まだ番組は終わっていませんが、一区切りとなる1年目まで。
まさか2年目突入とは思いませんでしたねぇ・・・
なお、ゲームのほうはやってません。

一言で言うと『丁寧』。
物凄く丁寧。キャラの描写とか積み重ねとかほんと丁寧。
アニメきっかけでゲームをプレイした友人に聞いたけど、
アニメの1クール分の内容はゲームでは開始直後の冒頭のシーンだったとか。
これによって村の生活シーンが続き、人によっては退屈と映ったかもしれませんが、
でもそのおかげでシュヴァルママの掘り下げと視聴者の感情移入が進むわけで、
その結果リュートとシュヴァルの心情描写が非情に深いものになりました。
覚悟の上での、計画的な構成でしょう。

話の軸になるのはやはりリュートとシュヴァル。
この2人が道を分かち、和解するまでを4クールかけてどっぷり描いたわけですから、
そりゃ丁寧にもなるってもんです。
シュヴァルの心の硬化、リュートとのすれ違いから拒絶、更には敵意を向けるまでになり、
それに打ちのめされながらもひたすら絆を信じるリュートの姿は涙無しには見れません。
そして彼らを支えるレウスとレイアの健気なこと。レウスとのシーンは何度見ても泣けます。
見た目が物議をかもすナビルーもリュートの支えとしてかなり重要な存在でしたね。
レウスを失い、シャヴァルが去り、リリアは書士隊に、他の仲間もシュヴァルについていき・・・
そんな中、ずっと一緒にいてくれたのはナビルーでしたから。ウザ可愛い。
キャラを出入りさせてパーティに変化をつけたのも良かったのではないでしょうか。
裏方として情報収集に励みサポートしてくれるリリア、頼れる兄貴分のリヴェルト、
ツンデレ可愛いライダー仲間のアユリア、賑やかしのムードメーカーデブリ。

重要な場面ではシモーヌも協力してくれましたね。そして村のみんなも。
リュートは
基本的には前向きなんだけど精神的にキツイ場面も多いので、
こういった周囲の人たちに支えられてきた印象は強いです。
そしてアニメ版ではミル・ヒョロが追加され、その2人がシュヴァルに同行しつつ、
シュヴァルのやり方について行けずに離れていきシュヴァルが孤立するなどしたことで、
リュートとシュヴァルの対比がすごく際立ったと思います。
この辺はメイン2人を主軸にしつつ、周囲のキャラの使い方が上手いなーと思いましたね。

モンスターの描写やアイテムの使い方もモンハンプレイヤーならニヤリと出来るものばかり。
こういうところにもしっかり気を配ってるのも好印象でした。

精算アイテムすら話に取り入れたりしたのはなかなか貪欲だったと思います。

ちょっと残念だったのは、2年目が決まったせいか、
1年目最終決戦の時点で2年目の要素が含まれていたこと。
具体的にはアユリアの不在と、1年目最終回に2年目の引きが存在したこと。
これにより、アユリアを含めた主要キャラ全員参加の最終決戦とはならず、
またこの(1年目の)最終回は何の憂いも無くスッキリ終了、ということになりませんでした。
一旦この最終回で綺麗に終わって満足したかった人もいるんじゃないかなぁ。
これはスタッフ自らハードルを上げてしまったような気も。
これで2年目の最終決戦が1年目に劣るようなら、
ここでアユリア含めて全員出して一旦スッキリ終わらせておけば良かったってなるし。
逆に言えば、2年目が今以上に盛り上がるのなら、ナイス折り返しになるので、期待。
アユリアのメインヒロイン昇格もありそうなので、ちょっとラブコメにも期待できる?
リュートとの関係に変化があるのか無いのか、楽しみです。



このとても丁寧な作りと、それを貫く意志と覚悟には感心させられましたね。
やはり積み重ねは大事。キャラの心を丁寧に積み重ねれば、視聴者にも通じます。
地味でも丁寧に積み重ねることの重要さを身に沁みて理解させられる1年でした。