色んな所に旅行するようになって、その次に行きたいところを考える時に。
なるべく幻想を抱かぬように、思い入れを盛り込まないように。と心がけています。
あまりTHE旅っぽいのが苦手なのと、行って「思ったのと違うー」と思うのが嫌で。
だから目的地がお城だったり、博物館だったり、酒場巡りだったり、元色街巡り(笑)だったり。
そんな中。
朝早く起きて地元からひたすら愛車を駆って、だいたい450kmほど。これまで最長。ひええ。
午前9時40分くらいでしたか。目的地の街に到着しました。たどり着いたのは……。
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広島県尾道。えーと、なぜひたすら疲れも度外視してこの街を選んだのかというと。
わたくし。一番好きな女優さんが小林聡美さんで。一番好きな実写日本映画が「時をかける少女」。
あと尾美としのりさんが場面に出てくると、いつでもキュンとしてしまいます。
……つまりは、幼少期に大林宣彦映画にヤラれたわけです。正式な世代的には若干下ですが
(小林聡美さんの「転校生」は少し経ってから見ましたので。いまだにヤラれてますが)。
なので、それこそ子供時代から「行ってみたいなー」と思ってた場所でした。
ですが、前述のとおりミーハーな旅はヤだし、到着しても「うん、冷静に冷静に」と振舞いつつ。
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うわあ。「転校生」の一美が、自転車で駆け上った跨線橋!自転車クルマに置いて来た……!
少しミーハーが出始めたのをポリスマンに警戒されたので(笑)、何事もなかったかのように。
いやしかし、
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佇まいが、
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映画と一緒じゃん!それこそ自分の後ろから一美の自転車が追い抜いて、
一目散にこの跨線橋を駆け上っていきそうな雰囲気!……おっと、ミーハーが。
いかんいかん。確かに思い出の映画ではあるけれども、単なるロケ地巡りにするつもりは……。

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うわあ。入れ替わった事に気づかない一美がとぼとぼと降りてくる階段!
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ああ……これは、いかんなぁ。冷静に、と思いつつどんどんミーハーになっていく。
ファンタジーとかフィクションとかを一定距離でエラそうに醒めた目で評論しようとしてるけども、
やっぱり好きな作品と同一の光景が目の前にあると、いやあ、いかんわ。
この階段を上ってても、それこそ坂の上から強気な一美や気弱な一夫が降りて来そうな。
もちろんそれはあほらしい混同なのかもしれないけれど、この街はそれを直想させる場所。
だいたいここらあたりでリミッターが外れた桂は、この後ますますおかしくなって行きます。
続いて訪れたのは……、
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艮神社。こちらは「時をかける少女」にて、幼い頃の和子が神隠しから再出する場面。
大楠が、神秘的な雰囲気を醸し出しています。ああ、やっぱりいかんな。
このすぐそばの路地も、和子が土曜日の実験室へと時をかける場所です。うわあ。

閑話休題。ここらあたりでがっつりフィクションの中に浸ってる私ですが、
やはり現実的に、尾道の坂道はきつい。歩く事に抵抗がない私も、さすがに。
昔それこそ「いずれ歳を取ったら尾道に家を借りて」みたいな夢想をしてましたが、
それこそよほどの決意を持ってかからないと。
さて。
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うおう。あの針が逆回転する印象的なシーンで有名な梶山時計店。
初めて見た時は(それこそ幼かったので)ちょっと怖かった思い出があります。
ここから少し歩いて。
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次の目的地に向かう途中の古い道標。もったいぶって旅から帰って来て見た
「ブラタモリ 尾道」でも取り上げられていた、古街道の交差点。
この先で前記事に出てた親子のネコさんと出会いました。

以下次回!一緒に石段を転がってくれるパートナーもいない尾道第2弾(泣)!