エロテキストを書いてる途中で、「抽送」という言葉が一発で出ないと知る。
これって真っ当な日本語じゃなくて、「淫棒」「愛奴」とかに近いカテゴリのエロ用語だったみたい。
普通っぽい字面なのに意外。

そんなエロ用語をまとめて調べられるようにしたいと思って、「官能小説用語表現辞典」の文庫版を購入。

官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)

買ってから気付いたけど、期待してたのとはちょっと違ってました。
男性器・女性器・絶頂表現の様々な実例を載せた本だった。
一部引用するとこんな感じ。

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タフボーイ
 乳首を揉みたて、もう一方の手で茂みの下の割れ目を触った。るみ子は頭を振りたて、意味不明の声をあげ、唸り声と一緒についにタフボーイを口腔からずるり、と吐きだした。(南里征典『紅薔薇の秘命』)

肉地蔵(にくじぞう)
 何十人という男を喰って来たお葉であったが、これほどの名品は、見たことも聞いたこともない。
<肉地蔵>とでも呼ぶべき逸物であった。(鳴滝丈『花のお江戸のでっかい奴[色道編]』)

もっとムチャクチャにしてぇ~っ!
「ンオッ! フググッ! フグムングゥウグゥギィグゥ~ッ!」
(ああっ! 嬉しいっ! もっとムチャクチャにしてぇ~っ!)
 口の中の下着を噛みしめ、股間の指を激しく動かしながら、麻美はベッドの上でのたうち回った。(風間九郎『緊縛姉妹 肉虐に悶えて…』)

全宇宙と響きあう孔
 体内の奥深くで霊動を発するためのパワーを吸入する入口は、その赤い裂け目の滝なのだから、そこは全宇宙と響きあう孔であり、そこに宇宙の生命根である男根をインサートする前には、念入りに口潔めをして、お迎えの礼節をとらなければならないのだという(南里征典『欲望重役室』)

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これはこれで。
「ちんぽみるく」とか「ひぎぃ」を混ぜたくなる。

後書きによると、官能小説のエロ表現が凝ったものになったのは、昔のエロ規制との戦いの中で婉曲な表現が発達したからだとか。
今のエロ語が、表現の自由の中で下品さの極北を目指して生まれてるのと比較すると面白い。

昨今の規制も、婉曲表現でどうにかしてみてはどうか。

幼女→九九もわからぬ未熟者
ランドセル→真紅の背嚢

なんか違うな。



他にも、「マルドゥック・フラグメンツ」と「ふぁみまっ! 4」を買ってきました。
マルドゥックは第三部が出るのか。