アニメ特撮映画

2017年11月14日

蒲田くんと品川くん

シンゴジの感想が辛らつになっちゃったなー・・・ちょっと反省。
ということで、ちょっとフォローも込めて自分的に良かった部分について。
素直な気持ちで、良かった部分、意外とハマッた要素もあるので。


作品としては全然ハマらなかったシンゴジですが、
最初の上陸時のキモカワイイフォルムはかなりのツボだったので、ちょっと検索して確認。
自分的にはこの最初の上陸時が一番盛り上がりましたね。

川を遡っていた状態が第2形態で、通称『蒲田くん』。
立ち上がったのが第3形態で、通称『品川くん』と。
尻尾だけのが第1形態とは思わなかった・・・
個人的には『くん』より『ちゃん』のイメージなんだけど・・・まあいいや。
この2種類の形態はかなり好み。
やっぱり目が可愛いというのが大きいけど、第2は異形感とのギャップがイイ。
魚の目っぽくしようとしたのかもしれないけど、なんか漫画っぽい可愛さがあるんだよね。
第3は身体がゴジラ寄りになってるのに、顔は相変わらずなのが凄くイイ。
ゴジラっぽくないというのはエメゴジも好きな自分には問題にならず。
やったことはただ移動しただけなので、個性もよく分からないわけですが、
そのおかげでイメージが自由に膨らむというのは狙い通りなのか偶然なのか。
まあ可愛いマスコット的なイメージを持って間違いはないはず。
あれだけ損害を出したのに恐ろしい敵ってイメージは持てなかったからなぁ。
このゴジラはデカさ(あと放射能?)が迷惑ってだけで、ほぼ野生動物的な存在でしたし。
この子を愛でるという意味では、主人公不在はプラスに働いたのかもしれない。
人間の生活圏に出たが故に、人類に敵とみなされて倒される悲劇の生物。
この要素を強く描写したのがエメゴジでしたね。
エメゴジは繁殖のために人間の生活圏に出てしまって、子供を(1匹除いて)殺され、
挙句、自分も倒されてしまう。最後の主人公と視線を交わすようなシーンは
そういう悲哀を感じさせる良シーンだったと思います。あれがあるからエメゴジは好き。
日本でゴジラアニメをやるらしいけど、それよりエメゴジの息子のアニメを日本でですね・・・
まあそんなエメゴジは母性とドジっ子ぶりで内面から萌えアピールをしていましたが、
第2形態ちゃんと第3形態ちゃんは目力で萌えアピールしてたと思うのですよ。
この2体は似てると思うのです。
動物的。進化する生物(エメゴジは設定上)。人間の都合で倒される。萌える。可愛い。
このデザインを採用したことには素直に拍手を送りたい。
第4? あれは別物かな・・・ゴツイし・・・

うーん、これはちょっと立体が欲しくなるぞ・・・
というわけで、手ごろな立体はないかなーと調べたところ、いい感じのガシャポンが。
そういえば最近ゲーセンで見た気がする・・・これならリーズナブルで場所も取らない。

というわけで、ガシャポンの第2形態ちゃんと第3形態ちゃんをポチる。
尻尾だけの第1形態はいらないし、第4形態も琴線には触れなかったのでスルー。
第2形態はテキトーに置いておけるし、第3形態は何かにしがみつかせておきたくなる。
2個併せて580円。ガシャポン回すより安く済みました。
地上波放送の影響か値上がりの気配があったので、いいタイミングだったかな。


ついでに、ガンプラのキマリスヴィダールもポチる。
最近、プラモを作る気力が無いのだけど、
キマリスヴィダールはいつか作りたいので、とりあえず確保しておこうと。
よく行くショップの実物の展示を見たらすっごくカッコ良かったので。
でもその前にジャイオーンのビッグアームを作らないとなぁ・・・
まだ片側のアームしか作れてない・・・気力が・・・

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2017年11月13日

シン・ゴジラ地上波放送

toy257
自分は特別ゴジラファンというわけではありませんが、
人生で普通にゴジラには触れてきました。

昭和シリーズで見たのは初代のみ。その初代は間違いなく神作品。
84以降の平成版はある程度見てて、どれも好きだけど特にビオランテやバトラが好き。
ミレニアムはイマイチで、ファイナルウォーズはそれはそれで好き。
海外産ではエメゴジ・ギャレゴジともに好き。そんな雑食。

庵野作品はあまり触れてないけど、実写ハニーは結構楽しめた記憶。
世間的には評判がよろしくないエヴァQも、次への繋ぎであることを前提に好意的評価。

というわけで、日本産の新作地上波。どんなものか。
以下、シンゴジの感想。
実況っぽくCM中なんかを使って随時感想をメモしつつ。


【11/13 追記】
自分の率直な反応を書き記しますので、
耳障りのいい意見だけを求める方は、回れ右でお願いいたします。
忠告はしたので、内容を読んでも怒らないでね☆
あくまで個人の主観ですから! 好みですから! 相性ですから!
・・・このくらい予防線を張っておけば大丈夫かな?



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うわ、画面がめんどくさい。画面切り替えが早くてTVCM垂れ流してるみたい。
早口+文字情報の多さで内容が頭に入らない。『間』を取ることをしないなコレ。
とりあえず文字演出は基本無視しよう。邪魔だ。
声も張らないね。ブツブツモゴモゴ喋んなや。そういうリアルは要らんよ。
つーか、リアル風なのに空想の存在としての怪獣の概念は無いのね。
まるで映画の怪獣じゃないか!系の反応は無いし、怪獣映画の存在しない世界かな?
ウルトラマンも作られてなさそう。この世界の娯楽はどうなっているのかな。

初期シンゴジちゃん、顔がキモ可愛い。
なんか目線のせいかアホの子っぽい。可愛い。

さて自衛隊。某番組で石破さんのツッコミが入った部分。
まあ実際の政府の公式見解じゃないし、映画独自の解釈だから深く考えないでおこう。
ただでさえ場面切り替えが早くて追うのがしんどいのに、考えるのが面倒くさい。
早口言葉を強要される役者さんが大変そうだなぁ。

あれ、シンゴジちゃん勝手に進化した? 何か要因があったとかじゃなくて?
キモカワから普通に可愛いく。この目は卑怯。なんかラブリーフェイスだぞ。
大暴れしてるのにシンゴジちゃんが可愛くて被害の悲惨さが頭に入ってこない。

たかなみ型きたー!
なんか役者の台詞を右から左へ受け流す感じになってきた。
あ、エヴァBGM。嫌悪感出るかなーと思ったけど、割と気にならなかった。
というか役者の早口のほうがBGMとしての存在感があってエヴァBGMが負けてる。

シンゴジちゃんマダー
そろそろメリハリの無い会話シーンに飽きてきた。現在21:45。
がっずぃーら。ゴジラ! ここで命名。

きてきてきてき。がらららら。はるららららら。がずらじょらじょらじょら。
早口マジやめて・・・聞き取るのがすっげーキツイ。
重要な情報だけ拾って不要な台詞は聞き流す作業。しんどい。

お、ゴジラBGM。
あーっ! シンゴジちゃんがゴツくなってるーーーー!?(ガビーン)
ゴジラっぽい姿になったけど・・・あまり嬉しくない!
こうなるともうシンゴジさんですな。
つーかデケェ! うん、この巨大感はいい。山みたいだ。現実感が無いレベル。
でも可愛くないヨ・・・ ←結構ショックを受けてる自分にビックリ

いよいよ自衛隊との戦闘シーン。時間的には折り返しかな?
あれ、都会に行ったら巨大感が薄れた・・・人間の建築物もデカさじゃ負けてないか。
デカイ建物が出来るとゴジラは巨大化するって聞くけど、実感するなぁ。
シンゴジさんの正面顔、なんか人間みたいだなぁ。頭蓋骨っぽいような。

戦闘の映像は海外産より劣るけど、日本産としては頑張ってる感じかな?
巨大感のCGはいいけど、戦闘の爆発とかは日本のCGだなーって思う。
やったか!はやってないフラグ。あ、ちょっとマンガっぽい台詞。

お、シンゴジさんにダメージ入った。
あれ、なんか悲しいBGMが・・・こういうセンスは庵野っぽい気がする。
嘔吐ーーーーー!? シンゴジさんが二日酔いのサラリーマンみたいに!?
背中からもビーム! 口からもビーム! 大破壊!
でも・・・なんだろ、ちょっとカタルシスがない。BGMがハマらなかったか? 
BGMのせいで静かな気持ちで、俯瞰で見れてしまったかも。ちょっと勿体無い。
ゲロビは悪くないけど、背中ビームのCGはちょっとショボかったかな。

なんか色々死んだ?
あ、地元が映った。珍しい。大戦時に空襲を受けた土地とか関係あったりする?
会話シーンは右から左。もう台詞とか聞きたくない。
そしてエヴァBGM。ここから重要そうなので台詞を取捨選択して頭に入れる。

原爆の話。とってつけたように入れなくても。
面倒くさい話が続く。入り込めてないから、ただただ面倒くさい話。右から左。
またエヴァBGM。ちょっとアレンジ入ってる。
本人不在のところで原爆絡みのドラマがサクッと処理されたなぁ・・・切ない。
うーん、頭が働かない。完全に飽きてるな、自分。

身体がしんどい。息苦しくなってきた。
ちょっとマジで気持ち悪くなってきた・・・
ゴメン、ここで離脱。

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えーと、ここから翌日になって書いてます。
あのあと、米をといだり、歯を磨きながら見てました。
音声はもう不快な雑音でしかないので、音量を小さくしたり。
在来線爆弾とかシンゴジさんが機能を停止したり?とか、その辺までは視聴。
でもお腹が急降下状態だったのでトイレに駆け込み、トイレから出たら終わってました。
はぁ、ようやく終わったか・・・それが見終わったあとの正直な感想。


【総評】

良かった点:シンゴジちゃん可愛い!
悪かった点:体調を崩す

以上!


・・・というわけにもいかないか。
コレ、バラエティとかでやる民間が作った災害シミュレーション映像のゴジラ版でしたね。
いい声のナレーションが欲しくなる。野田圭一さんとか。
逆に言えば、ただの仮想VTRなので、淡々と進む。でも長い。ダルい。
基本的に物語が存在しないので、内容にあまり興味が湧かない。入り込めない。
ゴジラという舞台装置と政府という舞台装置が舞台の背景として戦う構図にしか見えない。
舞台と背景はあるけど役者がいない。出ている人物は書割+音声で十分な人たちに思える。
台詞はほとんど頭に入らない。頭に入れるのが面倒くさい。早口がほんと嫌。
文字演出はほぼ無視。見て情報を把握してる余裕はあまり無い。雰囲気だけ頂く。
とにかく見てて疲れる。本当に疲れる。疲労感なのか徒労感なのか。
映画館で寝た人の話をよく聞くけど、飽きる以上に疲れるっていうのもあるかも。
あと一定のテンポの早口が電車のガタンゴトンみたいな感じで眠気を誘うのかもしない。
自分にとっては早口はストレスでしかなかったけど。
自分はマンガや小説を読むときは(書くときもだけど)脳内で音声再生するタイプなので、
この作品の早口と、自分の身体の中の音声リズムが違いすぎたのかもしれない。
それがストレスになって自律神経が狂って体調を崩したのかも。←自律神経が弱い人
まあ実際のところ因果関係は分からないけど。でも2時間耐久だし堪えたのは確かか。
体感では5時間くらいあった気がする・・・辛い時間は長く感じるもの。
間も取らないから、リズムを調整する時間もないし。強制スクロールに巻き込まれる感じ。
TV放送はCMがあるからまだ休憩できるけど、劇場で見てたら地獄だったかもしれない。

作品のIQは高い。間違いなく高い。頭いい。すごい。でもそれだけ。
ある脚本家さんの対談だかで、脚本家になりたいですって人が持ち込みをするんだけど、
それは大抵脚本ではなく設定なんだよねーって話を聞いたことがある。
シンゴジもそんな感じなのかなーって。
情報の羅列。
それを物語無しでこのペースで視聴者に処理しろというのは酷な話。
面白いかつまらないかと聞かれたら、ツラい(身体が)と答えたい。

自分はミクロな人間の心、感情、情念、情緒に重きを置くタイプなわけですが、
やっぱり人間・個人の物語・ドラマは柱として必要だなって再確認できました。
芹沢博士のいない初代ゴジラが現在のような評価を得られたか・・・つまりそういうことです。
別に深い話じゃなくてもいい。シンプルでもいい。人間が見たいです。人々や人類じゃなくて。

とにかく疲れた。今でも会話シーンを思い出すと胃がキュッてなる。
もう一度見たいとは思わないかな。
見ててしんどいゴジラ。
それがシンゴジ。
お後がよろしいようで。ぽんぽん。



進化する怪物に薬剤投与ってことで、またエボリューションとか見たくなったなぁ・・・
IQの低い娯楽映画マジ楽しい!



【11/15追記】
もしシンゴジに明確な人間の主人公がいて、そのように描写されていたら。
その場合、物語性の有無の問題だけでなく、
視聴者が、情報の多すぎる会議シーンをテキトーに受け流しつつ、
主人公の行動に焦点を絞って視聴できるというメリットが出来ていたと思う。
その場合、情報の取捨選択が楽になる。主人公周り以外の情報を捨てられるから。
会議は雰囲気と結果だけ貰って、視点は主人公を追うという楽な視聴が出来たはず。
(会議の結果が主人公に影響し、それに主人公が反応できるため分かりやすくもなる)
誰も彼もが情報自体を求めて視聴をするわけではなく、
感覚的なもので視聴し、情報はそれに付随するもの、という人も多いはず。
情報の提供の仕方。視聴者の負担を減らす努力。それが欲しかったかな。

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2017年11月08日

ニンニンジャー【TV放送分感想】

ニンニンジャーもリアルタイムでは見てなかったので補完。
TV放送分まで。
世間的な評判が芳しくなかったので心配していましたが、杞憂でした。
本作はシナリオよりもキャラクターとアクションで魅せる作品だったと思います。
あと賑やかなノリ。お祭り戦隊ワッショイジャーでも通用しますよね、これ。

キャラクターも初期は確かに不安があったのですが、
タカ兄がチームワークを意識するようになってから格段に安定していきました。
自分の欠点を自覚して他人を頼りつつ、自分の強みには自信を持って役割を果たす。
これってそうそう出来ることじゃないですよ。
人間、自分の苦手なものにすらプライドを持ってしまって目が曇りがちですしね。
タカ兄はホントいいキャラに成長してくれました。
どんな困難が立ちはだかっても『燃えてきたー!』と自分を奮い立たせ、
自分に出来ないことは仲間に任せて、自分は自分に出来ることを全力でやる。
猪突猛進型でありながら積極的に自分を歯車に出来る、魅力的な主人公でしたね。

赤以外のメンバーもそれぞれ個性的。
タカ兄という濃いキャラが中心にいながら、誰ひとり空気にならなかったのはお見事。
サブキャラもちょっと厳しい爺ちゃんと優しい父で差別化できていたし、
親子3代同時チェンジはテンション上がりまくりでした。

そしてもう1人、自分はタカ兄と並ぶ主人公として九衛門を挙げます。
細かい設定は後付けでしょうが、最終的にああいうオチにしたのは好印象。
家族という存在への渇望と、ラストニンジャである好天(お爺ちゃん)への憧れ。
九衛門はいつ頃からか『僕がラストニンジャになる』と口にしていたわけですが、
幻月復活や、終りの手裏剣を使うだけなら、ラストニンジャの称号は必要ないわけで、
その称号に拘っていたのは、やはりそこに執着があったからと考えられます。
九衛門が不意打ちとはいえ爺ちゃんを倒して忍タリティを奪ったのも、
ラストニンジャ継承の正規のプロセスであったとも言えますし。
また幼い頃に使命だけ与えられて遠い未来に単身送り込まれれば、
家族の愛情に餓えるのは当然のことでしょう。
本当なら爺ちゃんや旋風が九衛門の家族になれれば良かったのでしょうが、
使命を果たせば本当の肉親に会えるという事、
また肉親の情への飢えから血縁を重く考え、それを相手にも当てはめてしまい、
その結果、自分が旋風の当て馬であると考えてしまうのは必然かもしれません。
九衛門とキンジは対存在ともいえる関係で、これがニンニンのひとつの筋でした。
キンジが宿敵を倒すという5人の仲間が手を貸しやすい目的を持っていたのに対し、
九衛門は幻月の復活という誰にも話せず内に秘めるしかない目的を持っていたことが
2人の大きな違いだったのかもしれません。
視聴者目線で救いがあるとすれば、九衛門は爺ちゃんを倒しましたが、
爺ちゃんは既に死んでいたわけで、フィジカルな意味では殺害はしていないこと。
ラストニンジャの継承においては、忍タリティを奪うのは相手を殺す必要があるものの、
旋風に対しては殺害することなく忍タリティを奪い、記憶を消すに留めていること。
この辺は含みとして優しく解釈しておきたいところです。
ニンニンジャーのシナリオは、メイン5人は成長物語に留まり、
本筋は 【好天・旋風】←→【九衛門】←→【キンジ】 で構成されていたので、
そういう意味では、九衛門はもう一人の主人公と呼べる存在であったと思います。
ガンダムでいうとタカ兄がアムロで九衛門がシャア的な。中の人はララァだけど。

まあシナリオという話になると、ちょっと苦しいところもあるわけですが。
ラストニンジャ。これがこの作品にとってのアキレス腱だったのかなー、と。
これもおそらく細かい設定は後付けだったのでしょうが、
継承には師匠を殺さねばならないという、どこぞの聖帝みたいな設定が結構厳しい。
これのおかげで、爺ちゃんがどういう想いでこれまで孫や弟子を育てていたのか、
それがちょっと分かりにくくなったなー、と。
まあこの設定を聞いたときに自分がまず考えたのは爺ちゃんが継承したときの年代で、
継承時期が今のタカ兄くらいの歳として、演じる笹野さんの年齢から、
先代から受け継いだのは昭和40年頃。でも爺ちゃんは幻月との戦いで死亡しているので、
そこからは歳を取っていないと考えてその分を差っ引くと、継承時期は30年代か。
裏稼業とはいえ、昭和30年代と現代では物の考え方も大きく違うのは間違いないわけで・・・
爺ちゃんは遺言で6人+旋風のことを凄く理解していたわけですが、
結局のところ、ラストニンジャを継がせるつもりは無かったということでしょうか。
タカ兄はお爺ちゃん大好きっ子。命を奪ってラストニンジャになるという選択は絶対に無い。
それは爺ちゃんも分かってるはず。
旋風は優しすぎるから忍者になれなくてよかった、というようなことも言ってた気がするし、
最終試験と称して孫や弟子の成長を確認しつつ、
自分の代でラストニンジャを終りにするつもりだったんでしょうかねぇ・・・


さて、アクション。これがまた良かった。
アクションは段差のある地形が多かった印象。
平面ではなく、上下の空間を使ったアクションが面白かったです。
階段でのバトルとか多かったなぁ。
忍者という題材は東映的にやりやすかったのかもしれませんね。
巨大戦も身軽なアクションを見せてくれて、かなり新鮮でした。
これだけでもエンタメとして十分見応えがありましたね。


というわけでニンニンジャーTV放送分でした。
シナリオには若干後付けっぽさが強かったものの、最終的にはいいところに着地できた感じ。
九衛門はいい感じにしっとりとした切なさを残してくれました。
メインキャラたちの成長物語の部分はよく描写できていたし、
それを最終的に『守破離』で表現したのも個人的には非常にポイントが高いです。
キャラが(クセはあるのものの)魅力的で、アクションが凄くて、見てて元気になれる。
そんな気持ちのいい戦隊でした。


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2017年11月07日

トッキュウジャー【感想】

ネタバレあります。
・・・と言っておくべきですよね、この作品の場合。

リアルタイムでは当時、
夜型生活(といっても寝るのが24~25時程度ですが)で朝起きるのがツラくて、
32話あたりのネタバレ回&五つ巴戦の満足度が高くて一旦燃え尽き、
そこからしばらくして夜型生活をやめてジュウオウから戦隊視聴にも復帰。
それを機に途中だったトッキュウジャーも補完しました。
その後、ニンニンにも手を出しつつ、VSまで全て視聴完了。
というわけで、トッキュウジャーの感想です。


印象としては『優しい戦隊』。
いろんな部分で優しさに包まれた世界だったなーと。

シナリオは小林さんらしい爆弾起爆型。
トッキュウジャーのキャラ配置は割とベーシックですが、1号(赤)のライトがかなり特殊。
小林作品は主人公の特徴がそのまま作品の特徴になることも多いですが、
本作もライトの性格がそのまま伏線であり、作品最大の特徴にも繋がりました。
ガキっぽいと思ったら本当に子供だったとは・・・納得するしかないですわ。
また各キャラの性格も各家庭の事情に合わせたものになっていて、
ああ、こういう家庭だからこういう子なのか、と納得できるものになっていたのも驚きでした。
そんな子供たちが親と再会するために様々な街を巡り、
人々を助けながら自分たちの街を探して旅をする。
敵を倒すのが最終目的ではないというのは本作の特徴であり、
その結末が敵を倒した爽快感ではなく、帰るべき場所に戻る喜びで締められるのは、
視聴後の余韻を本作独自の優しい感動として残してくれたと思います。

追加戦士もインパクト大。毎回のように視聴者の腹筋を攻撃してくるナイスガイ。
立ち位置がかなり特殊ですが、その役割は超重要。
仲間であり、保護者であり、手間のかかる弟のようでもある。
最終的に5人とは違う立場から互いを支え合える大事な存在になりましたね。
Vシネではヒロイン化してたし・・・

本作を語る上で欠かせないのは敵キャラたち。
キャラが濃い上に各キャラの思惑が交錯するので、敵側だけでもすごく面白い。
トッキュウジャー側の物語が静なら、こちらは動でしょうか。
貴族モチーフということで戦闘も優雅。
もともと戦隊はアクションがいいけど、トッキュウの幹部戦は特に面白かったですね。
トッキュウジャーが子供であるためか、幹部がトッキュウジャーに倒されることはなく、
皇帝ゼット以外の幹部は皆キラキラを得て散るという美しさも印象的。
ゼット自身は最後までキラキラを手に入れられなかったとされているけど、
キラキラを求める心は既にキラキラなんじゃないかな、とも思ったり。
他人のキラキラを奪うのではなく、キラキラを見ることに喜びを見出せるようになれば
ゼットも少しは満たされるかもしれない。
グリッタいわく、キラキラは闇あってこそ。
闇自身がキラキラになることはなくても、闇の隣にはキラキラがあるものです。
人が生きる限り闇は必ず生まれる。ゼットもいつか復活するかもしれませんが、
そのときはキラキラとの向き合い方が変わってたりしてたらいいですね。

本作は5人が子供だったというのが最大の爆弾だったと思うわけですが、
もうひとつ、最終盤用の爆弾が仕掛けてあったと思います。
それはゼットの見たキラキラが執着していたライト個人のキラキラではなく、
ライトを含めた不特定多数の人間のキラキラであったこと。
小さな爆弾ですが、この一発はかなり効果的。
これが判明したのは最終話でしたが、人々のキラキラが灯篭の光として表現され、
その光が空に伸びて線路になるシーンは、本作最大の鳥肌ポイントだったと思います。
強大な闇に対抗するのは個人のキラキラではなく、人々の、みんなのキラキラ。
ライトの闇とか、ゼットとの因縁とか、前話までの展開はミスリード。やられました。
最後の巨大戦はその勢いのままロボではなく電車形態で片付けましたが、
変形機構のない烈車も販売されていたことを考えると、それもアリかな、と思ったり。
キラキラの線路を活かすなら、烈車形態のほうが説得力ありますしね。

旅の末、家族に温かく迎えられ、元の姿、元の生活に戻れたトッキュウジャー。
自分の生きる場所を見つけた明。
愛情や忠誠心など、他者を想いキラキラを得て散っていった幹部たち。
自身のキラキラは得られなかったものの、グリッタが傍で寄り添ってくれるゼット。
登場人物それぞれの結末が、それぞれに優しいものであったように思います。

大人のトッキュウジャーと子供のトッキュウジャー、双方が一緒に揃っての締め。
視聴後の穏やかで優しい温かさ。
それが染み入る、とても心地よい作品でした。

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2017年09月04日

モンスターハンターストーリーズRIDE ON 1年目感想

まだ番組は終わっていませんが、一区切りとなる1年目まで。
まさか2年目突入とは思いませんでしたねぇ・・・
なお、ゲームのほうはやってません。

一言で言うと『丁寧』。
物凄く丁寧。キャラの描写とか積み重ねとかほんと丁寧。
アニメきっかけでゲームをプレイした友人に聞いたけど、
アニメの1クール分の内容はゲームでは開始直後の冒頭のシーンだったとか。
これによって村の生活シーンが続き、人によっては退屈と映ったかもしれませんが、
でもそのおかげでシュヴァルママの掘り下げと視聴者の感情移入が進むわけで、
その結果リュートとシュヴァルの心情描写が非情に深いものになりました。
覚悟の上での、計画的な構成でしょう。

話の軸になるのはやはりリュートとシュヴァル。
この2人が道を分かち、和解するまでを4クールかけてどっぷり描いたわけですから、
そりゃ丁寧にもなるってもんです。
シュヴァルの心の硬化、リュートとのすれ違いから拒絶、更には敵意を向けるまでになり、
それに打ちのめされながらもひたすら絆を信じるリュートの姿は涙無しには見れません。
そして彼らを支えるレウスとレイアの健気なこと。レウスとのシーンは何度見ても泣けます。
見た目が物議をかもすナビルーもリュートの支えとしてかなり重要な存在でしたね。
レウスを失い、シャヴァルが去り、リリアは書士隊に、他の仲間もシュヴァルについていき・・・
そんな中、ずっと一緒にいてくれたのはナビルーでしたから。ウザ可愛い。
キャラを出入りさせてパーティに変化をつけたのも良かったのではないでしょうか。
裏方として情報収集に励みサポートしてくれるリリア、頼れる兄貴分のリヴェルト、
ツンデレ可愛いライダー仲間のアユリア、賑やかしのムードメーカーデブリ。

重要な場面ではシモーヌも協力してくれましたね。そして村のみんなも。
リュートは
基本的には前向きなんだけど精神的にキツイ場面も多いので、
こういった周囲の人たちに支えられてきた印象は強いです。
そしてアニメ版ではミル・ヒョロが追加され、その2人がシュヴァルに同行しつつ、
シュヴァルのやり方について行けずに離れていきシュヴァルが孤立するなどしたことで、
リュートとシュヴァルの対比がすごく際立ったと思います。
この辺はメイン2人を主軸にしつつ、周囲のキャラの使い方が上手いなーと思いましたね。

モンスターの描写やアイテムの使い方もモンハンプレイヤーならニヤリと出来るものばかり。
こういうところにもしっかり気を配ってるのも好印象でした。

精算アイテムすら話に取り入れたりしたのはなかなか貪欲だったと思います。

ちょっと残念だったのは、2年目が決まったせいか、
1年目最終決戦の時点で2年目の要素が含まれていたこと。
具体的にはアユリアの不在と、1年目最終回に2年目の引きが存在したこと。
これにより、アユリアを含めた主要キャラ全員参加の最終決戦とはならず、
またこの(1年目の)最終回は何の憂いも無くスッキリ終了、ということになりませんでした。
一旦この最終回で綺麗に終わって満足したかった人もいるんじゃないかなぁ。
これはスタッフ自らハードルを上げてしまったような気も。
これで2年目の最終決戦が1年目に劣るようなら、
ここでアユリア含めて全員出して一旦スッキリ終わらせておけば良かったってなるし。
逆に言えば、2年目が今以上に盛り上がるのなら、ナイス折り返しになるので、期待。
アユリアのメインヒロイン昇格もありそうなので、ちょっとラブコメにも期待できる?
リュートとの関係に変化があるのか無いのか、楽しみです。



このとても丁寧な作りと、それを貫く意志と覚悟には感心させられましたね。
やはり積み重ねは大事。キャラの心を丁寧に積み重ねれば、視聴者にも通じます。
地味でも丁寧に積み重ねることの重要さを身に沁みて理解させられる1年でした。


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