというのがポイントか。
筆談でコミュニケーションとか、ルール決めとか、
この辺のワチャワチャした感じは面白い。
この時点で、見ても良さそうという感じに。

あれ、意外とラブコメに発展するの早かった。
そして入れ替わりネタが終わるのも早かった。
えー・・・もうちょっと尺欲しかったなぁ。展開早いよー
と思いきや。
まさか入れ替わりがメイン要素でなく物語の下準備であったとは。

男主人公が女主人公探し。
ここで超展開キター!
時間ネタ!?
鬱展開!?
これは予想外!
正直、入れ替わりネタのあとはフツーのラブコメになると思ってたよ!
少し不思議な現代劇ラブコメくらいに思ってたよ!
バリバリのオカルトじゃないですかコレ!
あー、なるほど、これは面白いわ。背筋が凍る。怖い。

ここから歴史改変に挑戦。
不思議要素は巫女の血で片付けられた。
巫女はどんな非常識なことをやっても許されるのだ! オカルトだからね!
ワルガキ共の策略超楽しい。
まあこういうのは大人相手で難航するものだけど。
ここでラブコメと伏線回収。トリハダ。室温が寒いせいかもしれないけど。

犯罪! 爆発! ここまで派手にやるとは。
まあこの時点で情報的には女主人公生存は確定なんだけどね。
1人で逃げることも可能なわけだし。
あとは町の人たちを救えるかどうか、か。

エピローグは時間がすっとんで5年後。結構飛んだなぁ。
被災地の住人もほとんどが無事だった様子。
ここからちょっと引っ張って再開でシメ。
大人になったせいかフレッシュ感はなくなったような気もするけど、
綺麗に終わったのではないでしょうか。


いやー、不思議要素こそあれ普通のラブコメの範疇かと思いきや、
ラブコメ要素のあるオカルトファンタジーだったとは。
あの宣伝でカタストロフに立ち向かう少年少女の物語だなんて想像つかんよ。
先入観で回避せずに見てみてよかった。素直に面白かったですよ。

曲はぜんぜんぜんせよりもエンディング曲のほうがよかったかな。沁みる。

RG06379 at 23:24|PermalinkComments(0)

2017年12月25日

アニメ感想【ボールルームへようこそ】

当初は存在すら知らない作品でした。
でも、ローカル局のCMで作品の存在を知り、
興味を引かれたことで試しに見てみたところ、これが大当たり。
正直、普通にこういう作品があると知ったとして、興味は持たなかったでしょう。
一応、昔、芸能人のダンス企画を見てはいましたが、
その競技ダンスをマンガの題材にしたと言われても、ピンと来ませんし。
それにタイトルを目にしたとして、見ようという気にはならなかったと思います。
このタイトルでこの内容は想像できませんよね・・・。
でも、見かけたTVCMが非常にキャッチーでした。
仙石さんの「自覚しろ、お前は戦場に足を踏み入れたんだ」という台詞。
ダンスを戦場と表現したことで、ああ、これはガチなヤツだ、と。
本気のスポコン物。キャラデザ的にもキャラ売り方向ではなく、内容勝負のニオイ。
いや女性キャラは美人揃いなのだけど、ダンス時の姿は一般的な萌えには通じない。
キャラで売らずにアニメ化されたのであれば、これは中身に期待できるぞ、と。
で、見事にハマったわけです。これは面白い。原作にも手を出しましたよ。

主人公はある種の天才。特化タイプ。
前半は才能によるピンポイント一点突破で切り抜けたカタチ。
でもそこからが本番。ここまでは前フリ。
そこからの成長は原作でもまだ途中という。
最新話で今まさにカタチになろうかというところ。
前半の綺麗な話も見た時点ではすごく良かったと思っていたのに、
そこから壁にぶつかってもがくあたりからが、たまらなく好き。
ちーちゃんが出てからのエピソードのほうがリピート率が高いです。
この2人のやり取りはホント面白い。『人間』っていいよね。

アニメ版は尺との勝負でしたね。
ギュウギュウ詰め。正直勿体無いくらい。
脇役のエピソードは大幅にカット。メインキャラに焦点を絞った構成。
原作自体、寄り道があまりない作品ですが、アニメは更にタイトに。
天平杯までを1クールで、そこから先を2クールかけて、というくらいでも
良かったくらいだと思うのだけど、変則3クールはなかなか難しいよねぇ。

原作が漫画と言う媒体への理解が非常に深い、漫画力の高い作品なだけに、
それをアニメに変換する作業がすごく大変そうだなぁ、という印象も持ちました。
ダンスという競技の表現として、静止画と動画の違い。
絵や文字で構成される漫画では可能で、動画と音のアニメでは難しい表現。
文字であることに意味のある言葉を、『台詞』にしなければならない。
この漫画の秀逸な『間』も、アニメという媒体の『間』では表現できない。
そして原作漫画が持つ圧倒的な熱量。
これほどその空間の熱量が伝わってくる漫画を、自分は知らないかもしれない。
シチュエーションや演出、キャラの感情が熱い作品は沢山あるけど、
その場の熱気のようなものがダイレクトに伝わってくるのは珍しいように思う。
・・・まあ最近はあまり漫画を読んでないっていうのもあるかもしれませんが。
絵の上手さ、感情表現の上手さ、ダンス表現の上手さ、解説表現の上手さ。
それらのもの集まって総合的に醸す熱にグッと引き込まれるのかもしれない。
あるいは、ダンスを表現する上で、他のジャンルの作品で必要なモノが必要なく、
その結果残ったモノが熱量のようなカタチで抽出されて残ったのかもしれません。
そのようなものというは、アニメで表現できるものなのか。
画に色が付くのは強み。絵が動くのも強み。
でもダンス作品をガチで動かしたらスタッフは死ぬ。その中での工夫。
アニメ化として、完璧ではなかったと思う。尺を中心に勿体無い部分が多い。
でも、かなり頑張ってくれたと思います。
尺の問題や原作が作者の体調の問題で進行が遅れていることもあり、
最後は原作の最新要素を拾いつつオリジナル展開っぽく締めたけど、
とりあえず綺麗に終われたんじゃないでしょうか。

このアニメの最大の価値は、この作品の存在に気付かせてくれたことかな。
アニメ自体のデキも十分いいものだったと思うけど、原作はそれ以上。
原作を読まなくていいと言える程のアニメにはなれなかったと思います。
このアニメをキッカケに原作に手を出して、そこで更なる衝撃を受ける。
そんな立ち位置のアニメだったような気がします。
そういう意味では非常に意義のあるアニメでした。スタッフにはホント感謝です。

アニメ版はこれで終わったけど、原作はゆっくりながらこれからも続くわけですが。
アニメではカットされた部分、未解決な部分、分岐した部分。
そういったものを原作漫画はこれからどう広げ、伸ばしていくのか。
楽しみな作品が増えました。
作者様には、体調に気をつけつつ、ゆったりと筆を進めていただきたいものです。
無理して急がなくてもいいですよ。
ガイバーとかベルセルクとか、待つのは慣れてますし。


なお、これをきっかけに金スマのダンス企画を見るようになりました。
キンタロー組のシルエットがこの漫画の絵とビタッと重なったのは鳥肌でしたよ。

RG06379 at 21:46|PermalinkComments(0)

2017年11月14日

蒲田くんと品川くん

シンゴジの感想が辛らつになっちゃったなー・・・ちょっと反省。
ということで、ちょっとフォローも込めて自分的に良かった部分について。
素直な気持ちで、良かった部分、意外とハマッた要素もあるので。


作品としては全然ハマらなかったシンゴジですが、
最初の上陸時のキモカワイイフォルムはかなりのツボだったので、ちょっと検索して確認。
自分的にはこの最初の上陸時が一番盛り上がりましたね。

川を遡っていた状態が第2形態で、通称『蒲田くん』。
立ち上がったのが第3形態で、通称『品川くん』と。
尻尾だけのが第1形態とは思わなかった・・・
個人的には『くん』より『ちゃん』のイメージなんだけど・・・まあいいや。
この2種類の形態はかなり好み。
やっぱり目が可愛いというのが大きいけど、第2は異形感とのギャップがイイ。
魚の目っぽくしようとしたのかもしれないけど、なんか漫画っぽい可愛さがあるんだよね。
第3は身体がゴジラ寄りになってるのに、顔は相変わらずなのが凄くイイ。
ゴジラっぽくないというのはエメゴジも好きな自分には問題にならず。
やったことはただ移動しただけなので、個性もよく分からないわけですが、
そのおかげでイメージが自由に膨らむというのは狙い通りなのか偶然なのか。
まあ可愛いマスコット的なイメージを持って間違いはないはず。
あれだけ損害を出したのに恐ろしい敵ってイメージは持てなかったからなぁ。
このゴジラはデカさ(あと放射能?)が迷惑ってだけで、ほぼ野生動物的な存在でしたし。
この子を愛でるという意味では、主人公不在はプラスに働いたのかもしれない。
人間の生活圏に出たが故に、人類に敵とみなされて倒される悲劇の生物。
この要素を強く描写したのがエメゴジでしたね。
エメゴジは繁殖のために人間の生活圏に出てしまって、子供を(1匹除いて)殺され、
挙句、自分も倒されてしまう。最後の主人公と視線を交わすようなシーンは
そういう悲哀を感じさせる良シーンだったと思います。あれがあるからエメゴジは好き。
日本でゴジラアニメをやるらしいけど、それよりエメゴジの息子のアニメを日本でですね・・・
まあそんなエメゴジは母性とドジっ子ぶりで内面から萌えアピールをしていましたが、
第2形態ちゃんと第3形態ちゃんは目力で萌えアピールしてたと思うのですよ。
この2体は似てると思うのです。
動物的。進化する生物(エメゴジは設定上)。人間の都合で倒される。萌える。可愛い。
このデザインを採用したことには素直に拍手を送りたい。
第4? あれは別物かな・・・ゴツイし・・・

うーん、これはちょっと立体が欲しくなるぞ・・・
というわけで、手ごろな立体はないかなーと調べたところ、いい感じのガシャポンが。
そういえば最近ゲーセンで見た気がする・・・これならリーズナブルで場所も取らない。

というわけで、ガシャポンの第2形態ちゃんと第3形態ちゃんをポチる。
尻尾だけの第1形態はいらないし、第4形態も琴線には触れなかったのでスルー。
第2形態はテキトーに置いておけるし、第3形態は何かにしがみつかせておきたくなる。
2個併せて580円。ガシャポン回すより安く済みました。
地上波放送の影響か値上がりの気配があったので、いいタイミングだったかな。


ついでに、ガンプラのキマリスヴィダールもポチる。
最近、プラモを作る気力が無いのだけど、
キマリスヴィダールはいつか作りたいので、とりあえず確保しておこうと。
よく行くショップの実物の展示を見たらすっごくカッコ良かったので。
でもその前にジャイオーンのビッグアームを作らないとなぁ・・・
まだ片側のアームしか作れてない・・・気力が・・・

RG06379 at 19:52|PermalinkComments(0)

2017年11月13日

シン・ゴジラ地上波放送

toy257
自分は特別ゴジラファンというわけではありませんが、
人生で普通にゴジラには触れてきました。

昭和シリーズで見たのは初代のみ。その初代は間違いなく神作品。
84以降の平成版はある程度見てて、どれも好きだけど特にビオランテやバトラが好き。
ミレニアムはイマイチで、ファイナルウォーズはそれはそれで好き。
海外産ではエメゴジ・ギャレゴジともに好き。そんな雑食。

庵野作品はあまり触れてないけど、実写ハニーは結構楽しめた記憶。
世間的には評判がよろしくないエヴァQも、次への繋ぎであることを前提に好意的評価。

というわけで、日本産の新作地上波。どんなものか。
以下、シンゴジの感想。
実況っぽくCM中なんかを使って随時感想をメモしつつ。


【11/13 追記】
自分の率直な反応を書き記しますので、
耳障りのいい意見だけを求める方は、回れ右でお願いいたします。
忠告はしたので、内容を読んでも怒らないでね☆
あくまで個人の主観ですから! 好みですから! 相性ですから!
・・・このくらい予防線を張っておけば大丈夫かな?



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うわ、画面がめんどくさい。画面切り替えが早くてTVCM垂れ流してるみたい。
早口+文字情報の多さで内容が頭に入らない。『間』を取ることをしないなコレ。
とりあえず文字演出は基本無視しよう。邪魔だ。
声も張らないね。ブツブツモゴモゴ喋んなや。そういうリアルは要らんよ。
つーか、リアル風なのに空想の存在としての怪獣の概念は無いのね。
まるで映画の怪獣じゃないか!系の反応は無いし、怪獣映画の存在しない世界かな?
ウルトラマンも作られてなさそう。この世界の娯楽はどうなっているのかな。

初期シンゴジちゃん、顔がキモ可愛い。
なんか目線のせいかアホの子っぽい。可愛い。

さて自衛隊。某番組で石破さんのツッコミが入った部分。
まあ実際の政府の公式見解じゃないし、映画独自の解釈だから深く考えないでおこう。
ただでさえ場面切り替えが早くて追うのがしんどいのに、考えるのが面倒くさい。
早口言葉を強要される役者さんが大変そうだなぁ。

あれ、シンゴジちゃん勝手に進化した? 何か要因があったとかじゃなくて?
キモカワから普通に可愛いく。この目は卑怯。なんかラブリーフェイスだぞ。
大暴れしてるのにシンゴジちゃんが可愛くて被害の悲惨さが頭に入ってこない。

たかなみ型きたー!
なんか役者の台詞を右から左へ受け流す感じになってきた。
あ、エヴァBGM。嫌悪感出るかなーと思ったけど、割と気にならなかった。
というか役者の早口のほうがBGMとしての存在感があってエヴァBGMが負けてる。

シンゴジちゃんマダー
そろそろメリハリの無い会話シーンに飽きてきた。現在21:45。
がっずぃーら。ゴジラ! ここで命名。

きてきてきてき。がらららら。はるららららら。がずらじょらじょらじょら。
早口マジやめて・・・聞き取るのがすっげーキツイ。
重要な情報だけ拾って不要な台詞は聞き流す作業。しんどい。

お、ゴジラBGM。
あーっ! シンゴジちゃんがゴツくなってるーーーー!?(ガビーン)
ゴジラっぽい姿になったけど・・・あまり嬉しくない!
こうなるともうシンゴジさんですな。
つーかデケェ! うん、この巨大感はいい。山みたいだ。現実感が無いレベル。
でも可愛くないヨ・・・ ←結構ショックを受けてる自分にビックリ

いよいよ自衛隊との戦闘シーン。時間的には折り返しかな?
あれ、都会に行ったら巨大感が薄れた・・・人間の建築物もデカさじゃ負けてないか。
デカイ建物が出来るとゴジラは巨大化するって聞くけど、実感するなぁ。
シンゴジさんの正面顔、なんか人間みたいだなぁ。頭蓋骨っぽいような。

戦闘の映像は海外産より劣るけど、日本産としては頑張ってる感じかな?
巨大感のCGはいいけど、戦闘の爆発とかは日本のCGだなーって思う。
やったか!はやってないフラグ。あ、ちょっとマンガっぽい台詞。

お、シンゴジさんにダメージ入った。
あれ、なんか悲しいBGMが・・・こういうセンスは庵野っぽい気がする。
嘔吐ーーーーー!? シンゴジさんが二日酔いのサラリーマンみたいに!?
背中からもビーム! 口からもビーム! 大破壊!
でも・・・なんだろ、ちょっとカタルシスがない。BGMがハマらなかったか? 
BGMのせいで静かな気持ちで、俯瞰で見れてしまったかも。ちょっと勿体無い。
ゲロビは悪くないけど、背中ビームのCGはちょっとショボかったかな。

なんか色々死んだ?
あ、地元が映った。珍しい。大戦時に空襲を受けた土地とか関係あったりする?
会話シーンは右から左。もう台詞とか聞きたくない。
そしてエヴァBGM。ここから重要そうなので台詞を取捨選択して頭に入れる。

原爆の話。とってつけたように入れなくても。
面倒くさい話が続く。入り込めてないから、ただただ面倒くさい話。右から左。
またエヴァBGM。ちょっとアレンジ入ってる。
本人不在のところで原爆絡みのドラマがサクッと処理されたなぁ・・・切ない。
うーん、頭が働かない。完全に飽きてるな、自分。

身体がしんどい。息苦しくなってきた。
ちょっとマジで気持ち悪くなってきた・・・
ゴメン、ここで離脱。

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えーと、ここから翌日になって書いてます。
あのあと、米をといだり、歯を磨きながら見てました。
音声はもう不快な雑音でしかないので、音量を小さくしたり。
在来線爆弾とかシンゴジさんが機能を停止したり?とか、その辺までは視聴。
でもお腹が急降下状態だったのでトイレに駆け込み、トイレから出たら終わってました。
はぁ、ようやく終わったか・・・それが見終わったあとの正直な感想。


【総評】

良かった点:シンゴジちゃん可愛い!
悪かった点:体調を崩す

以上!


・・・というわけにもいかないか。
コレ、バラエティとかでやる民間が作った災害シミュレーション映像のゴジラ版でしたね。
いい声のナレーションが欲しくなる。野田圭一さんとか。
逆に言えば、ただの仮想VTRなので、淡々と進む。でも長い。ダルい。
基本的に物語が存在しないので、内容にあまり興味が湧かない。入り込めない。
ゴジラという舞台装置と政府という舞台装置が舞台の背景として戦う構図にしか見えない。
舞台と背景はあるけど役者がいない。出ている人物は書割+音声で十分な人たちに思える。
台詞はほとんど頭に入らない。頭に入れるのが面倒くさい。早口がほんと嫌。
文字演出はほぼ無視。見て情報を把握してる余裕はあまり無い。雰囲気だけ頂く。
とにかく見てて疲れる。本当に疲れる。疲労感なのか徒労感なのか。
映画館で寝た人の話をよく聞くけど、飽きる以上に疲れるっていうのもあるかも。
あと一定のテンポの早口が電車のガタンゴトンみたいな感じで眠気を誘うのかもしない。
自分にとっては早口はストレスでしかなかったけど。
自分はマンガや小説を読むときは(書くときもだけど)脳内で音声再生するタイプなので、
この作品の早口と、自分の身体の中の音声リズムが違いすぎたのかもしれない。
それがストレスになって自律神経が狂って体調を崩したのかも。←自律神経が弱い人
まあ実際のところ因果関係は分からないけど。でも2時間耐久だし堪えたのは確かか。
体感では5時間くらいあった気がする・・・辛い時間は長く感じるもの。
間も取らないから、リズムを調整する時間もないし。強制スクロールに巻き込まれる感じ。
TV放送はCMがあるからまだ休憩できるけど、劇場で見てたら地獄だったかもしれない。

作品のIQは高い。間違いなく高い。頭いい。すごい。でもそれだけ。
ある脚本家さんの対談だかで、脚本家になりたいですって人が持ち込みをするんだけど、
それは大抵脚本ではなく設定なんだよねーって話を聞いたことがある。
シンゴジもそんな感じなのかなーって。
情報の羅列。
それを物語無しでこのペースで視聴者に処理しろというのは酷な話。
面白いかつまらないかと聞かれたら、ツラい(身体が)と答えたい。

自分はミクロな人間の心、感情、情念、情緒に重きを置くタイプなわけですが、
やっぱり人間・個人の物語・ドラマは柱として必要だなって再確認できました。
芹沢博士のいない初代ゴジラが現在のような評価を得られたか・・・つまりそういうことです。
別に深い話じゃなくてもいい。シンプルでもいい。人間が見たいです。人々や人類じゃなくて。

とにかく疲れた。今でも会話シーンを思い出すと胃がキュッてなる。
もう一度見たいとは思わないかな。
見ててしんどいゴジラ。
それがシンゴジ。
お後がよろしいようで。ぽんぽん。



進化する怪物に薬剤投与ってことで、またエボリューションとか見たくなったなぁ・・・
IQの低い娯楽映画マジ楽しい!



【11/15追記】
もしシンゴジに明確な人間の主人公がいて、そのように描写されていたら。
その場合、物語性の有無の問題だけでなく、
視聴者が、情報の多すぎる会議シーンをテキトーに受け流しつつ、
主人公の行動に焦点を絞って視聴できるというメリットが出来ていたと思う。
その場合、情報の取捨選択が楽になる。主人公周り以外の情報を捨てられるから。
会議は雰囲気と結果だけ貰って、視点は主人公を追うという楽な視聴が出来たはず。
(会議の結果が主人公に影響し、それに主人公が反応できるため分かりやすくもなる)
誰も彼もが情報自体を求めて視聴をするわけではなく、
感覚的なもので視聴し、情報はそれに付随するもの、という人も多いはず。
情報の提供の仕方。視聴者の負担を減らす努力。それが欲しかったかな。

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2017年11月08日

ニンニンジャー【TV放送分感想】

ニンニンジャーもリアルタイムでは見てなかったので補完。
TV放送分まで。
世間的な評判が芳しくなかったので心配していましたが、杞憂でした。
本作はシナリオよりもキャラクターとアクションで魅せる作品だったと思います。
あと賑やかなノリ。お祭り戦隊ワッショイジャーでも通用しますよね、これ。

キャラクターも初期は確かに不安があったのですが、
タカ兄がチームワークを意識するようになってから格段に安定していきました。
自分の欠点を自覚して他人を頼りつつ、自分の強みには自信を持って役割を果たす。
これってそうそう出来ることじゃないですよ。
人間、自分の苦手なものにすらプライドを持ってしまって目が曇りがちですしね。
タカ兄はホントいいキャラに成長してくれました。
どんな困難が立ちはだかっても『燃えてきたー!』と自分を奮い立たせ、
自分に出来ないことは仲間に任せて、自分は自分に出来ることを全力でやる。
猪突猛進型でありながら積極的に自分を歯車に出来る、魅力的な主人公でしたね。

赤以外のメンバーもそれぞれ個性的。
タカ兄という濃いキャラが中心にいながら、誰ひとり空気にならなかったのはお見事。
サブキャラもちょっと厳しい爺ちゃんと優しい父で差別化できていたし、
親子3代同時チェンジはテンション上がりまくりでした。

そしてもう1人、自分はタカ兄と並ぶ主人公として九衛門を挙げます。
細かい設定は後付けでしょうが、最終的にああいうオチにしたのは好印象。
家族という存在への渇望と、ラストニンジャである好天(お爺ちゃん)への憧れ。
九衛門はいつ頃からか『僕がラストニンジャになる』と口にしていたわけですが、
幻月復活や、終りの手裏剣を使うだけなら、ラストニンジャの称号は必要ないわけで、
その称号に拘っていたのは、やはりそこに執着があったからと考えられます。
九衛門が不意打ちとはいえ爺ちゃんを倒して忍タリティを奪ったのも、
ラストニンジャ継承の正規のプロセスであったとも言えますし。
また幼い頃に使命だけ与えられて遠い未来に単身送り込まれれば、
家族の愛情に餓えるのは当然のことでしょう。
本当なら爺ちゃんや旋風が九衛門の家族になれれば良かったのでしょうが、
使命を果たせば本当の肉親に会えるという事、
また肉親の情への飢えから血縁を重く考え、それを相手にも当てはめてしまい、
その結果、自分が旋風の当て馬であると考えてしまうのは必然かもしれません。
九衛門とキンジは対存在ともいえる関係で、これがニンニンのひとつの筋でした。
キンジが宿敵を倒すという5人の仲間が手を貸しやすい目的を持っていたのに対し、
九衛門は幻月の復活という誰にも話せず内に秘めるしかない目的を持っていたことが
2人の大きな違いだったのかもしれません。
視聴者目線で救いがあるとすれば、九衛門は爺ちゃんを倒しましたが、
爺ちゃんは既に死んでいたわけで、フィジカルな意味では殺害はしていないこと。
ラストニンジャの継承においては、忍タリティを奪うのは相手を殺す必要があるものの、
旋風に対しては殺害することなく忍タリティを奪い、記憶を消すに留めていること。
この辺は含みとして優しく解釈しておきたいところです。
ニンニンジャーのシナリオは、メイン5人は成長物語に留まり、
本筋は 【好天・旋風】←→【九衛門】←→【キンジ】 で構成されていたので、
そういう意味では、九衛門はもう一人の主人公と呼べる存在であったと思います。
ガンダムでいうとタカ兄がアムロで九衛門がシャア的な。中の人はララァだけど。

まあシナリオという話になると、ちょっと苦しいところもあるわけですが。
ラストニンジャ。これがこの作品にとってのアキレス腱だったのかなー、と。
これもおそらく細かい設定は後付けだったのでしょうが、
継承には師匠を殺さねばならないという、どこぞの聖帝みたいな設定が結構厳しい。
これのおかげで、爺ちゃんがどういう想いでこれまで孫や弟子を育てていたのか、
それがちょっと分かりにくくなったなー、と。
まあこの設定を聞いたときに自分がまず考えたのは爺ちゃんが継承したときの年代で、
継承時期が今のタカ兄くらいの歳として、演じる笹野さんの年齢から、
先代から受け継いだのは昭和40年頃。でも爺ちゃんは幻月との戦いで死亡しているので、
そこからは歳を取っていないと考えてその分を差っ引くと、継承時期は30年代か。
裏稼業とはいえ、昭和30年代と現代では物の考え方も大きく違うのは間違いないわけで・・・
爺ちゃんは遺言で6人+旋風のことを凄く理解していたわけですが、
結局のところ、ラストニンジャを継がせるつもりは無かったということでしょうか。
タカ兄はお爺ちゃん大好きっ子。命を奪ってラストニンジャになるという選択は絶対に無い。
それは爺ちゃんも分かってるはず。
旋風は優しすぎるから忍者になれなくてよかった、というようなことも言ってた気がするし、
最終試験と称して孫や弟子の成長を確認しつつ、
自分の代でラストニンジャを終りにするつもりだったんでしょうかねぇ・・・


さて、アクション。これがまた良かった。
アクションは段差のある地形が多かった印象。
平面ではなく、上下の空間を使ったアクションが面白かったです。
階段でのバトルとか多かったなぁ。
忍者という題材は東映的にやりやすかったのかもしれませんね。
巨大戦も身軽なアクションを見せてくれて、かなり新鮮でした。
これだけでもエンタメとして十分見応えがありましたね。


というわけでニンニンジャーTV放送分でした。
シナリオには若干後付けっぽさが強かったものの、最終的にはいいところに着地できた感じ。
九衛門はいい感じにしっとりとした切なさを残してくれました。
メインキャラたちの成長物語の部分はよく描写できていたし、
それを最終的に『守破離』で表現したのも個人的には非常にポイントが高いです。
キャラが(クセはあるのものの)魅力的で、アクションが凄くて、見てて元気になれる。
そんな気持ちのいい戦隊でした。


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